金曜日, 6月 4

7月のコミック新刊発売予定

07/02    CLAYMORE 18    八木 教広    420
そろそろ来る頃だと思ってたわ…購入確定。

07/05    夏目友人帳 10    緑川 ゆき    420
こちらも購入確定だが、個人的に辛口評価だった第9巻での失点を取り戻して欲しいところ。

07/24    こえでおしごと! 4    紺野 あずれ    609
最近の展開は気に入っているので、購入確定。ただし限定版は特典に魅力がないのでパス。

07/26    機動戦士ガンダムUC バンデシネ 1    大森 倖三    588
ズバ抜けて高評価というわけでもないので、来月号の連載内容も踏まえて、その時の気分で。

07/29    ゆびさきミルクティー 10(完)    宮野 ともちか    540
ちょっと前に連載再開したと思ったら、もう終了か…実質的に打ち切り? 買う気は全くないけど、ブックオフで見かけたら結末だけは確認してみようかと。

7/12追記
07/01    お釈迦様もみてる スクール フェスティバルズ    今野緒雪    480
何気なく値上がりしてるな。ここにも出版不況の影か、それとも価格相応の分厚さになるのか?

07/30    セブン=フォートレス リプレイ アルセイルの氷砦(仮)    菊池たけし    693
だまされんぞー! もう絶対だまされんぞー!!(笑) まぁ俺の原点のひとつである事は間違いないんだよなぁ。

O/A 第1巻

ヤングエース立ち読みの代償として、D書店で購入。

巻末あとがきは、ボツキャラ2人によるコント方式で作品の裏話を…って、またてんかぶ第1巻と同じ「とりあえず内情暴露しとけ」パターンかよ!? 自虐ネタにも飽きてきたから、そろそろ何か新しいプラスアルファが欲しいところだな。まぁしかし

みはる「あのときは担当さんも肝を冷やしたってよ」
しほ「もう連載開始号も決まってた時期に及んで『ネーム書けません』だったからね…しかも、代わりに描いてきたのがSFという」
 (中略)
しほ「まだほとんど話してないよっ!? もっとページ取れなかったの?」
みはる「イヤ~、どうしても取れない訳じゃないんだけど、こんくらいのページ数に抑えた方が本の利益率いいんだって…(出版社的に)」

とか、話題のイヤらしさでは、こっちのほうが上だな(笑)。ページ数を増やさなくても、まずカバー下を使えば2ページ分は確保できるだろ…と思うのだが、見てみたら単なるカバー絵のコピーだけだったという手抜きぶり。この点については、ハヤテ単行本あたりのサービス精神を見習ったほうがいいぞ。

ヤングエース7月号

今日は通常日勤。昼休みを利用してD書店でヤングエースを立ち読み、そのまま職場に戻ってポメラで書き込み…って、エネループを再充電して以来しばらく使う機会がなかったので放置していたのだが、なんと間違ってエネループをプラスマイナス逆に入れていたことに気づかなかった(苦笑)。
うーむ、まずい。バックアップ用のリチウムコイン電池をムダに消耗させてしまったか。

さてヤングエースだが、店頭に陳列されていたのが見本誌1冊だけという状況(←残りはレジ裏あたりにストックされていたのだろうか? まだ入荷して間もない頃だったし、さすがに瞬殺したとは思えんが)だったので、少し焦った…しかも珍しく、他の立ち読ミストが利用中とは。
仕方なく、代償として購入予定のO/A第1巻が入荷しているかを先に確認するなど、しばらく店内を巡回して過ごすうちに、見本誌が空いて読むことができた。
どうやら、この特異なシチュエーションの発生原因はアスカのフィギュア

という競争率高そうな付録にあったようだ。それにしても今月号は、どうにもハズレ作品が多く目についたような…まさか作家や編集の連中が「この付録だったら、中身がテキトーでも売れるでしょ」とか考えて手を抜いたワケでもないだろうけど。
あと、大魔神カノンシュアリー・サムデイといったマルチメディア展開作品が、軒並み後ろのほうに掲載されていたのは偶然だろうか?

