土曜日, 5月 1

アワーズ6月号

今日は夜勤明け。夜は久しぶりの飲み会なので、できるだけ前倒しのスケジュールで立ち読みを済ませるつもりだったのに、結局レゲーの罠から抜け出せたのは夕方になってからだった(苦笑)。
定石に従って、まずは売り切れ&未入荷リスクの高いアワーズから優先して片付けようとV書店を訪れたものの、午前中に済ませておかなかったのは判断ミスだったと痛感…何でゴールデンウィーク期間中なのに、書店が大混雑してるんだよ? みんなサッサと旅行にでも行けよ!(笑) やっぱり不景気なのかねぇ…。
ほんとにシャレにならない混雑ぶりで、雑誌コーナーの前なんて立ち読み野郎(←女性もいたけど)が2列の層を成してるから、ほかの客や店員の往来にも支障をきたす始末…まぁポツンと一人だけ立ち読みして悪目立ちするよりはマシかも知れんが、これはひどいと言わざるを得ない。

アワーズは主要な連載陣に休載もなく、新連載2本に加えてトライガンまであったのに、予想よりも早く読み終わってしまう。このまま飲み会の会場へ向かうには少し早すぎるし、自宅に引き返すのも時間的に中途半端だということで、ダメもとで店内を巡回してみると、なんとメガミマガジン娘TYPEが立ち読み可能状態であるのを発見! 以前はシュリンクされていたはずなのに、規制を緩めようという方向なのだろうか…でも今日の立ち読み客の多さにウンザリして、またすぐに元に戻りそうな予感(苦笑)。

というわけでメガミマガジンを読んで時間を潰し、ちょうどいい頃合を見計らって飲み会へGO!(それでも予定より早く着いてしまったので、付近をウインドーショッピングする羽目になったが)
それにしてもレゲーに熱中して、まともな食事も仮眠も取らずに飲み会へ臨むことになったのは失敗だった…眠気と疲労のせいで、積極的に会話に加わる気力が出ないし。

惑星のさみだれ
さみだれと夕日が、今までの思い出を振り返りながらのバトル…という展開はベタなんだけど、これまで積み上げてきたモノが確かにあるから、普通に回想するだけでグッと来るものがあるのは、まぁズルいっちゃあズルい(笑)。
だがしかし、100点取って満足せずに120点を目指そうとするのが、この作者のエラいところ。今月も、更にもう一段の仕掛けをブチかまして来た…この場面でクラスチェンジ発現とかやられた日には、盛り上がるしか無いだろ! 「風巻の13体目に続いて、またルール無視かよ!?」なんて細かいツッコミは野暮。こういう展開を許容できるか否か、ほとんど紙一重のような気もするけど、「全力を尽くした上で起こる奇跡なら、許される」って、細田守も言ってたし。
こうなると、限界までハードル上げちゃっていいよね? さみだれの身体が治ってメデタシというオチは安直すぎるから、感動的かつ納得のいく結末を見せてくれ。
それでも町は廻っている
アニメ化決定おめでとうございます! さみだれの方が先だと思ったんだけどなぁ…。素材としては地味だし、上手くアレンジしないとヒットは難しいような…まぁ京アニかシャフトが作れば勝手に売れるだろうけどねー(←投げやり気味に)。
表紙こそゲットしたものの、アニメ化告知回の割には、あまりいい扱いじゃないような…新連載2本を優先したのかね? でも本編は久しぶりの良回。“謎”を“迷”と書いたり、自分の名前の綴りも間違えてしまうフォックスくん(←タヌキです)が可愛すぎる。パズル問題のメタ構造(=問題の外側に答えがある)は、富樫がよく使った手だな…昔なら感心したかも知れないけど、今では使い古された感が否めない。まぁ話自体が面白かったから不満は無いよ…ってか、推理モノの要素がある作品だということを忘れてたわ(笑)。
僕らはみんな河合荘
新連載。もう1本の新連載作品よりはマシ(←あっちは巻頭なのに…)ということで、あまり期待せず継続の予定。
ナポレオン~獅子の時代~
ランヌの言葉が胸にグサッと来るな…はいはい、どうせ言い訳ばかりの人生を送ってきましたよ(苦笑)。まぁ俺の場合は立ちすくむんじゃなくて、見当違いの方向に進んで自滅するパターンが多いんだけどな。一人の成功者の背後にいる、1万人の失敗者のひとりってワケね。でも一生に一度ぐらい、窮地に陥った仲間の元へ、絶妙のタイミングで駆けつけるような晴れ舞台が巡って来てもいいと思うんだ。
本編でも大陸軍戦報(←今月は人物編で、ポーリーヌ・フレース)でも、いいところ無しのジュノー。「愛人になってくれ」というナポレオンの申し入れを、全くオブラートに包むことなく単刀直入に伝えてしまう愚直さは、むしろドイツ人に近いような…全てのフランス人が、エスプリの効いた物言いをできるわけじゃないのね。あと“道に迷った”ネタはグルーシーのために温存しておくかと思ったけど、ここで使っちゃったか。
ドリフターズ
ようやく大まかな作品内ルールが明らかにされて、面白くなってきた。この手の作品で万能翻訳アイテムはお約束だけど、真面目にエルフ語を勉強しようとした与一の努力っていったい…(笑)。てっきり信長が主役で、美味しいところは全て自分で持って行こうとする性格だと思っていたから、「裏方に回る」発言は意外だったな。

