土曜日, 6月 26

ドラえもん 8 (藤子・F・不二雄大全集)

電撃大王コミックガム立ち読みの代償として、D書店で購入。
レジに並んでしまった後から、差益を比較し忘れていたことに気づき、大慌てで暗算を開始。だが1785円という細かい価格と微妙すぎる差のため、錆びついた脳内は混乱を極め、けっきょくイチかバチかで図書券を使うことに決めた。しかし実際は

図書カード:1785円×4.5%=80.325円
図書券:500円券(購入額480円)×4枚=80円


と、わずか1円未満の差ではあるものの、図書カードのほうがお得だったという痛恨の判断ミス…。誤差に等しいレベルとはいえ、ムダな損失であることに変わりはないわけで、今後は必ず購入前に差益比較を怠らないよう肝に命ずる。

ひっこし地図
普天間の米軍基地を(ry
のびちぢみスコープ
低学年向け作品のお約束である、ビジュアルインパクト系のネタ。
太ましいママ&のび太

なかなか愛嬌があると思う。
声のかたまり
恐らくアニメ化されているとは思うけど、見た記憶が無い作品。しかし、この“書き文字が実体化する”というアイデアが100%の破壊力を発揮するのは、やはりマンガというメディアだからこそと思う。
シンガーソングライター
悩めるゲイジュツカの顔(笑)。

今なら「初音ミクを進化させて、自分で作曲させよう」みたいな話になるのだろうか?
ロボッターの反乱
地球製造法」のときのママもそうだったが、2階の窓からゴミを捨てるなっ! ゴミ捨てに対する、この時代の平均的な人間の感性って、こんなにズボラだったのか?
ムシャクシャカーっとしたら
貿易摩擦がジャパンバッシングに発展し、アメリカの労働者がトヨタの自動車を破壊してた光景を思い出したが、あれって80年代以降だったよな? この作品は77年に描かれたから、直接的な関係は無いか…それにしても(「ドラえもん」では珍しいタイプの)豪快なオチだ。
バイバイン
俺が思いつくレベルのことは「宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?(著:山本弘)」その他で、すでに語り尽くされている気もするけど…口の中で噛まれたり、喉を通過中の時点では倍増しないように見えることから考えて、消化液に触れた時点で効果が失われると推測される。つまり全部を食べ尽くさなくても、とりあえずツバさえ付けてしまえば、倍増を止められるんじゃね?
未知とのそうぐう機
既読なのに大爆笑してしまった…この3コマのリピートが素晴らしい。

話題がどんどん庶民レベルにスケールダウンして行ってるし(笑)。
似たようなオチは藤田和日郎の読み切りでも見た記憶があるけど、あっちは確かアルミニウムだったな。ガラスにせよアルミにせよありふれた物質のはずで、超光速航法を実現できるほどの文明にとって価値あるモノという設定は、いささか無理があるように思える。他のSFなどで見かけるパターンを参考にすると、原生の動植物あるいはその加工品とか、非物質的な価値(←芸術品やコンテンツ)などを差し出すのが妥当ではないかと。
この場合、のび太の部屋に散らばってたマンガ本を気に入って持ち帰る→ドラ&のび太「地球は救われた!」と歓喜→ママ「マンガの読みすぎです」…で、キレイにオチる気がする。
無敵コンチュー丹
この巻ではゴキブリネタが多用されているので、ぜひゴキブリの敏捷性や生命力も加えるべき(笑)。でもマジでゴキブリ最強だろ…とくに飛行中のゴキブリは無敵!
天井うらの宇宙戦争
“地球のミサイル”(笑)は更にパワーアップして、あの「宇宙開拓史」の名場面へとつながっていくわけね。警報を鳴らして、全軍一斉で食事に出かけるアカンベーダーがラブリー。
のび家が無重力
悲しむべきことに、今だに火星は人類未踏なんだよな…。
あの窓にさようなら
新たに旅立つ者と、それを見送る者。遠く離れても絆はつながっている…という、せつなくもイイ話。これが卒業回でも良かったかも。
しあわせのお星さま
四年生の12月号か…この手の学習マンガを読み始めるには妥当な時期だな。「この空気は、引力の弱い星での上でも、ちゃんと溜まるんだよ」…最大の問題をあっさりスルーかよ!(笑) 「星の中へ火をつけてきた」とセットで、超高密度超質量物体を中心核に据えたほうが早い気がするぞ。
出てくる出てくるお年玉
“松”の「半年入院するケガをしたら1284円出てきた」って明らかに帳尻が合わないだろ!(笑) 差額はどこに消えた? フエール銀行の利子にでも回されているのか?
人よけジャイロ
権利関係のややこしい名前とかならともかく、なぜ一般的な地名を“箱毛”や“四畳半島”に改変するのか謎。
ゴキブリカバー
同じようなオチでも、犬だと感動的な話(←後述)になったのに、ゴキブリ差別だ(笑)。ちなみに「うちの石炭紀」は'78年の作品なので、こちら('79年11月号掲載)のほうが後なのね。
ハッピープロムナード
既読なのに、オチの見事な全滅ぶりに笑ってしまった…教訓:しっかり足元を確認して歩こう。
めだちライトで人気者
追っかけ連中がのび太に投げかける「どうしてそんなにバカなの?」とか「チンパンジーと知恵くらべして勝つ自信ある?」という質問がひどすぎる…これは素直にギャグと受け取ればいいのか、あるいはゴシップに群がる大衆の無神経ぶりに対する批判が込められているのか?
確かコロコロコミックで読んだバージョンでは、「TOKIO」('79年)じゃなく「ダンシングオールナイト」('80年)だったと記憶している。そして最大の違いは、ミツ夫の写真を見たのび太のセリフが、「スミレさんの」から“恋人”に変わっていたこと…うーむ、言われてみれば、この時点でのスミレ(←正確な年齢は記述されていないが、20代半ばぐらい?)と写真のミツ夫(←もちろん小学生)の年齢差から常識的に考えれば、恋人というのは無理があるか。
しかし同様に、息子という推定もムチャすぎる気がするぞ…銀英伝のヤンとユリアンの関係(←「年齢差が5歳なら兄弟で、25歳なら親子だろう。だが15歳というのは、どちらでもない微妙な差」)を思い出したわ。さらに蛇足だが、“ミツ夫”の名前の由来って須羽満夫すーぱーまん  だったのね…知らなかった。
アニメ制作なんてわけないよ
全アニメ業界人およびアニメファン垂涎の道具登場(笑)。しかし現実は、デジタル化が進んでも相変わらずマンパワーに依存する過酷な仕事のままなのであった…。せめて声優の音声合成だけでも実現化しないかねぇ…。
ジャイアンとスネ夫がモデルに描いた主人公キャラ