シュガーダーク 埋められた闇と少女
さすがに期待を背負った新連載だけあって、巻頭カラーでページも多めという厚遇ぶり。おかげで導入部の状況説明や共同墓地の不気味な雰囲気をじっくり描き、読者の関心を惹きつけることに成功している。まだ評価は未知数だが、「大賞受賞作品だから面白くなるはず」という期待も合算して、継続扱いだな。
最後に登場したヒロインは、ビジュアル的に及第点…と言いたいところだけど、それは単にかぶりものフェチである俺の個人的嗜好であって、フードを脱いだ絵は凡庸だったのでガッカリ。

まぁ、まだロクに喋ってもいないので、性格面キャラクターの評価は保留ということで。

もぎたて☆アイドル人間
メンバー各人が、自分のPVを撮影する話。初回からハズレなしの快進撃でハードルが上がってしまっているせいもあるけど、今回はイマイチだった。
面白かったのは、ナレーションでは明るい女の子とアピールしてるのに、画面内ではひたすら根暗に本を読んでるだけ、とうとうマンガまで描き始めちゃったよ!…というネタぐらいだな。

O/A〔オー・エー〕
先月までの時点で単行本の購入は確定していたものの、もし「今月号の評価待ち」レベルだったら、買わずにパスしてしまったかも…と思ってしまうぐらい、今月の評価は微妙だった。まぁ、その単行本の作業に時間を食われて、今月のネタを練るヒマが無なかったのかも知れないが。
ゲストヒロイン2人がお互い「合わせる顔がない」と逃げ出したのは、じつは自分の変態行為(←ひそかに彼の脱いだ服の匂いをかいだ&チョコにツバを混ぜた)を恥じていたから…という真相も、ネタとしては弱いな。
ところで、べつに近場で済ませても設定上の問題はないはずなのに、わざわざ京都まで遠征させた意味は?
①作者が取材(←という名目の慰安旅行)した成果を見せる必要があった。
②じつは作者は、京都在住。
③「こんなゲームあったなー」(←セングラのことかー!?)ネタがやりたかっただけ。

絶対少女聖域アムネシアン
ヒロイン2人の出番は僅かでサービスカットもないまま、敵味方の脇役同士が潰し合うという、どうでもいい話。週刊で連載してるバトル漫画ならともかく、月刊ペースでこの展開は駄目だろ。
次回も恐らく変態教師無双とか、ひたすら誰得。

廃人様のエンドコンテンツ
パーティメンバーのひとりに逃げられたネトゲ廃人コンビが、新たな犠牲者…もとい仲間を勧誘すべく、初心者の女子高生プレイヤーに魔の手を伸ばす話。
下ネタ全開の内容(←「ネトゲ廃人=トイレに行かない」というイメージをメタ展開して、女子高生キャラの放尿をじっくり観察しようとするとか)に対して、あくまで絵柄は素朴だったりするなど、何となく古賀亮一作品の雰囲気に近いかね?
今月の新連載の中では暫定トップの評価なんだけど、今後ネタ切れしないかどうかが課題だな。それと作画…せめてヒロインの顔だけでも、もう少し可愛く描いてくれ。

フレクライン
新連載。「とりあえずヒロインにバトルさせて、服をひんむいてエロシーン入れれば完成」みたいなB級テイスト炸裂の凡作…おっと「伝説の武器」という、これまたチープな要素も忘れずに。
キャラデザにも見るべきものは無いし、速攻で切り決定。

ECHO/ZEON
悪役よりもはるかにエゲツない性格のヒロインとか、いかにもこの作者の描きそうな作品。初回から家出少女が拉致監禁される話だったりするものの、エロシーンは無し…まぁ六道神士の絵でそっち方面のサービスをされても全然うれしくないのは、Holy Brownieで立証済みだから別にいいや。
もうひとりのヒロインの特殊能力(←耳で聞いた言葉はもちろん、火災報知器やパトカーのサイレンまで、そっくりの音を発することができる)は、いろいろアイデアを発展させられそう。しかし特に「続きを読みたい」と思わせるほどの作品でもないので、今回で切り決定。

水曜日, 6月 2

サンデー&マガジン

日が暮れてから、自宅近くのファミマへ。シーズン的にはスーパーまで遠征しても何ら問題は無かったのだけれど、恋姫無双BDの回収がてら、立ち読みも済ませてしまおうという事で。

ハヤテ
寄り道や脱線を繰り返しつつも、いちおう新居の話は続いているわけね。猫又は齢1000歳を重ねないと変化しないはずなので、あれは普通に、紫子の可愛がってた猫の霊というオチか。まぁネコ軍団のボスよりも、シラヌイのほうが余計なこと言って事態をややこしくしそうだが(笑)。最終的にはネコ軍団も同居することになって、シラヌイ&タマが仲間入りするという形で収拾? 話の流れによってはシラヌイが権力を握ったり、逆にタマが冷や飯を食わされることもありそうだ。