金曜日, 4月 30

銀魂 シーズン其ノ四 9(完全生産限定版)

今日までの期間限定ポイントが250ポイントあるので、使わないまま流すという選択肢は有り得なかったものの、ベストのタイミングを見逃してしまったのは痛恨の極み。先週の金曜日に使っていれば、週末の楽天カード使用で3倍楽天ツールバー検索で+1倍、さらに楽天ブックス5倍、おまけに楽天イーグルス勝利で2倍合計9倍だったのだが…。

「ゴールデンウイーク中にデカいキャンペーンが実施されるに違いない!」という強気の読みに対して、実際は全ショップで2倍(PCと携帯の同時購入なら4倍)&楽天ブックスなら更に+2倍という、いささか期待ハズレな内容だったんだよね。これに週末の楽天カード使用で3倍楽天ツールバー検索で+1倍が加わっただけなので、合計7倍と、ここ最近としては低めのレートであると言わざるをえない。

仕方ないので、恒久ポイントを含めた全ポイント(合計1002ポイント)を一気に使ってしまい、少しでもダメージを和らげる努力を試みる…虚しい。同じ理由で、なるべく安い商品を買うべきと考え、選んだのがコレ。



例によって初回限定版ドラマCD付属なのと、本編のほうも人気投票編の後半2話が収録されていて、購入レベルはクリアしているので文句なし。
ちなみに先日届いた第4-7巻のドラマCDには、まんまと騙された(笑)。

なお、次回以降の購入候補として、イヴの時間 劇場版BD(初回限定生産版)を追加。amazon限定(タンブラー付き)は特に欲しいと思わないので、普通に楽天ブックスで購入することになるはず。

水曜日, 4月 28

ドラえもん 7 (藤子・F・不二雄大全集)

同様にPCメールで、予約していたSFマガジンの貸し出し準備ができたと図書館から報告があり、電車に乗って受け取りに向かう。
普通ならこんな面倒なことはせず、次に出勤した際に受け取りに行くのが当然ではあるのだが、今回の場合、明日の勤務シフトが予備待機なのでヒマを持て余すことが予想され、さらに先ほど立ち読みの代償を払い損ねた失態を早々にフォローできるというメリットもあるので、迷いは無かった。

そんなわけで、まずは閉館間際のギリギリのタイミングで図書館へ駆け込み、貸し出し手続きを済ませる。しかし閉館3分前とはいえ、まだ開いているのに「本日は閉館しました」の立て札を掲示するのはせっかち過ぎるだろ! 危うくあきらめて帰ってしまうところだったぜ。
その後、D書店でドラえもん第7巻を購入し、さっそく帰りの電車内で読み始める…まずはSFマガジンから先に手を付けるべきなんだろうけど、そういう気分じゃなかったので。

既読タイトルの中では、「おおかみ男クリーム」がダークホースの面白さ。初期作に散見される“ドラえもんが暴走、もしくは自滅する”パターンは、笑えるものが多いと再確認。そして「立ちユメぼう」の前半や「ジャイアンシチュー」のオチのようなブラック系のネタは、辛味や苦さと同じで、大人になると味わいが増すな。逆に「人間切断機」は期待しすぎたせいか、それほど爆笑できず。
未読タイトルの「人間用タイムスイッチ」は、のび太と同じ失敗(←午前と午後を間違えてアラームをセットしてしまう)をやらかした経験のある身としては、素直に笑えないので困る。
巻末の解説は瀬名秀明。SF作家ならではの視点でアプローチしてくれるものと期待していたのに、一介の読者としての思い出語りに終止していたのが残念。

サンデー&マガジン

帰宅してPCをチェックしてみると、けんぷファーBD第5巻が到着したとの報告メールが入っており、ひと休みした後で近所のファミマに向かう。回収がてら、ついでにサンデー&マガジンを立ち読み。

BD回収に応対したバイトのお姉さんは見慣れない顔(←新人?)だったのだが、注文番号の照合を求めてきたので少し焦った。「いつもは氏名を申告するだけでオーケーだったから、番号は控えてない」と答えたら、氏名の確認だけで商品を渡してくれたけど、考えてみればザルな手続きではあるな…。

