金曜日, 12月 31

ジーンダイバー

今期は豊作といっても、それは質についての話であって、量的には平均レベルと大差なかったというのが実状。となれば及第点の作品をすべて視聴しても、なお時間が余ってしまうわけで、その穴埋めに旧作を引っ張り出してくる必要があった。
こんな場合の最有力候補はリリカルなのはなのだが、今年に限っては劇場版を購入するためのテンション上げに利用したせいで、冬を待たずに見終わってしまった…なのは──特にA's──は、冬に視るものだというイメージが定着してしまってるんだけどね。

というわけで次に思い立った候補がコレ…何故かと問われると自分でも良く分からないんだが、敢えて言うなら「最近この手の“本物の”SFアニメを見かけないよね」という無意識的な飢餓感に衝き動かされたのかも。
バーチャルSFシリーズの流れを汲む作品かと期待したエレメントハンターは、けっきょく早々に視聴を打ち切ったんだが、あさりよしとおSFマガジンが全く触れていない事からすると、やはり本格SFと呼べる内容じゃなかったんだろうな。

今回あらためて観直して気づいたのは、(当時としても)作画レベルが低く説明セリフ主体の構成なので“ながら見”をするのに非常に適していたということ…だから仮に(可能性は極めて低いだろうけど)今後BD化されたとしても、購入する可能性は低いだろうな。
しかし埋もれさせるには惜しい作品でもあるので、設定・脚本に最新の学説や技術を取り入れつつ、現在の作画レベルでリメイクしてくれないかなぁ…と希望。

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2月のコミック新刊発売予定

前倒しで情報が来たのは、やはり年末進行の影響か? それは良いんだが、かなり不作らしいのが頭の痛いところ。だからといってR-15第2巻ハヤテ第27巻などは、買う気になれないし。

02/16   ナポレオン 15   長谷川 哲也   590
購入確定。いつもの単行本化ペースより少し早いような気もするが、これは最終巻→新章突入という状況を受けて「なるべく早く旧シリーズを完結という形にしておきたい」との思惑だろうか? まぁ結果的に、不作の月に出してくれるのは大歓迎だ。

02/23   夕焼けロケットペンシル 2   あさの ゆきこ   620
不作ということもあって、いちおう買うつもり。最近あちこちの書店で第1巻を見かけるけど、ひそかに評価が上がってきているのだろうか?

02/25   チンプイ 1   藤子・F・不二雄   1575
購入確定。

02/25   (成)子猫じゃないモンっ!    たまち ゆき   1155
02/25   (成)とびだせ!こあくま       上田 裕    1100

不作だからエロマンガ系で補う必要があるな…と思っていたところに、いいタイミングで新刊が来た。

02/26  機動戦士ガンダム ハイブリッド4コマ大戦線 2  谷 和也  588
購入確定。

木曜日, 12月 30

マリア様がみてる ステップ

ヤングエース立ち読みの代償として、D書店で購入。

マリみての新刊は1年ぶりだそうな…言われてみると、ここ最近は釈迦みてばかり続いていたか。
オビで宣伝されていたタオルって、どういう層が購入するのか想像つかんな…女性ファンが、同性キャラの描かれたグッズを欲しがるものだろうか? となると、やはり(明言されないものの)男性ファン向け? さすがに抱き枕──しかも、極めて肌色率の高い絵柄とか──は無理なので、これが許容範囲ギリギリという事なのかね。

事前に令ママと由乃ママの話だというネタバレを食らっていたこともあって、の関係についてはすぐに分かったけど、佳月由乃が分からないな…検索してもマリみて関連しかヒットしないし、とくに何かから引用したネーミングというわけでも無いのかね? まさか由乃ならぬ吉本と、佳月ならぬ花月劇場でもあるまいし。

