土曜日, 12月 24

サンデー

帰宅して小休止の後、あまり気が乗らない(←だって寒い&眠いし)ままスーパーに遠征。だって明日は遅出勤務だから遠征できないし、さすがに早く行かないと品切れリスクが上がる一方だからな…とか思ってたら案の定、1冊も残ってないでやんの。
やむなく、帰路にあるコンビニを覗いてみたところ、どちらも在庫ありという運の良さで、さっそく読むことに…って、マガジンこれ先週号じゃん! 年末なので合併号なのは承知していたが、こっちは発売が来週とか…いちいち別々に読むの面倒だし、相談して発売日を擦り合わせりゃいいのに。

銀の匙
あ、やっぱりタマコが元に戻ってる(笑)。本編のほうは、男女の紛らわしい会話を聞いて、ただごとではない関係だと勘違いしてしまう…という、これまたベタなエピソード。オチが見え見えの話ばかり続いて(←それでも、読ませる話に仕上げているのだから大したものではあるのだが)、そろそろ退屈してきたので、いよいよ豚丼の処遇を決断しなければならなくなった次回には、期待しておこう。

ハヤテ
カユラの案内ということで、久々に学園が舞台。せっかく設定したのに一度も乗ってない路面電車って、せめて背景に描いてやれよ(笑)…まぁ出したら出したで「ネギまのパクリ」とかアタマ悪い批判されそうな予感もするけど。
まぁユキジのダメ人間ぶりを指して「絶望先生」呼ばわりするようなネタやってる時点で、他人のこと言えないか。

ガンダムエース2月号

今日は有休。近ごろ休暇の取得は困難のはずなのだが、希望者が殺到しそうなクリスマスイブに、なぜか簡単に休めてしまったのが謎…まぁ、貯まってる有休のストックを減らせたのだから、ありがたい話ではあるんだけど。しかし午前中は、またまたまた問題点の発覚したVer.M/Wの修正とテストプレイに忙殺され、なんとか一段落ついて家を出たのは昼を過ぎてから。
とりあえず自宅近くのコンビニまで赴き、シュタインズゲート第7巻ロウきゅーぶ第4巻の回収がてら、立ち読みフリ状態だったガンダムエースを立ち読み…それは良いんだけど、またサンデーマガジンのほうは先送りになってしまったな。
帰宅してから仮眠をとり、夕方に目を覚ましてバクマンを視聴しつつ遅い昼飯(←といっても、夜食のホットケーキの残り)を食べた後、通勤電車に乗って沿線の書店めぐり。最初に訪れたV書店でもガンダムエースが立ち読みフリー状態だったので、これ幸いと手に取る。事前にコンビニで3分の1ほどを消化しており、またWガン小説が休載だったことも手伝って、完全に読破することができた。

「アルテイシア 0083」I・後編
ちょうど今日、久しぶりにカイレポを読み返していたところだったので、安彦デフォルメで描かれた、へたれモードのカイには違和感があったけど、(これまたタイミング良く)この後のぺージに掲載されていたカイメモ(下記参照)でも、軍を辞めた直後の混迷の時期について触れられており、それを読んで多少は納得できた。

Zガンダム Define
戦闘不能状態に追いやったモンブランから、エゥーゴの機密情報を得るため乗り込んできたライラと、それを阻止しようとしたカミーユが邂逅…これはTV版の、30バンチを訪れたエピソードに該当するのだろうか? でも、どちらにせよエマに30バンチ事件の真相を見せる必要はあるだろうし、ライラを最終回で霊体(笑)として出演させるつもりなら、こういう追加イベンでカミーユとの親密度を上げておけば、それだけ説得力も増す…という計算もあったりして。その当て馬として、またジェリドの株は下がったわけだが(笑)。

ハイブリッド4コマ
相変わらずユニコーン系は好調。「富野監督より偉くなったと思うな!」とフラストに怒鳴られるバナージ。競馬に乱入してトップで駆け抜けるリディ。シャアは人間嫌いじゃないかと推測するダイナーの主人に対し、「じつは小さな女の子が大好き」と本性をバラすミネバ…と、いずれ劣らぬバカっぷり(笑)。
シリアスな本編とのギャップの激しさが、笑いに直結している人間キャラのネタに較べると、どうもMSネタのほうは平凡で、やや質が落ちるという印象…ゾゴックとアッグガイの活躍を羨ましがるアッグとか、鳥の親子を眺めて和んでいるうちに、トリントンに行くのを忘れてしまったグフとか。
そして今月は、ユニコーン以外のネタも良質。それにしてもアイナは、すっかり黒キャラが定着してしまったな…。

トニーたけざきのサクサク大作戦
“黒い百連星”による将棋倒しや伝言ゲームのネタは、もはやマンネリを突き抜けて安定を感じるレベル。こっちもMSネタより、人間キャラが暴れ回ってた頃のほうが面白かった気がするけど。