は、てんとう虫コミックス版のほうが、もっと極端に美形化されていて笑えたな。
ぼくよりダメなやつがきた
このあたりから出来杉が準レギュラー化して頻繁に登場する一方、この話ではのび太より劣るゲストキャラが登場して比較されるなど、のび太のダメっぷりに改めて光が当てられている感じ。当時('80年代初頭)って、受験戦争が激化して社会問題化しつつある頃で、その関係とか?
のら犬「イチ」の国
初めて読んだときは「普通に面白い」程度の感想だったものの、いま読むと(自分でも驚くほど)心打つものがあった。子供時代に怪奇ミステリーにハマった(←これは時代を問わず、多くの少年にとっての通過儀礼だと思う)身としては、“超古代文明”の謎を解き明かすというのは胸踊るものがあるし、時を超えて伏線が収束するSF的な快感もあるんだけど、今回はそれ以上に、神殿に神として祀られたのび太の姿を見たとき、“人が(←犬だけど)なぜ神話を求めるのか?”という心理の一端に触れた気がして、名状しがたい感慨に襲われたんだよね。
「いつの日か、イチの子孫とぼくらの子孫が出会うかも」というセリフと“動物を強制的に知性化させる”というネタから「スズタル中佐の犯罪と栄光」を思い出したけれど、あそこまで想い慕われるとストーカーのような恐怖感があるな…できれば平和的な邂逅となりますように。
のび太が消えちゃう?
これも加筆修正によって、コミックス版とは大きく印象が異なっている。パパの夢のために、自分が消えることを受け入れようとするのび太の姿勢は、本来のキャラクターからすると──あるいは、平均的な同年代の子供の思考としても──違和感があるので、徹底的に抗おうとするコミックス版への修正は妥当だろう。
自身のルーツや、将来の夢に対する決断が描かれたイイ話のひとつであり、これが卒業回であっても不思議ではないんだが…
のび太王国誕生
これが卒業回かよ!(笑) アイデア的には「階級ワッペン」と「ナワバリエキス」の再利用だし、読者の対象年齢としては「のび太の地底国」よりむしろ低下してる印象。
巻末解説
「芸術とは、金儲けと無縁のストイックな仕事であるべき」というのは幻想であり、芸術と金儲け(=社会の一員として経済活動を行なうこと)を両立させた一番の成功例として漫画&アニメを挙げる…という、いかにも村上隆らしい持論を展開。
原作者が(本棚に並ぶ本の種類を不揃いにするような)細かい部分の作画まで指示していたのには驚いた。「のび太の部屋に体温を与える徹底研究」というのは伊達じゃないな。

コミックガム8月号

暴れん坊少納言
巻頭に掲載、しかもカラーページ(←主人公は単行本の表紙に描かれまくってるけど、それ以外のメインキャラのカラー絵って、けっこう珍しいような)でこれまでの内容を振り返るとは、かなり待遇よくね? ガム作品って、ほかの最終回の時もこんな感じだったっけ?
主上と最後の夜を過ごした定子が、なんかエロいです…ほんとに最後の夜だからねー。女性の場合、出家と言っても丸ハゲにするわけじゃなく少しは残すそうで、短髪の定子も凛々しくてなかなかグッド! 
ラストに最初のエピソード(=香炉峰の雪)をもう一度繰り返すのは、お約束だよね…その間のエピソード全部が読者の脳裏に走馬燈するとか、同じように見えて少しだけ変わっていることで、成長したことを想起させるなどの効果が見込めるわけで。
少納言を慕って、内親王が追いかけてくるシーンは泣かせる…。その後の「どうせ田舎暮らしに飽きて、すぐ戻ってくる」で台無しだけど(笑)。
全キャラが「らしく」振る舞ってハッピーエンド(←まぁ一応)ということで、サブタイどおりの完璧な大団円。これほどキレイにラストを迎えた作品って最近ほとんど見かけないような気がするぞ。単行本最終巻は8/26の発売予定…もちろん購入確定だ。

こえでおしごと
いかん作者が暴走してる(笑)…お尻の話を始めると止まらなくなるのは相変わらずだな。ひたすらお尻談義で埋め尽くされたページは、とりあえずネームを流し読みしてしまった。
巫女服を着せて(←下にスク水を着用とはいえ)写真を撮るとか、ヒロイン役の声優をモデルにキャラ設定を行なうとか、もう「“こえで”おしごと」というより、「えろげのおしごと」になりつつあるような(笑)。
アニメ版のほうは、掲載されていたキャラデザが原作再現度かなり高くて満足。しかしゴンゾ残党は、あつものに懲りてなますを吹いてるようにしか見えん…萌えアニメばかり作ろうとするのも、それはそれでどうかと思うぞ。

電撃大王8月号

今日は有休。夕方からD書店に出かけて電撃大王とコミックガムを片付ける。

宇宙ショーへようこそ
新連載。地上波やネット配信で冒頭22分を見られるのは知ってたけど、それほど食指が動かなかったのでスルーしてたんだよね。なのにコミカライズ版を読む(←しかも立ち読みで!)というのも何か間違ってる気がするんだが、まぁ「気が向いたから何となく」としか言いようがない。
藤子SF短編並みのSFレベルを期待していたものの、どうやらチンプイ程度の…SFというよりジュブナイルの色合いが濃い作品らしい。それでもポチがワンダユウさんぐらい魅力的であれば、キャラクターものと割り切って楽しむことができるかも知れないけど、ちょっと厳しいか?

