火曜日, 12月 18

初音ミクLSP

ヒマつぶしのつもりで始めたのに、気がついてみれば誰よりも早く(←少なくとも、状況を把握できるフレンド30人の中では最速で)レベル11まで成長させてしまっていたという…(苦笑)。いや、でも課金はしてないから!(←制作スタッフとしては、迷惑きわまりない話だろうな。こんな事していると、ますます課金プレイヤーが優遇されるようなゲームバランスに偏ってしまうかも…)
まぁ、さすがに申し訳ないから、デフォルトの2曲でパーフェクトが取れたら、次の曲(有料)を買ってチャレンジしてみるかね。これがダラバーSPだったら、クロニクルモードの全星系で合計10万円ぐらい払っても惜しくないんだが(←実際、1ゲーム=100円として、それぐらいプレイしまくってるし…)、アップデートまだぁ?

ミクLSPに話を戻すと、べつにミク厨でもない俺がハマってしまったのは、“アクションゲームとしての”スペシャルライブの面白さに尽きる…鉄球を避けながら、ひたすらハートをキャッチするだけというシンプルな内容なんだけど、ティンクルスタースプライツの連爆のような、本能に訴える爽快感があるんだよね。見た目に反して、けっこう難易度は高いし(←今だにパーフェクトは1回しか取れていない)。

巡業ライブで見て回ると、非常にこだわりを持ってインテリアの配置されたライブハウスもあって、どうやら“楽しむ”ことを目的としているプレイヤーも多い様子。俺のように、“攻略”するという姿勢でこのゲームに臨んでいるのは少数派なんだろうか? まぁ、このゲームの場合は「レベルを上げたから偉い」というワケでも無いしな。
レベルを上げるには、スペシャルライブを開くかトレーニングするか。後者にはカネが必要で、そのカネを稼ぐためには、やはりライブを開いて客からチップを得るしかない…というわけで結局、“より多くライブを開いた者の勝ち=ゲームをプレイできる、ヒマな時間の多いプレイヤーが有利”という結論に行き着くんだよね(苦笑)。まぁ“課金最強”よりはマシなんだろうけど。

しかし、細かい方法については工夫の余地があり、そこが吝嗇家たる俺の本領を発揮できる部分でもある(笑)。基本的な攻略法については、ゲーム内のヘルプや他所のサイトを参照するとして、そういう定石から外れた“下品な”テクニックについて、幾つか書き連ねてみよう。

●得られるチップの額を、なるべく多くする。
・客1人あたりのチップの相場は“ごうかさ”によって決定されるので、できるだけ“ごうかさ”が上昇するようなインテリアを配置するのが基本だけど、あまり多く配置すると今度は、収容できる客のキャパシティが減ってしまうのでバランスを心がける。
・“ごうかさ”の上昇度はインテリアのカテゴリーによって決まっており、カテゴリーが同じならば、高級品でも安物でも上昇度は変わらない模様。だから、見映えなんて気にしないで(笑)なるべく安い品を数多く配置したほうが有利。
・フレンド登録したプレイヤーが巡業ライブに来てくれたり、こちらから出かけるとスクラッチカードをゲットできるが、その景品のうち、“ごうかさ”を大きく上昇させる物は配置し、それ以外は売却して資金を稼ぐ。上昇度が同じであれば、なるべく高値で売れる物から優先して処分するように。
スタッフは直ちに解雇する。ドリンクの配布しか能がない(←これって、客のボルテージを上げるだけなのかね? それなら別に、スペシャルライブを開けば普通に上げられるし)うえに、客1人分のスペースを無駄に食ってしまうので、むしろ邪魔。

●スペシャルライブで、ハートをキャッチしやすくする方法
・非常に重要なのは、曲の選択…正確に言うなら、背景に流れるミクのダンス映像の選択である。きめ細かくカットが切り替わったり、スポットライトの光が映り込んで眩しかったり、カメラの視点が激しく動き回ったり、あるいはミク自身が激しく動き回ったり、肌の露出している部分(←顔など)をアップで映し出すような映像が多く流れる曲は、なるべく避けるように。
これは、そういった映像が背景に流れていると、ハートが見えにくくなって、取りこぼす確率が上がってしまう為である。デフォルトの2曲で比較するなら、マージナルよりも荒野と森と魔法の歌のほうが、難易度が低い…でもダンス映像だけ見ると、個人的にはマージナルのほうが好きなので困ったものだ(笑)。やっぱりカットがビシバシ切り替わったり、カメラアングルもグリグリ回ったほうが、見ていて楽しいし。ダンスについても同じく、バリエーションが豊富でアクティブに動き回るほうが、そりゃ見ている分には楽しいに決まってるわな。
・同じ理由で、ミクのモジュール(衣装)についても、できるだけハートが埋没しないような物をチョイスする。まず肌の露出度に関しては、どの衣装も大差なさそうなので、決め手は布地のカラーリングということになるか…白や明るい色が多く使われている物は、着せないのが無難。そんなわけで俺は、“オリジナル”をそのまま使っている…べ、べつに衣装代をケチっているわけじゃないぞ!