レギュラーメンバーに縛られる必要がなくなったことで、マリみてシリーズの“お約束”全般についても緩和されたのか、シリーズ当初では(一部の例外を除く)男性キャラの存在に触れることすら御法度だったのに、今回はその男性キャラとの恋愛が話の主軸なのだから、隔世の感があるな…しかし、読者の需要としてはどうなんだろう?
挟まっていたチラシをざっと見たかぎり、マリみて以外のタイトルは、現実離れした恋愛モノばかりという印象なのだが。そういった作品を愛好するコバルト文庫読者層に対し、この“現実の現代日本を舞台とした、(やや裕福とはいえ)普通の庶民の男女間の恋愛”という地味な作品は、果たして受け入れられるのだろうか。
多少ご都合主義的な展開が目につくものの「まぁラノベだから」で許容されるレベルだし、むしろラブロマンスにありがちな“ストーリーの盛り上がりを最優先した、現実にあり得ないような超展開”などとは真逆の、良くも悪くも“リアルな”恋愛模様が描かれているわけで…ある時いきなり自分の恋愛感情に疑念を抱いてしまったり、些細なすれ違いが収拾つかないほど拡大してしまったり、その反面、同じぐらい些細なキッカケで修復したりっていう。
しかしまぁ結婚相手の選択なんて人生を左右する重大事なんだから、それなりの心構えの上で付き合うべきじゃないか?と俺なんかは思うわけだが、そんなに堅苦しく考えるんじゃなく、もっとアバウトな姿勢で臨まないと、なかなか縁なんて無いのかもなぁ。

余談だが、上述のチラシで紹介された作品の中に“メイド喫茶”やら“男の娘”やらの単語が散見されたのには驚いた…まぁ会長はメイド様の例もあるし、女性にもそういう要素が受け入れられているのか、あるいはマリみてだけでなくコバルト文庫全般に、男性読者の浸食が進んでいるのだろうか?

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ヤングエース2月号

今日は通常日勤。休憩時間の比較的多いシフトだったので、仮眠を取りつつ何とか乗り切ることができたけど、昨晩ほとんど眠れなかったせいで基本的にフラフラ状態。
それでも勤務終了時は回復傾向だったので、そのままD書店へ赴いてヤングエースを立ち読み。

帰宅後はイカ娘BD第1巻の回収と年賀状ネットプリントの費用支払いのため、自宅近くのコンビニへ。ついでにガンダムエースの残りも読破するつもりだったのだが、見当たらなかったのでV書店へ移動し、そちらで読み終える。
ついでに年の瀬の買いだめということで、バナナとサラダ油(←ホットケーキ用)も自宅近くのスーパーで購入。これで年越しの準備は完了…大掃除? 何それ?

Fate/zero
新連載。ストーリーに関してはノーコメントとして、作画レベルのほうは少年エース連載中の本家Fateに負けず劣らずだな…Fateといえば大物コンテンツのはずなのに、何故この程度の絵師を充てがおうとするのか理解に苦しむ。
男キャラも多いから、萌え絵しか描けない奴に任せられないというのは分かる…だからといっていちばん顔の崩れているキャラがセイバーというのは問題だろ! 芸がないと言われようが、佐々木少年でも連れてくればいいのに…ちょうど月姫の連載も終了したところだし。

トニーたけざきのエヴァンゲリオン
エログロなブツだらけの職場に嫌悪感を訴えるマヤと、委員長のノロケ話を聞かされてウンザリするアスカ…どっちの話もツマらん…トニたけにエヴァは合わないのではないかと。だったらガンダムエースに戻って来てもらえませんかね?

大好きです!!魔法天使こすもす
フルボッコ状態で帰宅したこすもすの姿を見て、何があったのか心配で仕方がない姉。原因を調べているうちにアパートの経営状態が大赤字であることを知り、借金のカタに怖いお兄さんたちに虐められたに違いない!と勝手に結論。
というわけで借金を返済すべく、悪質な滞納者であるお兄さんから家賃を取り立てるための過酷な戦いが始まった。何度か失敗した後、好物(=脱ぎたてのパンツ)をエサにして釣ることを思いつく。そして人間離れした敏捷性を発揮して逃亡するお兄さんを捕まえるには、広い場所に誘い出すしかない!
斯くして、学校のグラウンド(=全校生徒&教師の見ている中)でパンツを脱ぐ羽目に…って何でそうなる!?(笑)
ちなみに、もうひとりの家賃滞納者は守形先輩…ってアンタここの住人だったのかよ! まさか「家賃を払う代わりに、こすもすの手助けをしてあげて」なんて流れにならないだろうな? いやクロスオーバーすること自体に不満は無いんだが、能力的にチート過ぎじゃないかと。

