土曜日, 10月 23

アフタヌーン12月号

今日は休日。相変わらず空き時間の大半はVer.D-exをいじり回して過ごす。陽が暮れてから夜食の材料(←いよいよ冬モードに切り替えて、ホットケーキの素とタマゴ、そして牛乳)を買い揃えるついでに、自転車でV書店へ。
もう夜なのに、週末ということもあってか自転車置き場は満車だったので、道路脇に駐輪…まぁ撤去作業も終わってるだろうから心配しなくてもいいんだけどさ。なお期待通りアフタヌーンは立ち読み可能だったものの、電撃大王GENESISは影も形もなし…明日おそらくD書店で読めるとは思うけど。

げんしけん
新シリーズ連載開始。以前に掲載された読み切りの続きとしていきなり始まったので、改めて新入部員キャラの紹介がされることもなく、かなり唐突というか、取っつきの悪い印象。まだ始まったばかりだから仕方ないけど、男の娘以外はキャラが立ってないし。
今回は特に話らしい話もなく(←ある意味、この作品らしいか)、ただ単に男の娘部員の着替え用スペースとして、大学近くにある斑目ハウスを利用させてもらうことが決定したぐらい。期間限定の復活とはいえ、主軸となる話の構造(斑目VS咲とか、笹原×荻上の関係とか)を早めに見せておかないと、「何の見通しもないのに、取りあえず人気取りのために復活しただけ」とか言われかねないぞ。

ああっ女神さまっ
やはり螢一のヒラメキで状況を打開するパターンか。アルミの破片と脱酸素剤が材料ということで、さすがに今どき粉塵爆発ネタでは無いようだが、化学反応を利用したクレバーな作戦を見せて欲しいところ。それにしてもページが少なくないか?

ネクログ
第1話が世界観とキャラの紹介だとすれば、第2話は「1話完結方式では、大体こんな展開になる」というアーキタイプの提示が目的だろうか? 無難にまとまっているものの、突き抜けた(あるいは尖った)部分が見られず「可も不可もなし」という印象の域を出ない。今は他に読むタイトルが少ないので、もう少し様子を見るつもりだけど、このまま低空飛行が続くなら、遠からず切ることになりそうだ。

ヴィンランド・サガ
今さらながら、トルフィンに部分的な記憶の欠落があるとの伏線。その記憶が戻るとき、ようやくトルフィンの(そして、この作品の)目指す方向が明らかにされるのだろうか?
そして、今まで燻っていた奴隷と奉公人との対立の火種が再燃しそうな流れ。今度こそ、今の閉塞状態を打ち破るぐらいの事態に発展して欲しいものだ。

いもうとデイズ
ディアナと暮らすことで、いつの間にか“主婦の気持ちが分かる”スキルやら“年下の女性に対する面倒見のよさ”のスキルが磨かれ、新規のお客さんの多くを常連としてキープすることに成功していたお兄さん。経済的な面では、ハッピーエンドへの下準備は整ったといったところか。
あとは本人の気概だけど、今回はその下慣らしのためのエピソードかね? 葬式に集まった親族一同との会話とか、息子よりも恋愛を選んで結局しあわせになれなかったらしい老いた母親との再会とか、リアルで重苦しい人間関係がえんえんと描かれ、読んでいてウンザリさせられた…今月はオクターヴも同じように、ひたすら鬱屈した会話劇が続くだけの展開なんだよね。何でこんな気分になるために、わざわざマンガ読まなきゃならないのかっていう。
日常系とか、萌えエロだけで中身のない作品が人気を博す理由も分かるな…現実に疲れ切って、そこから逃避するためにマンガやアニメに没頭したいのに、さらに疲れが増すような内容じゃ受け入れられないのは当然。つらい現実に立ち向かう勇気や知恵を授けてくれるなら話は別だが、そういう良作に巡りあえるケースは、残念ながら少ないのが現状なんだよね。救いを求めて、ただ苦しいだけの作品の山を掻き分けるぐらいなら、最初から安易な救いが用意されていると分かっている作品に逃げこむほうが気楽なわけで。

