土曜日, 11月 28

月末進行・11月編(VS電撃大王)

今日は遅出勤務なので、早めに出勤してD書店で立ち読みするパターンを実行。電撃大王を読み終えて、ふと棚を見ると少年エースが4冊ほど平積みになっていた…どうやらあの後で予備の在庫を補充したらしい。まぁ昨日がああいう状況だったので、どちらにせよ選択の余地は無かったわけだが、慌ててエースを読まなくても良かったのかと脱力(さすがに、予備在庫の有無を店員に尋ねるようなバカな真似はできないから、仕方ないけど)。
立ち読みの代償としては現状、藤子F全集ぐらいしか候補が見当たらないのだけれど、今後の他店での立ち読みスケジュールとの兼ね合いもあって、今回は様子見。今のところ確実に購入決定なのはキテレツ大百科全2巻(←むかし持っていたてんとう虫コミックス全3巻には収録されていないエピソードが何本かあり、今回の全集にはそれらも収録されているとの事)なのだが、D書店には見当たらなかった。

イグナクロス
成恵の世界に続いて、なつかしい(だけの)タイトルがまたひとつ…。覚えているのは設定がムダに複雑だった事と、盛り上がりどころ(らしい)シーンがサッパリ意味不明だった事ぐらいだな。
昔の作品が次々に甦っているけど、ひょっとして時間の流れが逆行でもしてるのか? ああ、だから株価がどんどん下がって、経済も衰退してるように見えるんだ(苦笑)。成恵の作者はマンガ描けなくなる事情があったらしいが、こっちは何なんだろね…まぁ大して興味もないんだけど(←作者名すら覚えてないし)。そう言えば、また季刊誌が創刊されるとか…電撃帝王の失敗から何を学んだのか、ぜひ訊いてみたい。
のりタマ
新連載。第1話だけでは全く話が進まなかったので、一挙に第2話も掲載したものの、やっぱりほとんど話は進まなかった(笑)。“貧乏ヒロイン(←ホットケーキが主食というのは同情するけど、俺の経験から言わせてもらえれば、そういう食生活を続けると欝病に至る危険があるので、マジでやめとけ…と言いつつ、今日の夜食もホットケーキだったりする(笑)。いや、主食ではなく嗜好品として食う分には問題ない…と思いたい)が、人外と存在と半同居しつつ気ままに暮らす様を描いた作品”と書くと、アワーズの「おいでませり」に似た雰囲気みたいだな。この手の起伏の乏しい日常系ファンタジーは、読んでいて幸せに感じられるかが勝負の分かれ目だと思うのだが、その点では今のところ不合格。
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
こちらも新連載。アニメバブル崩壊の足音が聞こえる冬クール新作の中において、オリジナル物として期待を集める作品…のはずなのだが、典型的な「中身のない作品」で終わりそうな悪い予感もするわけで、少なくとも第1話を読んだ限りにおいては、その予感を否定できていない。
ガンスリ
今月はレールガンもそうなのだが、こういう「長編の中間にあたる話」は感想も書きづらいし、「お預け」食らってるみたいでストレスが溜まる。もちろん描く側が大変なのは分かってるけど、やはり読み手としては一気にまとめて読んだ方が楽しめるというのが偽らざる気持ちなわけで…。このタイプの作品が増えて「単行本出てからまとめて読もう」と考える読者が多くなったのが、「単行本は売れてるのに、雑誌の売り上げが低下している」という現象の一因ではないかと。
よつばと
ただ単に「何もない日常の一日」を描いただけの回。最近このタイプの回が多いけど、バカ話が無くなってしまうとすれば、第10巻は買わなくなる恐れが強い。
でじぱら
オーディオ系は興味ないのでパス。コラムのほうもTTのBD化企画についての話題で、特に目新しい内容は無し。

今月の楽天ショッピング

まずは、先日から実施されたヤマダ電機のポイント改悪について。

>Wスロットの条件となる購入金額が、200円以上から3000円以上に
>日用雑貨など、ほぼ全ての商品がポイント加算の対象外に。

単なる改悪なんてレベルじゃなく、ほとんど終了のお知らせという感じだな。まぁ前回の制度変更の際、改悪から目をそらすために行なわれた50回チャージについては残り7回まで使い込んでおり、ダメージが少なく済んだのは不幸中の幸いと言うべきか。ちなみに残りポイントは25000ポイント弱といったところ。さすがにこれ以上の改悪(ポイントそのものを無効化されるとか)は無いと思いたいが、信用できたものじゃないので、できるだけ早く使ってしまわないと。
楽天ポイントについても同様に油断ならないのだが、早々に打ち切り(あるいは、少なくとも期間限定ポイントへのシフト)が予想された楽天ツールバー検索によるポイント付与は、意外なことに現在も継続中。