ナナマルサンバツ~7○3×~
地区内のクイズ研による顔合わせ&手合わせ。ライバルキャラ紹介パートということで、今回単独での評価はパス。

もぎたて☆アイドル人間
この作品に関しては、ネタは間違いなく面白いんだけど、キャラの個性が立っているかといえば微妙なんだよな。今だに主役4人の名前や、それぞれの性格づけ(=ネタの方向性)を把握できてなかったりするし…俺の記憶力に問題があるだけかも知れんが。
そんなわけだから今回の新キャラ追加についても、“既存キャラによるネタ展開のバリエーションに限界が見えたので、新たな人物関係を構築して打破しよう”という、よくあるパターンのテコ入れ策としては成立しておらず、ただ単に頭数が増えてますます喧しくなっただけのような…。
まぁネタさえ面白ければ、キャラが立ってないこと自体は別にマイナス評価ではないし、現状のクオリティを維持してくれるなら何の不満もないが。

O/A〔オー・エー〕
“2人1役”の秘密を誰にもしゃべらないと密かに決意しつつ、その代わりに「サインください!」って、どんだけゆたかが好きなんだよ!? 自室はファングッズで溢れ返ってるし(笑)。このエピソードで、完全に好感度では主役を凌駕してしまったな。

シュガーダーク 埋められた闇と少女
「友だちになって」なんて頼まれたら、もちろん二つ返事でOKするに決まってるじゃないか…2ヶ月前だったらな!(苦笑) でもさすがに、あのグロい光景を目の当たりにした今となっては「ちょっと考えさせて下さい」と思ってしまう。

廃人様のエンドコンテンツ
ゲーム世界のルールを現実に持ち込んで、「赤い液体(←ただのイチゴシロップ。しかも原液)を飲めば体力が、青い液体なら魔力が完全回復する」とか言い出すぐらい、廃人としては基本中の基本だな。
新パッチの発表イベントは、中の人のオフ会という要素もあるのだった…というわけで、これまで登場したメンツの中の人を一挙公開! 主役変態コンビの片割れが女性だったのには驚いたが、それより何より、舞台となっているゲームが来月でサービス終了という衝撃のオチ(←発表イベントは、じつは別のゲームでしたというズッコケ)が待っていた…次回から、どうなるんだよ!?

漫才ギャング
「なにか面白いことやって」と軽々しく言うキャバ嬢に対し「なんでプロの仕事をタダで見せなきゃなんねーんだよ」と、極めて正しい反論をする主人公には激しいシンパシーを感じてしまう。しかし因縁のあるヤンキー連中とからみ合う後半の展開では、コンビ名の“ドラゴンフライ”をチーム名と間違われた挙げ句、相方から「フライ」呼ばわりされるとか、一転してギャグモードに(笑)。
不良・ヤンキー系マンガって生理的に受け付けないものがあったんだけど、この作品は(ときどき)面白いな。もう少しヒット率が上がらないと、単行本の購入までは至らない感じだが。

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水曜日, 12月 29

てんかぶ第2巻

アワーズ立ち読みの代償として、V書店で購入。

あとがきについては、第1巻に比べてパワーダウンしてしまっている印象。勝家(と義元)の「出番がない」ネタはもう飽きたし、正宗もこれだけ出まくりだと、さすがにマンネリに思えてしまう。
キャラをイジるだけなら本編と変わらないワケで、せっかく制約を受けずにメタなネタなんかも披露できる場なんだから、もっとぶっちゃけて欲しかったところ。