ハヤテ
若クラウスを引き合いに出して「連載の最初と最後でぜんぜん違うキャラデザ」なんてネタを言ってしまえるあたり、作者的にはキャラデザ変更を全く後悔してないのかね? 俺は、まだ少し違和感が残っているんだが…。
それはともかく若クラウスとヤング紫子のやりとりを見るかぎり、ギャグのセンスについては順調に回復しつつあるようだ。クラウス→紫子→ナギと、大ウソツキの系譜は着実に引き継がれているんだな…次の犠牲者は誰になることやら(笑)。
物件に宿る殺気の正体が悪霊か何かだと仮定すれば、以前の持ち主は伊澄ママということで辻褄は合う?
絶対可憐チルドレン
“ある程度の”腹いせ3連コンボが、久しぶりに笑えた。

絶望先生
今週のテーマはミランダ条項。ネタのバリエーションと中身の面白さ、いずれも及第点という久しぶりのヒット回。
告白に対して曖昧な返事をすると、相手が有利に曲解する恐れがある…なんて言わずもがなだけど、敢えて明言(←条項の文に準拠したパロディ形式で)することで、可笑しさが生まれるという手法だな。
だぶるじぇい
部長がカエルネタで来ることは分かりきっていたのに、ああいう形で来るとは読めなかった…不覚! テンポの良い展開が面白さにつながっているのは間違いないけど、あの看板の絵(ラーメンに入浴するカエル)単体でもジワジワ来るものがあることに気づいた。一方、はじめの絵は上手いとは言いがたいものの、普通にカワイイと思います。
部費の徴収という問題は、次回以降にも引き継がれるのだろうか?

少年エース6月号

今日は早出勤務。しかも始発電車に乗らなければ出勤時間に間に合わないという最速のシフト…おかげで睡眠時間が3時間ほどしか取れなかったのだが、まぁこれは前日のスケジュール管理を怠った自業自得ではある。
それでも勤務終了時にはそこそこ体調が良かったので、明日に回すつもりだったD書店での少年エース立ち読みを、今日のうちに繰り上げ実施。
まずはガンダムエースの残りを片付けた後、本命の少年エースを読破。何気なく棚に目をやるとコミックガムが2冊並んでいるのを発見…結局また取り扱うことにしたのか。まぁK2書店まで遠征しなくて済むなら、それに越したことはないけどね。

立ち読み終了後、代償として藤子F全集・ドラえもん第7巻を購入するつもりだったのだが、ここで予想外の事態が発生…昨日ガンスリ第12巻を買ってから補充するのを忘れていたので、手持ちの図書券が足りないのである! 仕方ないので、泣く泣く何も買わないで帰るハメに…くそぅ、家には50枚以上のストックがあるというのに、何たる屈辱。

R-15
期待の持てそうな新連載って、ほんとに久しぶりのような気がするぞ。今月はもう一本新連載があったものの、そっちはダメっぽいし…。
メインヒロインが(いかにも今時ありがちなキャラデザと言われそうだけど)個人的にド真ん中ストライクなんだよねー♪ これはコミック作画担当と原作の挿絵担当の、どちらに注目すべきなのだろう? ちなみに前者の名前を検索してみたが、現時点では単行本を出していないらしい…残念。

  
左:コミック版、右:原作第1巻表紙

ストーリーの方も、ひとまず及第点のスタート。主人公がポルノ小説家という設定だけあって、とりあえず劇中に引用されている表現に関しては、それなりにマトモな文章で書かれているな…いやさ、「原作はラノベ」と聞いた時点で、読んでて頭がクラクラするような駄文じゃないかと不安になったから。まぁ気に入ったからと言って、いきなり原作を読んでみようとまでは思わないけどね。もうしばらくは、期待しつつ様子を見てみないと。
てんかぶ!
同じ号に掲載されているコミック版ハルヒの展開とタイミングを合わせたかのように、こちらも生徒会(←なぜか、こっちは“正徒会”という表記)と対決する流れ。
その正徒会メンバーとして登場した新キャラは、直江兼続、石田三成、真田幸村の3人…ってオイ、微妙に信長が活躍した時代とズレてないか?という細かいツッコミは、この学校にモヒカン部が存在した(←そして正徒会によって壊滅させられた)というインパクトの前には、どうでもいいのであった(笑)。
今回なかなか面白かったので、その勢いに任せて単行本を買っても良かった(←上述のように、手持ちの図書券はF全集を買うには足りなかったものの、てんかぶ第1巻ならギリギリ買えた)んだけど、あいにくD書店には入荷してなかったんだよね…あるいは少数だけ入荷して、早々に売り切れたのか。
RATMAN
長かったアンチェイン編が終わり、ガラリと雰囲気の変わった軽めのショートエピソード。
ピザ屋の常連客である女性に恋したファットマンが、アプローチするきっかけとして一計を案じる。夜道を帰宅中の彼女に悪漢ども(←ラットマン&ジャッキー戦闘員)が襲いかかり、そこに颯爽と現れたファットマンが見事な活躍で彼女を救う…というコテコテの筋書きは、勢い込んだファットマンがピザ投げ攻撃をしてしまったり、ジャッキーも投げ返して、グダグダの結果に…。
最後はお約束のハッピーエンドだったので、読後感は良し。
ネバーランド
第2回角川漫画新人大賞の準大賞受賞作。作画的にはまだまだ未熟だし、ストーリーもベタ(←ランカが街中で歌ってスカウトされたエピソードを思い出した)なんだけど、それが気にならないぐらいグイグイと引き込まれて読んでしまったし、見た目は地味だけど見せ方は上手いのだろうか?

