土曜日, 9月 25

こいこい★生徒会 第2巻

ガンダムエース立ち読みの代償として、D書店で購入。
本日発売のサンレッド第11巻テルマエ・ロマエ第2巻は未入荷なのか、見当たらず。同じく本日発売のコミカライズ版イヴの時間は入荷していたものの、絵柄が好みではなかったのでパス…ただしオリジナルエピソードも存在するらしいので、今後レビュー確認のうえで購入(←おそらく中古でお試し)する可能性も。
そんなわけで新刊が全滅してしまった以上、購入一歩手前だった既刊(そして中古で手に入らなかったもの)の中から適当なものを…と考えて選んだのがコレ。

ガンダムエース11月号

今日は遅出勤務。朝のうちにコンビニを覗いてみたものの、あいにくガンダムエースは見あたらず…昨日のうちに売り切れてしまったか、あるいは取り扱いをやめたのだろうか?
仕方ないので、銀魂DVD第4-12巻だけ回収して引き上げようとしたところ、普段なら名前を告げるだけで商品を取り次いでくれたのに、なぜか今回は注文番号の照会を求められる…おいおい、まさか涼しくなってマスクをしていたぐらいで、不審人物に見えたとか言うんじゃないだろうな? とりあえず番号なんて覚えてないので、運転免許証を見せて本人であることを主張したら、すんなり渡してくれたけど。
そうして帰宅した後は早めに出勤し、勤務開始時間までD書店で立ち読みするという恒例のパターンで。

オリジン
ホワイトベース、ア・バオア・クーに強行着陸…って、できるなら最初からやれよ! そしてキシリアによるギレン誅殺…今月ここまで話が進むとは思わなかったぜ。
まぁキシリアとしては、このまま連邦艦隊が壊滅するとジオン側も落ち着きを取り戻してしまうので、ドサクサに紛れて指揮権を奪取するのが難しくなるという判断だろうな。それは間違ってないんだけど、事象の発生する順序に問題が…。WBの強行着陸は、ギレン死亡で混乱が起こったスキに乗じて…という形にしたほうが説得力あったんじゃないかと。
捕縛されたセイラは、アルテイシアを名乗る開き直りよう。この傲岸不遜さは、幼少の頃の兄を思わせるものがある…というか、安彦作品における貴人の振る舞いがワンパターンなだけか。何の証拠もない以上は口から出まかせと考えるのが普通だろうに、言われるまま総帥に報告しようとする将校って…せめて“元ダイクン派だったので、昔のアルテイシアの顔に記憶がある”とか、理由をこじつけろよ(←それもわざとらしい気がするけど、何も無いよりはマシだろう)。
どうでもいいけど、ア・バオア・クー司令部で飛び交ったセリフ中の“Iフィールド”というのは、おそらくEフィールドの間違いだよな?

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
かなり戦史や戦術の研究本を読み込んで、そこから引用した記述が多いように感じられた…規模は比較にならないが、方法論としては銀英伝に近いか。
ただし銀英伝のテーマやストーリーは、そうやって読み込んだ史実をバックボーンとして、作者自身が構築した歴史観・戦争観に基づいたもの。 それに対してこちらは、あくまでガンダムWという既存の作品のテーマ&ストーリーに沿うよう引用しなければならないため、かなり作者は不自由な思いを味わったのではないだろうか?
“兵器としてのMS”を現実の戦場に持ち込んで、有効に運用できるよう見せかけるのも頭の痛い話──それを何とか考えようとするのが、MSオタのマゾヒズム的快感でもあるわけだが(笑)──だし、Wガンの究極のテーマである“戦いの起こる理由を解明し、それを克服する”という目標も、現実の歴史と、それを題材とした研究書を読んだだけでは、なかなか答えに到達することは難しいだろう。
しかし学術分析や戦術解説などの客観的な記述が多いためか、先月よりは読みやすいと感じた…本職の小説家ならぬ脚本家としては、小説的な手法(←読者に対する“読みやすさ”を意識しなければならない)による人物描写よりも、こういう事象の羅列のようなスタイルのほうが適しているのかも知れないな。