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アワーズ2月号

今日は遅出勤務。例によって早めに家を出て、途中下車してV書店でアワーズを立ち読み。

パラダイス→パラドックス(巣田祐里子)
新連載。作画が古くさいので、ガチ百合モノとして見るのは辛そうだな…と思ったらラブコメらしい。それにしたって、アパートの住人はファンタジー世界の住人でした!なんて設定は使い尽くされているし、現時点で面白くなりそうな兆候が全く見えないんだよね…まぁ、もう1ヶ月ぐらいは様子見するけど。

タイニープリニウス(大石まさる)
こちらも新連載。荒削りの絵柄と品のないキャラクターが、パンティ&ストッキングwithガーターベルトを思わせるというか、大石まさる作品の悪い面だけ抽出したような内容。
大石の売りであるノスタルジー感やレトロSF風味は影を潜め、単なるドタバタ系シチュエーションコメディ(あるいは猥雑なだけの会話劇)に終始してしまっているな。短編3本セットだったけど、3本目の途中で嫌気が差して、早々に挫折。

それでも町は廻っている
連続放火魔を捕まえようとした歩鳥だったが、けっきょく町内会の連中とワイワイ騒いでるうちに忘れてしまい、その騒ぎのせいで逃げ道を塞がれた放火魔は千葉繁に逮捕されました…というだけの話。
アニメ企画のほうに関わって忙しかったにしても、ここ最近のつまらなさ──というか、手抜きっぷり?──は異常。もうアニメも放送終了したんだから、そろそろ本腰を入れて面白いストーリーを考えてもらいたいものだ。

ナポレオン~獅子の時代~
いい最終回だった。長谷川先生の次回作にご期待ください!…と笑ってネタにできるのも、フラゲ報告のおかげだな。もし事前に知らされていなければ、恐らく最終ページ(←下に小さく「次号、新章開始」と書かれている)まではすっかり騙されていただろうと思えるほど、ほんとに打ち切り感のひしひしと漂うハイペース展開&まとめっぷりだし…でも一方で、デジレやべルナドットといった今後の伏線も、きっちり仕込んであるんだよな。
まぁ今だから余裕を持って言えるけど、どうせ騙すつもりなら、最終ページの煽りを「第一部完!」にしておけば完璧だったのに(笑)。もちろん次号予告では新章開始が告知されているわけだが、俺は次号予告は読み飛ばしているから、最終ページ→目次コメントだけ読んで、絶望のドン底に陥っていたことだろう。
そんな最終回ネタを除いても、今月は見どころが多くて満足。飾る絵画の種類までナポの指示通りにされて、怒り心頭のシェイエスが哀れだったり、バラスは円満(?)隠居生活かと思いきや、ここでチュイルリーの赤い男&サン・ジュストを一挙登場させるという見事な不意打ちをかましてくれたり。

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火曜日, 12月 28

こもれびの国第2巻

メガミマガジン立ち読みの代償として、K2書店で購入。ちなみにこえでおしごと第5巻は、初回限定版のみ入荷…深く考えずにスルーしたけど、気になったので念のため調べてみたところ、
>作中で登場した、ヒロイン・かんな達が演じるPCゲーム『巫女みこクレイジーズ』のドラマCDが付いてくる★
との事。いちおうサンプル聞いてみたけど、価格が同じならともかく、わざわざ追加で金を払ってまで欲しい特典ではないな。

全ページフルカラーであることを考えれば、この価格は妥当なところかね? できれば本誌連載時と同じサイズで読みたかったところだが、それは贅沢というものか。

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メガミマガジン

今日は休日。引きこもりたいとの欲求は強かったものの、ネットプリントの年賀状が速達で届くはずなので、ポストから回収し投函しなければならないことから、昼過ぎに家を出る。
年賀状は想像以上に上質の仕上がりで満足…仕上がりが予想できなかったので、今回は試しに1枚だけの注文にとどめたんだけど、これで基本料500円(←速達の送料を含む)プラス100円/枚(←年賀ハガキの50円/枚を含む)という安さなら、自分でプリンタやインクを購入するコスト──およびトラブルのリスク──と比較して明らかにお得だな。
創設から間もない会社ということで、わざわざ挨拶状(←もちろんワープロ印字&コピーだけど)も同封するなど印象も良好だし、来年以降も贔屓にさせてもらおう…あいにく、それほど多くの注文は出せないが(苦笑)。