日曜日, 12月 16

GUNSLINGER GIRL 第15巻 with Libretto!II (特装版)

ニュータイプ立ち読みの代償として、A書店にて購入。

そもそも最初に電撃大王を読み始めたキッカケは、よく覚えていない。現光景として思い浮かぶのは、当時(='98年秋クール~'99年冬クール)WOWOWで放送されていた鉄コミュニケイションのアニメ版に関する巻頭特集で、それからしばらくは、漫然と鉄コミを読んでいたはずだけれど、それが目当てというほど入れ込んでいたワケでもなかった(←当時としても、微妙な評価の作品だったし)。
一方、同じ頃に創刊された電撃ホビーマガジンも読んでいたが、ある時そこに──自社作品の宣伝企画として──掲載されていた榊さんのフィギュアと、本編4コマを何本か選りすぐった宣伝ページに興味を惹かれる形で、あずまんが大王を読み始めることになり、そのままズブズブと深みにハマっていった感じだな。
思えば、当時“電撃系のアニメはハズレばかり”というジンクス(←鉄コミ銀河戦国群雄伝ライなんてどーでも良かったけど、ブギーポップをあんな駄作にしたことだけは許せん…まぁ当時は、まだラノベをアニメ化するノウハウが手探り状態だったから、致し方ない面があったのは承知しているが)を最初に打ち破ってヒットを飛ばしたのが、あずまんが大王だったっけ。
それはさておき、あずまんが大王の連載終了とガンスリの連載開始が同時期であることから考えても、あずまんが亡き後の電撃大王を読み続けるうえで、最大の牽引力として存在したことは間違いないだろう。そして、電撃大王本誌を読まなくなった後も読み続け、この作品の終了とともに、俺の電撃大王との関わりも完全に終わったというわけだ。


ニュータイプ2013年01月号

そもそもの発端は、例のGUNSLINGER GIRL第15巻の発売日の件。けっきょく特装版も通常版と同じく、15日の発売らしい…と判明したのは、その当日になってから(苦笑)。
ところが、あいにくの空模様なのでO書店までチャリンコで行くのは難しい状況。しかも当日は泊まり勤務であり、V書店やK1書店が開店するよりも早く出勤しなければならず、こうなると最後の手段は、休憩時間を利用して仕事中に抜け出し、D書店に赴くしかない…のだが、残念ながら通常版しか見当たらなかった。せめて、どちらも売っていなかったなら「入荷が遅れているのかも…」という希望も抱けたのに(苦笑)。
さらにネット書店のほうも軒並み、売り切れ状態だったり…例によってAmazonでは中古品が、転売目的と思しきボッタクリ価格で売りに出されているし(怒)。

そんなわけで、明くる16日になってから、必死で探し回るハメに…まずは夜勤明けを終えて帰りの電車を途中下車し、K1書店とV書店をチェックしたものの、やはり売っているのは通常版のみ(←こうなるのは分かり切っていたはずなんだから、出版サイドも特装版をもっと多めに刷っておけよ!)。そして家に帰ると直ちに──選挙?そんなモンは後回しだ!(笑)──チャリンコに乗ってO書店に向かったが、結果は同じ。
こうなると、あとは馴染みがある本屋としてはK2書店ぐらいなのだが、望みは薄いし、位置的にも遠いうえに孤立している。それならば、駅前繁華街に居並ぶ大手書店を片っ端から見て回るほうが確率も高いだろう…と判断。振り返ってみれば、iPadを買おうと思い立ったとき以来、駅前繁華街に行くのも久しぶりだな。

ついでなので、残り3枚まで減ってしまった図書券を補充すべく、ルート上にある金券ショップにも立ち寄ってみたものの、あいにく成果なし。だが、目当てのGUNSLINGER GIRL特装版のほうは、2番目に訪れた繁華街最大クラスの書店(←今度いつ来ることになるか分かったもんじゃないけど、いちおうA書店と名付けておこう)にて、結構あっさりと見つけることができた。
で、「どうせ買うのなら、立ち読みの代償にしよう」と考えてアニメ雑誌コーナーに行ってみたところ、アニメディアはシュリンクされていたが、ニュータイプはフリー状態で立ち読み可能であり、読ませてもらうことにした…というわけだ。
なお、前日に訪れたD書店では、逆にアニメディアのみ見本誌形式で立ち読み可能だったけど、わざわざ読みに行くかどうかは、まだ決めていない。ちなみにO書店は、両誌とも立ち読み不可。K1書店とV書店については、ガンスリの事しか頭になかったせいで、アニメ雑誌をチェックするのを失念してしまい、不明(笑)。
あと、帰路につく前に、A書店と同じビルにテナントを構えている金券ショップを覗いてみたところ、図書券は無かったがホビットの前売り券を1290円で売っていたので、一緒に見に行く友人の分も含めて購入…これは想定外の収穫だった。