UCバンデシネ
さまざまな人物の動きが(基本的に)原作に準拠して描かれているだけであって、たまたま時期が一致しただけとは思うものの、冒頭のノーム隊長が死亡フラグ立てまくるシーンは、アニメ第2巻の発売が近いことを意図したものではないか? と訝ってしまう。アニメ第2巻前半はリディ視点で描かれるらしいから、上述のノームとの会話が回想形式で挿入されてもおかしくは無いだろうし。
普通、ほかの掲載作品と隣接するページには、単行本の広告なり前回までのあらすじ紹介なりを挟んで明確に区分するはずなのに、この作品に限っては、本編終了からシームレスでハイブリッド4コマUC編につながっているので困る。とくに今月は
右ページ(バンデシネ本編の最終ページ):予想外のアルベルト登場と、それに驚くカーディアス。
左ページ(ハイブリッド4コマの1ページ目):歌合戦に出演するカーディアスと、それを補佐するガエル。

という、全面オッサン絵で埋め尽くされたページ構成なので、作品が切り替わったことに全く気づかないという…(笑)。

MSV-R
対艦攻撃能力を改良したラムズゴック。アタッチメント方式にした大型クローは、シールド(←シンプルな板状)の部分が水の抵抗大きくて、すごく使いづらそうに見えるんですけど(笑)。ヒートラムも、サイズ小さそう(←中隊長マークより少し大きいぐらい)だし。

ガンダムさん
ガンダム創世は、少し時間を遡って板野イチローの来歴を紹介。たぶん次回以降、劇場版の作画に関するエピソードを描くに当たって、板野という人物の存在を事前に周知しておく必要があったのではないかと。
大西洋、血に染めて」のコンテを描き上げた富野自身、さらに安彦や板野までがコンテを読んで泣いたというのはフィクションだろうな。

ジオン公国幼年学校
“新條まゆ”に“銃”と来れば「そのキレイな顔を吹き飛ばしてやるぜ」に期待した奴は、俺だけじゃないはずだ(笑)。残念ながら至って普通の実弾射撃訓練で、せいぜいウサギが紛れ込んでいるぐらい…別にそんな小細工しなくても、ゲーム感覚で銃を撃つ訓練させるだけで、普通に人を撃ち殺せるようになることは、米軍が実証済みなんだけどね。
主人公の不手際する罰として、そのウサギの肉を使った料理を食うよう命じたりしたら、先生を尊敬するところだ(笑)。現時点では“厳しくも実直な教官”というのが主人公視点での人物評であるべきだから、さすがにそこまではさせないか。
実際は主人公の母親と爛れた関係にあるわけだが、その発覚が予想したよりも早まりそうな流れだな…てっきりクライマックスに来ると思っていたのに。このまま学校を脱走→実家に戻ったところ、母親の情事を目撃…というベタな昼ドラ展開に進むんだろうか?
その場合、“主人公が乗り越えるべき大人”である先生が早々に退場するとは思えんから、火種を燻らせつつ、お互い何食わぬ風を装って学園生活を続けるのかね? 先生と母親に対する負の感情を学園での生活に転嫁することで、軍人としての素養を身につけていく事になる…と。

ジョニーライデンの帰還
けっきょく青いゲルググの正体は不明のまま。応援に駆けつけたアッシマーの隊長が思わせぶりな独り言を吐いたり、なぜか主人公が規格の異なる火器を使えてしまったり…と、ベタな伏線を張っただけの煮え切らない話と言わざるを得ない。
次回は連載を休む代わりに光芒のア・バオア・クーを掲載。本編とも関わり合いのある内容との事なので、ひょっとして“あの”エース部隊の詳細が描かれるのかも…パイロット個人は別として、部隊そのものが描かれるのは初めて? MSV直撃世代としては、これは期待を抑え切れない。