友達100人できるかな
今回のターゲットは、女子グループのリーダー格。「主人公の振る舞いが気に入らない」という女子グループ内の突き上げを受ける形で、「友達になるフリをして近づき、相手が惚れて告白してきたところを、こっぴどく振る」という計画を立てるものの、じつは彼女自身、まんざら主人公が嫌いでもないようで…という話。
まぁ一種のツンデレ属性ですな…と言ってしまうと身も蓋もないわけだが、実際この作品の評価ランクからすると、今回は平均以下の位置になってしまうのは事実。全般的に、女子がターゲットとなる回は厳しい評価になってしまっている気がするな。どうしても男女の関係だと、恋愛という要素が含まれているのではないかと疑念を抱いてしまうんだよね。そして恋愛感情が絡んだ関係を、信頼できる絆として扱っていいのかという…それを認めてしまったら、極端な話、この作品はあっさりギャルゲー的世界に堕してしまうのではないか? それこそ落とし神(笑)が、ヒロイン100人とハッピーエンドを迎えれば地球は救われる…という話にも変換できてしまう。いや、もちろん「男女間の愛はカウントとして認められる」というルールは知ってるけど、俺自身の感覚としてしっくり来ないんだわ。

ストライクウィッチーズ2 3【Blu-ray Disc Video】 【初回生産限定】

今回も楽天ブックスのブログキャンペーンに応募。カテゴリとしては④この秋ハマっているアニメ、ゲームになるか…と言っても、秋の新作アニメの試聴に勤しんでいる現状では、購入候補は早くも過去の作品になりつつあり、“ハマっている”という現在進行形の条件に合致するのか微妙な気がするぞ(笑)。

さて今日は、アフタヌーン立ち読みが空振りに終わったこともあって今ひとつテンションが盛り上がらなかったんだけど、ZUNTATAのライブ配信を聞いているうちに少しはテンション上がってきたし、なにより二度とないチャンス!ポイント最大40倍!と煽られては、今日のうちに購入に踏み切るしかあるまい。
ただ当初の予定では、恒例である週末の楽天カード使用でポイント3倍キャンペーンを前提に29日(金)か30日(土)まで粘って、他に有利なキャンペーンが実施されるタイミングを狙うつもりだったので、心の準備ができなかったんだよね。
というわけで今回のポイントキャンペーンにおける実際の倍率を調べてみると、俺が該当したのは

楽天カードのお持ちの方はポイント2倍
楽天ツールバー検索でポイント3倍

…ってたったこれだけかよ!?

ショップ買い回りで最大10倍とか、ほかの有象無象のキャンペーンを積み上げて、形だけは「合計40倍」の体裁をとってるけど、これ実際に40倍を達成できる奴がどれだけいるんだっていう…まぁこのテの誇大広告は今に始まったことじゃないから、別に本気で腹も立てるつもりもないが(苦笑)。
ややこしいのは、上記の「楽天ツールバー検索でポイント3倍」と、恒例の週末の楽天カード使用でポイント3倍は別々らしいことだな。

あと重要なのは楽天ブックスの全品ポイント7倍キャンペーンだな。加えて対象商品がポイント4倍キャンペーンも行なわれるものの、対象商品の中に購入候補はナシ。
いや、正確には劇場版ハルヒが含まれていたけど、脚本集だの映像特典集BD(←ロケハンとか制作風景とか、どうでもいいような映像の詰め合わせらしい)だの余計なオマケが付いたバージョンの方だったので、遠慮しておく…価格が約700円増しに対して、ポイントが4倍では割りに合わないしな。

そんなわけで、改めて計算してみると

40倍キャンペーン(実際に適用されるのは4倍
週末の楽天カード使用で3倍(ツールバー検索でさらに+1倍
楽天ブックスで7倍


の、合計13倍となる。最近の中では、やや高めだな。となれば、せっかくなので価格の高い商品を選んで購入すべきだろう。
現在の購入候補としては

涼宮ハルヒの消失【Blu-rayDisc Video】          6,216 円
劇場版 銀魂 新訳紅桜篇 【初回生産限定】         6,216 円
けいおん!!(第2期) 8【Blu-rayDisc】 【初回生産限定】6,216 円
魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st【Blu-rayDisc】6,511 円
ストライクウィッチーズ2 3【Blu-rayDisc】【初回生産限定】6,838 円