火曜日, 4月 27

GUNSLINGER GIRL 第12巻

電撃大王を立ち読みした代償に、D書店で購入。
明日は待機時間の長い勤務なので、休憩室に持ち込んで読めるような、小さめの本を優先し、藤子F全集は後回しに…というかエスパー魔美第4巻は、早くも売り切れていたりする。
だが、ちょうど今日の電車の中でSFマガジンを読み終わってしまった──新連載がコミックだったり、飛浩隆の零號琴がツマラないので読み飛ばし(←この作者の作品は、どうも趣味に合わない)た点を考慮しても、1週間で読み終わるのはハイペースと言えよう──ため、帰りの電車では、買ったばかりのコレを読み始める羽目に…(笑)。けっきょく30分足らずの間に、3分の2ほど読み終えてしまった。

中表紙の“ピザを作るエンリカとソフィア”がいいね。きっと次のコマではオーブンが爆発して、2人とも黒コゲ&アフロ髪になるに違いない(笑)。しかし(本スレにも投下したネタだけど)表紙の構図って、どう見てもコレだよなぁ…



…そうか、この2人はFBIじゃなくて社会福祉公社の職員だったんだな、きっと。

電撃大王6月号

今日は休日。明日も連休ということで余裕に浸りすぎてしまい、家を出たのはかなり遅くなってから。おかげでD書店に到着したのは、閉店まで1時間しかないギリギリのタイミングになってしまい、あやうく読み残しが生じてしまうところだった。

