金曜日, 12月 14

アニメージュ 2013年1月号

今日は有休。昨晩とくに何かしたワケでも無いんだが、目を覚ましたのは昼過ぎというスローペース。ただし起きた後は、無線LANルータの接続に成功したり、英雄伝説IIのラスボスに勝利してクリア達成したりと、先日からの懸案をまとめて解決。とはいえ、まだアニメ雑誌には全く手をつけてないし、そろそろ年賀状も作らなきゃならないし…で、忙しないことには変わりない。
にも拘わらず──無線LANの接続に成功したものだから──ついついミクLSPをやり込んでしまったりして、出かける気分になったのは陽が暮れてから(苦笑)。この時間からだと、図書館が閉館するまでにアニメージュを読み終えることができるか微妙だったし、先に書店でニュータイプアニメディアを立ち読みする方が確実ではあったのだが、どうせ後日GUNSLINGER GIRL特装版を購入するために再び赴かなければならないので、それなら二度手間になるのは避けるべきだろう…と判断。けっきょくアニメージュを優先することにした。
しかし、いざ読み始めたところ、なぜか疲労感から激しい眠気に襲われ、読む時間と眠る時間が半々というペースになってしまい、遅々として読み進められず、どうにか半分ほど読破したところで時間切れに。残り半分については、17日の休日に読了。

表紙&巻頭特集は、たまこまーけっと…って、これは意外すぎた。巻頭特集はともかく、これじゃまるで、今期は表紙を飾るに値する作品が無いみたいじゃないか! まぁアニメージュ読者的には、そうなのかも知れんなぁ…今さら黒子のバスケというのも体裁が悪い(←記事そのものは、今月も変わらず掲載されているけどね)だろうし、イナズマイレブンは近ごろ、あまりアニメージュ読者層には受けないような展開が続いている感じだし。
まぁ実際には、新作であるたまこまーけっと単体というより、現行作品である中二病と合わせて京アニの特集というのが正確なところであって、むしろ中二病のほうが多くページを割り当てられているものの、こちらも第11話の内容を見るに、手放しで賞賛できる雰囲気でも無くなって来たしなぁ…最終回で一発逆転できれば良いんだが。
まさか編集部は、中二病が失速すると見越して、新作のたまこを先行して取り上げたのでは?というのは、さすがに勘ぐり過ぎか。つーか、そのたまこにしても、個人商店だの商店街を題材にして、人間同士の絆を描く…なんてスタンスは、──少なくとも、現時点での情報を見たかぎりで受ける印象としては──二重の意味で(←普通の意味に加えて、すでに昭和ノスタルジーのブームは過ぎ去ったという意味においても)時代錯誤のように思えるんだが。まぁBGMに関する話の中で、「ノスタルジックな方向を志向するのじゃなく、あくまで現在の話として」と言っていたし、そこはキチンと考えているのかね。

劇場版イナズマイレブンVSダンボール戦機については、別冊付録にて大々的に特集。コラボ相手の人気を間借りする形とはいえ、ようやくダンボール戦機も、これほどのページをかけて取り扱われるようになったか…。
しかし──けっこう内容に関するネタバレも含んでいた(←まぁ、もう公開された後だから仕方ないか)──監督の解説によると、やはり相当数のキャラに見せ場を作りつつ話をまとめるという無茶な構成上、どうしてもキャラの言動やストーリー展開から、不自然に感じられる部分を完全に取り除くことは難しかったようで…まぁ、そういうのはイナイレで慣れているから、多少のことは大目に見るけどさ(苦笑)。

OVAレビューは、2本とも個人的には興味ない作品だったものの、テイルス・オブ・何たら──シリーズ多すぎて良く分からん(苦笑)──の最終巻では、珍しくあさりよしとおが☆4つだったり、おとボク2の第2巻では、あさり(☆3つ)よりも厳しい評価をつけたレビュアーがいたり…と、なかなか波乱に満ちた内容だった。
しかし“お嬢様学校なのに、安物のパイプ椅子を使っているのはオカシイ”とか、ツッコミのレベル高いなー(苦笑)。

