金曜日, 3月 5

4月のコミック新刊発売予定

04/03   アゲハを追うモノたち 1   矢上 裕   588
またもや初っぱなから微妙…。最近は徐々に面白くなってきたような気がするけど、スロースタートだったからなぁ。来月号のヤングエースを立ち読みしたときの気分で決めるか。

04/13   あさりよしとお番外選集 2   あさり よしとお   620
“2”ということは、やはり今月に第1巻が出るのか。「アステロイド・マイナーズ」はなかなか良かったけど、いちおう収録作品を確認してから決める。

04/16   ハヤテのごとく! 23   畑 健二郎   440
04/16   ハヤテのごとく! 24   畑 健二郎   440

けっきょく同時発売の案は通ったのね。まぁ買わないと思うけどさ(笑)。
同日発売の神のみ第8巻も同様。

04/23   ドラえもん 7   藤子・F・不二雄   1680
>みらいラジオ
>持ち主あて機
>録験機で楽しもう

このあたりが未読で楽しみ。知っている作品でも
>人間切断機
>コーモンじょう

このあたりは爆笑必至だな。

04/23   エスパー魔美 4   藤子・F・不二雄   1575
ドラえもんと同時に出るので大変そうだが、逆に5月は買わない(←さすがに「ジャングル黒べえ」は…)ので、ゆっくり読むとしよう。

04/23   ウタマロ    永井豪とダイナミックプロ
よっぽどオチで落胆させられない限りは買うはず。

04/24   咲-Saki- 7   小林 立   540
ひとまず中古待ち。いいかげん決勝戦を終わらせてアニメに追いつけと。正直、アニメに比べると作画・演出ともに見劣りするので、このうえ話も面白みに欠けるようなら今回でオサラバするつもり。

04/26   てんかぶ! 1   井冬 良   588
やっと出るか。購入ラインにギリギリという気もするけど、作者にとっては初コミックスだから少々おまけしてお布施買いしてやるか…と思ったら、今月の末に「やまンコ!」とかいうタイトルの本が出るのね。こちらは雑破業が原作か…電撃マ王はチェックしてないんだよな。とりあえず覚えていたら、手に取ってみるとしよう。

04/27   GUNSLINGER GIRL 12   相田 裕  578
購入確定。

3/8追記
04/01   お釈迦様もみてる 自分応援団   今野緒雪   480
めずらしく前巻(←“マリみて”も含めて)から、ちょっと間が空いたな。まぁ評価は低空飛行だけど、いちおう購入。

青い花 第5巻

ぱふ立ち読みの代償としてO書店で購入。ようやくSFマガジン特大号も300ページほど読み終えたが、こちらに取り掛かるのは、まだしばらく先になりそう。

前半の演劇はどうでもいいし、後半ようやく回想に入って過去の行状が具体的に描かれるのかと期待したら軽く触れただけで終了と、ひどい空振り感を味わわされた…さすがにこれ以上つきあう気になれないので、第4巻ともども古本屋に売却。

ぱふ4月号

今日は遅出勤務。すでにヤングエースも発売になってしまったが、まずはぱふの片付けと、青い花第5巻暴れん坊少納言第6巻の在庫確認を急がなければならないので、朝からO書店へ。
結論としては、少納言のみ在庫を確認できず、ぱふを立ち読みして代償に青い花を購入。少納言のほうはアニメ雑誌の発売日を待ってS1書店の在庫をチェック、見つからなければネットで注文という形になりそうだな。

帰り際にSスーパーを覗いてみたものの、やはりお気に入りのバニラアイスは入荷しておらず。不味さに耐えられなかったファミリアを別にすれば、そもそも「ファミリーサイズのアイス」自体が見当たらない状態。
次に立ち寄ったディスカウント店では、ストックの尽きかけているカロリーメイト(コーヒー味)をまとめ買い。来店したのが商品の入荷直前というタイミングの悪さで、けっきょく10分ほど待たされることになった。手持ち無沙汰で、しかも空腹状態での10分は長い。店内にスペースの余裕があれば、買ったばかりの青い花でも読んで過ごせたのだけれど、デフレの影響で満員御礼状態のディスカウント店に、そんなもん在るわけねぇ(笑)。