家を出て、まずはO書店を覗いてみたものの、娘TYPEはもちろんメガミマガジンもビニール封印されており立ち読みは不可…ここはもうダメっぽいな。
つづいて数日ぶりにゲーセンへ立ち寄ってみたところ、なんとダラバーACが200円に値上げされているではないか! うーむ、本スレではHDDのトラブルでクロニクルモードの攻略状況が初期化される危険があるだの、行く手を多人数限定ミッションに阻まれるだの、やる気を削がれる報告も次々に上がってきてるし、オレ自身も「ほかの用事を後回しにしてでもプレイしたい」というほど強い意志を持てずにいた──だからこそ、ここ数日は足が遠のいていた──わけで、ここいらが潮時なのかも。

ゲーセンまで来たついでという事で、さらにK2書店まで足を延ばしてみる。幸い今日は、さほど寒さもキツくないし…つーか(手は悴んでいたものの)チャリンコを漕ぎ続けたせいか、むしろ身体は汗をかいてしまうほどで、途中からコートを脱いでしまった。
K2書店では、コミック雑誌の類はガンダムエースを含めて全滅だったが、メガミマガジンを立ち読み可能だったので、これを読破する。

表紙&巻頭特集は魔法少女まどか☆マギカ。なのはを角川に横取りされた形の学研としては、何としてもコレが、次なる金の卵を生むガチョウに育って欲しいところなんだろうな…と思わせる力の入れよう。現時点では何とも評価できないけどね。

劇場版なのはコミカライズは、ついに最終回。内容は無印のSS03(第14話)プラスアルファといったところだけど、あまりにも手堅い大団円で、特に書くことが無いな。
レティ提督を顔見せ登場させたのは、ファンサービス&2期への伏線として妥当なところか。なのはTYPEのインタビューで語られたように、はやてをモブで描かなかったのは賢明な判断だろう。
ゲーム新作に関する紹介記事は適当に流し読みしただけだが、何だあのフェイトの2Pカラーみたいな新キャラは?

2010年最後の号ということで、通年の人気キャラクターランキングを実施。フェイトが1位(←4冠だそうな)を獲得するあたりがメガミらしいとはいえ、ここでもけいおん勢は強し。
しかし同時に実施された部門別ランキングの分類が
「姉にしたいキャラ」
「妹にしたいキャラ」
「嫁にしたいキャラ」
「裸にしたいキャラ」

って、企画段階でオチをつけるなっ!(笑) 本編での露出度が抑えられがちだったキャラ(←とりわけロリ系…諸般の事情ってヤツね)が、その反動で「裸にしたい~」の上位にランクインしたのではないか…と分析されていたけど、そんなに見たいかね? 
オレ的には、そういう“露出度の低さ”もキャラ付けの一環という感覚なので、むしろ必然性もなしに露出度の高い姿を見せられると、イメージが壊れてしまうのだが。
その最たる例がAngel Beats!の天使(の抱き枕)だったし、イカ娘やミルキィホームズにそういうのは望まない…逆に、露出することに必然性のあるキャラや作品──たとえばリリカルなのはとか、To LOVEるのヤミとか──であれば、もちろんそれは大歓迎だけど(笑)。

なおピンナップに関しては、イカ娘(←ミニイカ娘付き)は満点のクオリティだったものの、それだけのためにメガミを購入するわけにもイカず。
せめてミルキィホームズの支援があれば…と思ったのに、こちらは期待したようなG4どころか描き下ろしイラストですらなく、単なるゲーム版の広告だけというションボリの内容で、一気にテンションが下がってしまった。まぁアニメ版の紹介記事で、2期の可能性を臭わせなくもない記述のあった事だけが、唯一の救いか。

俺妹は、倉田による各話の回想&裏話を掲載。視聴者には不評だった第8話は、業界人には注目された(←いい意味だか悪い意味だか…)らしい。今回の場合は原作の事情ゆえに仕方なかった面もあるのは分かるが、ああいう内輪のブラックジョークみたいなのは、あまり多用しないで欲しいところだな。
第13~15話は黒猫のターンらしいので、期待して待つことにしよう。