逆襲のシャア BEYOND THE TIME
かなり適当に読んでるので、時系列が混乱してきた(笑)。今月で終わったNT研のエピソードも、次回(←ちなみに来月号は休載)から始まるクェスとの絡みも、過去の回想(あるいは、実際には起こっていない夢)という解釈でいいのか?
まずは被験者の立場でNT研のやり口と強化人間の末路を見知った後、今度は逆に強化人間を育成する立場へ。それらのステップを踏まえた上で、最終的に何らかの答えにたどり着く…というストーリー構成じゃないのかと思うんだけど、まだ確証は無いし、面白いかどうかも判断がつかないという困った作品だ(笑)。疑念を抱きつつ、今しばらく読み続けるしかないか…。

Gガンダム
新連載のページ割り増しボーナスも無くなってそろそろ通常運転に落ち着くだろう…という予想とは全く正反対で、むしろさらにページが増えてとうとう120ページを突破してしまった。このペースで増え続ければ、東方先生が亡くなる頃には200ページを越えるんじゃないか? という冗談も、笑い話とは言い切れなくなってきたぞ。
内容については、ようやくギャグ演出多めの島本テイストにも慣れて「普通に面白い」と思えるようになってきたものの、二枚目貴公子のジョルジュや陰気なアルゴといった次回以降のメンツは、チボデーやサイ・サイシーと違って、あまりコメディ向けじゃ無さそう…という不安が。まぁそれを言い出したら、もともとお笑い担当じゃなかったはずのドモン自身も、今じゃすっかりコメディが板に付いてるワケで、それほど心配しなくても大丈夫かね。目次コメントを読むと、次回(ジョルジュ編)はシリアスに行くようだし。

超超(ハイパー)お父さんドズル~やらせはせんぞう物語~(井上行広)
アクシズのハマーンさん
の作者による、ヒロインを赤ちゃんミネバに替えただけの二番煎じ作品…と言ってしまうと身も蓋も無いんだが、現時点で前作の域に達していないのだからやむを得ない。
比較・分析してみると、前作の面白さはフロック的な面が大きいような気がしてきたぞ。元ネタであるCDAにおいて登場人物に個性が乏しかったからこそ、パロディの名目で好き放題にキャラのイメージをデフォルメすることが可能となり、いい意味での暴走を生み出すことができたのではないかと。またCDA側の人物描写が魅力に欠けていたせいで、相対的にパロディキャラが魅力的に映った…という事もあり得るか。
これに対し今作では、そもそもドズルにイジられキャラとしてのイメージが確立してしまっており(←間違いなく、責任の大半はトニたけにある)、よほどインパクトのあるネタでも無ければ簡単に流されてしまうんだよな。
となると赤ちゃんミネバ自身、あるいは脇役──といっても既存キャラでは、ゼナとラコックぐらいしか居ないか──が頑張るしかないか…と思ったら、来月発売のユニコーンエースでは、ユニコーン時代のミネバと幽霊ドズルのコンビという新ネタを披露するらしい。とはいえドズルは幽霊になってもアクが強すぎるだろうから、ここはガランシェール組の連中に期待するとしよう。

ハイブリッド4コマ
脱出しようとガンダムのAパーツをパージしたら、コアブロックまで一緒に飛んで行っちゃった…その考えは無かったわ(笑)。もう一度やってみたら、今度はBパーツのほうが(アムロごと)飛んでいく…というのはお約束だな。

カイのメモリー
古川×シャア芸人ぬまっちの対談がメインで、しかも来月に続くとか…。本編は4ページのみで、もちろんストーリーに進展なし。単なる単行本作業にしては時間かかりすぎなので、今後の展開全般を見据えたうえで大幅に改稿を行なっているとか?

SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors 創世記
いつもは読み飛ばしているんだけど、本スレの騒ぎを読んで、怖いもの見たさで目を通してみたところ、どうにも騒ぎ過ぎじゃないかと…もっとネットリじっくり描かれているのかと思ったわ(笑)。まぁ個人的にムリヤリというのは許容範囲外──ただし逆パターンなら話は別。とくに押し倒されたのが可愛い男の子だったりしたら、もう最高ですな(笑)──なので、むしろ助かったというべきか。
しかし、SDガンダムほとんど未経験(←0080と同時にレンタルした初期作1本と、F91と同時上映の1本。あとはSDガンダムフォースを1話見て切っただけ)の身としては、ここまで進化していたことの方が驚きだわ。
かつて俺が見た作品の中では、SDモビルスーツはあくまでSDモビルスーツ以外の何者にも見えなかったのに対し、このマンガの中で血を噴き出して斬殺されるSDモビルスーツたちは、紛れもなく生命ある存在であり、貂蝉キュベレイの瞳や輪郭線の描き方からは、確かに女性的なもの(←エロスとかそういう意味ではないけど)を感じさせるものがあった。

けいおん!!(第2期) 6 (Blu-ray 初回限定生産)

前回の注文から数日後、楽天ブックスからメールが届いて、注文した商品は在庫が無いため注文をキャンセルするとのこと…あわててポイント履歴をチェックしてみると、15日までの期間限定ポイントも含めて、使った全ポイントが返却されており、胸をなで下した。
規定によれば、キャンセルされた時点で期限を超過していた期間限定ポイントについては、そのまま消失扱いになるように読めるんだけど、もちろん残ってくれたほうが有り難いに決まってるわけで。
しかしこの処理を悪用すれば、明らかに在庫が残っていないであろう古い商品を注文し、期間限定ポイントで支払い→キャンセル扱いになって、期限の過ぎた期間限定ポイントを持ち越し…を繰り返すことにより、実質的に無期限にポイントを保持し続けることも可能だったりして(笑)。
まぁキャンセル処理を連発していれば、そのうち目を付けられるだろうし、さすがにそこまでセコい行為をする気もないけどさ…つーか悪用うんぬん以前に、品切れになった商品は検索から除外できるようにしておけよ(←って、マリアさんも言ってたっけ)。客がムダに混乱するだろ。

上述の件で返還されたのはたかだか200ポイント弱なので、別に流れてしまっても惜しくはないけれど、今月末までの期間限定ポイントが1000ポイント以上にも達しており、どちらにせよ使わざるを得ない状況。
なお今回のキャンペーンは、おなじみ<週末の楽天カード使用でポイント3倍>(楽天ツールバー使用でさらに+1倍のほか、<楽天イーグルス勝利でポイント2倍、楽天ブックスで【全品ポイント最大5倍キャンペーン】(←2000円以上購入で、プラチナ会員なら5倍)、さらに72時間限定!プラチナ会員は全ショップポイント3倍キャンペーンも加わり、合計で11倍。前回が悲惨すぎたので高いと感じられるものの、ここ最近としては標準的な倍率だな…あくまで前回はイレギュラーだったと信じたいところだが。

候補候補のラインナップについては、前回と大して変わっておらず。発売時期は11月末~12月中旬で、ほぼダンゴ状態。ただし価格面では、大半が横並びの中でストパン2だけがズバ抜けたボッタクリ価格…なのは、ハルヒ、銀魂、いずれの劇場版(←しかも初回限定)よりも高いとか。単純に収録時間で比較してもおかしいだろ!
劇場版リリカルなのはは今だにアニメショップ各店の購入特典が不明のため、引き続き保留…購入候補の中では品切れになるリスクがいちばん高いのに、動きが遅くて困る(←ネットショップの予約の受付開始も遅かったし)。とりあえず絶叫オフ会の音声をオプションとして収録するというアホな企画はお流れになったらしいけど(笑)…まぁ絶対に聞かないだろうし、少しでもコストに跳ね返るようなら、余計なモノは付けないに越したことはないわな。