ぱふ
'09年度末ということで、まとめ特集。嗜好の細分化が進み、様々なジャンルの作品や雑誌が新たに生まれる一方で、充分な需要を獲得できずに消えて行くものも多い。公表の場や各種サービスとしてのネット利用が進み、それら一連の流れに対応すべく、供給側の提携の動きも盛んに…みたいな状況については、すでに知られている通りで、とくに目新しい見方とかは無し(まぁ、まとめだから)。
ネットの普及で「知られざる傑作」みたいな作品の情報も行き渡るようになるかと思いきや、むしろ逆に、人気作品を支持する声の圧倒的な大きさの前に埋もれてしまっているというのは、何とも皮肉な話だな。マイナーだけど貴重な情報が、それを必要とする者に充分に届いてないという…。
ベストテンの顔ぶれを見ても長期連載タイトルがメインだし、ここ最近は注目に値する作品が生まれていないのかと。ベストテンのほとんどが映像化されている(←例外は、まず映像化不可能な「聖☆おにいさん」ぐらい)事からして、やはり映像化をきっかけにして知名度が急上昇するパターンが多いらしい。
かくいう俺も、チェックしてるのはアニメ関連のニュースばかりでマンガ関連までは手が回ってないから、アニメ化されて初めて作品の存在を知る…というケースが大半だからな。マンガ関連でほぼ唯一のニュースソースが、このぱふなわけで、昔はフルバ、のだめ、エマなど「アニメ化されてないけど面白そうなタイトル」を知る手がかりになってくれたんだけど、近ごろはコレといった作品に巡り会えてないような気が。今月号を読んで記憶に残った作品は、「テルマエ・ロマエ」ぐらい。

連載作品に比べて活気に欠けるのが、短編(読み切り)の読者ランキング。雑誌の感想で、しょっちゅう「連載陣より読み切りのほうが面白かった」と書いてる気がする俺からすれば意外なんだけど──まぁ俺オススメの読み切りなんてマイナー嗜好すぎるから、ランク入りはしないだろうが(笑)──やはり単行本に比べて、雑誌を買って読んでる人間は少ないのが最大の原因?
マンガ家アンケートは、知っている名前だけを流し読み。森薫が「そして船は行く」を挙げていたのには、ちょっと驚いた。歴史モノつながり…? 作風はぜんぜん違うけど(笑)。

ムダヅモ無き改革<デラックス版>

これに関しては内容ヤバ過ぎで、いつDVDの発禁/回収が決定されてもおかしくない以上、BD待ちはあきらめて(まぁ画質で売る作品でもないし)可及的速やかに購入すべきとの結論に達した。ジャケ買いしない主義とはいえ、ニコ動で先行公開された予告編だけでも面白さは充分に伝わってきたし、発売前に予約購入しておくべきだったかと少し後悔…発売前なら26%引きだったのに、今では23%しか値引きされないし。
しかし、その損失分を補って余りあるキャンペーンが現在、楽天で行われている。すなわち

>48時間限定。エントリーして期間内に楽天市場で合計5,000円(税込・送料別)以上のお買い物をした方にもれなく、楽天スーパーポイントを300ポイント、合計10,000円(税込・送料別)以上のお買い物をされた方に600ポイントをプレゼントいたします。

1万円で600ポイントだから、率にして6%…実際には、ジャスト1万円にするのは難しいので多少は率が落ちるにせよ、魅力的な数字であることには変わりない。ここで問題になるのは「なるべく合計金額が1万円に近くなる商品組み合わせを考えるべき」という点だが、これが意外に難題だったりする。
とりあえず候補を列挙してみると(価格は、いずれも税込)

①ムダヅモ無き改革<デラックス版>  3,881円
価格組み合わせだけ考えれば通常版(2,264円)のほうが都合が良いのだけれど、デラックス版のみの特典

>●封入特典/スペシャルCD
 ・「ムダヅモ無き改革」オリジナルサウンドトラック
 ・テーマ曲
   「ムダヅモ無き改革 ~勝利の闘牌ジュンイチロー~」    
    歌:小泉ジュンイチロー(森川智之)
●映像特典/激突!麻雀大会(轟盲牌禁止ルール)
 (出演:大和田秀樹、水島 努、玄田哲章、伊藤静)
●音声特典/オーディオコメンタリー(大和田秀樹×水島 努)