絶望先生
中国コピーネタは食傷気味だと思ったのに、アレンジ次第でまだまだ美味しく見せる方法はあるのだな…と感心。いちばん面白かったネタは「デスノートの中身が人間失格ぶんがくさくひんに入れ替わっている!」か。後半からオチにかけて失速したのは残念。
生徒会役員共
こっちは逆に、オチだけが面白い。アリアのお見合相手(←アリアの親の会社の、得意先の息子)が、メイドさんの“お得意様”だったという…文字に起こしてみるとヒドいな(笑)。
ネギま
久しぶりに大爆笑…いや、笑うところじゃないけどさ。よりによって、劇場版なのはコミカライズを読んだその日に、このネタをやるか!? こっちのフェイトは家庭環境的にあまり同情の余地なさそうだし、適当にボコってくれて全然オッケー。

メガミマガジン&娘TYPE

立ち読みの代償に惑星のさみだれを購入するとして、どうせならオビ付き(←V書店で確認した在庫は、第3巻・第4巻ともオビ無しだった)のほうが良いし、今日は連休で時間的にも余裕があるということで、チャリンコでSK書店まで遠征。
気がついてみるともう6月なワケで、最近まで涼しい日が続いてきたけど、ようやく季節相応の暖かさ…つーか、いきなり“暑さ”レベルになったな。なるべく日陰を縫うようにして移動したり、途中にあった公衆便所の手洗い場で水を拝借して気化熱冷却を行なったりと、ほとんど夏場に近い行動パターンを取らなければならなかった。
目的地に到着後も、店内はエアコンを入れず開放状態(←エコロジストとしては評価したいところだが)だったので、身体が冷えるまでの長いあいだ、汗をかきながら立ち読みすることに。

立ち読みの代償として、予定通りさみだれを購入。ちなみにオビ付きだったのは第3巻のみで、第4巻はオビ無し…まぁ新刊ではなく既刊用のオビ(←要するに、どれも同じ)だったので、1冊買えば充分ではあるのだが。
第4巻については、もう少し古本屋を漁りつつ、次の機会を待つとしよう。

娘TYPE
表紙&巻頭特集が迷い猫オーバーランって、今期の萌えアニメそんなに弾が少なかったか? これだけで勝負するのはマズイと思ったか、表紙の一部がシースルー処理されており、付録のkiss×sis脱いじゃうアニメーションボード

が覗ける状態になっているものの、付録勝負に関しては今月はメガミ(後述)の圧勝と言わざるを得ない。
ストパンは、アニメ2期に関しては特に目新しい情報なし。それにしてもコミック版のほうは確実に面白くなっているな…あとは、もう少し作画レベルが上がりさえすれば購入を考えることになるだろう。
リリカルなのはコミックは、シグナムを噛ませ犬扱いしたのが許しがたい…まぁ現実問題として、出番があるだけマシと思わなきゃならないんだろうけどさ。なのはさんは、またぞろ新兵器ですか…「カノン」だの「フォートレス」だの物騒な単語が飛び交ってるし(笑)。たぶん次は「ジャガーノート」か「ドレッドノート」だな。
本来ならこっちでやるべきはずのAngel Beats!は、ニュータイプ本誌で大きく扱われているのに、こっちは僅か1ページというのが謎。

メガミマガジン
こちらは逆に、(バカの一つ覚えと言われようが)手堅くけいおんを表紙&巻頭特集で。しかし今月号の最大のウリは、それよりも付録の充実ぶり(←ゆえに特別定価980円)だろう…こちらも相変わらずリリカルなのは頼りという問題を抱えているけど。
録り下ろしのラジオCD&描き下ろしジャケットは興味ないとして、もうひとつの別冊付録イラスト集はちょっと欲しいと思ってしまった。知ってる絵師は七尾奈留ぐらいで、その七尾の絵はあまりフェイトに合わない(←アゴの線とかのタイミングの問題だろうか)ものの、他の絵はおおむね好みだったし。
なのは関連以外にも付録はあり、Angel Beats!とWORKING!!のB2ポスターとの事だが、輪ゴムで本誌に巻かれている状態なので、正確な図柄は分からなかった(←露出していた面では、ABの天使の顔のみ確認)。メガミは娘TYPEと違って、公式サイトでピンナップのチラ見せもやってくれないしなぁ(←ついでに言うと、更新も遅すぎ。もう発売から何日たってるんだよ…)。
劇場版なのはコミカライズは、例によってヒロイン2人の顔が殺す気マンマンで怖いです…と思ったら、唐突に「リニスの日記が見つかった」と割り込み通信が入り、そこから一気にフェイトの回想モード→クールダウンして作戦の再検討へ。おいおい、このタイミングでこういう流れって、普通なら主人公側の逆転勝利フラグじゃないのか? もう完全にフェイトが主人公扱いで、読者も感情移入しているのは間違いないだろうし。