一方けいおんは、卒業回でマジ泣きしてしまった勢いで、第1期から観直していたりする…今期は見るものが少なくて、時間的にも余裕があるし。
さらに卒業つながりであずまんがのラスト2話まで観直してしまったんだけど、なにしろ昔の作品なので、キャラデザの古臭さとジャギー立ちまくり(←これは仕方ないか? やはり今はアプコン機能必須なのかねぇ…)なのに驚かされた。しかも本棚の奥からDVD-BOXを探し出す過程で、なぜかアウトロースターのDVD-BOXまで発掘してしまうし(←さんざん悩んだ末、買わなかったはずなのだが…俺の記憶違い???)
そして卒業回の劇中歌「天使にふれたよ!」から連想されたのが、ライジンオーOVA最終巻のED曲「FRIENDS」であることから、こちらも時間があれば観直す予定…でもそうなるとTV版も観直したくなるし、際限が無くなりそうだ。せめて最終決戦の描かれたラスト3話だけでも…いやしかし伏線とか考えると、もうちょっと前から観たほうが(以下略)。

そんなわけで結局、今回はけいおんを選んだわけだが、実のところ今いちばん欲しいのはダライアスバーストAC専用筐体だったりする(笑)。
初期投資100万ぐらいなら別に構わないんだけど、問題は置き場所なんだよね…自宅は本棚などを片づければスペースは何とかなるものの、まず玄関を通過させるのが無理だし。いっそ職場にでも置かせてもらうか(笑)。どちらにせよ最大の難点は、専用回線の確保だな…オフラインじゃ面白さ半減だろうし。やはり結論としては(当然だが)、近場のゲーセンに入荷することを祈るしかないか。
それにしてもスクエニは、ドル箱であるはずのファイナルファンタジー関連でトラブルが続発しているのに、将来性が未知数のダライアスにこれほど傾注していいのだろうか? 口惜しいが、どんなに頑張ってもダライアスではFFの代わりにはなれないだろうに。

FF関連のトラブルをダライアスっぽくアレンジしてみると
マップが使い回しだらけ(←これはダライアスシリーズでは恒例だけど)
スクエニ「PSP版ダライアスバーストを手元に残しておくと、ダラバーACで良い事がある」→無かったことになりました。
ゲーム中の名称変更(マッドホイール→泥車輪)についてお詫びと対策
こんな感じか?

金曜日, 9月 24

ローゼンメイデン第4巻

アフタヌーン立ち読みの代償として、V書店で購入。

アフタヌーン11月号

嗚呼、連休はいいねぇ。72時間連続の休息なんて一体いつ以来だったっけ…? 季節は急速に秋へと移りつつあり、これなら自転車に乗ってどこまでも行けるぜ! と思ったのは勘違いだったようで、さすがに長袖カッター+カーディガン+靴下+マスクと一気に秋モードへ切り替えてチャリンコ漕いだら、にわかに汗ばんできた(笑)。
完全に暑さが去ったわけでも無いんだよな…でも夏の食材が本当に美味しく感じられるような暑さはもう戻らないだろうから、まだ在庫の残ってるクッキー(←アイスクリームの付け合わせ用)と、そうめんつゆの処理が問題。まぁクッキーは賞味期限を半年ほど過ぎても、美味しさが損なわれないことが証明済みだし、そうめんつゆの方は期限が来年初夏までだから、冷所に保管しておけば大丈夫か。
そんなわけでひとまず自転車でV書店を訪れたものの、正規の自転車置き場が満車であり、また天候も不安定だったことを鑑みていったん帰宅し、通勤電車で出直し…面倒だけど、チャリンコが撤去されるリスクは回避しなければなるまい。

26日が日曜ということで発売日が前倒しされたらしく、すでにガンダムエース少年エースも入荷。ダムエーに関しては、銀魂DVDの回収がてらコンビニで読むこともできると考えて後に回し、まずはアフタヌーンから片づけることに。

ネクログ(熊倉隆敏)
前作もっけとの共通点は、ジャンルが東洋系ファンタジー──大ざっぱなカテゴライズだけど──という点ぐらいで、差異のほうが多く目につくと思うぞ(←作者コメントより)…主人公からして容赦ナシの性格で、初回から血まみれ死体を大量生産するようなバイオレンスぶりを発揮してるし。
もっけも危険な妖怪が登場したり、人間心理の暗部が描かれることもあったものの、根っこの部分には「人の善意は通じる」という姿勢があって、雰囲気が陰鬱になり過ぎないようブレーキかかってたのに対し、こっちはリミッターを解除しているようで…個人的には前作のほうが嗜好に合っていたけど、第1話の段階で決めつけるのは早計なので、とりあえず継続。