苺ましまろ
透明のセル?にブッ飛んだセリフやマンガ的エフェクトを描いて、日常のひとコマの上に重ねて楽しむという美羽のバカ企画。もう少しAR技術が進歩したら、ニコ動みたいに新たな娯楽の手法として流行ったりして。
良回ではあるけど、そもそもそれ以前に(まともなページ数が)掲載されている時点で評価されるというのも、なにか間違っている気がする…。
ef - a fairy tale of the two.
ひとまずインターミッション?ということで、主人公2人が離れて、それぞれの知人と話しながら自身の心情を吐露し再整理を図っている状態か。で、ミズキのお相手を務めるのが千尋(←かつて似たような辛さを経験したから、久瀬の心境を推測できるというのは説得力あるな)となれば、個人的に大歓喜なワケで(笑)。
まぁ入浴シーンがあると言っても、この作者が描く身体のラインは、あんまりエロくないのが残念…顔とか服のように、描き込み密度が高いモノを描かせれば高評価なんだけどねー。そして千尋のビジュアル的な構成要素における眼帯の割合って、思っていたよりも高いんだな…外してしまうと、かなり印象が埋没して“どこにでもいる普通の女の子”になってしまう感じ。
おおかみかくし ~深緋の章~
眠の悲しい裏事情──義理(お守り様としての使命)と人情(五十鈴との友情)の板挟みに苦しんでいる──が判明する過去回想エピソード。眠がヒロインたりうる根拠であって、この物語の根幹に関わる情報であるはずなのに、何でアニメ版では全く触れられなかったんだ? 他にもダメな面が多々あったアニメ版だけど、この部分さえ描いておけば、少なくともキャラの行動原理だけは理解できただろうに…。
年端もいかぬ女の子に大鎌を握らせて、落ち人の抹殺を強要するとか、幼児虐待にもほどがある。てめぇら人間じゃねえ!…って、もともと人間じゃなかったか(笑)。
眠はお守り様の使命として、博士に近づかないよう五十鈴に警告したけど、大切な幼なじみが落ち人に堕するのを防ぎたいというのが本心であって、それがかえって五十鈴の反感を買ってしまう…というのも救われない話だな。そして何の役にも立たずに翻弄されるばかりか、むしろ状況を悪化させている感もあるヘッポコ主人公(笑)。
オオカミさんと七人の仲間たち
金持ちイケメンで勉強もスポーツも優秀という、スーパースペックな白馬の王子が登場。当然この手のキャラは、オタ向け作品ではユーザーの反感を買いまくるわけで、一転して下劣な本性をムキ出しにした挙げ句にヒドい目にあって退場…というのがパターンなわけだが、さてどうなる事やら。「意外な弱点が発覚して、ハーレムの外側でコメディリリーフとしてワンポイント出演し続ける」というのも、俺としては悪くないと思うけどね。
GUNSLINGER GIRL
さながら魚眼レンズを用いた実相寺アングルのごとく、両目の間隔とか額の広さに違和感ありまくりのヘンリエッタ最終形態だが、これはあくまで「条件付けの徹底による記憶と感情の完全な喪失」の異様さ、異質さを強調するための演出であって、またまた絵のタッチが変わったわけではない…はず。
ジャコモの配下の黒人(←単行本のキャラ紹介でも大きく扱われていたな)やら、パダーニャ残党の女テロリストやら、ここに来てジャコモ以外の敵キャラが多く描写されてるけど、向こうも一枚岩では無く、最終決戦では色々な動きを見せることになるという伏線? あるいは単に、各フラテッロに対戦相手を用意しようという事だろうか。
うさくんの脳みそやわらかい
5/27に単行本発売だそうで、来月は買う本が少なくて困っていたところだから、助かった。ところで今までの掲載分を全部あわせても、単行本にまとめられるほどページあったっけ? 今回は短期集中連載らしいけど、まさか来月に掲載される回も、同日発売の単行本に収録されたりして…。
今月は魚釣りゲームの開発…のはずなのに、ライバルキャラの頬を札束でひっぱたいて買収したり、しかもそれがミニゲームになってたり、さらにそれ専用のコントローラーまで開発しようとしたりと、例によって脱線しまくり。釣った魚を解体して調理するミニゲームは、一緒に食べる家族との早食い競争になるし…(←天地を喰らうⅡかよ!)
こいこい★生徒会
会長の妹ちゃんはハイスペックキャラかと思いきや意外と普通で、勝負を挑んだものの連戦連敗(笑)。挙げ句に「お姉ちゃん」発言への照れ隠しとして、てまりに告白して自爆という、個人的に嬉しすぎるシチュエーション…もうこの2人だけ登場すればいいや(笑)。
よつばと!
ほとんど最後尾の位置に載ってた…てっきり休載かと思ってたわ。電撃大王の掲載順ルールは知らないけど、単に入稿が遅くなっただけなのかね? オレ自身は最近つまらない回が多いと感じているわけだが、同じように思ってる奴が多くて人気が低下している可能性もあるのだろうか。
百合星人ナオコサン
ハシラのアオリ文句に“非実在”と書いて挑発しているように見せながら、実際の中身は過激なネタを徹底的に控えて、波風立てずに済まそうとしているように思えた。
そう言えばアフタヌーンコミックガムは、この問題に対して言及していた──とくに後者は「都内の書店に、雑誌の宣伝ポスター(←猥褻でも何でもない)を貼ってもらおうとしたら、条例を理由に断られた」と、編集後記で憤懣をぶちまけていた──のに、電撃大王は全く触れていなかったような…ひょっとして逃げ腰?

楽天アフィリエイト

今回は50ポイントもらえるとか。
今まで気にしていなかったけど、もらえる期間限定ポイントの内容も記入しておいた方が、買い物する際の参考になりそうだな。というわけで…

>2010年6月末に、2010年8月31日(火)まで使える期間限定ポイントで付与します。

…だってさ。すぐに期限切れするポイントしか寄越さないような企画も目につくけど、ここは期間が長くて、なかなか良心的と言えそうだ。



それにしても、かなり重いなコレ。

ついでに、もうひとつ。
ここは毎日のように宣伝メールを送って来てるようだけど、全て自動スパム処理されてるからムダなんだよね(笑)。

月曜日, 4月 26

夢幻ウタマロ

コミックガム立ち読みの代償として、K2書店で購入。K2書店には借りが貯まっているので、大物(←藤子F全集のどちらか)を買っても良かったんだけど、他店にウタマロが入荷するか不明だし(←マイナー感がプンプン)、代償候補が少ない来月のためにF全集は保留しておくという考えも脳裏をよぎったので、結局こちらを選択した。

あとがきによれば、元ネタは「ドリアン・グレイの肖像」だそうな。すると“紅蓮太夫”の名前には、ドリアン・グレイのアナグラムという要素もあるのかね?
世界名作をモチーフにした作品を…というのはアフタヌーン編集部の持ちかけたアイデアで、そこに作者の奥さん(←大学で英文学を専攻したとか)の助言が加わって決定したとの事。マンガ業界もアイデア枯渇が叫ばれて久しい気がするけど、テルマエ・ロマエとか見るとまだまだ大丈夫だという気がするし、むしろアニメ業界の方でこそ、もっとこういう古典からサルベージ&翻案したような作品が増えて、ジャンルの幅を広げて欲しいところ。