その他の4コマ
今回、4コマ系は全般的に当たりが多い印象。重装甲=厚着と解釈するなら、デンドロビウム=コタツになるMSブラザーズとか、残念シャア少佐の作者が描く、無表情なセイラさんの話とかね。
ただしWとガンダムさんは例外。そういえば先日、通勤電車で拾い読みした麻雀雑誌に、ムダヅモ無き改革の続編(?)が掲載されていたけど、まだ続いていたんだな…ざっと読んだ限りのイメージでは、あっちの方が力の入れ具合は上と感じられた。

池田×飛田展男対談
ゼータが始まった頃に監督から「最初の1クールぐらいまでは大体の話を考えてあるけど、その後は未定。キャラの生死に関しては、演技の良し悪しで決めるから、気合いを入れて演じるように」みたいなこと言われたそうな。そして元ホワイトベースのクルーも続々と出演するようになった中盤あたりには、「ヘタするとカミーユは殺されて、アムロが主人公に戻るんじゃ…」と戦々恐々だったとか。
それを本当にやっちゃったシリーズがあったねぇ(笑)…まぁ、あれは全面的に脚本家の責任であって、主演声優は、とばっちり食らわされた側だけど。

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
あの時代にしては、美少女AIの知能高すぎだろ(笑)。Vガンのハロでさえ、「昔に較べると頭よくなったな」って言われてたのに。ところで、いかにも“悪者の本拠地”といった外観なズム・シティ行政府は、一体いつの時代まで建っていたんだろ? 今月はカイメモにも登場していたが。

U.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬
年増の上官(←トイレタイム)だけではフォローし切れない需要に応えるべく、新たに少女兵士(←民間人に変装するため、着替え中)が登場…よし、これで完璧だな!(←何が?)
いかにジオンの占領下にある街とはいえ、あんな丸見えの場所にザクを立たせておくなんて、どうぞ狙ってくれと言ってるようなもんじゃないかと…まぁ兵士の素行の悪さからして、軍規も弛み切ってるようだし仕方ないか。

虹の鎧(虎哉孝征)
断片的とはいえ、バンデシネに先んじてFAユニコーン無双を描いてしまったのは、良かったんだろうか? まぁ今のぺースだと、くだんのシーンがバンデシネで描かれるのは何年先になるか分かったもんじゃないから(←ちなみに今月号で、ようやくパラオに主砲を撃ったところ)仕方ないか…あるいはアニメの方でシナリオが改変されて、無双そのものが無くなってたりして(笑)。

ジョニーライデンの帰還
当たり前のようにプラスチック爆弾と雷管を(どこからともなく取り出して)手渡すジョニ子がラブリー(笑)。

カイのメモリー
マフディーとか、サナリィが躍進する予感などの小ネタを散りばめつつ、すでにスぺースノイドは地球に関心を抱かない世代が主流を占めつつあり、いつまでも地球にこだわる連邦との意識の乖離が深刻化している…という状況を語った、いかにもこの作品らしいエピソードで、悪くない。

板野一郎インタビュー
パーフェクトガンダムの誕生秘話。てっきり「とりあえず強そうな武器をいっぱい装備しちゃえ」みたいな、安易なスパロボ的な発想に基づいたデザインかと思いきや、対ジオング戦を想定して、とても対抗できないであろうガンタンク(←長距離戦用)とガンキャノン(←中距離戦用)の代わりに、単機で短・中・長の全てのレンジをカバーすることが目的…という設定は、目からウロコだった。

超超お父さんドズル~やらせはんぞう物語~
久しぶりの当たり回。しかし銀魂といい、“鍋を奪い合うエピソードにハズレなし”という法則でも存在するのだろうか(笑)。
メイドのララァもレギュラーの仲間入り? しかし一番かわいかったのはゼナさん(←今回は美女怪盗グループということで、レオタード姿を披露)だけどな! 鍋を食えなかったショックと空腹のあまり、美女軍団に食いつこうとする(←性的な意味ではなく)男どもの狂いっぷりは、ジャイアンシチューのオチを思い出させるものがある。

CLAYMORE 第21巻

ガンダムエース立ち読みの代償として、V書店にて購入。購入候補は選り取りみどりだったはずが、ヴァルプルギスガンスリ第14巻は売り切れており(←つーか、上遠野の本が1冊も並んでいなかったのが、なにげにショック…)、やはり早めに買っておかなければヤバいと考えて、いちばん発売日の早かったコレを選択。

金曜日, 12月 23

テルマエ・ロマエ 第4巻

アフタヌーン立ち読みの代償として、D書店にて購入。今月は豊作なのに購入ペースが遅れており、しかも角川系コミックのお約束としてガンダムさんまでフライング発売されていたという、まさに選り取りみどりの状態だったが、とりあえず一番おもしろそうなコレを選択。
オビでは実写映画版の告知に加え、ノイタミナでのアニメ化についても少し触れていたが、“アニメ化決定!”ではなく“決定!?”となっているあたりが、「じつはDLE製のフラッシュアニメ(しかも、わずか全3話)なんです」という真相を暗示していたんだな。