ななな ゆに=ばーす(華師)
読み切り。こちらもSFというより、単に専門用語(←SFじゃなくて物理学の? よく知らない)を羅列することで雰囲気を出そうとしてるだけのように見える。幼い頃の主人公が初めて恋したお姉さんは天才物理学者で、お別れした後すぐに亡くなっていたが、自身のクローンを遺していた…という裏設定はSF要素を含むものの、そのクローン少女がいきなり主人公の前に現れ、さらに彼女を追って謎のメイドさんやら怪しげな男たちやらが襲撃してくるに至っては、結局ただのドタバタラブコメじゃねーかという。
まぁ作者はコミックグランプリで準大賞を受賞した新人らしいから、肩慣らしの習作ということにしておこう。

ナンバーガール(谷川ニコ)
こちらも読み切りで、同一個体から生まれたクローンたちが「個性を身につけなさい」と指導する学校の方針に従って、試行錯誤(←七転八倒とも言う)する話。
上記作品を読んで「やはりSFは無理かねー?」なんて思っていたところに来た(←しかも同じく、クローンがテーマという巡りあわせ)ので、相対的に高く評価してしまうな…まぁ、これも本格SFじゃなくシュール系ギャグに近いし、作者は他誌で連載を持ってるらしいから、キャリアの差もあるだろうけど。

神様のメモ帳
新連載。「ニート探偵」なる肩書きやらヒロインの口調やら、萌え属性記号はそれなりに配置されているものの、露骨なサービス描写などは皆無(←大王よりもGENESIS向きの作風?)なのは、見た目よりも中身(シナリオ)で勝負する自信の顕れと見ていいのか? 作画は悪くないなど、即切り要素は見当たらないので、とりあえず評価は保留。

GUNSLINGER GIRL
聡明すぎるというのも悲しいものがあるな…時が来たら、自分もヘンリエッタと同じように扱ってくれて構わないと言うトリエラだけど、それは本心じゃないだろうに。「頭で分かっていること」と「心で思っていること」の違いとでも言うか。
ようやく自分の本性を自覚したらしいジョゼに対する評価は、ここで底打ち反転するか?

うさくんの脳みそやわらかい
もう連載終了かよ!? この程度で終わるのなら、やっぱり全話そろうのを待ってから単行本化したほうが良かったんじゃないの?
今月のお題は、チャリンコ漕いでソバを出前しようゲーム。日本の住宅事情を無視した専用コントローラーだな…鉄騎といい勝負じゃないか?(笑) ちなみに数ヶ月前までの俺の部屋は、似たような光景でした。
パンク修理イベントは、自転車乗りとしては本気で不愉快だからヤメロ。サドルは盗まれたこと無いのでつい笑ってしまったが、これも実際に被害に遭った人が読んだら、憤懣やるかたない気分になると思われる。
「治安の悪い地域」に入ると、いきなり北斗の拳みたいなモヒカン野郎が出て来たんだが、これ舞台は現代日本じゃないのか!? さらに最終ステージは宇宙人が侵略してきて、マザーエイリアンにソバを食べさせて和解しようとかムチャクチャな展開になってるし、人類滅亡寸前の状況なのにサドルを盗んだ奴ぁ誰だよ!?じつはそば屋の店主でした!というオチにはビックリした。相変わらずのノリで面白かったのに、連載終了は勿体ないな。

真月譚 月姫
淡々と後日譚を描いて、フェードアウトするように締める終わり方か…って、あれ? “最終回”じゃなくて“最終章スタート”だったのね。道理でスローペースなワケだわ(笑)。でも今さら何をやってもクライマックスほど盛り上がりそうにないし、早いとこ畳んでしまった方が、読後感よさそう。

こいこい★生徒会
あまり色恋沙汰を生々しく描かないのが作風だと思い込んでいたので、「レズビアン」なんてセリフが出たのは少し驚いたよ。エロマンガならともかく、萌え系作品では“百合”にとどめて欲しい…いや、見た目は相変わらず、ソフトもしくはコメディっぽい演出に徹しているから問題ないんだけどさ。

オオカミさんと七人の仲間たち
話の流れがスローなのに加えて、扱う題材(事件?)も事前に予想したより地味なんだな。てっきり、もっと(いかにもラノベらしい)ハデで荒唐無稽な展開になるものと。そういう「ありがちな方向」に進まなかったことで評価ダウンは避けられているものの、かといって積極的に評価できる面白さでもないので、このままだとジリ貧になりそう。

おおかみかくし ~深緋の章~
戦闘モードなどで必死の表情になると、美少女キャラの顔立ちが崩れがちになるのは仕方ないかねー? 五十鈴が自害しようとする展開は予想外だったので、けっこうショック受けたよ。最後に正気に帰って「恋じゃなかった」と自覚してしまう流れは、悲劇性を強調する上手い方法だな。

よつばと!
どうせ痩せる効果がないからと言って、風香のバランスボールを勝手によつばにプレゼントするあさぎは、やっぱり悪い奴だ! どれぐらい悪い奴かというと、仁王像の中に封印されたキカイダー01が覚醒してしまうぐらい悪い奴だ!
そんなわけで悪を懲らしめ…じゃなくて、よつばがウソついたので久しぶりに、とーちゃんによる躾エピソード。思いきり仁王像を怖がってたけど、よつばを怖がらせるなら鳥よけの目玉のほうが効果的なんじゃね?(笑)

真・恋姫†無双~乙女大乱~ 一 スタンダード版【Blu-rayDisc Video】

月末までの期間限定ポイントが300ポイント余りということで、使用する方向で検討。
他の候補としては、あきそらOVAが激しく競り合ったものの、残り在庫14個(26日午前7時現在)に対し、恋姫のほうは残り3個と切羽詰った状況で、迷う余地なく決定!…まぁユニコーンBD第1巻の時に明らかになったように、たとえ品切れになっても後から補充される可能性もあるわけで、あまり鵜呑みにもできないのだが、かといってアテが外れたら取り返しがつかない以上、ここは安全策で行くしかない。
ちなみに先日、20%オフが実施された古本市場にてあきそら原作第2巻を購入。収録エピは当たり外れいろいろあったけど、阿部定未遂の話だけはアニメ化してくれるなよ(苦笑)…まぁ公式でPVを見たかぎり、エピソード選択や作画クオリティに関しては不安なさそうだが、問題はソラの声が棒に聞こえること。ぶっちゃけ、エロアニメで男の声なんて、どうでもいいんだけどね(笑)。
もうひとつの候補である銀魂DVDについては、スケジュールの発表待ち。本編そのものの評価としては、DVD購入レベルに到達しているのは第10巻収録分が最後…だから普通に考えれば第10巻を買うべきなのだが、第11巻以降、ドラマCD同梱の初回限定版が企画されているとしたら、そちらを優先して購入したいわけで…。

