土曜日, 7月 25

月末進行・7月編(VSコミックガム)

今日は通常日勤。勤務終了後に疲労を感じて1時間ほど仮眠を取ったため、D書店の閉店まで1時間半ぐらいしか立ち読み時間を確保できず。けっきょくアフタヌーンの残りとコミックガムを読み終え、ガンダムエースに差し掛かったところで時間切れ(巻頭の富野×安彦会談という、予想外の大物ネタに時間を食われた)。
立ち読みの代償として神のみ第5巻を購入。本編もまとまってみると一気に読み進められたし、巻末おまけマンガは良作が多く(コンビニでバイトしてるのがバレないようにレスラー覆面でごまかす純と、桂馬に対抗意識を燃やしつつ何も出来ないルナが笑える)、予想をくつがえす高評価。

こえでおしごと!
下ネタ話はしても、決して手は出さない馬並さんはいい人だなー。しかし、こういう「演技に実感を出すためにアレコレする」というのは、ヒロイン限定のファンタジー要素にするべきじゃないのかという気も。文花は一応プロなんだし、そこは差別化すべき・・・と思ったけど、こっちも21歳で処女とかあまりリアリティの無い設定だったか。まあ「エロバカ話なんだから、面白ければいいじゃん」と言われれば、それまでなのだが。
単行本第2巻の購入特典である「恥ずかしい声」ダウンロードも今日から開始。文花ってお姉さんキャラ担当かと思ってたのに、これだとロリ系じゃないか?
暴れん坊少納言
やたら「友情」という言葉にこだわってヤンデレ的な暴走行為をエスカレートさせるキャラって、どこかで見た記憶が・・・とりあえず思い出したのはGAの烏丸ちとせ(テレビ版限定)だけど、素直になれず憎まれ口を叩くところとか、すぐに自滅するウッカリぶりとか、あっちのほうが可愛いな(容姿含む)。もし次回に続くようならもっと大げさに暴走させて、笑いと萌えの両面を追求すべき。

オリジン
ソロモン失陥を受けて、ソーラレイ計画を押し進めようとするギレンとデギンの対峙シーン。周りに人の目(高級将校やら書記官やら)があるという点がアニメ版と異なっており、そのせいかギレンは「ドズルは潔い敗死など選ばず撤退すべきだった」と、やや弁明ぎみ。さらに「ヒトラーの尻尾」呼ばわりされた際、密かに手を震わせている描写が加わるなど、安彦的にはギレンを“決して完璧超人ではなく、普通の人間”として描きたいのかね? あと、ヒトラーが「身内に殺された」(劇場版)から「敗北した」(テレビ版)に戻ってたけど、これは単に史実に合わせただけか、それともオリジン版ギレンはキシリアに殺される以外の結末を迎えるという伏線なのだろうか?
アムロが、スレッガーの死に対するショックを引きずっている様子を付け加えたのは、良い改変。考えてみれば、アニメ版ではあっさり流しすぎだわな(尺が足りなかったから仕方ないけど)。
ガンダム創世
さすがにネタが尽きたのか、ようやく完成→視聴率低迷→アニメックの編集長(←赤毛のアンに欲情する変態さんである(笑)・・・いいのか?)が目をつけて特集を組むことを決定・・・と、ほぼ史実に則った流れ。次回に続く引きなので、ひとまず評価は保留。
トニーたけざきのガンダム漫画
こちらも今回はギャグを手控えて、ラル隊によるホワイトベースへのゲリラ攻撃の細部(とくに"78番ハッチ"はどこか?という謎)検証を行なっている。「あの時代の作品なんだし、些細な事は気にするなよ」と思ったが、読んでみると確かにヒドイな(TV版があまりにも杜撰だったので、劇場版ではかなり手直しが入っていることに、これ読んで初めて気づかされた)。

金曜日, 7月 24

月末進行・7月編(VSアフタヌーン)

