土曜日, 7月 7

夏目友人帳第14巻

メガミマガジン立ち読みの代償として、V書店にて購入。
まさかオビに京極夏彦が来るとは…しかし推薦じゃなくて“推進”なのか?

メガミマガジン8月号

今日は夜勤明け…と言っても待機シフトだったので、体力的には余裕あり。しかも昼間に仮眠を取ったので、さらに万全…のはずなんだけど、変な眠り方をしたのか、身体の節々が痛くなったり、その割に疲労感が残っていたりと、却って悪化してしまったという(苦笑)。
ともあれ夕方に起き出して食事を済ませた後、自宅近くのコンビニへ赴いてキルミーベイベー第5巻を回収がてら、サンデーを立ち読み(←まさか、まだ残っているとは思わなかった)。ついでにディスカウント店にも足を延ばして、そうめんのつゆを購入したのだが、そこで業務用のこしあんが売られていることに気づき、買うべきか悩むことに…抹茶アイスの付け合わせとして、この夏の間に相当な需要があるのは間違いないものの、なにしろ9kgという大容量を長期に渡って冷蔵庫に保存し続けるとなれば、電気代もバカにならないだろうし、中身が劣化してしまうリスクも大きくなる。またもや安物買いの銭失いに陥る可能性が高いと考え、ここはスルーを選択。
その後は通勤電車でV書店へ向かい、メガミマガジンを読破。なお、想定内ではあったがヤングエースは立ち読み不可だった。

クールの境目という時期に発売された号だけに、中身は前クールの総括と新作紹介の双方が半々といったところ。とは言え、前期は不作、今期も(今のところ)とくに目を惹かれるような作品が見当たらないような状況なので、ほとんどのページを流し読みで済ませてしまった。ピンナップについても、目ぼしいモノは無かったし。

予想通り表紙だった劇場版リリカルなのはだけど、特集記事のほうは巻頭じゃなく中央というポジショニングで、重視されているのかどうか判りづらい…内容に関しては、都築と田村&水樹それぞれとの対談(←田村は子供の頃、なのはと同じく親が不在がちで寂しい思いをしたとか。フェイトに関してはゼロから作り上げたキャラなので、都築は当時の水樹が出演していた作品を見まくった結果、明るい系よりも陰がある系のキャラの演技に魅力を感じて、フェイトの方向性を決めたとか、なかなか興味深い話もあり)がメインで、やはり公開前に本編の情報は明かしたくない模様。
とりあえずTV版第11話の、フェイトとアリシアの対話シーンがあることが分かったぐらいか。しかし掲載されていたカットを見ると、また作画に関する不安が再燃してしまった…とくにヴィータひどくね? 顔の据わりが悪くて、首とのつながりが不自然に見えるとか、とても劇場版クオリティとは思えん。

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15日までの期間限定ポイントは、わずか20ポイントだけなので、流してしまっても問題なし。
一方でキャンペーンのほうは、恒例の<週末の楽天カード使用で3倍(ツールバー検索でさらに+1倍)><楽天イーグルスが試合に勝った翌日は全ショップポイント2倍<48時間限定!プラチナ会員は全ショップポイント3倍、そして楽天ブックスの<対象商品はポイント最大10倍>(←ただし実際には、大半がポイント5倍止まりであって、今回購入した商品も同様)を加えると、合計 11倍に到達したことから、購入を決定。
決め手になったのが楽天ブックスのキャンペーンであることは言うまでも無いけど、すでに購入済みのキルミーベイベー第5巻が含まれているなど、対象の選定には少し不満もあったりする…アクセル・ワールドに至っては、同じくすでに注文済みの第2巻が含まれているのに、購入候補である第3巻は対象から除外されてるし。

そんなわけで、購入候補の中で唯一つだけ対象に含まれていたコレを、今回は買うことに。


放送終了が決まったことや、その経緯に対する不満から(←もちろん制作サイドに落ち度が無かったのは分かっているけど)モチベーションが低下してしまったのは否定できない。とはいえ、その点を差し引いても、やはり昔と較べれば面白さがダウンしているように感じられたのも事実であり、とくにバラガキ編などの長編シリーズは厳しいものがあった。
しかし短編エピソードに関しては、さほど衰えは見受けられず、とりわけ最終回直前の2話については(全盛期と変わらぬ)高い評価だったことを踏まえて、購入レベルに到達したと判断。

金曜日, 7月 6

ドラゴンスレイヤー Ver1.1

クリアした時点で、その報告を兼ねつつ総括しようと思っていたのだが、どうも高次面の難易度がシャレになっておらず、1面クリアするのに丸1日かかるような状況だったので、とりあえず中間報告を。

