土曜日, 3月 24

天地明察第2巻

アフタヌーン立ち読みの代償として、V書店にて購入。

巻末付録の、村瀬の初期設定ラフにあった“乙女をつかもうぜキャラ”という書き込みがオカシい…果たして意図した通りになったのだろうか?
どちらかというと、もうひとつの巻末付録…原作者直筆4コマ漫画“春海くん”のほうが、かわいくて乙女のハートを掴めそうだけど(←少なくとも作者は、鼻息荒くして喜んでいたし…笑)。

アフタヌーン5月号

正午に仕事を終えて、そのままD書店へ直行したということは、すなわち昼メシを食ってないわけだ。おまけに最近は(またもや)睡眠時間が乱れる傾向だったので、帰宅後は食うか眠るかの選択を迫られた。
とりあえず睡眠を優先。ひと眠りしたうえで、バクマン。最終回が始まる直前に目を覚まし、これを視聴しつつ食事を摂る。それから再び眠って気力・体力の回復に努め、午後8時ごろに起きたら、V書店へ向かう…というカンペキな計画を立てたものの、アラームの設定時刻を午前と午後を間違えるという初歩的なミスを犯し、見事に午後8時すぎまで爆睡してしまった(苦笑)。
しかもメシ食ってねーし! …まぁ幸い、それほど空腹は感じなかったので、イチかバチか食事抜きで本日2度目の立ち読みに挑んだ。
V書店では、予想どおりガンダムエース少年エースはシュリンクされていたので、フリー状態だったアフタヌーンを読むという恒例のパターンに。

臨死!! 江古田ちゃん
クレジットカード解約難民のネタは、傍から見れば面白いんだけど、経験アリの身としては素直に笑えねぇ…。そして逆の立場になると、解約を阻止すれば褒められる…というネタのほうも、今どきの(あまり明るくない)社会事情を反映してしまって、ブラックジョークを通り越して社会風刺の領域に足を突っ込んじゃった感じ。
極めつけは最後の“同じ職場の人間が亡くなったけど、非正規雇用&自殺だったので、会社としてはスルー扱い”という話。もはや笑うどころじゃないだろ…そういう作品じゃなかった無かったはずなのに、作者に何か心境の変化でもあったのだろうか?

天の血脈
柱コメントの、
担当:「ファンレターが来ましたよ!」
安彦:「(ガンダムのことしか書いてねえ…)」

が、愉快痛快(←これは“可笑しい”と“ザマーミロ”の感情が、綯い交ぜになったもの)…もういい加減、そこは諦めろよ(笑)。

GON(田中政志 )
アニメ化の宣伝を兼ねての新連載…なんだけど、むかし読んで速攻で切った時と同じ感想。やはり本質的に、こういう作風とは合わないらしい。

天地明察
トビラの絵(←ここだけカラーページ)は浮世絵のタッチを模したもので、なかなか洒落ている。本編では、見た目はガンコジジイの建部が、意外と取っ付きやすそうだった…どうやら人間関係の面では心配なさそうね。
ノウハウが確立してしまった分野なら“できて当たり前”だから、ちょっとした失敗に挫折感を覚えてしまう恐れがあるけど、こういう手探りの要素が多く残っている分野なら“失敗するのも普通”ということで、余計なプレッシャーに悩まされずに済みそうだな…このヌルい(←いい意味で)雰囲気が、傷ついた春海の心を癒してくれそうだ。

勇者ヴォグ・ランバ
主役2人の過去エピソード。やはりベタな恋愛モノはいいねぇ…気のせいか、以前にも増してキャラデザが面長になったように思えて(←まるで、どこぞの腐女子向け)、その点はマイナス要素だったけど。
少しは持ち直したものの、まだ期待したほどの面白さには達していないので、このままでは単行本を買わない可能性が高い…ストーリーの構造上やむを得ない部分もあるが、ひょっとして全話を読み終わるまで評価できないタイプの作品なのだろうか? だとすると、評価が定まらないまま先行投資的に単行本を買うのは難しいぞ。