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「楽天市場の検索結果」へのリンクを掲載して、抽選で100名様に1000ポイントプレゼントキャンペーン
の実施に伴い、しばらくは(←最大10口まで応募できるそうな)amazonじゃなく楽天のテキストリンクを貼ることにする。

楽天アフィリエイト

またまた楽天オークションですか…というわけで今回選んだのはコレ。



オークションというだけでも品質に不安があるのに、さらに福袋とか(笑)。まぁ今どきの福袋は、買う前に中身を確かめられる方式が主流らしいけどね。
ところで、今日訪れたK2書店でも福袋を販売すると告知されていたが…書店で福袋って、何を売るつもりだ? つーか、再販制度に抵触しないのかね? あるいは書籍以外の商品も扱っている店だから、そっち方面の在庫処分セールのことなのかも。

そしてもうひとつは(これもおなじみ)楽天トラベル。とくに面白いネタは無かったので、適当にチョイス。



敢えてこのタイミングで、中国旅行を勧めるバナーとか無いのか?(笑)

月曜日, 12月 27

光芒のア・バオア・クー

アフタヌーン立ち読みの代償として、V書店で購入。ほかの候補としてはてんかぶ第2巻しか見当たらなかったので、とりあえずこっちを選択したが、本スレの報告を見ると(ジョニー・ライデンの帰還第1巻に較べても)あまり出回りが良くないらしいから、優先的に確保したのは正解だったかも知れん。
なおこえでおしごと第5巻こもれびの国第2巻は入荷しておらず、これらに関してはネット注文に頼ることになる可能性も出てきたな。

もともと読み切りから始まった企画だし、この巻だけで完結している話だと思いきや(←少なくとも雑誌で立ち読みした時点では、そうだったはず)大幅な再構成と加筆が行われていた。
ギレン暗殺計画の登場キャラである)ランス・ガーフィールドの存在に触れられた時点では、作者のちょっとしたお遊びだろうと軽く考えていたのに「アフリカで亡くなった」という事実に反する情報が提示され、その疑問は解けるどころか、巻末の描きおろしエピソードにおいてレオポルド・フィーゼラーまでが登場。
さらにエース部隊の内部対立や、その母艦である巡洋艦キマイラの謎の行動など、ジョニーライデンの帰還とも(現在進行形で)リンクしていることが明らかに。これはライデン単行本も買わせようという巧妙な策略…というのは冗談としても、かなり大がかりに風呂敷を広げてしまったのは間違いないわけで、きちんと畳めるのか心配になってきた。

アフタヌーン2月号

今日は夜勤明け。年賀状の作成が遅れた(←今朝ようやく会社のPCを借りて印刷終了。残りは帰宅後にネットプリントで注文し、明日には家に届くそうな…教訓:プリンタは月に一度、必ず電源を入れること。まさかインクカートリッジどころか、印刷ヘッダごと駄目になるとは思わなかった…)せいで睡眠不足も甚だしかったものの、午後から仮眠をとって何とか回復。
というわけで陽が暮れるころに家を出て、通勤電車に乗る。目的は図書館へSFマガジンを借りにいくことだが、V書店で立ち読みを行うために途中下車。
アフタヌーンが立ち読み可能で電撃大王が不可だったのは予想通り。しかし娘TYPEはともかく、メガミマガジンまで読めないとは予想外だった。ちなみに、ここでもガンダムエースは立ち読み可能…先月までの厳重さは何だったんだ?(笑) まぁ、それだけ付録の影響はデカいという事だな。

目を通す作品が減ったこともあり(←さらに今月でオクターヴも終わったし)、アフタヌーンを読み終えても体力に余裕があったので、ガンダムエースの続きも少し消化しておく。
その後、ふたたび通勤電車に乗って図書館へ。SFマガジンを借りて(←なんだか、前回の貸し出し手続きから2週間ぐらいしか経ってないような感覚なんだけど…今月は時の過ぎるのが恐ろしく早い気がするぞ!)、ついでに今後の立ち読み計画を練る参考にとD書店を覗いてみたところ、電撃大王がビニール封印されており、娘TYPEに至っては影も形も見当たらないという予想外の光景が…。うーむ、悩ましい。