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総計で13倍か。これでも「まぁ、そこそこ」と思ってしまうんだから、慣れというものは恐ろしい…。
さすがに【3つ購入でポイント3倍、5つ購入でポイント5倍キャンペーン】までは手を出す気になれないのでパス。

金曜日, 6月 25

エスパー魔美 5 (藤子・F・不二雄大全集)

ガンダムエース立ち読みの代償として、D書店にて購入。
縄文農耕説をテーマにした「ドキドキ土器」あたりは、読者の想定年齢かなり高めだな…さすがに古い作品なので、「稲作は朝鮮半島から伝来した」みたいな記述もあるのは仕方ないけど。他にも傑作「リアリズム殺人事件」や最終話「パパの絵、最高!」など、当たり回が多い。
巻末解説は有賀一宇(画家・デザイナー)。コロコロコミックの表紙デザインなどを手がけた経歴に加えて、(本人も述べているように)“娘もちの画家”という主人公一家との共通点が、依頼された理由のひとつらしい。「魔美=作者の娘がモデル」という安易な発想はミスディレクションであり、じつは作者自身が魔美に仮託して物語を楽しんでいる…という大胆な仮説を披露。ちなみにピカソも、自作「泣く女」などのモデルはピカソ自身なのだそうな。

折り込みチラシで第2期ラインナップが紹介されていたけど、とくに掘り出し物は無いようだ…。この前の大掃除で藤子不二雄ランド版が発掘されたので、SF短編集も買う必要がなくなったし。引き続きドラえもんと、あとはチンプイぐらいかな? 大長編ドラえもんは、初期の5作が収録された豪華版を所持している以上、あとは鉄人兵団の収録された巻だけ購入する予定。

ガンダムエース8月号

今日は休日。まずは自宅近くのファミマで、銀魂DVD第4ー9巻を受け取るついでにガンダムエースを読もうと考えたのだが、なにやら大きな付録のせいで紐とじ状態になっており、立ち読み不可。仕方ないのでD書店まで出かけて読むという、変わり映えのしないコースとなった。
眠気が充分に取り除けていない上に、空腹(←昨日、あれだけ食っておいて!)まで加わり、かなり劣悪なコンディションであったにも拘わらず、先日のアフタヌーンの読み残しも含めて完全読破に成功。だが、さすがに空腹と疲労に耐えかね、帰宅する前に職場へなだれ込むと、間食用に買い置きしておいたバナナをむさぼり食いながら、こうしてポメラで書き込みを行なっているのであった。

オリジン
アニメ版でシャアがゲルググの腕を切り落とされたのは、Gファイター(コアブースター)のパイロットがセイラだと気づいて硬直したスキを突かれたから…という面もあったわけだが、この展開じゃ言い訳できねぇ! つーか「大切な仲間を殺されて激昂」というパターンなら、瞬間的に普段以上の実力を発揮するのがセオリー(←へっぽこジェリドでさえそうだった)だろうに、あっさり返り討ちにされるシャアって…これでは道化だよ(笑)。
セイラ機とシムス中尉のブラウ・ブロが相討ちとなり、さっそくコアブロックの脱出システムが役に立ちました。撤退中のシャアと出くわした時には、このまま拾われてア・バオア・クーまで連れて行かれるのかと思ったけど、どうなるんだろ?

UCバンデシネ
一部シーンでバナージがデフォルメ顔になってるのは腐女子対策ですか? オードリーのホットドッグに対する反応は(アニメ版と同様に)可愛かったけど、あのホッペの演出はちょっと古臭いような。
そして追跡者マリーダよりも、ミコットの「なによ、あの女!?」の顔のほうが100倍怖かった

逆襲のシャア BEYOND THE TIME
ようやく逆シャア本編の回想が終わって、後日譚が始まるかと思ったら、前日譚が始まっていたッ! 何を言っているか分からないと思うが(AAry
まぁオバサンよりは若い娘のほうがいいか…とか、テキトーなことを言ってみる。まさかカイレポ(←ゲーツの回だったっけ?)とリンクさせるような事はないだろうけど。

トニーたけざきのガンダム漫画
久しぶりだな…マンガじゃなく、模型の新商品紹介ネタなのは少し残念だったけど、なかなか笑えるネタ──サイズの異なるガンダム2機を組み合わせて“親子”(←鬼太郎ネタで、じつは小さいほうが父親役だったという)とか、大きいほうを下半身だけにして、その腰の上に小さいほうを乗せて“操縦している様子”とか──をやってくれたので許す。

残念!シャア少佐大佐
起承転結という4コママンガの定石をブチ破って、いきなり2コマ目で正面衝突するホワイトベースとザンジバルだけは爆笑だった。

ハイブリッド4コマ
今月はイマイチ。捕虜になったコズンの食事が、ひたすら塩づくし…というネタだけか。

それ以外の4コマ
印象に残っているのは、「ヒゲを付けたガトーは東方先生に似ている」ぐらいだな。

ガンダムさん
隊長のザクさん、女医のセイラさん、お笑い一直線と、シリーズを総動員しておいて、いずれも面白くないという壊滅ぶり…。
頼みの綱であるガンダム創世は、池田シュウイチと“サンライズの手の者”による「ジオンの脅威」ネタ。役者としての経験から、「映画は甘くないぜ」と忠告して去っていく池田が最高にカッコいいですな。お約束に従って、池田の酒代を奢らされたサンライズ社員哀れ~(笑)。

ジョニー・ライデンの帰還
マインレイヤーといえばザク…のはずが、じつは連邦もボールを改造してやってましたという話。ジョニーに認められた者がユニコーンのエンブレム(と、ひょっとしてジョニーの名前も?)受け継いで広まっていくのなら、ジョニー複数説の根拠になるか。
だけど今月は本編よりも、後ろのページにある対談のほうが読みごたえがあった。やはりジョニーに関しては、ハッキリした情報が少ない一方でイメージにバラつきがあるので、作者としても苦慮してるのね。それゆえ「前作と異なり、ライブでストーリーの流れを決めていく」というスタンスらしいから、読者サイドとしても迂闊なこと言えないな(笑)。
MSV企画連載当時の裏話は、意外というか結構いいかげんというか…絵と模型の担当者がお互いにやり取りを繰り返し、そのたびにデザインが雑誌に掲載されるものだから、3ヶ月にわたって毎月載り続けるという大人気(笑)…当初は”黒い三連星”をメインに据えるつもりだった企画なのに、気がつくとジョニーが乗っ取ってしまっていたという。