そんなわけで本題。↑のような事があったので、楽天ポイントについても可能なかぎり貯め込まず早めに使い切る方針ではあるのだが、今日の時点で楽天ブックスがポイント5倍キャンペーン、楽天カードも5倍(実質は3倍)キャンペーンを実施中という状況でもあり、ここはなるべく現金で支払ってポイントを稼ぐべきと判断、期間限定ポイント(500ポイント以上あったので、捨てるという選択肢はあり得ない)だけ使って残りは現金払いとした。

購入する商品は、今月は迷うことなく決定。第1巻のドラマCD(初回限定特典)はそこそこ面白かったが、かなり必死にネタを絞り出してる感もアリアリなので、あまり過剰な期待はできないけど、購入動機になっているのは事実。まぁアニメ本編についても当たり回が2話分収録されているので、普通に購入決定レベルなんだけどね。ちなみに来月も、引きつづき銀魂でほぼ確定…たまクエスト編となれば悩む必要もないわな。

金曜日, 11月 27

月末進行・11月編(VS少年エース)

今日は休日。のんびりし過ぎて、仮眠から目が覚めたのは夜9時過ぎ。もうD書店は店じまいしてるジャン! どこで何から読むか考える必要がなくなったのはむしろ幸いと割り切り、残された唯一の選択肢であるK1書店へ。
立ち読み可能とすれば電撃大王のほうで、エースは封印されている可能性が高いと踏んでいたのだが、実際は予想の逆だった。そんなわけで少年エースを立ち読みし、代償として「よつばと」第9巻を購入。
それにしてもエースは、読みたい作品が少なくて困る。在庫が少なめだから優先的に読んでいるものの、ハッキリ言って積極的に読みたいというレベルじゃないんだよな(←立ち読みの分際でアレだけど)。今月も新連載が何本かあったけど、続きを読みたいと思わせるモノは皆無だった。高年齢層向けの作品はヤングエースで…という編集方針なのかも知れんけど、どうにも初心者オタ向けに思えるようなヌルい、萌えテンプレを並べただけのような作品ばかり量産してるように思えてならない。

てんかぶ
女体化ネタは食傷気味のはずなのに、今回登場のダウナー系な伊達正宗は妙に新鮮だった。独眼竜→邪気眼という発想は安直にもほどがあるものの、実際に転がしてみて(厨二設定の妄想を垂れ流す正宗、それを真に受ける信長、ツッコミ入れるサルというバランスでテンポよく回っている)面白いネタを生み出せた作者の勝利といったところか。
成恵の世界
お久しぶりの連載再開。あまりにも久しぶり過ぎて、設定もストーリーも覚えてないよ…というか、もういちど興味を抱けるか疑問…まぁ連載を読んで何か引っかかるものを感じられたなら、改めて単行本を読み直せばいいだけの話なんだけど。

木曜日, 11月 26

月末進行・11月編(VSコミックガム、ガンダムエース)

今日は夜勤明け。銀魂を見終わった後にD書店へ出かけ(←最近このパターン多いな)、コミックガムとガンダムエースを立ち読み。ガンダムエースの途中でギブアップするかと予想してたが、意外と疲れずに最後まで読み終えてしまった。文章記事が少なかったのと、あっさり読めてしまう(=深入りしない)作品が多いからだろうか。
今日の時点で少年エースが残り1冊だけなのを確認。明日はまず電撃大王を読みたいので、エースは明後日にするつもりだったけど、売り切れてしまうリスクを考えると優先して読んでしまうべきかも知れないな。
立ち読みの代償として、Kiss×sis第5巻限定版を購入。この形式(いわゆるOAD)って、実質的に「DVDが本体で、コミックは付録」にも拘らず、書籍扱いだから定価でしか買えないという購入者泣かせの商品なんだよな。完全受注生産だからメーカーは在庫リスク背負わなくて済むかもしれないけど、それは建て前で実際は、売れるのを見込んで予約数より多く発注する書店がリスク背負ってるのが現実…このKiss×sisも、まだamazonに在庫あるみたいだし(←アフィ参照)。斜陽のコミック&アニメ産業にとって、目先の利益を確保するには良い方法に見えるけど、リスクを押し付けられたユーザーや書店側が耐えられるかどうかが不明瞭で、この先も販売スタイルとして定着するかは疑問。