キャラ人気投票では、プリキュア勢が大挙してランクインするという予想外の展開を見せた。もちろん作品そのものが面白い(←俺は見てないから、よく知らんけど)のは言うまでも無いとして、これまで毎月のように記事を掲載し、地道に布教を続けてきた編集部の努力が実ったという面もあるだろうし、多数派を占める腐女子勢に押されて散り散りの状態だった萌えオタ票が、ようやく行き場となる作品を見出して殺到したのではないか…とも考えられる。
まぁ何であれ、これで俄然おもしろくなってきたのは間違いなく、来月以降どのような展開を見せるのか楽しみだな。

英雄伝説II 終章

風ザナはI(全12章)からII(全6章)にかけて文字通り半減したのに対し、この英雄伝説シリーズは1(全6章)から2(全5章)なので、それほどボリュームがダウンしたという印象は受けないな…前作の地上世界をそのまま引き継いだうえに地下世界も加わったことで、むしろ空間的には増大しているとも言えるし。
改めて本作を振り返ってみると、ダンジョンがブロック単位に区切られていなかったり、異様に長い一本道や似たような構造の分岐を繰り返し登場したりと、正確なマップの作成を困難にさせようという意図が見受けられる。その影響もあって地下世界が広大に感じられ、また実際に踏破するのに相当の時間と労力を要したことから、少なくともボリューム面では満足すべき内容と言えるだろう。

ただし、そういった評価をもたらした地下通路も、この終章においては出番なし。また新たな街や住人も登場せず、ひたすら最終決戦の舞台となるグロストス城を攻略していくことになる。
城の内部は、部屋と通路を組み合わせたスタンダードなダンジョンや、それを見下ろす上層のキャットウォーク、城壁の上や中庭などバリエーション豊か。中には、イースサルモン神殿を彷彿とさせる造りも見受けられたが、次々と発生するサブクエストに翻弄されて各所を走り回らされた向こうに較べると、本作はシンプルな展開を見せる。

いちおうレジスタンスの侵攻(←陽動を含む)という背景に沿った形で進んで行くワケだが、何度も行ったり来たりする必要はあまり無いし、マッピングしなくても多少の試行錯誤を繰り返せば確実に先へと進める程度の複雑さ(←これはサルモン神殿や、その前のダームの塔以来の、ファルコムの良き伝統だな)なので、大して手こずったという印象は無い。

モンスターに関しては“普通に強い”と言ったところか。どちらかと言えば呪文を使ってくる奴が多いため、どんな特殊能力を持っているのかという点を期待していた身としては、あまり楽しめなかった(苦笑)。
しかも、ほんとに終章かよ?と疑いたくなるほど、出てきた連中は次から次へと眠りに落ちて行くし…中ボス(←出現位置固定、BGMもボス戦用)と思しきブラックナイトですら例外ではなく、ほとんど「もう聖なる杖だけでいいんじゃないかな」状態だったワケで、やはりこれはゲームバランス的に違和感ありと言わざるを得ない。

終始こんな感じだったならともかく、第3章が難易度的にピークだったというのは、どう見ても歪だろう。ここは“英雄伝説=ドラクエもどき”という原点に立ち帰って(笑)、ならば英雄伝説IIドラクエ2に該当するから、そのラストはロンダルキア並みに過酷な戦いを強いられるようにすべきだったのでは?
特殊能力で面白かったのは、せいぜいバイオレッドの眠り無効化ぐらいかね…で、上述したように聖なる杖があまりにも有効だったものだから、パーティ内で最も強さが低くすばやさの高い(←レベルアップ時におけるパラメータ配分は、デフォルトのまま弄らず)フローラに常備させるような流れになったのは、ある意味で必然だった。その結果、フローラ聖なる杖を使って、バイオレッドを眠らせる→すぐにバイオレッドが起きる→またフローラが眠らせる→またまたバイオレッド起きる…という、激しくもバカバカしい応酬が展開されたのだった(笑)。


マップ、モンスターともに、さほど手ごたえを感じられないまま進んでいくと、いつの間にやらラスボスの待ち受ける最深部までたどり着いてしまった…と、ここで中ボス戦をはさんだ後、アトラスが唐突に「ここから先は一人で行く」とか、ちょっと前に聞いた覚えのあるセリフを言い出したもので、思わず笑ってしまう…いや、本来こっちの方が先に制作されたことは分かっているけどさ(笑)。
しかし、アクション方式のイース風ザナならばともかく、本作のようなターン制コマンド方式では、ラスボスとタイマン勝負しても盛り上がらんだろ(笑)…ドラクエ1のVS竜王戦ぐらいが精一杯ではないかと。