今日は休日だが、xanaduテストプレイを優先したため、D書店へと出発したのは日が暮れてから。これは大きな判断ミスで、26日は日曜日だからガンダムエース等の発売が前倒しになっている事を完全に失念していた。さらに計算違いは続き、閉店するまでの1時間あまりでアフタヌーンを最後まで読み切れず。
立ち読みの代償は、ネットで注文しておいたワンナウツ第19巻。30日分の代償として間に合うかは微妙だが、帰宅後に第20巻を取り急ぎ注文する。

ああっ女神さまっ
いったい何が待ち構えているのか・・・と煽ってハードル上げておいて、出てきたのが普通に美少女魔属では肩透かしもいいところ。「素直にハガルさまの元に案内してもらえるとでも思ってたの?」→思ってた(×3)は面白かったけど、このストーリーパターンは大昔、沙夜子がマーラーの力を借りて大学を魔改造したときの話と思いきりカブってる気もするし、次回以降は大して期待できそうにないな・・・まあ今さらネタの出尽くし感を指摘するのもヤボだけど。
友達100人できるかな
さすがに今回の話はあざと過ぎ・・・つーか主人公自身もそれを自覚しており、ならばどういう結末に持っていくのかと思いきや、じつはターゲットは犬のほうでした!というズッコケなオチ。まあ悪くは無いんだけど、先月までに較べるとやや評価が落ちるのは残念。
ヴィンランド・サガ
奴隷にあるまじき好待遇の裏にはきっと何かあるはず・・・というのがフックになっているものの、何しろ地味すぎて読むのが辛い。来月に派手な動きが無いと、そろそろ我慢の限界だぞ。
ぢごぷり
ページ数が少ないとか話が進まないとか不満は色々あるけど、月命日というブラックすぎる一発ネタで全て吹っ飛んだ(笑)。
臨死!! 江古田ちゃん
食材をなるべく安楽死させたい(そしてそれが「料理」に変貌した瞬間、どうでもよくなる)という感覚やら、電話オペレーターの仕事で、つい余計なひとことを言ってしまうやら、共感できる(←あまりしたくないが・・・)ネタが多いな。店に難癖をつけつつも、フルーツ盛り合わせを食べさせてくれる(ただしメロンだけは譲らない)客を「ツンデレパンチ」と名付けるセンスは素晴らしい。「宙のまにまに」アニメ化に伴うコラボ企画で、江古田ちゃんがアンドロメダ座を乗っ取ったイラストの破壊力には敵わないけど。
武士道シックスティーン
教室内で真剣勝負するなっ! 裸足になってるから大丈夫とか、そういう問題じゃないだろ。蛍光灯が割れたりしたらどうするんだよ。今回までがキャラ&設定紹介で、次回から本編ということでいいのかね。ちょっと作画が荒く感じられたけど、キャラデザ変更を模索中なのか、単に仕上げ時間が足りなかっただけなのか・・・?
シナプスの夢
四季賞受賞者による読みきり作品で、今月号では一番面白かった。
主人公である脳医学系マッドサイエンティストが、脳死状態に陥った妻(←元教え子)を蘇らせるべく完成させた研究は、バラバラに砕かれた記憶のピースを再構成するというものだった。だがそうして覚醒した妻の人格は、本来のものと微妙に違っているようで・・・と、藤子SFや本格SF小説でも扱えそうな題材が、いかにもアフタヌーン(あるいは四季賞)らしいと言える。
本来の妻の人格と"修復者"が融合して共存したような結末に読み取れた(天地無用の『零・魎呼』のエピソードを思い出した)けど、明言を避けて読者の解釈に任せるというのは、「またかよ!」と思わないでもない。
ハックス
最近かなり適当に読んでいたらしく、髪切ったコジマ君を見て「誰こいつ?」と思ってしまった。役立たずに見えた部長は意外と絵がうまかったり、やる気なさげ(というか、存在価値そのものが不明)だった三山に何か含むものがあるようだったり、少しは面白くなる要素が出てきたか? しかしトビラページの、アニメ業界が注目云々というアオリ文句は、どうにもウソっぽいぞ(笑)。
そんな奴ァいねえ!!
スケベニンゲン市の正しい発音は「スケベニンゲン」ではないらしい。作風は女神さまと真逆だけど、こっちも長期連載でいろいろ限界が垣間見えてる感じだな。単行本はとっくに買わなくなったし、本誌連載も惰性で読み続けてるだけなので、そろそろリニューアルして再評価の(あるいはスパッと読むのをやめる)きっかけが欲しい。