リマスターズ!
“666”なんて獣の数字を黒板に書き出して、厨二病っぽい歌詞でも閃いたのかと思いきや、別の意味で厨二病でした…(苦笑)。卒業まで2年足らずの間に、世界的なスターダムに上り詰める…なんてあり得ない妄想を抱くのは、中学生までにしなさい!
こういったイタイタしさを笑うギャグ作品として楽しむべきなんだろうけど、どうにも“スベってる”感だけが空回りしてるようで、そろそろ見切りをつけるべきかも知れない。

こたつやみかん〔前編〕(秋山はる)
主役が女の子2人とはいえオクターヴのようにレズレズな関係になるわけでもなく、しかも部外者にはついて行けないディープなレベルで落語オタクな会話を始めた(←興味のない人間にとって、どれほどオタク話が意味不明で鬱陶しいものかということを、久しぶりに思い出させてくれたわ…オレも自重しないとな)時点で、こりゃダメかと思ったが、男キャラが登場して、落語で勝負という流れに入ってからは、俄然おもしろくなってきた。
勝敗を度外視して、自分のやりたい演目をやるという選択は明らかに敗北フラグだけど、それを踏まえたうえで、どのような結末を迎えるのか、後編に期待。

まじめな時間
かなり掲載位置が下がってきたことに、一抹の不安…まぁ単行本“第1巻”が5月に発売ということで、今すぐ打ち切りということは無さそうだが、イコンみたいに2巻で終了という可能性はあるか…まぁ長々と続けるような話でもないし。
いちおう正体を知られたということで、少しはストーリーが進展したと言えるかも知れないが、コミュニケーションを取れるわけじゃないし、あまり意味なさそう…さすがに手詰まり感もあるので、そろそろ大きく話を動かして欲しいところ。

お兄ちゃん覚悟なさい

ガンダムエース立ち読みの代償として、ネット注文しておいたものをD書店にて購入。

かなりオレ好みのキャラデザ(←後半に収録されていた初期作を除く)に加え、ジャンル的にも兄妹モノとか女の子同士とか、オレの嗜好に合ったものが多く、かなり満足度は高め。
この作者は“買い”だな…と思って調べたが、ほかには殆んど単行本を出してないのね…とりあえず作者名で新刊案内メールを設定し、また実質的に唯一の既刊であるキミだけにするんだから を、今後の購入予定リストに入れておく。
“実質的に”と書いたのは、もう1冊の既刊であるおんなのこわーくすが、表紙を見るからに下手くそな頃の絵柄であり、しかもアニメのエロパロというオレの守備範囲外のジャンルなので、購入対象から除外されるためである。

ガンダムエース5月号

今日はハーフタイム勤務で、正午に終えたあとD書店へ直行。アフタヌーンだけでなく、25日が日曜日ということでガンダムエースおよび少年エースも繰り上げ発売されていたが、アフタヌーンはフリー状態だったし、ほかの店でも読める可能性が高そうと判断し、まずは見本誌形式だったガンダムエースから手をつけることに。
なお少年エースについては、来店した時点では全てビニールで封印されており、しばらくした後に見本誌が配置されたものの、他の立ち読ミストの手に渡って読むことができなかった。

ユニコーン関連
とりあえず第5巻の発売が近づいてきたし、告知だけしておくか…みたいな適当ぶりが感じられるな。せめてPV第1弾とタイミングを合わせて、カイの登場ぐらいは知らしめるべきじゃないのか?