…で、仲間たちの暖かい説得(笑)をあっさり受け入れて、やっぱり全員で攻め込むことにしたものの、これまでと違って、なぜかパーティーメンバー全員がゾロゾロと金魚のフン(←要するにドラクエ、もしくはグラディウスのオプション)状態で連れ立って歩くようになって「何じゃこりゃ?」と思ったら、渡っている途中に橋が崩れて、最後尾のシンディが谷底に転落するというイベントのための演出でした。

むぅ、これは落下した衝撃でシンディの仮面が割れる&記憶を取り戻す展開だな、きっと。ラスボス戦でパーティーが窮地に陥ったところに、絶妙のタイミングで駆けつけてくれるに違いない! …と思いきや、戦いが始まる前に早々と戻ってきちゃったよ(笑)。
つーか、シンディの正体って、あの白竜だったのか…確かに辻褄は合うな。クリアした後に改めて、直前のセーブポイントからやり直し、シンディの転落後に関係者への聞き込みを行なって、納得。とはいえ、じゃあ(シンディローという俺の説は、半ば冗談だったにせよ)途中でフェードアウトしたローは、結局どこへ消えたんだ? エンディングにも見当たらなかったし…俺が気づかなかっただけ?

さて…いよいよラスボス戦だが、さすがに初戦は第2形態の連続攻撃の前に、為す術もなく敗北。けれども、確かに圧倒的な強さではあったものの、どちらかと言うとラスボス戦用に貯め込んでいたビスナの実(←全員のMPを完全回復する効果)が、じつは戦闘中には使用不可だった…というマヌケな計算違いのほうが、苦戦の原因だったような気がするぞ(苦笑)。
ともあれ今のままで勝つのは難しいだろうし、もうちょっとレベルアップしてから再挑戦しようと考え、とりあえず城の最深部に近い場所を往来して、ザコモンスター相手に経験値を稼ぐことに。
そこで偶然、エリクサーがあった部屋に再び迷い込んだところ──普通なら一度開いた宝箱は空っぽになるはずなのに、この宝箱だけは特殊な仕様らしく──元どおりになっていて、もう一度エリクサーをゲットすることができた。
ひょっとして、こうして何度でも復活するのなら、持てる上限いっぱいまでエリクサーを回収し、それを利用してゴリ押しでラスボスを倒す…というのがデザイナーの意図なんだろうか?とも思ったが、あいにく仏の顔も三度までらしく、4度目に部屋を訪れた時には、件の宝箱は空のままになっていた。

仕方なく、エリクサーを3個だけ携えてラスボスに挑み、またもや全滅。しかし、その際たまたま苦しまぎれで使用したレストナキノコ(←全員のヒットポイントを500ずつ回復する効果)が、けっこう有効なのではないか?と思いついたことから、これを買えるだけ買い込んだうえで三度目のチャレンジ。
ラスボスが第2形態になった後は、オビスで即死させられてしまうリスクを回避するため、インパスダナムといった補助呪文を唱える手間も惜しんで、いきなりサイレスを使って互いの詠唱を無効果。
そのせいで与えられるダメージが少なくなり、ますます戦いが長引いてしまったものの、アトラスシンディの2人による攻撃力の総計は敵の回復力を上回り、確実にダメージを累積させてゆく。そして攻撃手段を持たないランドーフローラの両名が、キノコを用いた回復役に徹することで敵の猛攻を耐え切り、ようやく勝利することができた。

ストーリーを適当に聞き流してきたせいか、エンディングを見ても今ひとつピンと来ないというか、そもそも「ところで、こいつ誰だっけ?」みたいなキャラが多くて困る(苦笑)。(人間体としての)シンディが欠けた分の賑やかし役というわけか、いつの間にやらレジスタンスの娘──名前忘れた(笑)──が、ヒロイン2号みたいな位置づけに収まってるし。

ところで、アトラス“皇太子”ということは、あの後継者がいなかった王国は結局、アトラスの王国と合併して、帝国になったって事かね? 本編内でも──俺が覚えているぐらいに(笑)──しつこく言及して伏線が張られていたから、べつに唐突というワケでも無いんだけど、一般的には“王国が主人公サイドで、帝国は悪役サイド”というイメージが強いので、ちょっと違和感はあるな。