オリジン
ドズル番長禁止! 本家がネタに走り出したら、パロディで食ってる作家は立つ瀬がないだろ(笑)。脱線ネタはともかく本筋は普通に面白くて続きが気になったのに、じつはコレ、近日発売のムックに掲載される描き下ろしマンガの前半部分で、続きが読みたければムック買ってねーという仕掛け(←商売上手だな…俺は買わないけど)。インタビューで安彦が、ダイクンとデギン&ギレンの関係を、イエスとその弟子、あるいはビスマルクとヒトラーになぞらえているのは面白いな…ある思想が世俗に広められる過程で、その内容を変質させていくのは避けられないという。
というわけで来月は本編に戻って、「ひかる宇宙編」開始…なんか間抜けな字面だけど、敢えて平仮名に変更した意味は? 未消化のエピソードなんてほとんど残ってないから、この後さらに「ア・バオア・クー編」があるわけじゃないだろうし、これが最終章のタイトルなんだろうけど、何か締まらないな。
ユニコーン
コミカライズの連載開始が決定…と言っても描くのは虎ちゃんじゃなくて「リーンの翼」の人か。描き込みの密度は高いから手抜きには見えないけど、ややリアルに寄り過ぎ…というのが個人的評価だな。まぁユニコーンとは相性いいかもしれないけど。それにしても、まともにやるとすれば相当の長期連載になるはずなんだが、それまでガンダムエース(≒オリジンの連載)が存続しているのか心配。あるいはオリジン終了後の柱にする思惑なのかも知れんが、さすがにそれは買いかぶり過ぎという気がするぞ。
アニメの新情報としては、ガランシェール組のキャラデザが公開。ジンネマンやダグザといった準主役級を“濃く”描くことを優先した結果、それ以外の脇役おっさんキャラ連中は、相対的に“薄い”デザインにならざるを得なかったのだろうか(声が付けば、また印象変わるのかも知れんけど)。
トニーたけざきのガンダム漫画
レビルビームは熱光線♪ デギン・ザ・グレートの二番煎じみたいなネタだと思ったら、作者自身にも自覚あったようで、オチで予防線張ってやがる(笑)。部下たちの合体を見て「人型(モビルスーツ)の時代か…」
とつぶやくレビルが、妙に哀愁漂ってるのが可笑しい。
カレー味
本誌初登場の作者による読み切り4コマ。3人で1機のドムを操縦すれば、より複雑な動きが可能→余った2機のドムはラジコンで操縦(あれ?)→やっぱり負けたけど、やられたのは無人機なのでパイロットは無事だぜ!…など、テンポ良くネタを拡げていく造りで、なかなか面白かった。ハイブリッドなどに比べると作画レベルはまだまだ拙いし、連載を任せるには不安が残るけど、連載を重ねる過程でレベルアップしていったきのこのような例もあるから、思いきってやらせてみるのもアリかも。

水曜日, 11月 25

新たな“コンビニでの用事”

今日(25日)は泊まり勤務なのでスーパー遠征は不可。なのでサンデー&マガジンの立ち読みは、出勤前にコンビニで済ませてしまうわけだが、今週はDVD回収も預金のATM引き出しも無いので、別の用事を考える必要があった。
ちょうど最近、久しぶりにエロゲをやりたくなって、新たにDL方式で購入しようと某DLショップでの入会手続きを済ませており、今日いよいよ購入資金をコンビニから振り込んだ(←万が一のことを恐れて、なるべくクレジットカードは使いたくなかったのである…楽天やamazonのように多用する&大手ショップの場合は妥協したけど)のだけれど、これが振込金額は100円単位なので端数は諦めなくちゃならないとか、アダルト商品に関しては別個に年齢確認が必要(運転免許証のコピーを郵送するしかないか…スキャナもデジカメも持ってないし)とか、じつに使いづらい仕様で、これなら多少のリスクに目を瞑ってクレジットカード払いにしておけばよかったと後悔。