以上なので、ここはストパン2に決定だな。終盤のシリアス展開が肩透かしだったので評価を落としたけど、この巻に収録されている第6話は今シリーズの中でもベストエピソードだったわけで、結局はやり方というか方向性の問題なんだろう。
あまり熱く激しいバトルとかヘビーな展開よりも、お互いの絆を再確認できるような泣かせ系とかハートウォーミング系のほうが、この作品の雰囲気に合っているのではないかと。

なお劇場版リリカルなのはについては、ようやく各アニメショップの特典情報が出揃ったこともあり、現在思案中。

とらのあな特典・両面タペストリー(A3サイズ)
結構いいねぇ…きちんと良かった頃のキャラデザで描かれてるし。お値段7920円か。


つづいてゲーマーズ。B3ポスターセットは、フェイトだけでいいな…まぁ本命は描きおろし特大タペストリーのほうだけど。

悪くは無いんだが、脱げばいいというものでもないしなぁ…泣けるストーリーあってこその作品だし、そのテーマ性をキャラの表情とかシチュエーションで表現しているという点では、とらのあなに軍配を上げざるを得ない。
あとゲーマーズ特装限定版のみの特典ということで、お値段11,800円というのもハードル高し。

最後がアニメイト版

…って、画像ちっちぇー!(笑) 絵柄もイマイチだし、これはパス決定だな。

金曜日, 10月 22

ex.02 思ったより大がかりな作業

前回も述べたように、作り始めた時点では一部のbmpファイルとパラメータを変更するだけの簡単な改良だけで済ませるつもりだったはずが、なぜか睡眠時間を削って没頭してもなかなか終わらない…。
とりあえず昨日から今日にかけての泊まり勤務は待機シフトだし、また運転免許の更新のため電車とバスを乗り継いで遠出しなければならなかったりと、ポメラをいじり回す時間だけは余裕で確保できる見通しだったので、この作業レポートの作成は後回しにして、自宅でPCと向き合える時間の大半を制作の実作業に優先的に振り向けることにした。
その甲斐もあって、どうにか完成が見えてきたところなんだけど、明日から月末進行がスタートするので作業が滞るのは避けられない見通し…今月中に完成させてテストプレイに突入したいところなのだが。
作業レポートについては、上述のように自宅外での空き時間を多く確保できたことで、後追いながら順調に仕上がってきており、暇を見ては適宜アップしていくつもり。

というわけで本題。Level.2は、全8種をドラゴンバスター関連ネタで。まずスケルトン役だが、シナリオⅡに登場する3種のスケルトン系は、いずれも盾やスカートアーマーを装備しているので却下。シンプルに剣だけを振り回しているドラバス版のイメージに一番近い、シナリオⅠのSkeletonを採用する。
HobgoblinがLevel.4へ移籍することに伴い、ビショップ役をWightに変更。もともと“斧を持ってる”ぐらいしか共通点なかったしな(笑)。どうせ変えるならビショップとウィザードを兼用できるデザインのキャラにしようと考え、両者の特徴の最大公約数的なキャラデザとして、最終的にWightに決定した。
またルームガーダーとして、ファフネルを追加。Fire DrakeKentro Saurusのどちらを選ぶか迷って、けっきょく前者に。ファフネルとしては少し痩せすぎに見えるけど、背中に長いトゲの生えてるKentro Saurusよりマシだろうという判断だ。そして炎のブレスの代用として、Fireの呪文をドカドカ吐かせる。

ルームガーダー戦は元ネタのイメージ(←つまりタイマン勝負)に近づけるため、出現数を1体だけに絞り、その代わりHPと経験値を大幅に増やすことで対応。ただしウィザードに限っては出現数を4体に増やし、UN(戦闘パターン)を10番(←魔法をフラフラとランダムに飛ばす)にすることで、浮遊剣による攻撃のイメージを再現してみた。
また元ネタでは、グリーン&パープルウィザードおよびスケルトンにはファイヤーボールが通用しないので、これらのMGR値を全て100とする。
さらにACTを0にして外世界での動きを完全に(←移動だけでなくアニメーションも)封じると、まさに元ネタのルームガーダーそのままの雰囲気が再現できて、思わずニンマリしてしまった。