コミックガム6月号

今日は休日。天候にも恵まれたので、かねてからの計画を実行すべく、午前中は繁華街へ出かけた。

そもそもの発端は確か、今では音信不通となっている友人S。恐らく10年ほど前だったか…彼の父親が亡くなって葬儀に参列したとき、香典返し(←「香典は無用」との事だったけれど、こういう場合でも香典“返し”と言うのだろうか?)として百貨店商品券を頂戴したものの、使うアテが無いまま放置されていたんだよね。
百貨店の商品価格といえば基本的に定価(あるいはそれに近い高額)であって、吝嗇家のオレ的には眼中にないというスタンスだったんだけど、例外的に「どこで買っても同じ定価」という商品(書籍、CDなど)が存在することに気づいて、ならばということで確認に向かったわけである。

結論から言えば、期待は裏切られた。2つある百貨店は、どちらも売り場面積が狭く、そもそもコミック関連は殆んど扱っていない(←かろうじて、ワンピースの単行本が並んでいた程度)。子供向けで目に付いたのは図鑑や絵本の類だけで、一般小説はあってもラノベなど皆無だし、雑誌類もせいぜい模型雑誌ぐらい…なんつーか、俺が来ていた頃(←子供時代だから、四半世紀以上も前)のまま、時間の流れから取り残されているという印象だな。まぁそれは書籍売り場だけに限った話じゃなく、百貨店全体に言えることだったけど…こりゃ売上が下がって当然だわ。

2つの百貨店を結んだ途上にある、PCショップとオタ向け書店にも、ついでに立ち寄ってみたが収穫ナシ。書店のほうは、雑誌類の大半をビニールシートに入れて立ち読み防止に努めていた。エロマンガのコーナーも物色してみたけど、ネット注文不可だったたまちゆきの旧刊は見当たらず。もっと大きいorエロマンガ専門の店で探さないとダメのようだ。
帰りの電車に乗る前、駅のほぼ直上にあるK1書店を覗いてみると、アフタヌーンのみ立ち読み可能という状態。ここの基準は、よく分からんな…。とりあえず、ガムが入荷しておらず少年エースは読めないとなれば、今月のところは用なしだ。

午後からはチャリンコでK2書店に遠征し、コミックガムを立ち読み。繁華街を踏破した上に長時間チャリンコに乗ったことで、足腰はそれなりに疲労しているものの、まだ少年エースを片付けるぐらいの余裕はある状態…だったんだけど、その少年エースはレジ前に配置されていて立ち読み不可だったので、あきらめて帰ることにする。

帰途にあるスーパー(←サンデー&マガジンを立ち読みするために遠征している店舗)をチェックしてみると、新種のバニラアイスを発見したので、さっそく試し買い。大手とはいえスーパーなので上述の商品券は使えなかったが、同じく使い道に困って放置していたJCB商品券(←釣りを払い戻してもらえないのがネックだった)を利用できたのは幸いだった。
新商品は1000ml入りが388円。以前に食べたことがあるものの、味の評価を忘れてしまった別のアイスが2000ml入りで688円。しめて1000円オーバーなので、お釣りの出ない計算である。

そしてさらに帰路上にある金券ショップでは、大量の図書券(売価480円×50枚)が入荷している状況に遭遇。あいにく手持ちの現金が足りなかったので一時帰宅し、ついでなので職場から支給された汎用金券も換金してしまうことに決定。
まずは駅前のサービスショップで、汎用金券を公共交通機関用のプリペイドカードと交換。そしてそれを金券ショップで売却(←ゴールデンウィーク直前の需要増を見込んで、平時よりも高値で買い取ってもらえないかと期待したが、あいにく通常通りの95%だった)し、それを元手に図書券を購入した。
うーむ、これで当分の間は図書カードの出番が無さそうだけど、むしろ逆に、図書券の相場が値下がりしているのではないかと心配になってきたな。