Zガンダム Define
ライラについては、最終回で霊体として登場することを考えれば、こうしてアニメ版よりも深く意志疎通を描いておくのは、悪くない改変だろう。
その後のクワトロによる“修正”は、テレビ版でウォン・リーがやった事の前倒しか? この先、アンマンのエピソードがどうなるか(←そもそも立ち寄るかどうかさえ)分からないけど、そこでまたウォンに殴られるというのもクドいので、この辺りも改変されそう…となると、かなりクワトロとウォンの印象が変わってしまうな。しかしシャアが今後も真っ当な主人公らしく描かれ、今回のように先達としてカミーユを指導し続けるのであれば、カミーユの精神崩壊ENDは避けられるかもね。
付録(←Zガンダム コンプリートBOOK)に掲載されていた、メカニックデザインに関する対談では、「ファーストで“兵器としてのリアルさ”が追求された結果、ガンプラは大ヒットしたものの、そのせいでメーカー側が節操のないバリエーション展開を要求し、逆に兵器としてのリアリティが失われてしまった」という反省に基づき、デザインや設定の整理を行なうとの事…言ってることは間違ってないけど、旧来の設定にこだわるファンからは、また激しく非難されそうだ(苦笑)。
でも「とりわけ、携帯火器には個性が感じられない(←メガバズーカランチャーを除く)」という指摘に対しては、反論できないよなぁ。

ガンダムさん
4コマでは、テレビ版で唯一、ガンダムハンマーで倒されたコムをクローズアップして、おちょくりの対象に。
後半は“ファーストをスパロボチックに描く”という、誰でも思いつくようなアイデアを実際にやっただけ…と、冷めた見方もできるし、おそらくはネタ切れゆえの苦し紛れなんだろうけど、バカな話を本気で描いてみせる大和田の演出力があれば、ひとつのエンターテイメントとして成立する可能性はある。お笑い一直線シリーズみたいに、何がやりたいのか分からない話をダラダラやるぐらいなら、思い切ってこの路線を継続しても良いんじゃね?

ハイブリッド4コマ
つまらない話と面白い話が半々…といったところか。これは気分によるものかも知れないけど、純粋に“面白い”というよりも“くだらなすぎて笑える”タイプが多かった印象。
ユニコーン系では、3倍の速さでバナージを接待するフロンタルとか、「ジオンの武人は、貴公らほど甘くは無いぞ」から転じて「意外と、兄上も甘いようで」と、なぜかキシリアになってしまうミネバあたりか。自在に空を飛んで攻撃できるバイアラン・カスタムに対し、ジオンの旧式MSたちが文句言って反撃されるネタは、“ドラいせん”や“古城のグフ”よりは面白いな。
ユニコーン以外では、ミハルが売りつけようとする“ろくなもんじゃない”商品が、このマンガの単行本…という自虐ネタと、「テムレイ・エンジンを取り付けただけで、性能が飛躍的に向上しました!」という通販番組のパロディネタが秀逸…利用者として出演したランバ・ラルが「ザクとは違う」とか感想を言ってるわ、ひそかにザクがグフに変わってるわ(←気がつけよハヤト!)と、ツッコミどころ満載で楽しい。

ジョニーライデンの帰還
政治的判断から、やむなくジャコビアスに撤退指示を出したオクスナーだが、一方で“オモテの仕事”としての名目で、現場に残留できるよう入れ知恵するあたり、なんとも食えない奴だな…ここ最近の話はイマイチだったけど、今回の、こういうクレバーなやり取りが見られたことに免じて、単行本第4巻の購入を決定(笑)。

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
もともとエンジェル・ハイロゥは宇宙船として建造されたとか、精神を幼児化させる思念波放射は暴動鎮圧を目的に開発されたもので、いずれも本来は平和利用されるはずだった…という独自解釈が語られる。
それはともかく、宇宙船内の閉ざされた環境で、同じメンツが長い時間を共に過ごすことは、むしろ人間関係に激しい軋轢を生じさせるというのがSFの定番──青をこころに、一、二と数えよとか、イヤなイヤなイヤな奴とか──のはずなんだが…いいのか?

