土曜日, 10月 27

藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 20

楽天ツールバーのスピードくじで1000ポイントが当たってしまったこともあって──まさか本当に当たりがあるとは、この時まで信じてなかったわ(笑)──月末までの期間限定ポイントは、合計およそ1200ポイントという過去最高クラスの値に…もちろん、使う以外の選択肢はあり得ない。

キャンペーンのほうは、まず前回<楽天カード感謝デー特別版 エントリー&楽天カード決済でポイント5倍が、そのまま安定するのかと思いきや、今週は以前までの<週末の楽天カード使用で3倍に戻ってしまい(←せめて<楽天イーグルスが試合に勝った翌日は全ショップポイント2倍を望めない冬場だけでも、その穴埋めとして実施して欲しいものだ)、それどころか追加分の(ツールバー検索でさらに+1倍が無くなってしまったという改悪ぶり…まぁ今回に限っては、代わりに(?)実施されている<ハッピー検索デー 楽天ツールバーのウェブ検索利用でポイント2倍のおかげで±ゼロを維持できたものの、次回以降どうなるか予断を許さない状況。
次に楽天ブックス恒例のインチキ40倍キャンペーンだが、その中で今回使いものになるのは、まとめ買いによる<ポイント最大10倍キャンペーン>(←と言っても現時点の俺はゴールド会員なので、最大7倍となる)と<「楽天ブックス」と「楽天市場の対象ショップの中古品」両方のお買い物でポイント5倍のみ。

で、実際に購入候補で試算してみたところ、楽天ブックスでラ・セーヌの星 DVD-BOX 下巻超訳百人一首 うた恋い。 二【完全生産限定版】【Blu-ray】、さらにガンダム ハイブリッド4コマ第4巻をまとめ買いすると、合計で21412円(税抜きで20392円)となり、<ポイント最大10倍キャンペーン>で1400ポイントが得られる。うち、通常ポイントは203ポイントなので、1400/203=約6.9倍という計算に。
一方の<「楽天ブックス」と「楽天市場の対象ショップの中古品」両方のお買い物でポイント5倍は、できればジョニー・ライデンの帰還第5巻を買いたかったのだが、まだ発売から間もないせいか高値を維持しており、とても手を出せない状況。そこで、最新の第18巻がけっこう面白かったべるぜバブを、未購入分を遡って第14巻と第15巻のセット購入(←500円以上なら送料無料となるため、1冊だけ買うよりも2冊まとめて買ったほうが得なので)することに。
1冊あたりの価格320円から、<週末の楽天カード使用で3倍<ハッピー検索デー 楽天ツールバーのウェブ検索利用でポイント2倍、そして<「楽天ブックス」と「楽天市場の対象ショップの中古品」両方のお買い物でポイント5倍に、該当ショップでの<中古全品ポイント10倍キャンペーン>も加わって、合計で17倍の51ポイント分を引くと、実質的な価格は269円となる。
もし自宅近くの古本屋で、20%引きセールの日に買うならば300円の20%引きで240円となることから、差額は29円×2冊=58円のマイナス。この損失分を↑の<ポイント最大10倍キャンペーン>で得られる1400ポイントから差し引くと1344ポイントとなり、倍率は1344/203=約6.6倍と、少し下がってしまう。
これに<週末の楽天カード使用で3倍<ハッピー検索デー 楽天ツールバーのウェブ検索利用でポイント2倍、そして<「楽天ブックス」と「楽天市場の対象ショップの中古品」両方のお買い物でポイント5倍>(←ただし上限は1000ポイントなので、正確には1000/203=およそ4.9倍に)を加えると、最終的な倍率は約13.5倍となり、購入額の大きさを考えても悪くない数字ではあるものの、本命であるGA BD-BOXの発売を前にして、BDと書籍いずれも抱き合わせ候補を使い切ってしまうのはリスキーと考え、今回は踏みとどまることに。