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
プロローグゆえか枚数は少なめ。本職の小説家ではないこともあって、文字の密度もユニコーンほどでは無かった。読み飛ばすつもりだったけど、毎月このぐらいの分量ならば考え直す可能性アリ。
と言ってもまだ保留だし、流し読みだったので、内容に関しては触れないでおく。ただ「なぜ今、ウイングなのか?」という点では疑問。来月から島本和彦のGガンも連載開始ということだから、タイミング的にアナザーガンダム世代のブーム再燃を目論んでいる(←ユニコーンがアニメ化されたように、かなり長期を視野に入れた企画か?)のかと推し量ることはできるけど、ここで言いたいのは、作品が抱えるテーマというレベルの話ね。
ファーストは戦記モノとして、もともと時代に左右されない超越性を有しているし、多数の続編や外伝によって築き上げられた一大架空世界としての地位は揺るぎないものだろう。しかし「美少年主人公の活躍」が主要テーマであるWガンにとっては、それ以外の要素は単なるバックグラウンドに過ぎない。
だから主人公を除いたストーリーラインは、宇宙世紀シリーズの焼き直しでしかなく(←お題目とはいえ“21世紀のファーストガンダム”となる目標を掲げ、ファーストを踏襲したSEEDとは事情が違う)、戦争が起こる原因(イコール解決策)について説得力のある背景は存在しないわけね…つまり数多のスーパーロボットモノにおける善VS悪のような、箱庭レベルのリアリティしか持ちあわせていないと。
絵的なカッコよさとか演出の勢いで押し切れる(=主人公が活躍さえすればいい)アニメと違って、文字媒体である小説は、ある程度の論理的整合性や考察が根底に無ければ、薄っぺらく感じられてしまう恐れがある(←本気で福井に対抗するつもりは無いにしても、まさかラノベ呼ばわりされて満足するほど志が低くもないだろう)。戦争の本質およびその解決策を描くということが、小説という逃げも隠れもできないメディアで果たして可能なのか? それが、この企画の勝敗の分かれ目なのかも知れない。

カイメモ
ここのところ面白さがウナギ登りだな。先月の続きとはいえ、ハロのAIとガンダムの学習型コンピューターを関連づけ、あまつさえテムレイ・エンジンまでゲスト出演させるとは…あまりにも斜め上すぎてアゴが外れたわ。テムが軍属だとバレたせいでご近所の目がつらくなり、それがアムロの引きこもりにつながった…という解釈も面白い。
ジョニー・ライデンと同じく、こちらも今回はあらかじめ終着点を定めずに、読者の反応を探りながら少しずつ方向性を定めていく方式なのかなぁ…という気がしてきた。

富野です
水素エネルギーの研究について。もともと福岡は炭坑の街で、エネルギー関連事業に理解のある土地柄だったとか、電力会社は(ガス会社を儲けさせたくないという考えから)水素エネルギー由来の電力を買い取ってくれないという話が、興味深かった。

木曜日, 6月 24

サンデー&マガジン

新人歓迎会から戻って、自宅で1時間ほどクールダウン…俺みたいに貧乏性の人間が珍しくビュッフェスタイルの食事なんて体験すると、ここぞとばかりに要領をわきまえず食いまくってしまうんだよな。
しかも他の参加者を置き去りにして独走・逆走・暴走のかぎりを尽くす──具体的には、メロンソーダで乾杯→スイーツ→お茶漬け→雑炊→ようやくご飯モノに取り掛かるかと思ったところでアイスクリームを発見し、元の木阿弥──という流れで、ようやくご飯モノに手をつけ始めた頃には、すでに腹5分目ぐらいに達していたという…。

そんなわけで、帰宅後しばらくは身動きできなかったものの、なんとか半額セールに間に合うタイミングで復活を果たし、スーパーへ遠征。まずは雑誌コーナーでマガジンと(1冊だけ残っていた)サンデーを立ち読みした後、食品コーナーに向かう。
昼のうちに金券ショップで買っておいたJCB商品券(←最安値980円で売っているショップは品切れだったので、別のショップにて985円で購入)をさっそく使って、バニラアイスをどっさり補充&半額寿司ゲット!…って、どちらも先ほどの歓迎会で食いまくったばかりなんだが(苦笑)。

ハヤテ
真っ先に思い出したのはクレヨンしんちゃんの「またずれ荘」編だが、ラブコメ要素アリなら“めぞん一刻2010”と呼ぶべきか? どちらにせよ、ゼロ年代も終わろうという今の時代(←劇中時間は2005年だけど)に、貧乏アパート共同生活を描くというのは、むしろ一周まわって斬新…なわけないか。
脚付きのアナログテレビにHDMI端子を接続しようとするものの、あっさり3色ケーブルで妥協してしまうナギに親近感を感じてしまう…まぁ確かに、慣れてしまえば大した事ないんだけどね。ともあれ、「猫の住んでるアパート」をセールスポイントとして訴えようとするナギが可愛いのでよし!

だぶるじぇい
部長に弟子入り志願する中坊を、必死に追い払おうとする北条さんが少し可笑しかったぐらいで、基本的には(オチも含めて)ハズレ回。これ読む前に単行本を購入しておいて良かったわ。
絶望先生
同じく本編(オチ含む)は全くもってハズレ。だが今週のテーマ“トカゲの尻尾切り”にちなんだ、最終ページのアオリ文句「圧倒的じゃないか、我が軍は!」(←ヒトラーの尻尾)だけはツボに来た。まぁ単なる定番で、褒めるようなネタじゃないけど。

だぶるじぇい第2巻

アフタヌーン立ち読みの代償として、D書店で購入。
本スレで話題になった、表紙のつまようじさんの眉間にあるという糸クズは、確かに指摘されないと気づかないレベルだな。
そしてカバー下ののなー版つまようじさんは、完璧に心の準備をした上で覗いたのに、やはり噴き出してしまった。

アフタヌーン8月号

今日は夜勤明け。月末進行が始まったことに加え、夕方から職場の新人歓迎会が控えており、さらに週刊少年誌も未読(←昨日が泊まり勤務で、天候不順だったため)という、かなり忙しい状況。
まずは電車でK1書店まで出かけたものの、アフタヌーンはシュリンクされており立ち読み不可…やむなくD書店まで足を延ばすことに。できるだけD書店ばかり当てにするのは避けたいところなのだが、まぁ仕方ない。
だが予想より時間を食ってしまったせいで、歓迎会の開始時刻が迫り、オクターヴを読み残すことに…まぁ、これでも連載の数が減った(←ハックスベントラーベントラーに続いて、ぢごぷりも今月で終了)うえに四季賞や読切もなかったので、かなりサクサク読み進められたと言えよう。