ああっ女神さまっ
不利な状況に追い込まれたように見えたのはスクルドの作戦…と思ったら、そんな事はなくて普通にピンチでした(苦笑)。なんのヒネリもない展開に1ヶ月かけるなよ。アニメ新展開とやらに関わったせいで、ストーリーを練る時間が取れなかった…とかなら仕方ないけど。

百舌谷さん逆上する
これまでの総集編で、実質的に休載。単行本の大幅加筆修正と次回の大増ページが理由らしいけど、こういう読みごたえのある作品(←セリフの分量的な意味で)が欠けると、ますます短時間で読み終わってしまうなぁ…ただでさえ読む作品が減っている状況なのに。

いもうとデイズ
「このホストさんは『夜だけじゃなく、昼間も全ての女性の味方でありたい』と話しており~」「言ってねぇよ、そんなこと!」のツッコミに笑った。やはりニュース番組の捏造ぶりは深刻なものがあるな(笑)。まぁそんなテレビ番組も、まだまだ世間一般への影響力は大きいようで、にわかにお兄さん目当ての客が増えるという幸運が。
一方でディアナ母には、なにやら裏事情があったらしいことが発覚し、あやしい雲行きに…。じつは法的に婚姻関係が成立しておらず、お兄ちゃんとディアナも義兄妹じゃなかったとか? 赤の他人となれば、晴れて恋人同士にもなれる──この際、年齢差はさておき──わけだが、そういう展開が望まれる作品なのか、コレ?

武士道シックスティーン
いきなり伏線も無しに引っ越しの話が出て、来月で最終回とか、まさか打ち切りか…? と一瞬焦ったが、よくよく考えてみれば家庭の事情もクラブの雰囲気もキレイに収まって、大団円への下準備は揃っていたんだな。
いや確かに「ひと段落ついたな」とは思ってたけど、まさかこれが描きたかったことの全部だったとは予想してなかったわ…これから本格的にスポ根モノとして、練習や試合もいっそう克明に描写されるのだと思いきや、じつは家庭や学園生活など全て引っくるめた、ティーンエイジの悩みや成長を広く浅く描いた青春モノだったのね。
原作通りなら致し方ないか…いや、べつに「連載を継続して欲しい」と強烈に願うような作品でも無いけど、これでさらに読む作品が減ってしまうわけで。

友達100人できるかな
βくん(仮名)との友情成立は完全に前フリ扱い──つーか手抜き(笑)──で、実質は道明寺さんとの友情の深まりを再確認する話。さすがに今回は、主人公が道明寺さんに依存し過ぎのように思える…。
閉じ込められた状況において主人公がリーダーシップを発揮し、適切に対処する(←キテレツ大百科の「モグラ・マンション」の回みたいな感じね)様子を描いたうえで、状況が明らかに不自然であると気づき道明寺さんに呼びかける…という流れなら、もうちょっとマシだったかも。
道明寺さんの逸脱行為に対する“裁判”が、主人公の知的レベルに合わせて学級会に変換されるというアイデアは、この作品ではおなじみのパターンなのに笑わされるのが悔しい…「道明寺さんはぁ、ズルいと思いまぁーす」とか最高だわ。
しかし演出そのものはコミカルであるにも拘わらず、道明寺さんに下された処分が消去刑(←厳密には、もともと受刑者が存在していなかった分岐世界へのパラレルシフト)という過酷なものであるミスマッチぶりは、作者の意図したものなんだろうか? より進化した精神の持ち主と思えた地球外知性体のほうが、じつは最も重要な知的要素の欠落した存在だった…という逆転オチは、SFなら普通に有り得そうだけど(←最近だとシモンズの「炎のミューズ」とか)。