表紙&巻頭特集は、マギ。まぁ巻頭と言っても“幾つかある特集のうちのひとつ”みたいな位置づけで、編集部としても、どのように評価すべきか決め兼ねているのかも?
キャラ人気投票を見ても、今ひとつ伸び切れていない印象だし…とはいえ、上位にいるのはSAOゴティックメードといった角川系だから、実質的にはトップクラスなのかも知れないけど(そういう点も含めて)外様の作品としては、これが精一杯なんだろうか。

で、それ以外の巻頭特集としては、まず中二病たまこまーけっとという京アニ作品ペア…って、アニメージュと同じかよ!(笑)まぁ六花がキャラ人気投票で2位ということを考えれば、妥当な扱いではあるんだが。
ところで、氷菓先月から大きく順位を落としていたりするんだけど、まさか六花の躍進とバーターだったりしないよな? 制作会社で投票先を決めるような“京アニ原理主義者”みたいなのが、そんなに多数いるとは考えにくいし…つーか、考えたくねぇ(苦笑)。まぁFate/Zero勢も同じように、男女両部門において下位に後退しているから、恐らくはトレンドの変換期ということなんだろう。

ただしゴティックメード勢の上位ランク入りについては、そういうトレンドとは無関係だろ!(笑) こちらも相変わらず巻頭での特集が続いているけど、さすがに上映の始まった(←つーか、もう終わったのか? こちらが受け身でいる分には、まったく情報が入ってこないので、ほとんど話題になっていないように思えるんだが…)今月がピークだろうし、さほど人気が長続きするタイプとも思えん…とか言って、かつてのアニメージュランキングにおけるナウシカみたいに、アンタッチャブルで1位を占有し続けたりしたらどうしよう(笑)。
ちなみに今月は、謎の男(笑)と謎の女(笑)、そのほか約1匹の、中の人たちのインタビュー記事を掲載。どうやら(FSS世界とのリンクなども含めて)ネタバレ禁止を徹底されていたらしく、なかなか自分の演じた役や作品について語ることができずに、ストレスが溜まっていた模様…だからと言って、作品タイトルをはぐらかしたまま一方的に感想をしゃべって電話を切るとか、それじゃただの“怪しい人”みたいだろ!(笑)

新世界よりは、瞬の中の人──12歳バージョンと14歳バージョン──同士による対談。キャラクターの心理に関する解釈や演技プランを相談したり、出番が無いにも拘わらずアフレコに立ち会ってもらったりと、かなり気合いを入れて協力しながら、キャラを作り上げていったという感じだな。
そこまで入れ込んだ作品なのに、制作のゴタゴタによって作画・演出が足を引っ張るような形になってしまったのだから、同情を禁じ得ない(涙)。

来年の業界展望で興味深かったのが、
東京スカイツリーによって、東京MXだけで首都圏を幅広くカバーできるようになる

番組側としては、MX1局だけで済ませた方が都合がいいので、UHFの存在感が低下

これまでUHFに頼ってきた地方では、視聴できない作品が増加
…という経緯によって、地域格差が拡大するという懸念。
もっとBSデジタルでの放送やネット配信を前倒しで行なうことができれば、簡単に地域格差なんて無くせると思うんだが…そういう“誰でも思いつくはずの、簡単なこと”が、いつまで経っても実現されないという事は、それなりの理由があるんだろうなぁ。

イベントレポートで気になったのが、しろくまカフェのBD購入者を対象に開催されたイベント。掲載されている写真を見ると、思ったよりも多くの参加者が写っているんだよね…BDの売り上げ枚数から考えると、購入者に占めるイベント参加者の割合はかなり高いという計算になるわけで、ひょっとして買った人の大半は、このイベントに参加するのが目的で買った声優ファンなんだろうか? 俺みたいに、作品の面白さに対するお布施としてBDを買ったというのは少数派?
まぁ、そういう“イベント参加権をエサにしてBDの売り上げを伸ばす商法”も、喜んで釣られる者の存在があってこそ成り立っているのは事実だし、一概に否定はできないか(苦笑)。