というわけで今回は結局、全額をポイント支払いで、これを購入して済ませることにした。

これでF全集も買い納めになるから、ポイントの使い道の選択肢が狭まることになるなぁ…。

11/06追記
ドラとバケルともうひとつは、良くも悪くも小学4年生の目線に合わせた内容で、この歳になって読むのはツラいものがある。またドラミちゃんシリーズについて、修正前(小学館BOOK・小学生ブック掲載版)と修正後(てんとう虫コミックス収録版)の両方を載せているのも──両者を比較して修正部分を確認できるというメリットはあるものの、そういうことに興味があるような一部のマニアを除いては──単なるページ稼ぎとしか思えないのではないか?
というわけで、歴史的資料としての価値は認めるにしても、純粋に“マンガとしてのドラえもん”を読みたいというような大半の読者にとっては、高いカネを払ってまで買う必要は無い…というのが、偽らざる評価だな。

テレビ局をはじめたよ
広域性や強制性はともかく、すでに個人レベルで放送を行なえる時代が到来してしまったことに、時の流れを感じるな…。けっきょくニュースソースが旧来のマスコミからの引用だったり、ウケの悪い内容だと遠慮なく批判されるという描写は(考えてみれば当たり前だけど)、現在の状況を予見したものと言えなくもない?

むかし俺が読んだ単行本では、ネームだけは“のぶ子”のままだったので、その後の版でさらに修正されたらしい。

山奥村の怪事件

のび太のパパと、のび太郎パパの違いのひとつは、鼻と口の間にあるシワ(ほうれい線)の有無。

だから、このコマで描かれたシワも本来なら修正すべきはずなんだけど、そのまま残されている。パパの心境を表現する効果を考えたのかも知れないが、もともと別人なので、かなり違和感があるぞ(←むかし読んだ時にも思ったのだから、間違いない…笑)。

ネッシーが来る
この巻に収録されている中では、最も時代の変化の影響を受けたエピソードかもね…なにしろ当事者が、写真はトリックだと認めちゃったわけで(笑)。「そのままでは現代に通用しない」という意味においてはのび太の恐竜以上のレガシーであり、歴史的資料もしくは懐古というスタンスでなければ、なかなか辛いものがある。

こちらも、俺が読んだ版では“カバ田”のままだった。

じゅん番入れかわりそうち
ドラミちゃんが、のび太郎の世話をするようになる経緯を描いたエピソード。

その内容ゆえ、これまで単行本にも収録されず人目に触れる機会も少なかったわけで、この巻に収録されている中では最も希少価値が高い…と言うか「読む価値があった」と思えるのは、これぐらいだな(苦笑)。

ゆうれい城へ引っこし
初掲載時はカラーだったのね…それを上手く活用したのが、ロッテの登場シーン。

敢えて彼女だけをモノクロで描くことで、あたかも幽霊のように見せる効果を生んでいる。

のび太の恐竜
初めて読んだ当時は気づかなかったけど、いちばん下にある本のタイトルが“回虫のおろし方”なのは、ギャグだったのね…恐竜→怪獣→回虫って、分かりにくいわ!(笑)

また(のちに大長編として大幅にエピソードが追加される以前の)当初のバージョンでは、これで話が完結していたワケだから、ピー助が送られた場所は日本近海のはず…だとすると翼竜が空を飛んでいるシーンは、作者の勘違いということなんだろうか?

ドラえもん大事典
先ごろネットでも話題となった“原子ろ”だが、ここでは普通に記載されている。

この本が重版されたとは思えないので、消されたというのは恐らく別の本だろうと憶測…ビッグ・コロタンの「決定版ドラえもん大事典」かね?
抹消することが決まった正確な時期は分からないが、解釈としては、
①この本が出版された後に決定したので、この本には昔のまま掲載されている。
②じつは出版される前から抹消されていたのだが、この全集の「できるだけ初出時の状態を尊重する」という主旨に基づき、敢えて昔のまま掲載した。
という2通りが考えられるな。

