金曜日, 11月 4

12月のコミック新刊発売予定

12/02  CLAYMORE 21  八木 教広  420
購入確定。ミリアじつは生きてた…ってのは悪くなかったけど、魅力的な敵キャラの不在が足を引っ張っているという印象。

12/17  GUNSLINGER GIRL 14  相田 裕  578
購入確定。今月号は久しぶりに読めたわけだが、そう言えばエマとアシクはどうなったんだろ?

12/22  げんしけん 二代目の弐 11  木尾 士目  580
最近の展開がイマイチなので、あまり購入意欲が湧かんなぁ…たぶん買うとは思うけど。

12/22  SF・異色短編 2 〔F全集〕  藤子・F・不二雄  1680
保留。ラインナップの発表待ち。

12/22  テルマエ・ロマエ 4  ヤマザキ マリ  714
購入確定、ただし通常版で充分。

12/26機動戦士ガンダムさん やっつめの巻 機動戦士ガンダムさん  大和田 秀樹  588
購入確定。ほかにもガンダムさん ことわざ&ご当地編やら4コマ最前線第2巻やら同時発売らしいけど、そっちはイラネ。逆襲のシャア BEYOND THE TIME第2巻は微妙なところだけど、来月はけっこう豊作らしいから、見過ごすことになりそう。

追記
12/01  お釈迦様もみてる 超難解問題集  今野緒雪  500
12/10  ヴァルプルギスの後悔 Fire4.  上遠野浩平  578
さすがに笑ってしまった…お前ら間違いなく、同じ月に出るよう密かに示し合わせてるだろ!(笑) 冗談はさておき、ともに購入確定。

水曜日, 11月 2

サンデー&マガジン

今日は遅出勤務。待機シフトだったので、晩メシ時の外出ついでに、職場近くのスーパーでマガジンを立ち読み。
サンデーについては、遅出の翌日が泊まり勤務という巡り合わせの悪さもあり、スーパーに遠征できたのは4日(夜勤明け)になってから。

賭博覇王伝 零
頭脳戦というより、屁理屈とか揚げ足取りのレベルになってきたな…これと似たような感覚を、どこかで味わった記憶があると思ったらうみねこのなく頃にだった。そういえば、あのウマ仮面の男に似たキャラもうみねこに登場していた気がするぞ(笑)。
まぁ作者も目次コメントで「難しい」と弱音を吐いてるぐらいだから大変だとは思うけど、今回で存在を明かされたアイテムが、せいぜいクレバーに使わることを期待したい。

絶望先生
特に理由もないはずなのにネギまが巻頭付近に掲載されていた一方で、こちらは巻末(←もうしまを除いては一番後ろ)のポジションに。おいおい、いくら連載終了が決定したとはいえ気が早すぎだろ…と、ちょっと焦ってしまったが、内容はいつも通り平常運転でした。
今週の題材は、想定していたものとは別の層が釣れてしまった…という、ありがちなモノ。「少年誌なのに、少年に読んでもらえない」と危機が叫ばれ始めてから、もう随分な月日が流れたんじゃないだろうか? アンケートによると「文字を大きくして欲しい」との事らしいけど、それって(セリフが多くて羅列ネタが売りの)この作品に対しては厳しいものがあるな。

電波教師(東 毅)
新連載。ハヤテ、神のみの延長として登場したオタ向け作品…と言うには、それらの先行作品よりも狭く深い層に突入してしまってる感じ。むしろ俺の妹~はがないみたいなラノベ層に近くて、少なくとも週刊少年サンデーに載せる作品としては、ややズレてないか?っていう…。
しばらくは様子見だけど、今週はGAN☆KONが予想に反して面白かったことから、現時点で「どちらかを切れ」と判断に迫られたら、こちらが不利なのは確か。

GAN☆KON
どう見ても、本性である地味っ娘のほうがかわいいだろ…というわけで、ひとまずは崖っぷち状態から復活し、今しばらく継続扱いとすることに決定。
スキンシップでパワー全開→逆転勝利…というパターンが定番化するのかね? なんだか初期のGS美神における、横島の煩悩パワー炸裂を思い出す…まぁ、その意味では王道のサンデー作品であると言えなくも無いんだが、やっぱりイマドキのセンスとしては、微妙に古いんだよな。

火曜日, 11月 1

メガミマガジン12月号

今日は遅出勤務。例によって早めに家を出て、通勤電車を途中下車してV書店に立ち寄り、メガミマガジンを立ち読み。

ピンナップが1枚目からIS(←しかもシャル)だったこと自体は別に不満じゃないけど、そろそろ現役の作品に譲ってやれよと思わなくもない(笑)。いっぽうまどか☆マギカもピンナップが掲載されていたものの、こちらは比較的うしろの方で、しかも描かれていたのは杏子×さやかという不人気(笑)コンビというのが対照的だった。

ページを多めに配分されていたのは、表紙&巻頭特集はがないと、相変わらず力の入っているアイマスあたり。
その次に載っていたのがFate/Zeroにシャナ、ホライゾンといった設定重視タイプの作品群。しかしその性質上、キャラの相関図やら世界観の説明やらでページが埋まってしまい、メガミマガジンらしからぬ“普通のアニメ雑誌みたいな”記事になってしまっていたのはどうかと…まぁ、まだ序盤だし、こうやって足場を固めておくほうが確実か。