一般モンスターとしては、まずクローラー役をCRAWLERに。第3グループは強化タイプの性質を再現するため、体力とAGLを高めに。同じく第4グループは、剣では倒せないコレオ・クローラーの性質を再現すべく、D.L.(防御レベル)をBattle-Suits並みに設定した。
そしてゴーレム役も、同様にGolemで。Tasloiも悪くは無かったが、やはり本物には敵わないという事だな。

リーペン役は、Giant StriderAchaierai、さらにAXE BEAKの3候補がドングリの背比べ状態だったものの、アニメーションしている姿を見ると、脚を交互に動かして走行しているようなAchairaiが、いちばん違和感が少ないと思えたのでこれに決定。
なお第3グループはシルバー(元ネタでは体力強化型)、第4グループはオリジナル設定で雛鳥(カルマモンスター)とした。

スティングレイ役として、同じエイ系であるMantariを採用すれば、魚つながりでケイブシャーク役も兼ねる(←やや強引だが)ことができると考えたものの、結局これは不採用に…敵キャラとしての特徴に欠けたのが痛かった。
というわけで“剣では倒せない”という強烈な特徴の持ち主であるロックと、同系統で外観も似ているアイフルの役をセットにしてBgirlを採用。
剣で倒せないのはスライムも同じだが、これは(バットスネークと同様に)イシターあるいはドルアーガ区画のほうで採用されていることから、重複を避けるため採用を見送り。

最後の1種は、テストール役であるChaggrin。これも“回転中は剣で倒せない”という分かりやすい特徴が採用された理由なんだけど、その性質をザナドゥのシステムに落とし込むのは少しばかり厄介。
とりあえず正面防御力をMAXに、逆に側面と背後の防御力をゼロにする。体力と攻撃力は通常程度のまま、AGLを引き上げて高速体当たりを再現。UN(戦闘行動パターン)は、直進と停止を交互に繰り返す3番が元ネタに比較的近いので、これを選択…と、考えてみるとこれはイノサイも同じだなと気づいたので、防御力を平均化したタイプを前半グループに割り当て、イノサイ役も兼ねさせることに。
また第4グループは、こちらも幼生(カルマモンスター)に。まさか同じLevel内に、カルマ持ちが複数種いるとは予想できまい…って、オレ自身が以前Ver.Sでやったネタじゃん(笑)。

さてmapの改変は、当初の構想よりも複雑なものとなった。まずファイヤーボール(Fire)のスクロールなどが、ルームガーダーを倒して直接入手できるようになったことで、旧版でこれらのアイテムを配置していた部屋が不要となったため、それらをメインの塔と接続。

またモンスターの外観が変更されたことで、ゲームブック版ドルアーガのコロシアム区画が再現できなくなってしまった。そこで代わりとして新たに隠し塔を設定し、そこにVorpal-weaponを配置。
ただし、この変更の過程でバグが生じ、どうやっても旧版の入り口を削除できない状態に…いろいろ試行錯誤の末、結局これを仕様として組み込む形でデザインし直すことにした。
旧版で入り口があった場所のすぐ隣に、ダミーの塔を新たに設置し、その奥にある隠し部屋にDaggerを置く。そして旧版ではあまり意味のなかったクローヴィス夫人のメッセージSHOPで、この場所に関するヒントを提示した。

【THE MISSING SWORD】 (失われた剣)
Mrs.clovis said that
If you wanted
to obtain
VORPAL-WEAPON,
it was necessary
to discover
THE TRUE ENTRANCE
of SECRET ROOM.