映画ドラえもん のび太の ひみつ道具博物館(ミュージアム)
同梱チラシより。

こんなかわいい子が(ry
さっそくPVも視聴してみたが、
残念ながら今のところ未登場だった。

水曜日, 10月 24

べるぜバブ第18巻

アフタヌーン立ち読みの代償として、V書店にて購入。


アフタヌーン12月号

今日は休日。風ザナを解き終わってクールダウン中ということもあり、昨晩は──断続的に目を覚ましては、スワロウテイルを読み直して過ごしたりしたものの──久しぶりに落ち着いて眠ることができた。
めっきり涼しくなったので、買い置きのアイスクリームは数日前までに全て食べ尽くした一方、およそ半年ぶりに、夜食としてホットケーキを焼いて食ったところ、見事に腹を壊してトイレに駆け込む羽目にもなったが(苦笑)、おおむねコンディションは良好。
そんなわけで、昼過ぎに通勤電車に乗ってD書店まで出かけたのだが、アフタヌーンは立ち読み不可…ぐぬぅ、先月はガンダムエースも立ち読み可能だったことから、少しは緩和する方向に進むのかと期待したのに、むしろ先月の反動が来た感じだな。
仕方ないので引き返し、帰りの電車を途中下車して、いつも通りV書店のお世話になることに。

宝石の国(市川春子)
新連載。ちょうど今朝、スワロウテイルの読み直しが完了したばかりなので、思わず“ヘリオドール”という単語に過剰反応してしまったが、タイトルの通り、宝石が擬人化された世界が舞台であると考えれば、こちらの方が用い方としては適切なんだよな。
まだ導入部なので即断は避けるべきだけど、今のところは、いかにも──悪い意味で(←個人的には)──この作者の作品らしいという印象。ストーリーよりも絵柄や雰囲気といった世界観で見せるタイプの作者ゆえに、センスが合わないと、どうしようも無いんだよね…。

ああっ女神さまっ
とりあえず、この作品における性描写の限界が提示されたということで(笑)…まぁ、そういうのを期待してるワケじゃないから、別にいいんだけどね。
次回に訪れる悲劇とは、やはり人間の“死すべき宿め”ゆえに避けられない別離なのだろうか? それ以上の、あまりにも悲惨すぎるような展開は、この作品にそぐわないだろうし。

天地明察
やっぱり展開が早い…もう帰ってきちゃったよ(笑)。まぁ、とくに描写すべきエピソードも他に無いだろうし、ここはサクサク進めて正解か。
しかし意外だったのは、えんさんが嫁に行ってしまったこと…まさか映画“卒業”よろしく花嫁を奪取して逃亡するわけでも無いだろうし、これからどうなるのかね?(←劇場版の紹介記事で、中途半端にネタバレ食らったせいで、却って気になる)。

リマスターズ!
アイドルとの対決に際して、恋愛ソングをテーマに選ぶなんて無謀にも程があるだろ!(笑) まぁ相手のほうも、あらゆるタイプのダメ男とつき合ったことでスキルを磨いたとか言ってる時点で、アイドルとしては間違っている気がするけど。
童貞男が勝利のカギになるという展開は、むかしコミックマスターJで「実際の恋愛経験がないからこそ、妄想で素晴らしい恋愛ネタを描ける」という考えに基づき、担当マンガ家の恋愛を妨害しまくっていた編集者のエピソードを思い出したわ。

サムライのあと(田沢ユタカ)
読み切り。明治維新の直後、時代の波に翻弄された士族の生き様を描いた…というとるろ剣みたいだが、どちらかと言えば“比古清十郎の登場しない戦国の三日月”と言ったほうが、ニュアンス的には近いか?
ヘタレの主人公が、最後の最後にやる気を出して必死に戦う…という展開も似ているし。だが戦国の三日月と違うのは、比古清十郎のようなジャンプ系ヒーローが助けに現れるわけではなく、飽くまで主人公が自分の意志と機転だけで事態を打開するという点。
その彼が戦う相手もまた、時代の流れに取り残されたサムライであること。そして勝利をもたらしたのが、(江戸時代のサムライよりもさらに時代錯誤な)関が原で先祖が用いたという鎖かたびらだった…というのが、なかなかヒネリが効いているな。あとは、もうちょっと作画レベルを向上させれば文句なし。