U.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬
また敵(←しかも異性)を助けるパターンか!(苦笑) すっかりガンダムシリーズのテンプレとなってしまった感があるけど、こんなマイナーな作品にまで踏襲しなくていいだろ…これで次回“やっぱり分かりあえなくて、射殺しちゃいました”みたいに斬新なオチを描いたならば、作者のこと見直すけど(笑)。

超超お父さんドズル~やらせはんぞう物語~
こちらも、極限の状況で仕方なく敵と協力するパターン…ま、こっちは完全にギャグだが。「ザビ家の連中って顔も怖そうだし、肩からトゲとか生やしてたりするし」と、まるっきり小心者のレビルだが、一人だけ無人島に取り残された時には(←ドッキリだけど)さすがに堪忍袋の緒が切れて、巨大化して暴れだした…って、このマンガではよくある事だな(笑)。

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
なんで今さら“キャラ名は数字”なんて、言わずもがなの話題に触れるかねぇ…平成ガメラを、劇中でカメ呼ばわりするに等しい、身も蓋もない暴挙だろうに。
作中人物が実際に話したセリフじゃなく、言わば“神の視点”である本文の中だからセーフという判断だろうか? しかしガンダムのパイロットたちやゼクス、あるいは今回のシスのように“素性を隠したい”という動機がある者たちならばともかく、たとえばトレーズやノインなどは名前を偽る必要なんて無いわけで、あれは本名なのか偽名なのか?って話になる。
わざわざ触れなくていいようなタブーに触れて、自分の首を絞めてしまったようにしか見えん。

木曜日, 3月 22

サンデー&マガジン

今日は休日。朝のうちから通勤電車に乗って出かけ、職場近くのコンビニでサンデーマガジンを立ち読み。
途中で、昨晩の夜食であるホットケーキの影響による腹痛に悩まされ、コンビニのトイレに駆け込むことになったりしたが、どうにか無事に読み終えることができた(苦笑)。

ハヤテ
しょせん焼肉は“庶民にとっての”ぜいたく料理であって、セレブたる咲夜とは縁が無さそうなのだが…なんて細かい揚げ足取りも、今回のガンプラ先生の変態ぶりを見た後では、軽く霞んでしまうな。童貞っぽい言動を(あくまでギャグとして)ネタにする程度ならともかく、ここまで行ってしまうと、さすがにドン引きだわ…。
しかもユキジが古着とか言い出した時点でオチが読めてしまったし、おまけに(ぺージ数の問題とはいえ)急いで話をまとめようとしたせいで、唐突な印象も否めない…と、マイナス要因ばかり目につく割に、あまり面白くなかったという踏んだり蹴ったりの評価。
そういえば昔、俺が買ったMDウォークマンは、けっこう早くオシャカになった記憶があるなぁ…(苦笑)。修理に出して一時的に復活したものの、さほど間を置かず再び壊れたことに脱力して、結局そのまま放置したんだっけ(←セールでまとめ買いしたナマのMDディスクも、使わずじまいで部屋の奥深くに眠っていたりする…まさに“安物買いのゼニ失い”)。
あの手の小型精密機器に、あまり寿命とか耐久性を期待しなくなった原因のひとつだな。そして今、同じく予想より早い寿命を迎えつつあるポメラを打ちながら、iPadを買おうかどうか逡巡している俺にとっては、タイムリーな話題だと言えなくもない…って、単に新型iPadの発売直後というだけの話かも知れんが。

スターチルドレン
第1話の途中で速攻切った作品だけど、予想どおり早々と打ち切られました(苦笑)。ジャンプのほうのアレも低迷しているみたいだし、やはり少年誌で宇宙モノは厳しいのか、あるいは宇宙兄弟フォーゼが当たっただけで、べつに宇宙モノ自体がブームというわけでも無いのか。詰まるところジャンルで分けることに意味など無く、ただ単に「面白いものがウケる」という当たり前の真理が存在するだけなんだろうな。
あと、いつの間にか読むのをやめていたGAN☆KONも、掲載位置が最後尾になっていて、連載継続に黄信号が灯った模様…まぁネギま!に続いて絶望先生も終了する今のタイミングは、ほとんど惰性で続けてきた水曜日の立ち読みを終わらせるいい機会に思えるので、多少なりと関心を抱いていた他の作品も終わってくれるなら、後顧の憂いが無くてちょうどいい。