そもそも、どの面も中盤(←BREAKを使えるようになった後)からの展開に差が無く、その割に冗長──指輪を装備して、パワーストーンや宝箱の密集地帯に家を移動させる→(カギを使って宝箱を開けまくる)→ひたすらパワーストーンを家に運ぶ──を長々と繰り返すだけで、ハッキリ言って退屈だったんだよね。
RPGを揶揄した“作業ゲー”という蔑称があるようだけど、まさにピッタリ当てはまる感じ…しかも、そういった槍玉に挙げられる作品にさえ存在する要素──バトルにおける戦術的な要素とか、出現率の低いモンスターやアイテムを探すというインセンティブ──も乏しく、ただひたすら決まったキーを押し続けるだけ。

そんなわけで「早くクリアして次の作品に移りたい」という思いは募る一方だったにも拘らず、なかなか終わりが見えないという(苦笑)。

サターン版と同じで、全5面だろう(←mapデザインも、だいたい同じだったし)

ザナドゥと同じで、全10面か?

ログイン版ドラスレと同じで、全12面なのかも(←プログラム内に用意されたmapデータのサイズが、同じだという仮定に基づく)

10面から面数表示がアルファベットに変わったので、これは16進数に違いない…すなわち全16面だ

で、上記のように丸1日がかりでクリアしたのが17面…いったい何面で終わるんだー!? まぁ、以前にも酷似したmapをクリアしたような記憶があるので、じつは2周目に突入しているのかも…とも思ったが、細かい部分が微妙に異なっている気もするし、何とも言えないんだよね。
当時の状況からして、エンディングが存在しない可能性も少なくないとはいえ、面数表記なり(←たとえば“2-1”みたいな感じにするとか)一言だけでもいいからメッセージを表示するなり、どこかで区切りを明示して欲しかったところ。

ただし難易度に関しては、むしろ高次面に突入してからの方が、適度なバランスという印象。面が進むごとに、敵のパラメータがインフレ的に上昇していく仕様なので、正面から戦って勝つのは次第に難しくなり、そこで初めて魔法に頼る必要が出てきたんだよね。
サターン版では、一部の敵が用いるエナジードレイン攻撃への脅威(←一撃で魔力をゼロにされたり、ストレングスや経験値が初期化されてしまうため、状況によっては即座に詰む)ゆえに、これらの敵とは接近戦を避け、KICKの魔法で倒すのがセオリーだった。ところが原作──少なくともPC88版Ver1.1──では、ドレイン攻撃を受けても各パラメータは漸減するだけなので、多少の損失など無視して力押しで突破することが可能となっており、KICKを活用する必要性は低いわけだ。
そうしてハブられ気味だったKICKだが、ここにきてようやく(防御力がインフレ上昇して、まともにダメージを与えられないモンスターに対しての)出番が回ってきたと思ったのも、ほんの一瞬のことだった(笑)。さらに先の面では、序盤に登場する敵から早々と能力値のインフレが始まり、とても正攻法では倒せないため、もはやKICKを習得できるだけの経験値さえ得られなくなってしまったのである。
まぁ幸い(?)、敵の出現数も大幅に増加するため、まだインフレしていない最初期の敵を倒して回るだけでも、どうにかBREAKを使える程度に経験値を稼ぐことはできたので、勝てない敵は相手にせず逃げ回り、ひたすらパワーストーン回収に徹して、ドラゴンだけ倒してサッサとクリアしてしまった…雑魚モンスターがインフレする一方、ドラゴンの能力値は変わらないので、相対的にドラゴンのほうが弱くなるというのも、なんだかなぁ。
…というか、ここまで来るとゲーム性そのものが変質して、もはや本来イメージされるようなRPGとは別物になってしまっている気もするぞ。例えるなら、パワーエサの効果が無くなって、ただ単に敵から逃げ回るだけのゲームになってしまった高次面のパックマンに近い印象。
もちろん、逃げると言っても簡単な話じゃなく(←なにしろ、敵の出現数がひどいことになっている)、たびたび包囲されてゲームオーバーになっては、ステートセーブを利用して直前からやり直し…を繰り返しながら少しずつ進めて行ったワケだが、そんな便利な機能など無く、通常のSAVEさえ厳しく制限されていた(←経験値が50000ポイント以上でしか使えない、最高クラスの魔法という設定。しかもSAVEするごとに、経験値の4分の1をドレインされるとか、ヘタすると続編のザナドゥより過酷かも)オリジナル版を、当時のプレイヤーたちはクリアできたのだろうか?