これに対し、しなこい、マケン姫、シーキューブ、ましろ色といった直球型の萌え系作品は、軒並み扱いが悪い…実際、この顔ぶれじゃ仕方ない気もするけどさ(笑)。
ただし、それらの中にベン・トーが含まれていた点だけは、個人的に承服しかねるものがある…いや、確かに同じようなマイナー臭を漂わせているし、恐らくBDの売り上げも期待できないだろうけど、主人公がヘタレじゃなく、きちんとバトル&成長が描かれているというだけでも、個人的には評価したいところなんだよね…「キャラデザの段階でダメだろ」と言われそうだが、それならアニメ版はがないも大して変わらないんじゃないかと。「キーワードは“残念”です」と紹介されていた作品で、いちばん残念だったのはキャラデザでした…というオチは笑えないぞ。

そう言えばはがないのコミカライズ版が掲載されていたけど、これが(原作はもとより、アニメ版とも全く似ていない)ヒドい絵柄であり、敢えてこんな下手くそに描かせたのは「これに較べたら、まだアニメ版はマシ」と思わせる陰謀なんじゃないかと疑ってしまった(苦笑)。

逆に、今のところキャラデザの良さだけしか評価できないのがギルティクラウンだな…根拠のない予測だが、終わってみればAngel Beats!やボンズ系ロボットアニメのように「ヒットするものの、支持と同じぐらい激しい批判に晒される作品」という位置づけになるんじゃないだろうか。コードギアスのように、時代性が反映された内容でも無さそうだし(←この点では、むしろまどか☆マギカより退化している可能性も)。
ただし今後、作品のカギを握る要素として繰り返し言及されてきた“友達”という概念の扱いによっては、化けるチャンスも残されているか? 震災と原発事故によって政府や企業、専門家などに対する信頼が失われたことについては、90年代以降の“大きな物語の喪失”で(少なくとも、無意識下では)織り込まれていたものが、ついに露見しただけの事であり、さほど意外とは思わないけど、そうやって失われた信頼を再構築するに際して、まず身近な人間関係から始めるというのは選択肢のひとつとして妥当だし、そういった方向からアプローチするのであれば、ポスト震災の時代性を反映した作品の先駆けとなるかも…って、買いかぶり過ぎかね。

イカ娘やWORKING'!!といった続編モノは、安定した人気があるはずだけど(←むしろ、それゆえに?)あまり扱いが大きくないような…イカ娘なんて、記事よりも広告のほうが目についたぞ(笑)。ま、中身の薄さが売りみたいな作品だしなぁ(←注:ほめ言葉)。

日曜日, 10月 30

藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 1

アワーズメガミマガジン立ち読みの代償として、V書店にて購入。

ドラえもんなどに比べて売上げ冊数が見込めないだろうから、1冊あたりの単価を高くしなければならない理屈は分かるが、この収録内容で、この価格は正直キツイものがある…まぁ、読んだことのない話も何本か含まれていたから、買って損したとまでは言わんけどね。
さて実際に読んでみると、きちんと裁断されずにくっついているページが2ヶ所もあった(涙)…まぁ取り替えに行くのも面倒だ(←レシートも残してない)し、幸いにして既読作品(じじぬきわが子・スーパーマン)だったから、笑ってあきらめることにした。
定年退食間引きは既読だけど、いま読んでも色褪せないどころか、いよいよ未来じゃなく“現在”の話になっちゃってるよなぁ…。
未読作品のうち、カイケツ小池さんウルトラスーパーデラックスマンのプロトタイプか? オチの解釈によっては前日譚とも取れるけど、名前が違ってるな…しかしオバQなどでチョイ役として登場するぐらいならともかく、こんなキャラとして描かれた、モデルの鈴木伸一の心境やいかに?(笑)
ほかに未読だったのはボノム=底ぬけさん=アチタが見えるの2作品だが、どちらもオチがよく分からん…俺の読解力に問題があるのかと不安になったけど、ネットで調べたところ、同じように感じた人が多いようで安心した。

アワーズ12月号

今日は休日。無理して泊まり勤務の日に電撃大王を読んだせいで眠気を引きずったのか、昨日から倦怠モードに入って動きが鈍い…。あと、秋から春にかけては休日にホットケーキを食すのが習慣となっているけど、これが高確率で腹に“来る”ので、あまりトイレから離れたくない…というのもある。
というわけで今日も、ようやく家を出たのは午後8時ごろ。向かった先がV書店なのは、立ち読み途中でトイレに抜けるのが容易だから…という理由が大きい(苦笑)。もちろんアワーズメガミマガジンを読める可能性が、D書店に次いで高いから…という計算もあったのだが。

恋の鈴鳴る百鬼町(水上悟志)
前2作が正直なところハズレだったので、ハードルが下がっていた事もあるだろうけど、これまでの中では一番よかった。自らの気持ちを抑えつつ、好きな人の恋路を応援して送り出すヒロインの爽やかさに好感…そして、その彼が失恋したと判るや、改めてアタックを仕掛けるというメゲない強さがいい。

ナポレオン~覇道進撃~
最後にフーシェが持って行った…変装までこなすとは、ルパンかお前は(笑)。腕木通信はともかく、まだまだ情報の伝達速度や拡散効率、そして信憑性など問題の多い(ある意味、牧歌的な)時代だったからこそ、こういう初期消火が可能だったんだろうけど、それにしてもすべて自分で直接処理しなければ安心できないという辺りに、ほんと用心深いというか、誰も信用していないというフーシェの性格がよく表れているな。
しかし小規模な陰謀で済んでいた頃ならまだしも、所有する権力と組織が拡大した後も同じように、自ら現場に関わって全てを把握しようとすると、さすがに身ひとつでは足りないような気がするぞ。
そして本編だけじゃなく、巻末の読者投稿コーナーも相変わらず面白い…どのような最期を迎えたいか?という問に対し、ノーベル漫画賞を受賞するも晩年すっかり落ちぶれていたところへ、クーデターによって編集部を追い出された編集長と再会→復讐を誓って意気投合するも「やっぱり平野じゃなきゃダメだ」と言われる…ひどいオチだ(笑)。