ああっ女神さまっ
螢一の“緊急事態”は、トイレかと思ったら単なる空腹で、予想が外れたと思ったら次にやっぱりトイレが来たという…あー、ややっこしい!
彼氏確定してるスクルドが、今さらツンデレな素振りを見せてもあまり嬉しくないぞ…あと、乾燥剤に水かけて投げつけるのは、危ないからやめなさい! そんな彼女だが、次の敵とは相性良さそうなので、活躍に期待しておこう。
アニメで何らかの新たな動きがあるらしいけど、正直もうやめておいたほうが…逮捕しちゃうぞ(←同じくスレイヤーズも)の最新シリーズは、昔のシリーズの雰囲気を忠実に再現していたからこそ、時代が変わってしまった(←あるいは、変わってしまったのはオレ自身か?)ことを痛感させられたんだよね。

臨死!! 江古田ちゃん
まずは「ごめんなさい」→ありえない言い訳をする→相手が逆上したら「心が傷ついた」のコンボで勝率100%か…あまり使いたくない方法だけど、いつか役に立つかもしれないので、いちおうメモしておこう(笑)。

武士道シックスティーン
1回読み飛ばしたかと錯覚するような急展開…いや、先月までの話が記憶に残ってないだけか。
白と黒それぞれが、行き詰まったときの足掻き方を学ぶ話…ってところかね? まぁ人生いろいろあるわな…ひどい裏切りに遭って人間不信に陥り、そのまま蒸発してしまうようなハードな人生送った奴は、幸いにして俺の周りには皆無なので、あまり軽々しく言えないけどさ。
とりあえず今月も、白の可愛いカットがあったので満足…いちばん印象に残っているのは、電話で恋人とイチャつく姉の姿を見て、ドン引きしてる時のダバ顔だったりするんだが(笑)。

ACONY
着物を着た女の子の姿に見える金魚は、飼い主の心の中にある希望を食らいつくそうとする怪異でした…って、×××HOLiCみたいな話だな。
これまでは“毒にも薬にもならない作品”という評価で、何となく惰性で読み続けていたんだけど、今月は珍しくそこそこ面白かった…と思った矢先に、次回で最終回とか。まぁ基本1話完結スタイルだし、これまでにも色々やらかしてる作者だから投げ出しor打ち切りでも驚かないけどね。むしろ読むものがひとつ減って、これでまた楽になったというのが正直なところ。

友達100人できるかな
友情マトリクスを見て思い出したのが、悠久幻想曲。アレも放っておくと、主人公⇔各NPCの信頼度はMAXなのに、各NPC同士の関係は険悪(=ギスギスしたハーレム状態)になるという、無駄にリアルに人間関係をシミュレートしたシステムだったな…まぁ破綻しそうになると自動的にフォローが入るし、そもそもリオ由羅のように徹底的に相性の悪い組み合わせでもない限り、そこまでヒドい事態には滅多にならなかったけど。
こっちのシステムは「悠久」より条件が厳しくて、NPC同士の関係もMAXにならないと友情成立が認められない…そのうえ成功してもカウント数にボーナスが賦与されるわけじゃなく、普通に4人分だけって、苦労する割に何のメリットもねーじゃねえか!(笑)
でもひょっとして、これが最後の一発逆転につながる伏線かも? 天才バカボンの「友達の友達は、友達なのだ」理論とか、蓬莱学園の冒険の「月光洞の住人も加えて再計算。裏切り許容限界の108とは、人数ではなく比率」方式とかね。

いもうとデイズ
ヒロインは空気扱いで、担任教師とクラスメートによるお兄さん争奪戦ふたたび…だけど、こっちのほうが面白かったりする(笑)。社会人1年目でホストクラブに入り浸ってドンペリ注文って、順調に人生転落コースを突き進んでるな…こんなダメ教師に教わる子供たちが可哀想すぎるぞ。
その担任の先生が、脅迫相手を勘違いしたせいで話がややこしくなったと思ったら、さらに真犯人は別にいたという意外な真相。そりゃあ殴られたら、恨みに思うのも無理はないわな(←しかも殴った本人は酔っ払っていて記憶にないとか、最悪にもほどがある)。
そしてオチは「お兄さんに、子供の魅力に気づいてもらう」宣言…って、犯罪をけしかけるようなマネするなっ!(笑)

水曜日, 6月 23

ドルアーガの塔 FLOOR.7

【FLOOR.7】
トラップ①熱湯のプール(落ちるたびに1ポイントのダメージ)
②腐食した階段
(1ポイントのダメージ+ポーションをすべて失う)
宝物①レッドソード(武器ポイント:4)
②ホワイトポーション(体力ポイントを6ポイント回復)
出現方法①熱湯のプールを渡りきった後、いちばん東の石柱に戻る
②宝箱を開く

スタンダードな迷路が多い序盤においては珍しい、全フロアぶち抜きのイベント階。こういう階は基本的に、フロア全景を見渡すような描写がされているんだけど、別途記述がないことから考えて、ほかの階と同様にヒカリゴケが繁茂しているのだろうか?
普通の風呂場のような環境ならカビが生えるのに何の不思議もないが、それよりも室温の高いであろう熱湯プールの部屋で、コケが生育できるのか気になる。逆に58階(倉庫番+ペンゴ面)のような寒い場所でも、やはりヒカリゴケが照明として機能しているはず(←こちらも別途記述なし)だが、これらは同一種なのか? 答えを求めてwikiってみると

>冷涼な地域に広く分布する。
>生育環境の変化に敏感で、僅かな環境変化でも枯死してしまうほどに脆い存在である。


あー、こりゃ湯気の沸き立っているような場所では生き残れそうにないね。そもそも、現実世界の種とは異なる、高い繁殖能力と環境適応性を備えた別種と考えるのが妥当なんだろうけど。

実際の攻略に関しては、5階でクルスから飛び乗る石の順番を聞いていれば、何も問題はないはず…人間不信に陥って自滅したギルガメラmk-II(←アドベンチャラーズ・イン第3号を参照)みたいなケースは、どうしようもないが。
原作でも、初心者殺しの5~6階を乗り越えた後、7階では一息つける流れになっているので、それに準拠した難易度設定ということなのかも知れない。