水曜日, 7月 22

またもや水曜日に切り札を

今日は泊まり勤務なのでスーパーに遠征できず、立ち読みの代償もストックがあるということで、先週と同じくD書店でサンデー&マガジン立ち読み。代償はハヤテ第20巻を先行し、神のみは保留。

ハヤテ
作者自らカラーページを希望しただけあって、さすがに気合いの入った出来。キャラデザ劣化も見られないので、満点あげてもいいでしょう。最終ページのアテネは、いろいろヤバ過ぎて困る。アテネはナギと対照になるキャラだから身長高めという設定かと思ったが、わりかし低いのね。
今週のBS4コマも面白かったけど、単行本の表紙カバーの4コマはさらにその上を行くブッ飛び具合で、あずまんが並みの大ヒット・・・というか、ちよちゃんが空を飛ぶ話のノリそのままだな。しかしナギよ、バカだから空を飛べるわけでもないだろ(笑)。やはり単行本は紙の質が違うのか、雑誌に掲載された時ほどキャラデザ劣化が気にならなかったし、これなら今後も買い続けて問題ないだろうという結論に達する。

絶望先生
数字の範囲を都合のいいように捻じ曲げて表記しようというアイデアはそれなりに面白いと思うのだが、理解するまでに一拍の間が生じてしまうため、ギャグの生命であるスピード感に欠けるのが非常に惜しい。実際に喋って表現しなければならないアニメとなると、さらに使いにくそうだ・・・アニメ3期が放送中のこの時期に、敢えてスタッフに挑戦しているのだろうか?と勘ぐってみる。
「4(150)kcal」みたいな表記だと分かりにくいので、16進数を使ったほうが良さげな気もしたけど、あまり一般には馴染みが無いだろうし仕方ないか。一番ツボに来たのは「このエロゲの登場人物は、全員2(-5)歳以上です」だが、入稿を早めるために編集部を光速移動させたら、時間を進みすぎて読者が滅亡した(←すごい字面・・・)というオチもひどい(笑)。
ネギま
「魔法世界は、じつは火星だったんだよ!」→「な、なんだってー!?」→「だから何?」というツッコミに思わず同調してしまったところで超の伏線が炸裂! チクショウ、まんまと乗せられたぜ・・・。こうなると、本土(地球)とフロンティア(火星)の間で独立戦争でもやってるのか? 学園ラブコメからジャンプ系バトル漫画を経て、今度はリアルロボットアニメの世界観に進むつもりなのか? ・・・なんて根拠のない憶測までしてしまう。
弟子を鍛え終えた師匠キャラのお約束とは言え、ラカンさんに死亡フラグが立ちすぎ。まあ殺しても死ななそうなオッサンだから、あっさり「じつは生きてた!」とかやってくれそうだけど(笑)。
だぶるじぇい
さっそく第1話から「つまようじの凹凸部分を作る職人の話」という野中節全開の内容で、先が心配・・・。萌え絵マンガ家とのコラボはギャップを狙ったものだろうけど、肝心の絵が劣化した野中と同レベルのショボさでは意味がないだろ。男キャラなんて昭和30年代テイストだし(意図した通りだとしても、それはそれで寒い)。

Cut
予定より早く立ち読みが終わってしまったところ、ちょうど正面の本棚で見かけて手に取った雑誌。エヴァブームの頃は、アニメ誌ではないこの手の一般向け雑誌でも特集が組まれた(本業のはずのアニメ雑誌より深い考察がなされたケースもしばしば)のも、懐かしい思い出。
まあコレに限って言えば(そもそも全く知らない雑誌なのだが)、巻末でサマーウォーズも特集しているあたり、アニメ関係にもウイングを広げている編集方針なのかも知れんし、特集といっても鶴巻・貞本・主要キャスト陣に対するありきたりなインタビューだけで、思わず購入してしまうほどの読み応えがあったわけではなく、あくまで暇つぶしレベル。