そして問題は、このペースでインフレが進行するのであれば、いよいよ次の面では最初期の敵さえ倒せそうにない事。こうなると、本当にパックマンだな…あるいはフラッピーか。敵から逃げ回りつつ、ブルーストーンならぬパワーストーンを所定の場所まで運ぶだけという(苦笑)。

月曜日, 7月 2

2012春クール総括

結論から言うと、購入レベルに到達した作品はアクセル・ワールドのみという、かなり不作のシーズンであった(←そのアクセル・ワールドにしても、第10話以降の評価は微妙なので、BDを買うのは第3巻まで…という可能性が高い)。


とりわけ、視聴を打ち切った作品の数では恐らく歴代でも最悪クラスと思われ、そのおかげで持て余すことになった時間は、旧作DVDの再視聴によって埋めることに…老後の楽しみのつもりで取っておいた(←その頃まで再生できるのかよ!?というツッコミはさておき)膨大なストックだが、予想よりも早く出番が回ってきたというわけだ。
ちなみに、観直したのは舞−乙HiME、未来少年コナン、バジリスク ~甲賀忍法帖~の3作品。いずれも(再視聴ということで気構えができており、また一気に見た効果もあるんだろうけど)、並行して視聴していた現行の作品の大部分よりも面白く感じられた…今じゃ、こういう作品はめっきり減ってしまったよなぁ。

舞−乙HiMEのBD-BOXは、以前に見たときは35%引きだったのに、今は24%引きか…。
コナンは、俺が昔に買ったのは中古のDVD-BOXだったけど、これは値上がりしてしまっているから、今ならBD-BOXを買うほうが安いみたいね。

もうひとつ、そんな不作のシーズンを乗り切るうえで多いに貢献したのが、アニメではなく(←ゆえに今回は、タイトルから“アニメ”を削った)特撮作品であるアキバレンジャーだったりする…いやはや、特撮にハマるなんて何年ぶりだろうか。
同期のニャル子が(←この際、ジャンルの違いなど大した問題ではない)、何ら面白さもリスペクトも感じられない、原典を表層的になぞっただけで空回りしまくっていたのに対し、「パロディってのは、こうやるんだよ!」と言わんばかりに、原作愛と“分かってる”感に満ち溢れたネタの数々を披露してくれたのは、溜飲が下がる思いだった。もちろん、“本家”が自ら手がけた事によるアドバンテージというのも、あるんだろうけどね。


しかも終盤は、(スタッフ側は賛否両論だろうと予測し、実際そうだったようだが)個人的には極めてツボだったメタ展開…ある意味でパロディにおける究極、もしくは反則技とも言えるような手法だけど、マイトガインの反省を踏まえた高松が銀魂で大成したように、うまく決まれば絶妙な笑いを生むことになる、そんなハイリスク・ハイリターンな方向性を選択し、見事に成功したと言えるのではないだろうか。
あと、ラスト直前で“オワリ”の文字と戦ったシーンは、ザナドゥの隠れキャラ(文字モンスター)を思い出した(笑)。


話を戻すと、春クールのアニメ作品としてはしろくまカフェも購入レベルに到達しているんだけど、悩ましいことに、これってBDはアニメイト限定の販売なんだよね…画質に拘るタイプの作品じゃないとは言え、今さらDVDを買うのも気が進まないし、でも値引き率で見劣りする(←結局そこかよ!)アニメイトで購入するというのも、なんだか負けたような気がするし(苦笑)、はてさてどうしたものか。

日曜日, 7月 1

ちはやふる第17巻

アワーズ立ち読みの代償として、V書店にて購入。

アワーズ8月号

昨日は泊まり勤務。いちおう休憩時間を利用してD書店に赴いたものの、 アワーズどころか娘TYPEメガミマガジンまでもがシュリンクされているという全滅ぶりを見せつけられ、改めて「D書店は完全に終わった」と認識させられることに…まぁアワーズに関しては、そもそも以前から立ち読み不可という扱いだったし、ここ最近の状況から考えても絶望的だろうとは考えていたけどね。
そうなると唯一の希望はV書店という事になるが、こちらも“即日完売の可能性が高い”という問題を抱えているわけで…その点、今回のように発売日が(立ち読みに行けない)泊まり勤務と重なるのは、最悪の巡り合わせと言える。

それゆえ今日は、泊まり明けの疲れ切った状態ではあったが、帰りの通勤電車を途中下車し、帰宅する前にV書店へ直行…その甲斐あってかアワーズは2冊が売れ残っており、無事に読むことができた。
なおメガミマガジンも立ち読みフリーだったけど、娘TYPEは完売したのか見当たらず…明日以降、ほかの書店を調べ回る必要があるな(←さすがに今日は無理なので、体力の回復に徹する)。

スピリットサークル
一気にハードな展開が来た…しかも、あと7回分の前世が控えているとの事で、まだまだ裏がありそうだ。これら8つのエピソード全てが相互に連関するようなストーリー構造だったりしたら脱帽するしか無いけど、それは高望みというものかね。せいぜい、ひと通り語り終えた後で、何らかの決着をつける…というパターンが妥当だろうし、ヘタするとギンガサンダーのように、実質的に連作短編ぐらいの関連性しかない可能性も考えられるな。