を見てしまうと、通常版では物足りないんだよね。とくにテーマ曲は、クセになって困る(笑)。ム~ダむだ無駄ム~ダむだ♪

②銀魂 シーズン其ノ四 07 【初回生産限定】  3,497円
ぶっちゃけ本編は微妙で(良回は「人気投票編」のプロローグぐらいか?)、同梱特典のCDだけが目当て。画質はもちろんネタ(←音楽の著作権が絡んだ場合など、DVD版で改悪されること多し)的にもTV放映版のほうが良質なので、どうせDVDは買っても見ないし。純粋に“お布施”であるならば、第8巻(←人気投票編など傑作回が多く、購入決定レベル)をスルーする代わりに、こちらを買っても一緒だろうという理屈である。

③ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【Blu-ray】     4,507円
どうせ後からバージョンアップ版が次々に発売されるだろうし、劇場版ナデシコのように「後から出たほうが画質が向上していた」なんて事もありそう。今のところBD再生環境がないのだから、慌てて買う必要もないし。
あと、相変わらず楽天ブックスの商品検索はヘボ過ぎで、普通に商品名で検索してもヒットしないが、「30万ポイント山分け」のバナーから辿り着くことができた。

④けんぷファー5 (初回生産限定) 【Blu-ray】  4,817円
当初は紅音派だったんだけど(メガネスキーだし)、後半のプッシュを受けて会長の魅力にも目覚めてしまったクチである(笑)。まぁ内容は色々とグダグダでもあるし、総合評価は「お布施にBD1本買うのがせいぜい」というレベル。というわけでイチオシ回(=第10話)の収録されている、この巻を候補に。

⑤真・恋姫†無双 六 スタンダード版【Blu-ray】  5,284円
馬超の主役回だけ買うつもりが、いつの間にか第1巻は売り切れてしまっており、ならばということで第11話の収録されている巻に狙いを定めた。ラジオCDには興味ないので、初回限定特装版はパス。

⑥刀語 第二巻 斬刀・鈍【Blu-ray】  5,439 円
「フルバのベストキャラは綾女」という俺としては、宮本充のこういう“哀しみを内に秘めた”系の演技を久しぶりに聞けたのが嬉しかった。
それにしても「1話が50分で、1巻あたり1話を収録」という方式が紛らわしくて困る。普通のTVアニメ(=1巻あたり2話収録)と勘違いして、あやうく第1巻を選んでしまうところだった(笑)。

普通に考えれば①+②+③が妥当な選択なのだが、合計11,885円と少しばかり率が悪くなってしまう(600円引きで約5%。ただし③の30万ポイント山分けが、どれほどになるのか読めない)。
率だけを考えるなら、合計10,101円となる④+⑤の組み合わせがベストではあるものの、①が含まれないのは本末転倒だろ(笑)…いや、①はあらためて月末に購入するという策もあるにはあるが、現時点での在庫は18個で、補充される可能性はほぼ皆無という状況ではリスクが高いよなぁ…。
補充といえば、ユニコーンがまたもや在庫補充されていた…売り切れ詐欺かよ(笑)。ちなみにユニコーンは3,730円なので、①+②とセットで合計11,108円。③を買うよりはマシな選択だったな…今となっては詮無いことだが。

3/06追記
けっきょくギリギリまで粘った末、①の在庫が1つ減っていた──でも通常版の在庫は、逆に増えていたりする(笑)──ことが決め手になって、手堅く①+②+③の組み合わせで行くことに決定。

水曜日, 3月 3

サンデー&マガジン

今日は休日。昨日は夜勤明けだったワケだが、会社の送別会やらで時間を食って、けっきょく立ち読みに出かける気力は残ってなかった。2ちゃんが完全沈黙してる状況なので、スレ巡回に費やす時間がまるまる浮いたはずなんだけど、どうにも動きが鈍いせいで上手く活用できてないな。
今日も動き始めたのは日が暮れてから。いちばん近いコンビニがサンデー&マガジンの置き場所をレジ前に変更した(要するに、立ち読み禁止)ため、少し足を伸ばして別のコンビニへ。昨日の送別会の会費で空っぽになった財布をATMで補充しつつ、立ち読みを済ませる。ここからはO書店までさほど距離もないし、閉店時間までは余裕があるからぱふの立ち読みに向かうという選択肢もあったものの、やはり気力が足りずそのまま家へ折り返す。