こえでおしごと
全面的に予想通りの王道展開だった本編については、とくに語ることも無し(←いい意味で)。
次号の“重大発表”は、いよいよアニメ化決定のお知らせ? 原作の分量的に1クールは厳しそうだし、内容からしてもテレビで放送するのは(AT-Xの視聴年齢制限枠でさえ)困難だろうから、OVAを何本か出す方式というのが妥当だろうか。あるいは、放送では喘ぎ声に(ピー)音を入れまくって、DVD版で音声がクリアになるという悪徳商法だったりして。
kiss×sisあきそらのように、単行本の初回限定特典としてアニメDVDが付くというパターンも考えたけど、告知によると単行本第4巻は7月発売(今回も初回限定版あり)との事だから、来月発表じゃスケジュール的に余裕がないし、可能性は低いか…。
暴れん坊少納言
道長の関連イベントで、一番の有名どころが未消化だったな…これは迂闊。満月が割れたように見せかける小細工のタネは、かなり強引としか思えないけど、まぁいいか(←むかし読んだオバQの、剣を究めようとする時代錯誤の侍が居着いてしまう話を思い出した。金杉惣三郎?のマネをして「水面に映った月を斬りたい」と言うので、水をはった鍋の中に、月に似せて作った寒天を浮かべて、それを斬らせて誤魔化したという…)
大筋は予想通りだったものの、宣孝が犯人だと名乗り出たり、彰子が宴に顔を見せず引き篭っていたりと、細かい部分で予想外の展開がチラホラ…これだとラストは、紫式部サイドも含めた主要キャラ全員が、政治の表舞台から去って「あー、スッキリした」とか言いつつ終了だろうか?

日曜日, 4月 25

ガンダムエース6月号

今日は夜勤明け。帰宅してPCをチェックすると、銀魂DVD第4-7巻が受け取り期限間近だから早く取りに行けとの催促メールが(笑)。さっそく(と言っても夕方になってから)自宅近くのファミマまで取りに行き、ついでにガンダムエースを立ち読み。