She added that
the entrance at
which you saw
was an imitation
deluded by GALSIS,
and you had to
break that ILLUSION.
クローヴィス夫人は言った。
もしあなたが
ヴォーパル・ウェポン
手に入れたいのなら、
秘密の部屋に通じる
真の入り口

見つけ出す必要がある。

そして彼女は、
あなたの目に映る入り口は、
ガルシスの作り出した
偽物であり、
そのまやかし
打ち破らなければならない
と、付け加えた。



















“ニセの扉のすぐ隣に、本物の扉が隠されている”というシチュエーションは、イースⅡのティアルマスに似ているのでパロディネタにしようかとも思ったが、さほど面白くないしムダに複雑になるだけと判断、採用は見送った。
まぁこのヒントでピンと来なくても、Acidを使ってローラー作戦を行ない、きっちりマッピングすれば簡単に見つかってしまうだろうけど。もちろん早期に手に入ってしまうとゲームバランスが崩壊するので、Boiardoにガッチリ守らせる。さらに侵入が想定される入り口側にカルマモンスターを集中配置。まぁ、これについてはAcidをうまく使えば反対側から侵入できるので効果は薄いが、あくまでプレイヤーを手間取らせること自体を目的としたゲーム的演出の一環だな。

旧版では、Level.1のCaveからやって来ると、100均SHOPを通過してすぐにLevel.3のCaveに向かうシンプルかつ一方通行のデザインだったが、今回は分岐点を設置。右に進めばLevel.3のCaveへ、左はドラゴンバスター区画へダイレクトに進入できるよう改変した。
もちろん初めて来た段階で挑むには過酷すぎるので、旧版のメッセージSHOP(←Level.3の第3区画のヒントを示したもの)を該当区画に移設し、新たに警告用のメッセージSHOPを配置する。

【NEW SIGNPOST】 (真新しい道標)
Right road : to
THE TOWER OF DRUAGA

Left road : to
THE MOUNTAIN
OF DRAGON

NOTICE!

The road to THE
MOUNTAIN OF DRAGON
is one-way traffic,
and you will NOT be
able to RETURN if
you advance once.
Moreover,this road
is more dangerous.
右の道:
ドルアーガの塔

左の道:
ドラゴン山

警告!

ドラゴン山
への道は
一方通行であり、
一度進めば
二度と
戻ってくることは
できません

しかも、この道は
より危険です。




















さて、こうすると旧版でドラゴンバスター区画に通じていたルート(←Level.3のCaveから進入する)が余剰になるわけだが、こちらは“ドラゴンと戦わずに、メイン塔に進入できるルート”とした。
各区画のつながりについて、新旧の違いをまとめると以下の通りになる

旧Version.D
Level.1→Level.2(100均SHOP)→Level.3へ
Level.3→Level.2(ドラゴンバスター区画)→ドラゴン山→メイン塔
Level.5→Level.2(ドルアーガ・コロシアム区画)

Version.D-ex
Level.1→Level.2(100均SHOP) ┬→Level.3へ
                   ↓
                 ドラゴンバスター区画→ドラゴン山→メイン塔
Level.3→Level.2(メイン塔)
Level.5→Level.2(Vorpal-Weaponの隠し部屋)

旧版でドラゴン役のRed Dragonを倒せるようになる頃には、メイン塔にいる標準的なLevel.2モンスターは雑魚に成り下がり、単なる虐殺になってしまった──まぁ、だからこそ配置モンスターにKephyce Childを混ぜて、「気がついたら殺してしまっていた」というトラップに効果が増したのも事実だが──という点を改善する狙いがある。
この改変により、ドラゴンバスター区画を突破する前にCLOVIS'S SHOPへ到達してしまう可能性が高まったため、取り扱い商品を変更…ここで早々にDeg-PoisonDeg-Corrosionを購入できてしまうと、ドラゴンバスター区画で回転ファイヤーボール(Deg-Fire)を入手する意義が薄れてしまうからね。

