土曜日, 12月 17

アニメージュ1月号

今日は休日…とはいえ、昨日は残業の影響で、家に帰ってきたのは昼すぎだったし、今晩は仲間内での忘年会が控えている。おまけに明日は早朝出勤と、あまり「休み」という気になれない状況だが、これから年末にかけては有休を確保しづらい見通しなので、少しでもヒマがあればアニメージュを読み進めておくべき…と考え、図書館へ。
この日のうちに読み終わったのは約半分で、残りのうち4割を19日に、さらに残った1割は23日に読破。

表紙&巻頭特集は、またもやイナズマイレブンGO…これで何度目だという気もするが、劇場版の公開が間近なので、今回ばかりは仕方あるまい。
そして次に特集されていたのは、同じく公開が迫っていた映画けいおん。あずにゃんを英語でアズキャット→使い方は「この荷物、アズキャットくね」…って、おい(笑)。
かなり内容に踏み込んで語られていたけど、読んだ限りでは結構いい仕上がりのように思えるので、ネタバレを食らったデメリットは帳消しにしていいか…実際、映画館まで見に行くつもりは無かったのに、ちょっと見てみたくなったし。でも、いかに社会現象(笑)クラスの作品とはいえ、地上波のテレビで放送される可能性は低いだろうから、試し見するのは難しそうだな…かと言って、なるべくならジャケ買いのリスクは冒したくないし、どうしたものか。

年末の号ということで、2011年アニメ重大ニュースを掲載。ただし挙げられていたのは、東日本大震災の影響とか“オリジナルアニメにヒットが相次ぐ”など予想の範囲内であり、業界人のコメントも含めて特に目を惹かれるものは無し。

キャラ人気投票は、映画の公開が近いため(あるいは、先月号の特集も影響している?)か、けいおん勢が猛烈に巻き返してトップ3を奪還。本誌が過剰なまでにイナズマイレブンに肩入れしている(そして読者も、それを支持する層がメイン)という状況において、これは意外な結果にも思えるが、図らずも非イナズマ支持層の票が結集したということだったりして…。
イナズマ勢も(トップ3から陥落したとはいえ)ランクインしているキャラの数では勝っており、そのキャラの多さゆえに、票が分散してしまったことが敗因なのは明らかだし。あと新顔としては、うたプリから2人と君と僕から1人がランク入り。けいおん勢の巻き返しは、映画の公開による一過性のものである可能性が高いだろうから、その後は再びイナズマの天下かね?

OVAレビューは、ユニコーン第4巻とひぐらしのなく頃に煌第2巻。ユニコーンについては、あさり以外からも「詰め込みすぎで主人公の心情描写が不足」と苦言が呈されていたけど、制約の多い条件の下で、最善の取捨選択を行なったことは間違いないんだから、もうちょっと評価してやれよ…と思わなくもない。

金曜日, 12月 16

サンデー&マガジン

昨日は泊まり勤務。夜の休憩時間を利用して、職場近くのコンビニで年越し用の資金をATMから引き出し、ついでにサンデーを立ち読み。
またスーパーを覗いてみたところ、先月は値上がりしていた養命酒が1480円に戻っており(←いちど値下げしてしまうと、それより高い値段では売れなくなるという、典型的なデフレの罠に陥ってるな…)、先ほどの資金でさっそく購入。
そして今日は、泊まり明け勤務+残業というハードワーク。ようやく解放された後、スーパーでマガジンを立ち読みしてから帰宅。

銀の匙
やはり食い物ネタは鉄板だな…たとえお約束の展開でも、テンポが良く、また八軒の悩みに関する描写を並行させることでサクサク読める構成になっているのが上手い。兄貴が出た時点でバレバレだったとはいえ、オチもきれいに決まったし…って、兄貴の再登場は早すぎだろ。
タマコも大食い連中に加わって、また元のように太るのかと思ったけど、そんな事はなかったぜ。

絶望先生
序盤は「クリスマスにカップルを目撃すると死ぬ」という呪いを発端としたドタバタ話で、どちらかと言えば改蔵っぽいテイスト。
後半は、その中の“カップル”という部分を発展させる形で藤吉にスポットを当て、定番の腐女子カップリングネタ(←天×地だの、酸素×二酸化炭素だの)に…これも使い古されたパターンのはずだけど、藤吉が悟りを開くオチまでの流れがスムーズだったせいか、けっこう面白く読めた。

水曜日, 12月 14

花ひら蕩ろり

ゲッサンニュータイプ、アニメディア立ち読みの代償としてネット注文しておいたものを、D書店にて購入。
品切れ扱いになって待たされた割りにはイマイチだった…。

アニメディア1月号

先月号の段階で見切りをつけた&体力的に限界が近かったので、基本的に流し読みで済ませる。ただし劇場版リリカルなのはA'sだけは例外…まぁ娘TYPEの後追いで、目新しい情報は無かったけど。言うまでもなく、本来ならメガミマガジンのほうでメインに扱うべきタイトルだし、オトナの事情でこうなってしまったのは分かるけど、やはり腑に落ちないものがあるな。
そして掲載されていた版権イラストが、劇場版1stに近い(劣化後の)キャラデザだったことは、痛烈な打撃…けっきょく改善されていなかったのかよ!