オリジン
前哨戦。ジオン側は、シャア&ララァ以外はガトルばかり目についたけど、MS部隊は主戦力として温存、あるいは要塞内に篭らせた方が有効という判断?
今月は分量&内容ともに物足りない印象だが、来月ララァ散華まで一気に描くための“溜め”と考えるべきか。今月号は全般的に、あっさり読み終わってしまったように思えたんだけど、SDガンダム関連のページがけっこう多くて、それをぜんぶ読み飛ばしていたのが原因だった(笑)。
ガンネタ選手権
ブライト…どっちが左舷か知らなかったのかよ!? 水陸両用ザクデザートは局地戦用すぎるだろ(笑)。
ハマーン(ネオジオン総帥の正装バージョン)と地獄大使のシルエットが酷似しているというのは、目からウロコだったわ。
MSV-R
キマイラの増設パーツは、単なる不格好な箱にしか見えんなぁ…。もっとハッタリの効いた、ザンジバルの原型に沿ったデザインにするか、あるいは逆に、現実の宇宙機(←MGボールとかHGデンドロビウムのトラス構造みたいな)に近いリアルさで勝負するか、どちらかに徹するべきだったのに、あれでは中途半端な手抜きにしか見えん。
かつてのMSVにあって今のMSV-Rに足りないもの──沢山ありそうだが、その中のひとつ──はエンブレムだ!というわけで、キマイラのエンブレム(←もちろん図柄はキメラで)を設定して欲しかった。エース部隊所属機には部隊独自のエンブレムがあったけど、それとは別口の、艦艇用ということでさ。
大和田マンガ
ガンダムアイスの串に描かれた文字が「当たり」じゃなく「当たらなければ、どうという事はない」というネタが、久しぶりのヒット…あとの話は蛇足だったけど。
ガンダム創世は、次第にブームが盛り上がりつつあるというのにガンプラだけ在庫の山というのは違和感あるな…史実でもそうだったのか? 当時のファンはお布施買いしなかったのだろうか…超合金は買ったのに(笑)。また“カマト”から“ヤマト”に戻っていたのが謎…使用許可もらったのか、あるいは劇中の富野カントクと同じく、ヤっちまったモン勝ちで逃げ切るつもりだったりして(笑)。
ジョニー・ライデンの帰還
ド直球で行くなら「じつは主人公の正体がジョニー・ライデン」というオチなんだろうけど、さすがにそこは何らかのヒネリがあるはず…相方のゴツい黒人が「じつはシン・マツナガでした」とか言い出したらズッコケるけど(笑)。
ジョニーのキャラクター(風貌だけでなく、やや軽そうな性格も含めて)は、やはりギレンの野望(CV:井上和彦)以降のイメージに準拠するのかね? MSV直撃世代としては、初期のオッサンくさいイメージイラスト(妄想CV:ささきいさお)に合致するような、もっと豪快かつ精悍な感じで描いて欲しいんだけどな。幻のコミックジャパン創刊号に掲載された、キシリアに心酔する騎士を気取ったアレは論外ね。
フルアーマーガンダムを出したのは、MSVプラモのCMネタも絡めているのだろうか? あれはヒドい数の暴力だったな…吹っ飛ばされるジョニーザクが哀れだった。 
ハイブリッド4コマ
人気が出てきた故の増ページ? そしてそれに応えるかの如く、作者の方も好調なようで、数が増えたにも拘わらず良ネタ多し。「マスター」でなく「ご主人様」と呼ばれて喜ぶジンネマンとか、ソドンのレストランからメイド喫茶に移ろうとするランバ・ラル(←「その方が、兵たちも喜びます」というクランプの返答がナイス!)とか、濃霧にまぎれて全裸になったら服が行方不明になってしまうユーコンのコンビとか。
コノリーの旅番組には、とうとうミハルがアシスタントとして登場(←お互い、うっかり合言葉を口にしてしまった後「まさか、そんなはずない」と内心で否定する流れが可笑しい)。若かりし頃のシーマ様は可愛すぎ…と思ったら捏造なのかよ! コッセルは、「シーマ様を萌えキャラ化するための研究」として見始めた美少女アニメにハマってるし。
UCバンデシネ
ジョニー・ライデンのマンガといい、今月は「ヒロインに顔芸させよう」月間なのか? まぁミコットなんてどうでもいいから、別に構わないけどさ。いっぽう正ヒロインのミネバはと言えば、アップの顔がだぶるじぇいのフランソワーズ部長みたいに見えた。今さらだが、バナージの髪がベタ塗りなのに違和感…アニメ版の色を見た後だと、もう少し薄いイメージなんだよね。
池田コラム
対談相手は若井おさむ。東京に出てきた直後、ガンダムエース主催の飲み会に誘われて行ったら、アムロ贔屓が癇に障った池田(←当然、酔っぱらいモード)に説教されて大変だった…というのが最初の出会いだそうな。団塊世代オヤジの一番悪いところだな(笑)。当人は「本物のシャアと渡り合えて光栄」と言ってたけど、果たして本音か社交辞令か…まぁ翌日に潘恵子からフォローの電話があったという話も含めれば、得がたい経験だったと本気で喜んでいるのかも。
カイメモ
このタイトルになってから初めて、満点あげたくなる出来。こういう話が読みたかったんだよね~。子供向けロボットアニメのお約束だったご都合主義的な展開や設定を、何とかして整合性があるように解釈しようとする試み…これこそが寿司マンガ、いやガンダムそのものの醍醐味のひとつなワケで。
連邦軍が極秘裏に進めたい本命のプロジェクトはMS量産計画であり、そこからジオンの目を逸らせるための囮がV作戦。その使命(=ジオンによる破壊or拿捕)を果たして終了だったはずのホワイトベースとガンダムが予想外に生き延びてしまい、しかも戦果まで挙げていることに注目したレビル将軍が、「補給が欲しければ、また戦果を挙げてね♪」という状況を整えたという…マチルダの一連のセリフ(と、半ば現実逃避のためにアムロがひねり出した妄想セリフも、恐らく利用したんだろうな)をヒントにして、ここまで解釈を広げたのは見事。解釈部分の評価をさて置いて、推理を積み重ねるキャラクターたちのサスペンスフルな会話劇として見ても、充分に面白いし。
徳光レポート漫画
どうやって福井邸に侵入したのかは不問に付すとして、もう徳光は福井家のベビーシッターに転職すべきだな…そうすれば福井が仕事に専念できるから、変なマンガを描くよりよっぽどガンダム業界に貢献できると思うぞ(笑)。
しかしジオニストを気取ってるくせに、CCA関連について全く無知というのには、さすがに呆然とした。「富野が監督した作品しか知らない」というパターンは多いけど、「0083以降の時代は全く興味ナシ」なんて奴は珍しいわ。
富野です
いつもなら長い&そろそろ腰が限界ということで後日に回すんだけど、題材が軌道エレベータと聞いては見過ごすことなど出来ないぜ。“宇宙”エレベータという呼び方は野暮ったくて好きじゃないんだが、一般人に浸透させるには分かりやすさを最優先させるべきということで、涙を呑んで諦めるしかあるまい。
ロケットの呪い”が富野個人のレベルで済む話ならどうでもいいけど、これがもっと大規模(世代レベル)に影響を与えていたとすると、それを打ち破るのは難儀しそうだぞ。やはり早急に(ガンダムでもハリウッド映画でもいいから)、説得力のある軌道エレベータの映像を見せて、イメージの喚起を図る必要があるな。
実際に建造するとなると、やっぱり国際プロジェクトになるのね。日本がリードして進めて、国を再建する足がかりに…というのは夢のまた夢か。オバマが音頭を取れば良かったのに…無理して火星なんて行くよりも、得るものは多いと思うんだけどねぇ。最大の障害が熱問題というのは盲点だったが「海底に光ファイバーケーブルを敷くよりも、軌道上にケーブルを設置するほうが簡単」という言葉には勇気づけられた。