最後にドラゴン役について。旧版においてはRed Dragonが務めていたわけだが、これは消去法による選択──ほかにシナリオ2のボスで炎を吐けるのは、外観がドラゴンと全く似つかないHydraと、最終ボスの骨ガルシスだけしかいない──の結果であって、グラフィックの差し替えが可能という前提であれば、最もイメージの近い(←2足歩行タイプのドラゴンだし)シナリオ1版のKing Dragonを採用すべきだろう。
しかしKing Dragonの絵をRed Dragonと差し替えた場合、Level.6(ドルアーガ面)ではKing Dragonシルバードラゴン役として登場することになり、これは明らかに違和感がある…もっと言うなら、むしろブラックドラゴン役が最適ではないか(カラーリング的に)。
ここで注目すべきなのは、上述したようなLevel.2のmap改変により、ドラゴンを倒さなくてもメイン塔へ侵入することが可能になったこと。これは要するに、ドラゴン役を旧版より強化──たとえばHydraに担当させるとか──しても、ゲームバランス上の問題は生じないわけだ。
というわけでHydraのグラフィックをKing Dragonに差し替え、Level.2のドラゴン役とLevel.6のブラックドラゴン役を担当させることに決定。
ちなみにドラゴン役をWhite Dragonにするという案も検討したのだが、確かに2足歩行のヴィジュアルは元ネタのイメージに合致するものの、やはり炎を吐かなくては物足りない…との事で、これは却下された。

水曜日, 10月 20

サンデー&マガジン

職場に戻って一服し、多少なりと体力を回復させた上で、会社近くのスーパーへ出向いてマガジンを立ち読み。
サンデーについては、休日である23日に、会社近くのコンビニでATMから資金補充を行なったついでに立ち読み…まさか土曜日まで売れ残っているとは期待していなかったわ(笑)。まぁラッキーだな。

生徒会役員共
個人的に下ネタがあまり好きではないので当然の帰結ではあるのだが、もうキャラ萌えしか評価ポイントの無い作品になってる気がしてきた…。
というわけで魔女コスの会長が可愛かったんだけど、その直後に掲載されていた真田さんの魔女コスに、ぜんぶ持って行かれたのは残念(笑)。でもジャック・オー・ランタンのコスプレしたスズが、身長の低さゆえ直ちに正体バレしてしまうネタは面白かった。
ところで、かぶりもの(←とんがり帽子)+長もの(←マント)という魔女コスは、オレの趣味としては最強クラスの装備である…でも(メイド服もそうだが)優れたコスチュームって、コス自体が魅力的すぎて、逆に「誰が着ても似合うから、キャラ本人の魅力を評価できない」という皮肉が生じる面もあるのは事実。ちなみにぷよぷよのウィッチも捨てがたい(←よ~んの緑色バージョンを除く)けど、やはりマイ・フェイバリットはカレイドスターのアローズだな。

絶望先生
学術的(かつマイナー)な専門用語と違って、大岡裁きなんて基礎教養だと思うんだが、今の若い奴のことを考えてイチから説明したのだろうか?(←単に導入をやりやすくするため、あるいはネタが足りなかったのでページ稼ぎしたという可能性もあるな)
元ネタの“相手のことを想うからこそ譲る”なんて美徳は今どき通用しない…と、時事(尖閣)問題に引っかけて政治関連ネタ多め。それらのネタ自体は悪くなかったけど、オチが弱かったのは残念。

だぶるじぇい
悩めるフランソワーズが、通りすがりの鳥羽パパに相談…ところが、まず“放送していないラジオ番組で、ハガキを読んでもらえない”という状況を説明するのに一苦労(←「それってただの雑談では…?」という鳥羽パパのツッコみが的確すぎて困る)。
ともあれ「もっと積極的になるべき」というアドバイスを受けて、ハガキで部長に好きだと告白するフランソワーズの乙女っぷりが、恥ずかしくもカワイすぎだ。

神のみ
「狙われているから」という真っ当な理由で天理(ディアナ)を引っ込め、刺されたかのんの代役をエルシィに押しつけることで、自然な流れとしてハクアを相棒役にすることに成功しているな…さすがに、人気キャラであるハクアを活躍させるために仕込んだ展開だと勘繰るのは妄想すぎるか。

ハヤテ
ユキジそっくりのフィギュアを作成し同人誌とセット販売したことで、即売会で売れまくりのガンプラ先生。「そんなに好きだったのかー!?」と千桜にバレバレ&ドン引きなのが笑える。ちょっと前にユキジが可愛く描かれていて違和感あったのは、このフィギュアのデザインをやっていたから?
本編のほうは何やら不穏な雰囲気になってきたようだけど、まだ全容が把握できないので評価するのは早計だろう。