プレイを終えての総合的な評価としては、前作と同じく“凡作どまり”といったところか…まぁシステム面に関しては、RPG黎明期の作品と比較するのは酷だと思うものの、やはり先行作品との類似性が強いという印象は拭えない。ストーリーも凡庸だし(←この点については、もちろん時代性を考慮しなければならないけど)、風ザナソーサリアンのように──いささかゲームの本分からは逸脱するが──BGMの質と量が圧倒的であるというような、独自の強みを有するわけでも無い。
敢えて良かった点を挙げるとすれば…地下世界のマップが、それなりに手応えがあった事ぐらいかね。ワープや隠しドアといった搦め手に頼ることなく、普通の通路の分岐だけで、あれだけ眩惑させられたのだから大したものだ…この点では、ストーリーやBGMのような副次的な要素に依存せず、純粋に難しさを売りにしていた時代のRPGに近い位置づけの作品と言えるのかも?

火曜日, 12月 11

無線LANルータ購入

今日は休日。昨日が夜勤明け+残業というハードワークだったのに加え、英雄伝説IIをクリアしてしまおうと徹夜でプレイ──しかも夜食さえ摂らずに!──した煽りを受けて、目が覚めたのは正午を過ぎた頃。
けっきょくクリアできなかった事もあって(←ラスボス強すぎだろ! 今後かなりレベルアップを重ねなければ相手にならないだろうし、その単純作業の面倒臭さを考えると、気が滅入る)、まったくテンションが上がらなかったけれど、とりあえず起き出して朝食だか昼食だか分からない食事と入浴を済ませ、ATMで資金を補充した後、自宅近くの歯医者へ定期検診に赴く。
健診では特に大きな異常も見つからなかった事から、予想よりも早く終わってしまい、ジャイロゼッターが始まるまで半端に時間の余る状況に。O書店でアニメ雑誌を立ち読みするのも可能なほどだったが、あいにくチャリンコがパンクしており、足が無いんだよね…というわけで、近場の自転車屋まで出かけて修理してもらうことにしたのだが、どうやらタイヤ自体が寿命を迎えているため、丸ごと交換する必要があるとの事。

直るまで約15分かかると言われ、その間ずっと店内で待つのも退屈──何より、寒いし(笑)──だったので、近場の家電ショップまで足を伸ばすことにした。目的は無線LANルータの購入…すでに今日は、歯の定期検診とチャリンコの修理代を合わせて、およそ8千円の出費となっており、それなら財布のヒモを緩めた勢いに乗じて、さらに2千円ぐらい追加で払ってもいいという気分だったんだよね(笑)。
もちろん今日になってから唐突に思いついたワケじゃなく、夏場に節電を徹底していた頃から、もしもWebブラウジングとメールがiPadで可能になれば、電気代の高い時間帯に、バリバリと電力を食うデスクトップPCを立ち上げなくて済むな…とは考えていた。
しかしながら、それで節約できる電気代(←せいぜい月に数百円ほど?)のために、それよりも高い値段のルータを買うというのも気が進まず、せいぜいNTTのポイントと交換できる商品の中にルータが含まれており、ほかに目ぼしい品物も無いため、いずれポイントが貯まったら交換してもらおうか…ぐらいの気持ちだった。ちなみに今のペースだと、ポイントが貯まるのは再来年の夏ごろという、ほんとに気の長い話だったりするのだが(笑)。
とはいえ、冬にも節電を求められるような状況となって、また先日ダウンロードした初音ミクLSPがオンライン状態でのみプレイ可能という仕様──つまり、自宅では遊べない(笑)──だった事もあり、無線LAN環境を構築したいような雰囲気が俄かに盛り上がってきたんだよね。まぁミクに関しては、ゲーム自体は無料(←間違っても、この俺が課金なんて絶対するわけがないし)だったのと、当日の勤務が泊まりの待機シフトだったので、暇つぶしのために遊び始めたものであり、遠からず飽きるだろうけどね。