しかし、腐った階段のトラップはひどいね。これ見よがしにポーションを配置し、大事に取っておこうと背負い袋にしまい込んだ直後に砕くとか、作者の性格の悪さが伺える(笑)。
湯気で階段が腐食するというのは普通にありそうだし、もし塔が崩壊せずこのまま何十年も存続したとすれば、今ある左側の階段も腐って、さらに新しい階段が造られる…みたいなことが繰り返されるのだろうか? まぁ出口(8階)側の最北端は、東西の両端に至る長い通路になっているから、どこに階段を建てても大差ないわけだし。プールを渡りきったら階段が8つ並んでて、そのうち7つまでは腐っている…とかだったらイヤすぎるぞ(笑)。

最大のツッコミどころは、8~9階でギルが降伏した場合、気絶させられた状態でここを渡って、5階まで運ばれたのだろうか?という点。
重い装備類は剥ぎ取られていたとしても、大の男を抱えつつ、岩の間をジャンプして運ぶのは大変だったろうに…運んだのは5階のゴブリンコンビかね? でも、あいつら非力そうだし、「重いしメンドくせーから、もう捨てちまおうぜ」とか言い出して、熱湯プールに放り込まれそうなんだが(笑)…って、ドリフの風呂場コントを思い出しちゃったよ。
9階で捕らえたのなら、5階まで降ろすよりも10階に運ぶほうが手っとり早いよなぁ…いや、銀鎖のカギを手に入れる前の10階行きは死を意味するので、わざわざ5階まで連れて行ってくれるのは有りがたい話なんだけどさ。
この「気絶させてから運ぶ」という方法には無理があると作者も考えたのか、第2巻以降では気絶させず「目隠しして連行する」という方式に変更された…これはこれで、階段の移動が大変そうではある。ちょうど先日、なぜか職場にある階段の照明が全部消えていて、真っ暗闇で階段を降りることの怖さ&難しさを、身をもって経験したばかりなのだよ(笑)。足元が見えない状態で進まなければならない感覚の、なんと不安で心細いことか…。

隠しアイテムとしてレッドソードが配置されているのは、アイデアとしては面白いものの、ゲームバランス的には難しいところ。獲得することを前提とした場合、以降の敵キャラが強くなりすぎて、獲得できなかったプレイヤーが必要以上の苦戦を強いられるとか、逆に獲得しない前提だったら、敵の強さがヌルいと感じられる恐れがあるわけで。
まぁ、もともとゲームブック版では原戦力ポイント決定の時点でムラがあるわけだし、多少の振れ幅は許容範囲内とも考えられるか。武器などの装備を完全に揃えていなければクリア不可能な原作と違って、クリアに至る選択肢の多様さこそが、ゲームブック版の特徴なわけで。

火曜日, 6月 22

楽天アフィリエイト

例によって、バナーを貼ると30万ポイント山分けだそうな。
愛車の査定が云々というスパムメールを大量に送ってくる会社は、こことは別物かね? まぁ全部thunderbirdが弾いてくれるから、どうでもいいんだけどさ。



ところで、楽天ツールバーのリニューアルが痛し痒し…。午前0時から2時までの口数制限が無くなったのは評価できる(←個人的に、最もネットの使用頻度が高い時間帯なので)ものの、やたらログインや口数表示が不安定になったり、時間帯によっては検索で500や503が出るなど、ひどく使いにくい。
いかにポイントを稼ぎたいとはいえ、まともに検索もできないようでは本末転倒だろ! というわけで結局、今までどおりGoogleを併用することになるのであった。

月曜日, 6月 21

ドルアーガの塔 FLOOR.6

【FLOOR.6】
モンスターミラーナイト(技量ポイント:9、体力ポイント:6)※
宝物①金の魔術書(ドルアーガを倒す呪文についてのヒント)
②メタセコイアの葉
 (デミヒューマンの怪我やステータス異常を治す?)
③ウイングブーツ(攻撃力と防御力が1ポイントずつ増加)
出現方法①②マジックロックを解いて、南東の部屋に入る
③北東の部屋に入る

※不意打ち攻撃を行なう

原作でミラーナイトの特性をもっとも分かりやすく示すのが、ジェットブーツ装備のギルと同じ速さで動き回る点。本作では、これら2つの要素を同じ階に置くことで、対比を明確にしようというコンセプトと思われる。
本作におけるミラーナイトの登場は、原作が16階で初登場するのに比べると、かなりの前倒しだと言える。原作では(タイミングさえ合わせれば)初期装備のままでも倒せるほど弱いのだが、本作の場合はキツい…この時点でのギルの戦力は、ウイングブーツ装備前で15、装備後でも17であり、対するミラーナイトは18と、やや不利。しかも不意打ちを食らう状況設定であり、ましてや5階でサーベルタイガー相手に激闘を繰り広げた後とあっては、なかなか厳しいだろう。
5階までは「とりあえず、ここまではお試し無料サービス」という感じで、よほど無茶をしない限り死ぬことは無かったものの、6階以降は難易度が上昇し、いよいよ本気で殺しにかかってくるという印象だな。

しかし打つ手が無いわけではない。この階のマップは、3ブロック四方の部屋4つを均等に配置して通路でつないだデザインとなっており、お好みの部屋だけを好きな順番で廻ることも可能なのである。
つまり強敵であるミラーナイトとの戦いを避け、アイテムだけ手に入れてサッサとクリアしてしまえばいいのだ。
苦労して倒しても、経験値を除いて得るものは無いし、その経験値も、8階でゴースト相手に連戦するほうが楽に(しかも、より多く)稼ぐことができるんだよね…これは作者の意図したことなのだろうか?