ア部!葉桜中アニマル部(吉川景都)
新連載。前半だけで導入部を済ませてしまうとは、なかなか手際が良いな。さて後半は…と思ったら、これだけで全部──つまり1話分──だった(笑)。せっかく高評価で「もっと読みたい」と思わせることに成功したのに、ここでお預けを食らわせちゃダメだろ…。
形式としては、ヒロイン→動物たち→主人公…という片想い同士の三角関係を土台とした、ベタなラブコメなんだろうか? 今回を読んだ限り、作者のスキルに問題は無さそうなので、ありふれた題材でも面白く描いてくれそう…と期待しておく。

それでも町は廻っている
ああ、こりゃまた夢オチというパターンかな?

(太ったタッツンを見て)これ絶対に夢オチだろ? でなきゃ許さん!

ああ、やっぱり夢オチ(←正確には、妄想オチ)だったと安堵

…と、翻弄されているうちに読み終わってしまった感じ。まぁ悪くは無いものの、プラスアルファに欠けるんだよなぁ…もっとキャラや作品に入れ込んでいたなら、面白いと思えるんだろうけどね。

裸者と裸者
↑を読んだ後なので「こっちも夢オチか!?」と早合点してしまったが、そういう作品じゃ無いわな(笑)。でも呆気なさすぎる結末に、打ち切り臭を感じたのも事実…実際は“第一部 完”だったワケだが。

天にひびき
どんどん先へ、自分の道を突き進んで行こうとする天才ヒロイン…そんな彼女と共に歩み続けるために、凡才である主人公が覚悟を決める話。これが萌え系やセカイ系だったなら、何もしなくてもヒロインの方から勝手に、大して取り柄もない主人公に言い寄って来てくれるんだろうけど、そんなに現実は甘くないのであった(笑)。

AGEHA
「授業をするのは、バカを減らすため」だの「教師は生徒を殺したいと思ってる」だの、六道テイスト炸裂の問題発言を連発していた教師は、チョイ役で終わらせるには惜しい逸材だ…ぜひ今後も登場するよう希望! 本筋は、どーでもいいや(笑)。

ナポレオン~覇道進撃~
他誌で新連載が始まったとの事で、作画クオリティを維持できるのか心配だったが、まったくの杞憂に終わった。いわゆる“ハニワ顔”(←と言っても目だけで、口の部分は普通)演出は、今回が初めてだっけ? 普通に描くよりも簡単で、なおかつギャグの表現として効果的という都合のいいテクニックだけど、あまり濫用すると本当に「単なる手抜きじゃないか?」と疑われる羽目になるので、ほどほどに願いたい…本来この作品(あるいは作者)は、リアルな絵柄とブッ飛んだ言動との落差で笑わせるタイプだろうし。
初登場でマッセナと対峙するスルト、大使に任命されて羽振りの良くなったランヌなど、今月も見どころが盛りだくさん。ビクトルは、いきなりポルトガルまでワープしていたので焦ったが(笑)、その直後に語られた経緯は、相変わらず悲惨なこと極まりなかったので安心。
しかし今回、最大の貧乏クジを引いたのがルクレールであることは間違いないだろう…とっくに死んでウジが湧いた状態になっているにも拘らず、まだ生きているという妄想に取り憑かれたポリーヌに“看病”されていたとか、どんなホラーだよ!? 少し前の大陸軍戦報で、その最期までがネタバレ的に記述されていた事から、てっきりコミック本編では省略されるものと思っていたけど、こんな斜め上(←下か?)の描かれ方をされるぐらいなら、人知れずフェードアウトしていた方がマシだったのでは?(苦笑)

ドリフターズ
ウォール・オブ・ストーンの意外な活用方法シリーズ第3段(笑)…だから水平方向に発生させるのは反則だってば! でも、階段として利用するアイデアの面白さは、認めざるを得ない…まぁルールブックで規定されていないような行動が取れたり、それをアドリブで判定できる柔軟性もTRPGの魅力なので、これぐらいはマスターも許容してくれるだろう。
そして、リアルタイムで情報を伝達できるクリスタルボールが、今までの戦略の概念を根底から覆す画期的なツールであると気づく信長…今のところは、こういった発想や戦術に関する知識こそが勝利のカギとなっている印象だけど、この路線は最後まで踏襲されるんだろうか? ラスボスっぽいアレとの戦いに際しては、けっきょく(魔法だか何だかの)超常能力合戦で決まってしまわないかと不安…前作(HELLSING)では、そこの所どうだったんだろ?