作者自身が「連載が当初予定していたよりも長くなってしまった」と述べていたし、ネタ切れに伴う路線の変更は、避けられないところだったんだろうな。
しかしルシウスが日本に長期滞在することになるのはともかく、まさかヒロインキャラを登場させるとは思わなかった。しかも古代ローマの知識に精通し、ラテン語までぺラぺラというチートスぺックの持ち主って…まぁご都合主義と言ってしまえばそれまでだが、効率的に話を進められるメリットを勘案すれば、これぐらいは大目に見るべきだろう。
トリビア的な面に関しては、「古代ローマにおいて、もう少しで電気による動力が発明されていた可能性があった」という話には驚かされた。あと細かいことだけど、第1話でルシウスが訪れたのは、現代じゃなくて70年代の日本だったのね…確かに言われてみれば、ああいう銭湯は今どき、田舎でも残っていないかも。

アフタヌーン2月号

昨日の夜勤明けは、Ver.M/Wのテストプレイおよびレポート作成こそ快調だったものの、いろいろあって立ち読みのほうは完全に停滞…その分も含めて手早く片づけていこうと、休日である今日は午前中から通勤電車に乗って、まずはD書店でアフタヌーン(←祝日と週末の影響で前倒し発売らしい)を立ち読み。
つづいて図書館に向かい、アニメージュの残り10%ほどを読み終えてしまうつもりだったが、昨日に続いて貸し出し中…まぁ祝日だし仕方ないか。結局その後、夕方に出直して読み終えることができたけど。

げんしけん 二代目
表紙&巻頭カラー。本誌と単行本の両方にフィギュアを付けるとか、プッシュしているな…男の娘というジャンルは好き嫌いが激しく分かれそうだけど、どうなんだろね?
本編のほうは、やはりハトの過去の影が色濃くなってきたか…あまり重い話になるのは勘弁して欲しいが、さりとて今の軽いノリも「すごく面白い」とは思えないわけで、じゃあ一体どうすりゃいいんだよ!?(苦笑) とりあえず荻上が挑戦する(かも知れない)という“普通の高校生男女の恋愛モノ”のほうが気になる。あ、それと班目が失業するのかどうか(笑)。

まじめな時間(清家雪子)
新連載。主人公が死んで幽霊になるというパターン自体は今さら珍しくもないけど、“幽霊の状態は魂の冷却期間で、いずれ成仏して消える”という設定は(ありがちではあるものの)悪くないし、キャラの心情や振る舞いを手堅く描いている点も高評価。
とくにドラマチックな展開になるわけでもなく、どちらかと言えば悲劇より喜劇に近い(←初めて体験する“友人の死”という事態に、どのように対処していいか分からず、カラオケやゲームに興じたりするクラスメートの描写が、リアルというか“今どきの”作品っぽい)というのは、ある種の真実を突いているな…ドリフのコント──あるいは、少し前にあった銀魂のエピソード──のように、葬式や“人の死”は、それが厳めしいものであるがゆえに、ちょっと視点をズラせば壮絶なギャグに転じてしまう可能性を孕んでいるわけで。

臨死!! 江古田ちゃん
ヤバくなるまで加熱したフライパンを布団に入れて湯たんぽの代わりにするとか、マジで危ないからヤメロ(笑)。しかし「“さん”付けから呼び捨てに変わるか変わらないかという、微妙な距離感の変化を楽しみたいのに!」という友人Mの心の叫びには、激しく同意せざるを得ない。

春待月(秋山はる)
近く新連載が始まるようだが、その宣伝も兼ねて(?)、過去に描いたらしい読み切りを掲載。昔といっても絵柄が稚拙だったり古臭いということは無く、ストーリー的にも「いかにも、この作者らしい」と思える作品だったので、まぁ作者のファンなら評価するんじゃないだろうか…オレ的には“可も不可もなし”といったところだけど。

天地明察
今だにVer.Sをクリアしてもらってない俺としては、誰からも答えを得られなかったショックには共感できるなぁ…などと思っていたら、回答不能な問題でしたというオチかい! 俺も気をつけよう(苦笑)。
それで落胆して、直後に行われた囲碁の勝負にも身が入らなくなるかと思いきや、アッサリこなしてしまう辺りが、やはり凡人じゃないな…つーか、そこは少しムッときた(笑)。

かまいたち一族(上原光人)
四季賞受賞者による読み切り。というわけで絵柄は未熟なものの、すでに独特の味は出ているな…技術的にスゴいという方向じゃないし、オレの好みでもないから褒める気になれないけど。
内容的には、ごく普通の(←いい意味で)幕末系時代劇として手堅くまとまっている一方、とくにズバ抜けた要素があるわけじゃなく、ヒロイン(←いちおう)の男装も萌えとは全く無縁と、購入レベルには今ひとつ何かが足りないといったところ。