ハヤテ
連載250回記念で表紙&巻頭カラー。トビラページは見開きを利用し、左右にナギとアテネを分けて配置することでハヤテの心象を表わすというデザイン。なかなかの力作だが、これを描き切った時点で力尽きたらしく、本編は(買い物タイムには突入したものの)これまでの内容の再確認にとどまったのは、まぁ仕方ないか。
神のみ
状況(設定)を素直に話してくれる親切なゲストヒロインに、涙流して感激する桂馬が可笑しい。“ビジュアル的にはダメダメ(←ブサイク設定ということじゃなく、ユーザーから見た目の話ね)なヒロインは、意外と良シナリオ”の法則なのか、今のところ悪くない内容。

だぶるじぇい
漫画オタクな同級生の言動が、他人事には見えなくて困る…いや、俺は収集面に関してはあそこまでディープじゃないし、絵もヘタクソだけど(←「自分のほうが上手く描けてしまった!」というオチもなかなか)。

月末進行・11月編(VSアフタヌーン)

日付が改まってしまってるけど、24日分だ。
遅出勤務だったので、勤務開始時間よりかなり早めに出勤し、D書店でアフタヌーンを立ち読み。立ち読みの代償は、後日分と抱き合わせで(大物なんだから、これぐらいは許されるだろう)。武士道シックスティーン第1巻という選択肢もあったけど、今月号の連載分を読んでしまうと、購入を決断するのは無理でした。

ぢごぷり
DVD-BOX発売記念という名の販促活動として、来月号で「げんしけん」限定復活! けれど素直に喜べないのは、「あずまんが補修編」の悲劇が再現されないか不安だから。こっちも負けず劣らず、絵柄が変わりまくりだからなぁ…(「よつばと」連載開始時に大して違和感無かったことを思えば、あずまより木尾のほうが絵柄の差異は大きいだろうし)。
おかわりっ!!めがみさまっ!!
こんなに早く、同じ作家に二度も描かせるとは…ひょっとして、この企画に応じてくれる作家は少ないのか?などと勘ぐってしまう。まぁ前回の続きということを上手く利用したネタで、かなり笑えたから別にいいんだけどさ。しかしマッチョのベルダンディーを見るのは、これっきりにしたいものだ(笑)。
百舌谷さん逆上する
今月の、作画チェンジ希望その1。この人の絵は独特の味わいがあるから普段は別に構わないんだけど、女装ショタ(チアコス)なんて濃いネタをやるとなれば、やはりもっと可愛い絵柄で見たかった…と思ってしまうのが人情なワケで。まぁ、どちらかと言えばギャグ主体のシチュエーションだったから、あまり色気を前面に出すというのもちょっと違うか。
それにしてもコミック宣伝ページの煽り(「このマンガは第1巻最初の見開きページで終了」うんぬん)はひどい(笑)。
ウタマロ
作画チェンジ希望その2。普通の女性ならともかく、「吉原トップの花魁」なんていう美人キャラの作画は、今の永井先生には無理難題すぎるだろ。先生もそれを知ってか知らずか、いきなり悪女キャラに急変させるし(悪女の顔は今も描けるんだよな…シレーヌとかレイコックに見えるのは仕方ないとして)。
ヴィンランド・サガ
トルフィンは記憶喪失とかじゃなく、単に生きがいを失って廃人モードになってるだけなのね。なんか強そうな人が出てきて仲裁しちゃったので、こうなると(恥かかされた2人組が雪辱に嫌がらせするとかでもなければ)当分はトルフィンが動かざるを得ないような展開にはなりそうにないな。これで内部が治まってしまったとすると、外から敵がやってくるのだろうか? そうするとまた仕込みから始めることになるので、今後数ヶ月はまた地味な話が続きそう…かなり萎える。
武士道シックスティーン
白が白じゃなくなってしまった…って、白かった髪にトーン貼るようになっただけの話なんだけどね。単行本作業もあったのでもっと作画が乱れるかと憂慮してたけど、思ったより普通…と言っても俺がハードル下げただけであって、今月もコンスタントに荒れてるんだけどさ。斜めからの俯瞰カットなんて、身体のラインがあまりにもひど過ぎて笑ってしまうレベルだぞ。もうちょっとデッサンの修行するか、無理して難しいアングルで描こうとするなよ。
話のほうは、黒の性格(剣道スタイル)形成に関わる過去エピソード。とりたてて読者の共感を呼べるような内容でもないので、やはり現在の黒と白の会話劇に重点を置いた構成にするのがベターではないかと。
友達100人できるかな
季節はずれの怪談ネタ。俺自身は「教師」という種族に対してロクな思い出がないので今回の主題については同意しかねる部分もあるが、それを補って余りある傑作回だった。小学生離れした(=大人としての地で)しゃべり方で真相を語りつつ、最後に小学生モードに切り替わって「将来、先生のようになりたい」と告げる流れは、あざといまでの泣かせ演出。
いもうとデイズ
ディアナの成長(性的な意味で)を、お兄ちゃんが確認してしまう話。作者は、江古田ちゃんやぢごぷりを見習って、つつみ隠さずおっぱいを描きべきだったと思います。酔っ払って暴れる展開はお約束すぎ。でもツイストゲームに混ぜてもらいたくて、脇で独りツイストをアピールするディアナは可愛かったので良し。
ハックス
こういう題材のマンガを描いておいて、「フミコの告白」について触れてなかったらどうしてくれよう…などとイジワルなことを考えてしまったけど、さすがにそんな事はなかったか。正直、この作者を少し侮っていたかも知れないと思うのは、映研部長とか今月のイジメとか、読んでて不快になるシーンを描くのに躊躇が無い点。俺なんか読むだけでも辛いものがあるんだが、こういうのを平然と描けてしまうのは鋼鉄のハートの持ち主だからか、それとも単に鈍感なだけ?