ああっ女神さまっ
珍しく、本気で殺意を発したベルダンディー…まぁ「ノルン3姉妹は、じつはババァなんだぞー!」という禁断の秘密をバラそうとした(←ウソ)んだから仕方ないか。
モックルカールヴィの仮面はシャアだったり、女神の到着を待ってる間にカラオケに興じたりと、魔族の連中は人間界の文化に馴染みすぎだ(笑)。

げんしけん 二代目
笹原妹はキャバクラに就職…当たり前すぎてツマらんなぁ。咲への気持ちは全員にバレバレだったと明かされた上に、「きちんと失恋してないから、いつまでも引きずってる」と言われたい放題の斑目が哀れ…だからといって男の娘に目覚めるという流れは、ベタすぎるので却下願いたい。やはりオタ読者の代理人という立場としては、斑目はリア充になっちゃイカンよね(笑)。

いもうとデイズ
二人きりで居るところに落雷で停電とは、これまた定番のシチュエーションだな。もう襲っちゃえよとしか(笑)。
「離婚したい」と言い出した母親の真意は不明…娘と義理の息子が(合法的に)結ばれるために自分が身を引くという事なのか、それとも“作者の見えざる意志”のなせる業か? ここが評価の分かれ目になりそう。

パラダイス・ロスト(平松歓之介)
読み切りにして、今月のイチオシ。テクノロジー的に時代遅れとなった宇宙船が、最新のテクノロジーを用いた移民に追い抜かれる…という設定は「老年期の終わり」と同じパターン(←本作が世代交代型なのに対してあっちはコールドスリープ型だし、さらに遡って元ネタがあるのかも知れないけど)だったことから、「古典SFをリスペクトして作画と演出だけで勝負する、ありがちな(悪い意味でアフタヌーン的な)作品か」とナメてかかったところ、見事に裏切ってくれて満足。
「母体(メス)はともかく、オスは精子バンク(←もちろん互いに血縁関係が無いものを揃え、近親交配のリスクを排除している)だけで済ませられるので、省スペース化が可能」というアイデアに目からウロコ落とされたのを皮切りに、怒濤の展開が待ち受けていた。
真相は、プロジェクトを主導した研究員による歪んだ欲望の結果というもの。懸想した同僚の女性を独占するため、結婚が決まっていた彼女をパイロットとして強引に件の宇宙船へ搭乗させ、さらに人間用の精子バンクは全て自分の精子にしておくことで、彼女とその子孫の娘たちを永遠に自分と交配させ続ける…というグロテスク極まりない“楽園”を構築していたわけね。

友達100人できるかな
単行本第4巻の収録分にはズバ抜けた良エピソードが無かったので、そろそろ当たり回が欲しいところなんだけど、今回も平均点レベル。
友だち30人達成のボーナスとして道明寺さんがプレゼントしてくれたのは、付近にいる友だち候補の好感度が分かるというセンサー(←接続した媒体がおもちゃのトランシーバーだったので、有効範囲が半径およそ50メートルだという設定がミソ。もし携帯電話につないでいたら、範囲が広すぎて使い物にならなかったというわけね)でした。
その分析結果を参考に、近所の公園での遊び仲間である下級生2人との友情を深めようとするも、じつはセンサーに反応していたのは、主人公が大事にしていたオモチャだった…というオチ。かなり早い段階からオモチャたちのモノローグが挿入され、オチがバレバレなのは構成上の失敗じゃないかと。あとは、ミスディレクションだった下級生2人も、友だち成立させたほうが良かったんじゃね?とか、細かい点で不満が残る。
それより何より、肩入れし過ぎで今度こそ更迭されたらしい道明寺さんの消息──と、それに伴って連載の行方(←いつになっても「打ち切り決定で強引に話をまとめるんじゃないか?」という不安が消えないんだよね、この作品の場合)──が気になるところ。