以上のような理由から、とりあえず家電ショップを覗いて、手頃な価格のモノが見つかったなら購入を検討する…というスタンスで臨むことにした。ちなみに事前のネット調べでは、ワゴン行きとなった型落ち品を2千円で手に入れたケースがあったらしいので、それを基準に…とか考えていたら、本当にそのまんまワゴン処分品として、2千円で売られてやがんの!(爆)
ここまで来れば間違いなく天の配剤だろうと、迷うことなく購入し、自転車屋まで戻って修理されたチャリンコを受領した後、これに乗って帰宅。

しかし改めて同機種を検索してみると、こっちの方が安かったり…しまった、早まったか!
しかし、相場を調べるついでに価格コムのレビューにも目を通したんだが、ロクなこと書いてねぇ! こりゃ地雷を踏んじまったかな…と、嫌な予感に襲われながらも接続手続きを始めようとしたら、なんとセットアップディスクが読み込めないという事態が発生! そこからかよ!?
まぁワゴンセール品だったし、けっこう長いこと売れ残っていたのかも…という覚悟はしていたが、この展開は読めなかったわ(笑)。コストを削減しようとして、バルクのCD-ROMに焼いたんだろうなぁ…セットアップディスクなんて最初に1回しか使わないだろうから、造ってすぐに売れてしまえば問題ないという見通しだったのかも。
まぁ導入ガイドには一応、CD-ROMを使わなくてもセットアップできる方法も掲載されていたものの、これがIPアドレスだのDNSだのといった良く分からない設定を直接いじくり回す玄人向けの作業で、はっきり言って俺にはチンプンカンプン…とりあえずセットアップガイドとネット情報を参考にして、いろいろと試してみたけど反応なし。
こりゃCD-ROMだけじゃなく、ルータ本体まで昇天しているのでは? ならば返品するのが妥当かと諦めかけた頃、封入されていた何枚かの説明書の中に“お問い合わせの前に”と書かれた物があるのに気がつき、そこに記述されている通り、CTUとPCの間にルータを配置してみたところ、ようやく繋がった!


いや…それは良いんだけど、ルータって本来はCTUと互換関係にある物じゃないの? こんな感じで。


CTUの後ろに、追加するような形で使うというのは、何か間違っているような気がするんだが…。ただでさえCTU、モデム、ひかり電話アダプタと、合わせて3つもの器具が並んでゴタゴチャしているのに、この上さらにルータ用の置き場所とコンセントまで用意しなけりゃならないとか…頼むから、もうちょっとスッキリさせてくれ!(泣)

そこで試しに──ほんとに良く分かってないので困る(苦笑)──AP(アクセスポイント)モードに切り替えて、CTUとPCの間につなぐのではなく、CTUの余っているLANコネクタから、PCとは別口のラインを引いてみることにした。

実際にやってみたところ、IPアドレスなどの厄介な設定をしなくても簡単に接続することができたし、これなら(間に挟んだ機器がボトルネックとなって、PCの通信速度が低下するかも知れないという)余計なリスクも避けられる。
また、ルータの電源が必要なのはiPadを使う時だけなので、コンセントの問題が解決するというメリットもあるな。iPadはPCの代替品という位置づけ(=双方を同時に使用することは無い)だから、もし必要ならばPC用のコンセントを抜いて、そこにLANルータのコンセントを差し込んで使えばいいワケだ。

日曜日, 12月 9

英雄伝説II 第4章

サクサクとシナリオが進行し、このまま順調に行けばクリアできてしまうのでは…なんて調子のいい期待が心の底に湧き上がってきた矢先に、またもや「待った!」をかけられた。皇帝によるレジスタンス狩りが行なわれた後、どのように行動すればいいのか分からなくなったのである。
とりあえず、残っている住人たち全員に対して念入りに聞き込みを行なった(←また前回と同じパターンである可能性も想定し、それぞれ2回ずつ会話を試みて、セリフが変化しないか確認した)結果、レジスタンスたちがベルンの収容所とやらに連れ去られたことは分かったけれど、その正確な場所に関する情報は得られないまま。
どうでもいいが、その過程においてモーガンのセリフには苦笑させられた。

その通りなので、なにも言い返せない(笑)