ニュータイプ11月号

今日は早出勤務。昨日が遅出勤務、しかも昨晩は眠りが浅くほとんど寝つけなかったという悪条件で、勤務中は非常に厳しいものがあった。しかし仕事が終わる頃にはメーター振り切ってしまったのか、むしろさらにムチャができそうな気分に陥り、発作的に帰宅をとりやめて、その足でD書店へ向かう。
すでに電撃大王GENESISも発売されていたわけだが、立ち読みフリー扱いであり、在庫が4冊あることも確認できたので、読めなくなる危険性は当面ないと判断。まずはニュータイプ(←こちらは見本誌形式)を片づけることに決定。ところが3分の2ほど読み終えた時点で耐えられないほど気分が悪くなり、読破を断念して翌日に持ち越し。

ストパン2は、今月の◎に加えて最終回特集でも取り上げられるなど、破格の扱い。角川補正なのは分かるけど、あの最終回を手放しで賞賛するような内容なので、なんとも不自然なヨイショぶりだと思わざるを得なかった。
同じく最終回特集で大きく取り上げられたけいおんの記事が、かなりファンの心情に近い目線で(←素のファンとしての思いを綴っただけの、ある意味でプロのライター失格と言われかねない)作品の終結に対する感慨を語っていたのに較べると、いかにも「仕事で書かされました」感が漂ってくるんだよね…。

同じ角川補正でもガンダム00劇場版に関しては、まぁ扱って当然だろうから特に不満はない…作品を見ていない以上は批判のしようも無いし、00に較べてユニコーンの扱いが悪いのも、今に始まったことじゃないしな。
しかし第1巻の大成功に加えて、池田ボイスのフロンタル登場ということで、ユニコーンに対する期待度は今がピーク──言わばタロットカードにおける“世界ザ・ワールド”──なんだろうなぁ…このさき徐々に盛り下がっていくのは致し方ないとしても、現時点では充分すぎる期待感に満ちていると思うんだが、これでもプロデューサーとしては右肩下がりの不安が拭い切れないのか、PVの公開時間を2倍に増やすという大盤振る舞いを断行。あとさき考えない過剰なサービス供給は、のちの息切れを早めるリスクが高くなるわけで、あまり手放しでは喜べないわ。
シリーズ後半にはブライト登場が確定、さらにカイの登場も匂わせる発言があったものの、“有名キャラを引っ張り出して旧作ファンを釣る”というような、過去シリーズの遺産に頼るだけの姿勢というのは感心できん…もちろん、この作品の性質上、そういう要素を切り離せないのは百も承知だけど、そのうえで新しい魅力を提示してみせるのも、この作品のテーマであるはずだし。

STAR DRIVERの“銀河美少年”は、地球の言葉に翻訳できない概念に対し、とりあえず近い言葉を当てはめてみた…という感じなのだとか。設定もキャラも2クールで消化し切れるか不安になるような量なのに、早くも脚本がパターン化して守りに入ってしまっているように見えることが、ギアスでは感じられた“先の展開が読めないワクワク感”や疾走感を得られない原因なのかも。

秋クール新作特集は、他誌と似たような内容。やはり開始直後なので深いところまでは踏み込めないのだろう。イカ娘に関して水島監督が「後半からは変化球」と述べていたのが不安要因…今のままで充分に面白いし、余計な方向転換しないほうが無難じゃなイカ? ヘタすると俺も右肩下がりに加担することになってしまうぞ。