3:31(平松歓之介)
四季賞受賞者による読み切り作品。ダークな作風やSFテイストが、いかにもアフタヌーン作品(さらに言えば四季賞作品)らしくて嫌いじゃないんだけど、メインストーリーが極めて容易に予想ついてしまったのは減点だな…殺人犯の正体にせよ、彼が最後に(生まれる赤ん坊の代わりに)死んで生命の数がプラスマイナスゼロになるという結末にせよ、もうバレバレ(笑)。
“怪物”は人を襲っているわけではなく、停止中に生じてしまった矛盾を修正しているだけ…といった時間停止世界のルールを解明する過程が一番面白かったので、そっち方面をもう少し重点的に描いていれば、また印象ちがったかも。

水曜日, 9月 22

サンデー&マガジン

今日は夜勤明け。天候が不安定でスーパー遠征は難しそうだから、銀魂DVD第4ー12巻を回収がてら、自宅近くのコンビニで立ち読みしよう…というのが、朝の時点での計画。
ところが、仕事を終えて帰りの電車に乗ろうとホームを歩いていたところ、ベンチの上にサンデーが放置されているのを発見! 
これ幸いと読みふけり、ちょうど読み終えた頃には会社近くのスーパーが開店する時間になっていたので、駅から引き返し──といっても徒歩わずか1分の距離だ(笑)──ついでにマガジンも読んでしまった。

神のみ
なんで女神なのに“アポロ”なんだよ!──女性形は“アポロニア”だっけ?──という細かいツッコミはさておき、面白かった。だけど前回も、導入部だけは期待させて最後に思い切りズッコケたしなぁ…。
いや、今回は連載初期の魅力的なヒロインを再登場させている以上、取り扱いを間違えなければ大丈夫なはず…と思ったけど、美生や歩美も再登場してイマイチだったんだっけ?(←もう記憶があやふやになってる)
まぁ今回は、新キャラであるアポロ自身の評価も(現時点では)悪くないので、このまま役立たずっぷりを発揮して欲しいところ。

ハヤテ
こちらも新キャラ登場…かと思いきや、単なる不人気マイナーキャラのリサイクルでした。出たのは遠い昔だし影も薄かったのでうろ覚えだけど、たしかお坊ちゃまだったはず。なのに今回、なぜか“じつは家族全員そろってマンガ家だった”という新設定が明らかに…BSでは昔から構想していたように書かれていたけど、どう考えても後付けくさいぞ。これ自体がツッコミ待ちのギャグじゃないのか?
ほかにもマンガ業界(←正確にはマンガ“家”業界と言うべきか)の実態を暴露するかのような内輪ネタがチラホラ。しかしコミックマスターJって、今どきの若い奴やライト層はもう知らないんじゃないだろうか?
ナギのマンガは相変わらず次元が違うというか何というか…今回はあらすじが列記されただけにも拘わらず(←だからこそ?)、笑わずにはいられなかったよ。これを──しかも“あの”絵が付いた状態で──読んで、平然と「面白かった」と言ってのける西沢さんも、ただ者じゃないな(笑)。ところで“刑事デカイン・ポータント”というのは、インターポールの駄洒落?

だぶるじぇい
“ハガキ職人”と聞いてお笑い番長を思い出したが、ほんとにストーリー全般に渡ってクロマティ高校のパターンをそのまま流用。
いきなり主人公役(神山/鳥羽)がセットを組んで番組(ウルトラクイズ/ラジオ)を始めてしまったり、その進行ぶりを見て相手役(山口/フランソワーズ)がやたら感心したと思ったら最後に拍子抜けさせられたり…いや、久しぶりに面白かったものの、それが使い回しネタというのは素直に喜べんなぁ。

もう、しませんから。
普段は読み飛ばしているんだけど、たまたまページをめくったら目に付いたのが河森正治のゲスト回となれば、読まないわけには行くまい。
河森のサインを賭けて行われた画力対決では、“アルト(のコスプレをした作者のリアル絵)”とか“やたらコクピット(←バトロイド形態なので股間)部分の大きいバルキリー”とか、奇怪な絵が次々に描かれて笑った。