また、水路で遊んでいた子供から“秘密基地”について新たなセリフを聞かされたことから、もう一度グロストス城に侵入すればいいのかと考え、念を入れてマッピングしながら城内の区画すべてを巡ってみたものの、見落としていた部屋や通路などは無く、ムダ骨に終わった…多分この会話イベントは、本来ならば最初に城へ潜入する際のヒントとなるはずだったのだろう。ところが、俺が先を急ぐあまりワプの翼を使ってダイレクトに突入したせいで、すっ飛ばされたままになってしまい、それを今ごろになって回収したから、時系列を勘違いしてしまった…と。

さて、こうなると手つかずで残っている場所は、ウイルの街ぐらいしか無いはず…以前に訪れた際は、北門の近くまでしか進入できなかったんだよね。で、いちおう北門まで行って、どうにか進入できないものかと試したけれど、成果なし。途中、ランダムで歩き回っている街の住人のひとりが、たまたま画面内に入ってきたので戦士の笛を吹いてみたものの、やはり反応せず。
ならば、前章から存在を仄めかされていたウイルとの隠し通路を利用するのかと思って、その話題が出たキュベラに赴き、それらしい仕掛けを探し回った末に、ようやくベッドを横にズラすことで現れる隠し入口を発見。

なるほど、「もう治った」と言っている子供が、ずっとベッドに寝かされ続けていたのは、これを見つからないようにするためだったのね…なかなか巧い伏線だわ。

こうしてウイルの中心部に辿り着いた後、皇帝に背いて逃亡したというガードの隊長を探すため再び地下道に戻り、これを発見。そこからボス撃破までは、一本道のストーリーとなっていた。
ボス戦は、レスの呪文に加えて噛みつき攻撃による体力奪取まで行なうドラストゴースト2体を従えており、さらに毒攻撃も使用する厄介な相手。まずはダメもとでプアゾをかけてみたら、予想に反して有効だったという(笑)。おいおい、これで勝利とか拍子抜けだろ…と思ったら、やっぱり簡単に中和しやがった(怒)。それなら最初からレジストしろよ…ぬか喜びさせられた俺が、アホみたいじゃないか!
というわけで、第2章のボス戦で得た教訓に従い、インパスダナムを唱えて地味にダメージを増大させる戦法を用いたところ、さほど苦労することも無く勝利できた…やはり、第2章が最大の難関だったな。

一方、ザコモンスターについては、今までのところでは第3章がいちばん厳しかったという印象…とくに気功ウサギには苦しめられた。4章のザコ戦に関しては、攻略の総合的な難易度と似たような感じ…要するに、前半は余裕で後半は平均レベルという事ね。
妖魔火砲は、前半に登場する敵の中でも最大の打撃力を誇り(←そのくせ、なぜかレベルアップすると真っ先に経験値ゼロになるのが謎…MAGE系モンスターから得られる経験値の少ない、Wizからのインスパイアだろうか?)、ブラムナの呪文を連発する姿はインパクトがあるんだけど、実際には2~3発ぐらい連続で食らったとしても、ほとんどレス1発で簡単に治ってしまうんだよね。
しかも、こっちはパーティメンバー全員がレスを習得しており、そのストックが枯渇するよりも早いペースで再充填されるため、まずパーティが全滅することはあり得ないという…敵の視点に立ってみれば、無限の回復力を持つ相手と戦っているようなもので、さぞかしウンザリさせられているだろうな(笑)。
まぁ、この章からはパーティ側もようやくブラムナヒュドナを使えるようになるので、これまでの通常攻撃+回復呪文というワンパターン戦術からは解放される。その事を意識してか、後半に登場するモンスターの特殊攻撃には、これら全体攻撃呪文での対抗が有効というケースも多い…ニュートが産んだ子供はヒュドナで一掃できるし、エビューンの吐き出すバブル(←本体を攻撃しようとすると破裂して、パーティ全体にカウンターダメージを与えてくる)は、ブラムナを使えば安全に処理できる、という具合に。
正直なところ、べつに全体攻撃呪文に依存しなくても、これまで通りに通常攻撃+回復呪文でのゴリ押しで倒せないことは無いんだけどね…確かに全体攻撃呪文を使ったほうが早く始末できる半面、回復呪文に比べて再チャージされるまでの時間は長くかかるので、差し引きすればトントンなんじゃないかと。けっきょく、敢えて全体攻撃呪文をチョイスする理由としては、ズバズバとダメージを与える爽快感ぐらいしか見当たらなかったり(苦笑)。