キャラ人気投票は、こちらはニュータイプと違って大きな変動も無く、青エクを筆頭に薄桜鬼、BASARA、デュラララなど見慣れた顔ぶれが並んでおり、新顔はうたプリぐらいかね。

ニュータイプ1月号

表紙&巻頭特集は映画けいおん…って、この絵はヤバイだろ! 2期第7巻BDパッケージ絵の悲劇を思い出したぞ。

幸い、記事中に掲載されていた映画本編のカットでは、とくに変なキャラデザで描かれたものは見当たらなかったので大丈夫だと思うけど…あるいは、この表紙絵が描かれたのは映画の制作が終わってからだろうし、その頃すでに京アニとしては新しい作品に関わり始めており、その絵柄に“引っ張られた”という憶測もできるか。

ガンダム関連では、AGEの後ろにユニコーンの記事も…「さすがにAGEだけで持たせるのは難しい」と考えたうえでの対策だったりして(笑)。
そして最後を飾ったのは、Zガンダム Defineの宣伝記事…うーん、「枯れ木も山の賑わい」ってか(笑)。まぁストーリー面については結構うまいことリファインされていると思うので、じっくり1話あるいは単行本1冊を読ませることができれば、それなりに評価してくれる人も増えるかも?
その意味では、本編を1ページだけ掲載したのは判断ミスじゃないかと…ちょっと絵を見ただけで「ダメだこりゃ」と早合点する奴が続出しかねないぞ(苦笑)。とはいえ、見た者にリファインを印象づける効果を狙ったのだとすれば、シャアがブライトに正体を明かす場面をチョイスしたのは最善の選択だったろうけど。 

新作紹介特集の中では、あの夏で待ってるの新規キャラデザが掲載。作画負担を軽減するために、線を減らしたりデザインを簡略化しなければならないのは分かるが、それにしても雑になったと言うか崩れすぎと言うか…以前に公開されたもの(←あちらも、今どきのキャラデザとしては少し古く感じられてしまったが)に比べて、やや評価が下がる。まさか、始まってみれば「おねがいシリーズより劣化した」とか言われないだろうな。
そして佐藤竜雄監督つながりということで、モーレツ宇宙海賊輪廻のラグランジェを、2本まとめて紹介。普通のアニメでは省略されがちな過程もじっくり描きたいという事だけど、今どきの(テンポの早い)作品に慣らされた視聴者が、そういうスローペースな展開に耐えられるかどうか…ヘタするとピングドラム以上に、見る者を選ぶ作品になるかも? キャラを見た限りでは、萌えオタを釣るのも難しそうだしなぁ…。

キャラ人気投票は、男性キャラ部門が面白い。クールの狭間ということで、去りゆくもの(←TIGER&BUNNY、シュタゲなど)と新参(←Fate/Zero、ギルクラなど)が交錯する中、その間隙を突いてトップの座を射止めたのは、なんと銀さん
うーむ、上位の常連とはいえ、これは意外な結果だ。まぁ今月号でもイナズマイレブンの記事が順調にページ数を増やしていたりと、ひそかに腐女子向けの誌面づくりが進行している気配もあるから、その流れだろうか? 発端としては、タイバニが腐女子に受けたというのも否定できないだろうけど。
一方の女性部門では、一度は消え去ったはずのまどか☆マギカ勢が、大挙して復活! 何事かと思いきや、劇場版をスクープした先月号の特集の影響か。今さらだけど、前月号の記事内容に対する反映の度合いが大きすぎだろ…角川補正については諦めるとしても、もう少し広い視点に立った上で“いま人気のあるキャラ”を観測するバロメーターとして機能しなければ、意味ないだろうに。

ゲッサン1月号

ネット注文していたエロマンガが届いてから、今日で1週間。いいかげん早く回収しないといけないのだが、今日まで延び延びになっていたのは、積極的にアニメ雑誌を読みたいと思えなかった(←けっきょく今期も、不作に近い状態だし)のと、Ver.M/Wの制作に入れ込んでいたことが、おもな理由である。
その甲斐あって、ようやくLevel.11が完成し、あとは通しのテストプレイと制作レポートの作成を残すのみ…というところまで漕ぎ着けた。年内に全て完成させるという目標こそ成就できなかったが、とりあえず区切りもいいし、できあがったマップは満足のいく面白さなので、まぁ良しとすべきだろう。

そんなわけで遅れっぱなしだったけれど、ようやくアニメ雑誌の立ち読みを敢行…今日は遅出勤務だったので、かなり早めに家を出てD書店へ。
ゲッサンはフリー状態で、またアニメディアニュータイプも見本誌形式ではあったが、いずれも立ち読み可能であり、まとめて一気読み。

タケヲちゃん物怪録
新連載。その事もあって予想外にボリュームがあり(←60ぺージ)、「これ1本だけなんだから、すぐ読み終わるだろう」という甘い見通しは裏切られ、けっこう時間を食ってしまった…最終的には、あまり出勤時間まで余裕のない状況まで追い込まれることになったし。
さて本編については、“もののけたちが住まう、古い共同住宅”と“絶え間なく不幸に襲われ続ける主人公”という、ありがちな題材の2点セット。うまく扱わなければ容易に陳腐化し、数多の似たような作品の中に埋もれてしまう危険性も高いが、それだけに作者の力量や個性を際だたせる可能性も秘めている…と前向きに捉えてみよう。
いや、今月分を読んだ限りでは、期待を抱かせる要素は微塵も感じられなかったんだけどね(苦笑)。まぁ、この作者の作品がスルメ的というかスロースタート型であることは先刻承知なので、気長に待つしか無いんだろうけど(←それで最終的に、FLIP-FLAPみたいにハズレのまま終わる場合もあるから困る…笑)。