ハヤテ
設定ネタバレ回。1週で終わると勝手に思い込んでいたので、正直「まだ続くのかよ!?」感が強い。それと、ハヤテ兄の一人称も、予想と違ったので違和感があるな。
生徒会役員共
無理に下ネタに持っていこうとしない方が面白いという…(笑)。まぁ自分が学生の頃は“生徒会”なるものと全く接点が無かったけど、実際にそれほど仕事が多いとは思えないわけで。生徒会を題材とした学園モノは多いが、現実の生徒会はフィクションのように、多様な職務をこなしたり事件に巻き込まれたりはしてないだろうし(←本物のメイドや執事が、ほとんど掃除ぐらいしか仕事しないようなものか)。自分の嗜好を、理論立てて正当化しようとするスズが可愛い。
だぶるじぇい
1ページ目の煽り文のおかげで、読んでるのが最新号と分かって安心した(笑)。最初から夢オチとバラした上でもうひとヒネリするとか、類似の題材(=プロレスと相撲)を使い回して少しだけ変えるとか、最小の労力で済ませようというセコさの垣間見えるあたりが、いかにも野中テイスト。しかし整体というのは絵的にもネタ的にも、ムリがあり過ぎ(そこが笑えるんだけどさ)。

日曜日, 2月 28

コミックガム4月号

アワーズ立ち読みでそれなりに消耗したものの、ガムは読むページも少ないし、代償となる商品の在庫を確認してしまわないと次の手が打てない事もあって、K2書店への遠征を敢行。冬服と靴下が煩わしく感じられるぐらい暖かくなり、夜でも遠征に耐えられるようになったのは有りがたい。
どうやら少納言は完結が近そうだし(後述)、こえでおしごとは「どうでもいいやゲージ」が貯まる一方。あとは一応こもれびの国も読んでるけど、それだけのために真夏の炎天下にK2書店まで遠征しようとは思わないので、このまま魅力的な新連載(←今月のはダメだ…)でも始まらない限り、夏までにはコミックガムとの縁も切れそうな気配。

代償となる本は、K2書店でも発見できず。青い花は1巻から4巻まで置いてたのに…。あと少納言も2巻から4巻までという、中途半端な在庫状況。どうでもいいけど少納言、和モノなのに巻数表記だけは何故ローマ数字? うとい奴が見たら第Ⅳ巻第Ⅵ巻を間違えてしまうぞ。ちなみに俺は大丈夫…時の蛇と死闘を繰り広げたのは伊達じゃないぜ!(笑)

なお遠征の途上に古本市場が位置しているので、超久しぶりに覗いてみた。3月に期限切れとなるポイントが100ポイントあまり残っており、ちょうどいい機会だから使ってしまおうというわけである。購入したのは、以前から想定していたサンレッド第1巻で、お値段270円ナリ。
それと、かなん改め大月悠祐子のオリジナル新作を立ち読みできたのも成果だった。気になっていたものの、怖くてジャケ買いは出来なかったんだよね…そして、その予感は正しかった(苦笑)。この作者の絵は好きだし、ショタ趣味に関しては気が合いそうなのだけど、あくまでキャラ萌えとは“要素”であって、それだけで作品を成り立たせるのは無理なんだってば。

暴れん坊少納言
読んでるこっちが恥ずかしくなる、不器用で直球ド真ん中の告白でした。いやーメデタシめでたしと思ったら、今回のうちに暗転の兆しまで匂わせるとは、予想よりも前倒しだな…。
恐らく最終回まであと4話残っているはずだから、最後の権力闘争(だか何だか知らんが)は、かなり長い話になりそう。尺が長ければ、それだけ途中の鬱展開も深いものが描けるわけで、今から戦々恐々…どうかお手柔らかに頼む。