火曜日, 6月 1

母娘姦

ド直球すぎるタイトルだな(苦笑)。まぁネット注文が当たり前となった現在では心配無用なのだが、かつては書店で店員に直接アプローチするしか無かったわけで…よく利用していたのは個人経営の小さな書店で、店長の爺さん相手に頼んでいたんだけど、そこも今は店じまい(←恐らく爺さんが、仕事できなくなってしまったんだろうなぁ)してしまったし。

この作者に関しては、絵的には特に好みというわけではなく、ジャンル的な嗜好が一致したという点が大きい。しかし俺の手元にある既刊1冊と、それより古いこの1冊しか出版してないとは、寡作な作者だな…それで食っていけるのか?と思って検索してみると、ペンネームが2つあったのね。
そちらを含めてもやっぱり寡作だし、もうひとつのペンネームで出た本の大半はすでに絶版という…その半分は電子出版で入手可能らしいものの、今より古い作風に見えたこともありパス。この分では、新刊はいつになることやら。

ここ最近買ったエロマンガはイマイチの物が多かった(←絶版対策として、古い物から優先的にチョイスしている以上、致し方ないことではある)んだけど、今回のこの本に関しては、かなり満足できた。
絵柄は新刊と大差なかったし、ジャンル的にもブレが無いし。ひょっとして作者は、同じパターンしか描けないのだろうか…という気がしないでもないけど、黒猫館スキーの俺にとってストライクなんだから何の問題もないぜ! ただしパターンを遵守するあまり、4本目の作品が弟くんの関わるシーンを描かないまま終わったのは許せん(笑)

ぱふ7月号

昨日(夜勤明け)は、歯の治療と爆睡で一日が終わってしまった。
そして今日(休日)も、昨日からの眠気を引きずって昼ごろまではゴロゴロ…まぁ手元にSFマガジン(←昨日、図書館で借りたもの。ここしばらくは予約を確実に抑えることに成功しており、月末の貸し出し開始と同時に借りられている)がある状況なので、わざわざ本を読みに出かけなくてもいいや…という気分になってしまうのも大きいな。

それでも一応、夕暮れ時には家を出て、通勤電車でD書店へ。V書店でメガミマガジン娘TYPEが立ち読み可能なのを確認したこともあり、ぱふを優先して片付ける(←ついでにガンダムエースの残りも読破)ことにした。

おもな特集は“解決まんが”(←探偵・推理モノよりは、もう少し範囲が広い)とか男装女子&女装男子などだったが、とくに目を惹かれるような新規タイトルは無し。
作品単独としては、今更ながらテルマエ・ロマエが取り上げられており、現在連載中である新シリーズの内容をネタバレされないか戦々恐々としながら目を通したものの、幸い紹介されていたのは、既読である単行本第1巻収録分のエピソードのみ。後半の著者インタビューによると、もともとはTVレポーターなども含めマルチな仕事をこなしていたそうな。
そして今月号でも引き続き、非実在青少年条例の問題が取り扱われている。確かにこの件に関しては、女性が大きな声で反対を表明してくれることが、大きな力になりそうだ。

告知コーナーではハガレンが最終回を迎えたと記載されていたが、そこに書かれた「ダークファンタジー」という分類に違和感を覚える…そりゃあホムンクルスが出てくるし人は死にまくるし、該当する要素もあることは否定しないけど、ファンタジィ小説の流れをくむ本来の意味でのイメージからすると、そこに含めることにはためらいを感じざるを得ない。
「ならば、どのジャンルが適切なのか?」と問われると、返答に窮してしまうのも事実…大ざっぱだが“少年マンガ的な味つけをされた、ハード系ファンタジー”ぐらい? 確かアニメ夜話の公式本で「大ヒットしたにもかかわらず、ガンダムやセーラームーンのように、類似のジャンルやテーマ性を持った作品が後追い制作されることは無かった、ワン・アンド・オンリー的な傑作」みたいな評価を読んだ記憶があるんだけど、こういうテンプレ的なジャンル分けに収まらない作風だったことも、亜流作品を作りにくい理由のひとつだったのかも。
ちょうど今読んでるSFマガジン先月号が“スチームパンク・リローデッド”と銘打った特集を組んでいて、それによると近年におけるスチームパンクの定義は大きく変容している(←かつてハードウェアとしての蒸気機関やディファレンス・エンジンに魅了された身としては正直、困惑してしまうのだが)との事。旧来の定義に比べてファンタジー寄り…ぶっちゃけ「何でもアリ」の方向にシフトしているという解釈なんだけど、いっそハガレンもスチームパンクという結論で(笑)。