難易度の上昇に対応するように、この先ほとんどの階では食事を摂ることができるようになっている。
ところどころで差し挟まれる塔外の景色の描写から考えると、18階の宿屋へ辿り着くまでに丸2日を費しているはずだが、いったいそれまでに何度の食事を摂ることになるのやら…(笑)。おまけに9階ではミツユビオニトカゲ、レストランではテローダスのムニエルまで食わなきゃならないという。
ちなみにシステム面でドルアーガ3部作よりも古い「ソーサリー」であるが、食事に関するルールでは本作よりもリアル(もしくは厳密)だったな。同じ日のうちに2回以上の食事をしても、あまり体力が回復しないとか、逆に食事や睡眠を抜くとダメージを受けるとか。もし本作もこの方式だったとしたら、さらに生存率は厳しいことになっていただろう。

さて次は、メスロンの研究室について。

この部屋のマジックロックを開くために、いよいよ初めて魔法の呪文を使うことになる。
本作における(←といっても、ほとんど他のゲームブックを知らないんだけどさ)魔法は、呪文スペルが独自の法則性に基づいて作られており、いかにも妖しげな語感を伴っている点、最初は不明だった効果が、実際に使ったり情報を集めるうちに次第に明らかにされていく点、実際の効果も、見た目ハデなものより地味なものが多い点など、いかにも“本格派”の雰囲気を漂わせている。(敢えて近い作品を挙げれば「ギア・アンティーク」だろうか?)
惜しむらくは第2巻以降、このような初期のイメージにそぐわない、(悪い意味で)システマティックな部分が増えてしまったこと。第2巻あとがきにも「フツーのゲームブック」に近いと書かれているが、個人的には(戦闘のたびに、コマンドで選択した呪文を応酬するような)そこいらのCRPGで見飽きたような形式に収まってしまったことが、やや不満だったり…もっとも初プレイ当時はPCどころか、ファミコンのRPGすら触ったことも無かったんだけどねー(笑)。
つかみ所のない呪文名だからこそ、何とか法則性を見出だせないかと頭をひねったのだが、何しろサンプル数が少ないので簡単には行かない。

MAURUドルアーガの魅了の術にかかった者を、正気に戻す
MUALA体力を25ポイント失う
MUARUマジックバリヤー
NUARAマジックロックされた扉を開く
NUALAゴーストの技量ポイントを1下げる


基本パターンは

子音(MまたはN)
 +
母音(MAURUを除いて原則的にUA)
 +
子音(LまたはR)
 +
母音(AまたはU)


なんだけど、第1巻の時点で判別できた(ように思えた)のは、「4文字目がLの呪文は使っちゃダメ」ぐらい。これを踏まえて第2巻では、黒竜の牙を買わずに済んだ(←発動させる呪文がNASLUだったので)ものの、NAZLEを警戒して使わなかったせいで、ロックデーモン戦がムダに長引くという失敗を犯してしまった。
第2巻で登場したサンプルを加えて、新たに思い立った仮説が「1文字目がMの呪文は、Nの呪文に比べて強力であり、体力の消耗も激しい」というもの。MIRRAMAGNOは体力を6ポイント消費するのに対し、NARRONAZLEは4ポイントどまりで、MUALAについては言わずもがな…とはいえMAURUや、第3巻のMEHIOは当てはまりそうにないし、とどめにFANTZなんて投げやりな名前の呪文まで登場するに至っては、もう真面目に分析するのがバカバカしくなった(笑)。

リメイク版における修正箇所の一つが、この呪文の選択肢である。正解(NUARA)と大ハズレ(MUALA)を除いて2つの選択肢があるという点では同じだけど、旧版では存在しない呪文が列記されているのに対し、リメイク版では別の用途の呪文(MUARUNUALA)に差し替えられている。
ソーサリーでは、存在しない呪文を誤って選択すると、体力を5ポイントも失うという手痛いペナルティを課せられた(←特にシリーズ前半では、この種の選択肢を多用することで、ただでさえ少ないパラグラフ数を水増ししていたのが腹立たしい)わけだが、本作ではペナルティにもバラつきがあり、体力を失わずに済む場合があったり、失うポイントも大小さまざまだったりする。
純粋に個人的な好みの問題だけど、この件に関してはリメイク版より旧版のほうが良かったな。マジックバリヤーはゴースト戦で初めて使ったから新鮮な驚きがあったのに、こんな関係ない場所で先行ネタバレを食らってしまったら、ワクワク感が半減してしまうじゃん。

研究室で手に入る2つのアイテムおよびメスロンの遺したメモについては、「連行して行った奴らに見咎められなかったのだろうか?」という若干の疑問があるものの、FANTZのような幻術でも使って気を逸らせたのだろう…と、脳内補完。
メタセコイアの葉を持ってくるよう頼んだのは、連行された後で自分の身に何らかの危害が加えられることを想定したから? まぁ実際には、無傷のまま呑気に過ごしていたようだが(笑)。しかしその後で頭を思いきり殴られて記憶喪失になるとは、本人も予想していなかったに違いない。
葉の効能については当時、アドベンチャラーズ・イン(←創元ゲームブックに付属していたファン向け小冊子)に推測が掲載されていたっけ。確かにメスロンがエルフだと仮定すれば、ドワーフのタウルスと仲が悪いのも納得できる…となると、問題は血縁関係か。「パンタクル」の挿絵を見たかぎり、弟王子の耳は尖っていないようなので、考えられる可能性としては

①人間であるセフィロト王が、エルフの妻を娶った。弟王子は父方の血が、メスロンには母方の血が強く顕れた。
②シャンバラー王家は一夫多妻制。弟王子が正妻(人間)の子なのに対し、メスロンは妾(エルフ)腹。


とくに②だと、(黒魔術の実験なんてしてなくても)追放される理由になりそうではあるな。

ゲームに話を戻すと、メタセコイアの葉が役立つ場面は2ヶ所だけ…タウルスの怪我を治す時と、メスロンの記憶回復フラグを立てる時である。前者は33階の罠にかからなければ必要ないものの、後者を怠ってしまうと、終盤で何の脈絡もなくメスロンの記憶が戻ることになる(←ゲームの進行上は問題ないものの、ストーリー的に唐突な印象になってしまう)ため、なるべくなら避けたいところ。
まぁメタセコイアの葉だけなら、第3巻でマンドラゴラから購入することもできるので、仮に降伏して身ぐるみ剥がされたとしてもノープロブレム。
ただし金の魔術書については、それほど簡単な話ではない。旧版では全く出番がなく、せいぜい12階から脱出する際の(分かりにくい)ヒントと、18階の宿屋で売り払うぐらいしか使い道はないのだが、リメイク版においては、合流直後のメスロンとの会話で、“ドルアーガを倒す呪文の手がかり”という重要な伏線が張られており、所持しているか否かで第3巻の展開にも影響が出る可能性を捨てきれない以上、うかつに失くしてしまうわけには行かないのだ。