月曜日, 11月 23

今月のニュータイプ

今日は早出勤務だったが、待機シフトなので気力体力はむしろ回復。さらに帰宅後、キルミン見ながらバナナ食って腹ごしらえも終え、万全の態勢でS1書店へ。なかなかモチベーションが上がらなかった(←今期アニメの低迷ぶりが原因。詳細は後述)ため今日まで延び延びになっていたのだが、明日から月末進行が始まることもあり、さすがにマズイということで重い腰を上げたというのが実情だったりする。
そんなわけでニュータイプを片付け、立ち読みの代償として「棺担ぎのクロ」第1巻を購入。存在を知ったきっかけはGAのオビに描かれた宣伝で、この作者のタッチと作風が気に入ったこともあり久々にジャケ買いしてしまった。昔なら古本屋をめぐって中身を確認してから買っただろうけど、今はそんな元気も無くなったなぁ…。

ニュータイプに関しては、ほとんど記述すべき内容は無し。印象に残ってるのは劇場版ヤマトのキャラデザが、間違った方向にリアル寄りだったことぐらい。氷川竜介も非常に気を遣ってコメントしてるように見えるし、これはもう駄目なんじゃないか?
ほとんどのページの内容が頭に入らず抜けていったのは、それだけ今期のアニメに関心を抱けていないということか…。もちろん面白いと思える作品もあるので、アニメ全般への興味が失せたとか欝病が再発したとかではないはず。
他に記すことも思いつかないので、今期視聴アニメの惨状(←個人的見解)について、例によってランク形式で表記しておく。

S:銀魂(人気投票編が面白さ爆発で、Sランクに返り咲き)
 しゅごキャラ(3期は不安だったが、新キャラも含めて予想外の高評価。Flashの方もネタの面白さで引っ張ってるし。実写パート? そんなもん知らん!)

A:こんにちはアン(バートの改心から死ぬまでの流れがピークで、それ以後はやや下降気味)

B:鋼の錬金術師FA(第1クールは圧縮しすぎ&1期の劣化が目立ったものの、第2クールは原作の良さのおかげ?かAクラスまで評価が上がった。今の第3クールは展開がモタつき気味なので、やや評価が下がるか)
 キルミンずぅ(「マクロス以外の河本作品はハズレ」というジンクスを破った、今期の意外な伏兵。金髪コウモリ娘がフェイトになれるか…が今後の見どころ? 頭抜けた1本が無いのと、キッズ向けでありBD発売は絶望的なことがネックで、BD購入決定レベルまで到達するのは困難が予想される)
 けんぷファー(志の低い作品だと判っているのに、なぜか気に入ってしまったのが自分でも不可解。そらおとよりも高評価というのは、世評に逆行してるよなぁ…)
 とある科学の超電磁砲(取り立ててキャラが好みというわけでは無いものの、作画レベルおよびストーリーが標準レベルで安定しており、ハズレが多い今期の中では相対的に高ランクとなる。しかし「BD欲しいか?」と問われれば、コミックで充分という気もするし…)
 真・恋姫†無双(改めてキャラを紹介しつつ話を進めた第1話は、新規はもちろん前シリーズからの継続組にも優しい良回だったのだが、その後は平均を上回ったり下がったりと安定しない。良回がもう一度あれば、せめてBD1枚ぐらいはお布施買いするつもりなのに)