残り3分の1は、21日(泊まり勤務)の休憩時間を利用してD書店を訪れ、読み終える。できれば近くのコンビニでサンデーも読んでしまいたかったのだが、時間が足りなかったのは残念。
米たにヨシトモは近ごろ音沙汰なしだなと思っていたら、老人介護地獄にハマっているとか。アニメ雑誌に相応しくない、ヘビーな現実を突きつけられる話題だ…。
ゆうきまさみコラムは、引きつづき非実在青少年条例が題材…本質的な危機は去っていないにも拘わらず、すでに過去の事件となりつつあるな。「イメージCVが山寺宏一と田中敦子になるようなキャラデザで」と指導する当局の人もアレだけど、ネタとはいえ「釘宮はNG」って具体的に名前を挙げるのは、いいのか…?
吉野コラムは講師バイト時代の犯罪歴を暴露…テストの採点するフリをしつつ電童の脚本を書いていたそうな。行為それ自体は不問に付すとしても、電童がクソつまらなかった罪は重いので死刑確定だな(笑)。

月曜日, 10月 18

アニメージュ11月号

日付けが改まってしまったが、昨日(17日)の分。
休日だったのだが、前の晩にVer.D-exをいじり回してほとんど徹夜してしまい(←よくも懲りずに…とは思うが、今日と明日は連休なので、多少のムチャは許されるだろうとの判断)、とても立ち読みに耐えるだけの気力体力が残されていない状態だったので、ここは無難に図書館でアニメージュを片づけることを優先した。

表紙&巻頭特集はけいおん。卒業前から最終回に至るあたりは、リプレイ記事を読むだけで泣けてしまうな。ちなみに監督インタビュー(←またかよ!)によれば、卒業アルバム回のテーマは“女性になりつつある少女”だったそうな。

イナズマイレブンは、脚本家チームの座談会。この作品の基本は「男が男に惚れる話」だという発言は正鵠を射ているものの、いろいろ曲解されそうだな…腐女子的に(笑)。
しかし話題に挙げられたのが(やはりと言うべきか)あの第9話というのはどうだろう? …いや確かに異色作で、なおかつ傑作回だったのは間違いないけど、そんな古い回まで遡らず、もっと間近の回に自信作と呼べるものは無かったのかと…。
でも実際、これまでのシリーズが、手堅い王道路線ながらスポ魂モノの熱さもしっかり含まれていたのに比べると、どうも最近の話はパワーダウンしている感が否めないんだよなぁ…FFI編に入ってからは、試合の点数までゲーム版に準拠している(←得失点差の問題があるので)らしいが、そういうストーリー展開の縛りのキツさが、作品の発する勢いのようなものが衰えているように感じられる原因なのかも。
また原作は「影山の救済の話」なのだそうで、そうなると基本的に鬼道以外のメインキャラが絡みにくいのも問題だな。アニメ版では、そこに円堂VSフィディオの図式をねじ込もうとしているようだが、果たして違和感なく並立させることができるだろうか?

銀魂は、リリースの終結を受けてDVDに関する裏話。よそのヒット作をパクって参考にして初回限定特典をいろいろ付けたところ、確かに右肩下がりを回避して持続的なヒットを飛ばせた半面、採算度外視の特典(←ポーチなど)のせいで利益を圧迫され、結局あまり儲からなかったそうな。
劇場版DVDについても、これで最後だからと他の作品の企画──フィルム封入とか、完全新作アニメ追加とか、縮小版パンフレットとか──を片っ端から参考にして、豪華特典仕様に仕立てあげたとの事…うーん、BD版が出るまで我慢しようかと思っていたのに、そう言われると欲しくなってしまうじゃないか(笑)。

夏クール最終回関連ではBASARA黒執事、秋クール新作では薄桜鬼など、毎度ながらの腐女子向けを重視したシフト。新作特集についてはキャストインタビューも込みで、とりあえず第1話を視聴したという前提での記事だったが、やはり基本的な情報を書き連ねただけだったり、宣伝まがいの内容が大半を占めているという印象。
こちらはアニメディアと違って咎犬の血も扱っていたけど、思いっきり地雷を踏んでしまってる気がしないでもない(笑)。

OVAレビューはボトムズ幻影篇第4巻など。戦闘シーン少ないやら、望んだ展開と異なる(←まぁこれは無いものねだりではあるけど)やらで個人的には不評なんだけど、レビュアーの評価が高かったのは意外。
キャラ人気投票は相変わらずのメンツで、特筆するような変化の兆しは無さげ。今月もデュラララが付録になってるのは、やはり根強い人気があるからなんだろうな。