アワーズ4月号

今日は有休。2倍の競争率を勝ち抜いて獲得した貴重な休みの日にまず何をしたかといえば、始発電車で出社して次の有休を申請していたりする(笑)…仕方ないじゃん、なるべく他の奴に迷惑かけない勤務シフトとか、疲労を最小限にとどめるペース配分とか考えた結果なんだから。今月で新人研修も終わって欠員の穴埋めに回され、これでようやく休暇枠に余裕が生まれると思いきや、今日もまた競争率1.6倍とか勘弁してくれ…まぁクジには勝ち抜いたけど(笑)。こういうところで幸運ポイントをムダ遣いしてしまうから、肝心なところでハズレを引いてしまうんだよ(後述)。
会社から帰って二度寝すると、さすがに先日からのハードスケジュールで身体が参っていたのか、午後2時まで爆睡してしまった(←これほど深く眠れたのは久しぶり)。しかも疲労と眠気は抜けきっておらず、その後も少し雑用をこなしては軽く仮眠を取る…を繰り返し、なんとか外出できる程度まで持ち直したのは夜になってから。
先日の計画どおり、まずは自転車でV書店へ。週末を経過したわけなので売り切れも覚悟していたところ、幸いにして2冊が残っていたのは良いのだが、電撃大王(←今月は『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』キャラクタービジュアルブックという付録が付いている)まで立ち読み可能だったのには驚いた。正直、無神経な立ち読み野郎が粗雑に扱う→ふたたび立ち読み全面禁止…なんて事態になったら最悪なので、ここでは“アワーズだけ読める”という状況を保ってくれるのが望ましいのだけど、俺が口出しすることじゃないわな。
立ち読みを終えて代償となる本を探したものの、青い花第5巻は以前と同じく品切れのままで、暴れん坊少納言第6巻も見当たらず。うーむ、朝のクジ引きで幸運ポイントを使い果たしたか…。

惑星のさみだれ
やっぱりラスボス戦は回復使いまくりが基本だよね…というツッコミ入れられるのも想定のうちか、そんな読者の冷めた気分も打ち砕く、お約束だが熱い展開の連打連発。風巻が禁断の13体目を出して、その名前が“未来”とか、最初で最後の騎乗をしてアニムスを子供呼ばわりする南雲さんとか。
とりあえず皆殺しタイム終了で、このまま順当に行けば騎士団の誰も死なずに済みそうだが、今月まったく見せ場のなかった──アワーズの表紙を飾った代償か?(笑)──主人公&ヒロインがどうする気なのか読めないので、まだ油断は禁物か。まぁ「最後に同士討ちやって死屍累々の鬱エンド」なんて展開はとても王道路線と呼べないから、丸く収まるとは思うけど。
天にひびき
そう言えばバイオリンはギターと違って、基準になる線が引かれてなかったな。良くも悪くも徹底的にアナログ仕様で、音の出し方から始めなきゃならんのか…。
「うまい奴と組んだほうが上達は早い」というのは分かるけど、この場合けっきょく他人に引っ張り上げてもらっているのであって、自主的に「うまくなりたい」と思ったワケじゃないような…。まぁ具体的な目標をイメージするのって難しいけど、早いうちからソレを行なえたほうが、人生で失敗しなくて済む可能性は高そうだ…と、就職活動で苦汁をなめた俺は愚考するわけです。
ナポレオン~獅子の時代~
最近、大陸軍戦報が先行ネタバレコーナーと化してないか? それでも面白さが減じてないのは確かだけど…先月に予告された強敵2人も、キャラが立ってたし。
「必要な事だからやる。ただそれだけ」と割り切ってしまうナポレオンは、合理主義を愛する者としては尊敬の念を禁じ得ないが、「1d12で1以外は死亡」とか言われると、さすがに付いて行くのを躊躇してしまう…何だよソレ、ナイトクロウラーの致死毒でさえ死亡率8分の1なんだぞ! 凡人を主人公のそばに置いて、その視点から「この人スゲー!」と持ち上げることで天才ぶりを描写するのは基本だけど、その役回りを兼ねてたビクトルが(それなりに)成長してしまったので、より相応しいキャラとしてウジェーヌが充てがわれたのだろうか?
作者は巻末インタビューで「もうナポレオン描くの飽きた」とか聞き捨てならないこと言ってたし、ヘタに売れっ子になって印税生活とか始められてしまうと、そのまま富樫状態に突入してしまいそうだな。好きな作品なので、もっと売れて欲しいのがファン心理ではあるものの、やはりクリエイターは生かさず殺さず状態にとどめるのが、良作を生み続けるコツなのかもね。