C:うみねこのなく頃に(「ミステリー物のフリをする」という最低限のお約束を維持できていないため、評価の軸すら定まらない状態。個別のシチュエーションやキャラには勿体ない部分もあるけど、全体としてはガタガタになってしまっているのが残念)
 にゃんこい!(作画レベルもキャラも及第点を満たしているはずなのに、「何かが足りない」と思ってしまうのは何故なのだろう? ストーリーが物足りないのは確かだけど、この手の作品ではそれほど深刻な欠点にならないはずだし…)
 天体戦士サンレッド2期(たまに不快なネタやハズレ回もあるけど、視聴を継続する分には問題ない。作画レベルを考えればBD待ちせずDVDで充分と思うけど、購入させるほどのパワーは今のところ無いな)
 鷹の爪カウントダウン(コフィーにハズレ回が多いので、このランクに。サンレッドと同じくDVD購入のためには、もうワンポイントが足りない)
 君に届け(カレカノに比べると裏表が無いというか、ヒネリが無いので困る。平然と正論を吐く光景が絵空事にしか見えなかったり、キャラが自分の置かれた状態──順調にせよ逆境にせよ──をダイレクトに受け止めるせいで、こっちとしてはワンクッション置いて咀嚼することが出来ないんだよね)
 ささめきこと(個人的に低評価だった「青い花」よりも下…というか、萌えキャラが女装少年のみという時点で、百合モノの条件を満たしてないぞ。メガネ主人公はコメディリリーフとしては合格点だし、正当な百合モノというより百合パロディとして楽しむべきか)
 DARKER THAN BLACK2期(期待外れという声が多いようだけど、それは1期を過大評価しすぎなのであって、元々これぐらいのレベルだろう)

D:11eyes(けんぷファーと同じく、ダメと分かった上で視聴。こちらは美鈴先輩だけが目当てなんだけどね)

E:クイーンズブレイド2期、アスラクライン2期、WHITE ALBUM2期、乃木坂春香2期(1期の時点で切り)
 FAIRY TAIL、怪談レストラン(時間帯からして子供向け。いい歳したアニオタが見るモノじゃなかった)
 そらのおとしもの(ピークを早く迎えすぎたのが敗因か。第4話の時点で、もう「第2話を超えるのは無理」というのが見えてしまった──言い換えれば「飽きちゃった」んだよね)
 戦う司書(トリニティ・ブラッドとかイノセント・ヴィーナスを思い出させる。厨くさい設定を作っただけで満足し、ろくに説明しない──というか「説明するだけのスキルがスタッフに無い」──タイプの作品だな。キャラデザの古臭さも相俟って、まともに受け付けなかった)
 ミラクルトレイン(ネタにしかならない腐女子向け作品)
 生徒会の一存(パロディのセンスが壊滅的。きれいに話をまとめようとせず、むしろ積極的に破壊するぐらいの勢いが欲しかった)
 夏のあらし2期(オリジナル話がつまらない。第1期だけで終わらせればキレイだったのに)
 聖剣の刀鍛冶(ファンタジーとしても萌え系としても中途半端だった)
 青い文学シリーズ(たまには口直しも必要かと思ったけど、視聴を継続するだけの魅力は無かった。「人間失格」が終わって、一区切りついた時点で脱落)
 こばと。(この歳になると、性善説の押し売りみたいな作品は辛い。犬がウザいのも印象を悪くした)
 キディ・ガーランド(前シリーズも時代遅れな雰囲気だったけど、今回もロートルが、何とか萌えのトレンドを追おうと無駄な努力をしているようで、じつに痛々しい)
 空中ブランコ(STUDIO4℃作品みたいな前衛演出だな。「マインド・ゲーム」どころか、この監督の出世作である「化猫」すら受け付けなかった俺には敷居が高すぎた)
 テガミバチ(何がしたいのか良く分からない。セリフで心情まで説明しようとするなよ。作画レベルは高かっただけに惜しい…キャラデザは好みじゃなかったけど)

すでに秋クールの折り返しを過ぎていることもあって、切り候補の大半は実際に切るか視聴継続するか決定しており、Dランクはほとんど残っていない。改めて列挙してみると、切った作品の多さに驚かされる。泣く泣く切ったわけでも無いんだがなぁ…。