木曜日, 9月 16

サンデー&マガジン

今日は夜勤明けプラス残業。どうせ遅くなるなら…というわけで残業終了後に会社近くのスーパーへ出かけ、マガジンを立ち読み。
しかしだぶるじぇいの“サルが入れ替わっているのに、誰も気づかない”というネタが、昔のクロマティ高校みたいで少しだけ面白かった以外は、ほとんど全滅。
ついでに会社近くのコンビニも覗いてみたが、サンデーは売り切れ。仕方なくスーパーに戻り、養命酒を購入して帰宅。

明けて17日。今日は臨時シフトを充てられて午後から出勤となるため、午前中に用事を済ませなければならない。
まずはコンビニで、サンデーの立ち読みを兼ねてATMから資金を補充。次にアイスクリームのセールを期待してスーパーに立ち寄ってみたが成果は無く、折り返しディスカウント店その1でコシヒカリ、同じくその2で飲むヨーグルトを購入して帰宅した。

ハヤテ
とりあえずアニメ3期決定(だよね?)おめでとうございます…ひどい失速を見せたミコノス編も、アニメで見直せば面白いと思えるかも知れないので、いちおう期待しないで待ってるよ。
ナギが買っているのはサンデーだけ…というのは内輪受けを狙ったものか、あるいは編集部の圧力か? 
普通の女子高生であるところの西沢さんがマンガを読んでいないという事には驚いたが、これは「イマドキの普通の女子高生はマンガなんて読まねぇよ!」という高度な自虐ネタなんですね火田先生!? 師匠もそう言ってたし。

神のみ
本日(17日)発売の単行本第10巻について、各店の購入特典であるペーパーに描かれているのが全部ハクアだというのが、現状を如実に物語ってるな…収録されているエピソードのメインヒロインの絵では、客を釣れませんってか? …ハマっていた頃だったら、俺も大喜びで釣られただろうけどさ(笑)。


そして本編のほうは、予想のはるか斜め下を行く最悪のエンディングだし…そもそも今週でケリをつけたというのが、まずビックリだわ。鹿野司が旧エヴァのTV版ラスト2話に対し「時間が足りなくて、問題集の回答を丸写しするような答えを提示したことが問題だったのではないか」と分析していたけど、まさにそんな感じ。
なぜ作者は作品を作るのか? それは読者に伝えたいことがあるからだ。それをダイレクトに伝えたいのであれば、論文でも書けばいい。そうではなく物語という手法を選択したのは、物語の力を──ストーリー展開とキャラクターの言動という間接的な手段によってこそ、より強く読者にテーマを訴えかけることができると──信じたからではないのか?
そういった手続きを省略して、キャラにセリフで全て語らせるというのは物語の作者としての責任放棄だし、実際にできあがった作品も単調で起伏に欠けたり(←その点、エヴァ最終回をあれだけ盛り上げた庵野は、やはり別格か)、押しつけがましい内容になる可能性が高いだろう。
あるいは、ひたすら会話テキストだけを積み重ねるというギャルゲーそのままの演出スタイル自体が、ただのギャルゲーへの退行(←原点回帰とかパロディという言い訳もあり得るだろうけど)にも見える。
灯の正体が地獄の関係者だったというのもマイナス要因だな。相手役たる桂馬はもともと神の視点に立っているし、そのうえヒロインまでが超越者ということになれば、このストーリーには当事者が存在しなくなり、物語として成立しない。
読者が望むのは、当事者たるキャラクターの体験を通して喜怒哀楽の感情を共有することであって、読者と同等である超越者的な立場のキャラから、賢しげな説教を聞かされることでは無いはずなんだが。

水曜日, 9月 15

楽天アフィリエイト

先月分の貼り忘れらしい。こちらが8月16日スタートのキャンペーンで、以前に貼ったのは8月20日から始まった別のキャンペーンだとか…同じグループ(楽天オークション)内で、ほぼ同じ時期に複数のキャンペーンを並行しても、効果が倍増するとは思えんし、報酬ポイントの無駄遣いなんじゃねーの? まぁこっちは、もらえる物はありがたく頂戴するけどさ。



今月は、これ以外に新規のキャンペーンは無し…不景気だねぇ。
ちなみにオレ自身は、友人の失敗談を聞かされて以来、ネットオークションは信頼しない事にしている…厳密に言えば、それ以前から信頼したことなんて無いし、これからも利用する気は全く無いというのが正確なところだが。

火曜日, 9月 14

藤子F全集・ドラえもん第9巻

ニュータイプ立ち読みの代償として、O書店で購入。

ふんわりガス
「これをかけると、空気よりも目方が軽くなる」
「乗っても平気だよ」
…いや、そのりくつはおかしい(AAry
ルビが振られているとはいえ“飛行機”や“捕鯨船”(←これは3本目のさかなつりに登場)なんて難読漢字を、小学校に入学したばかりの子に読ませていいのだろうか…と思っていたら、巻末解説俵万智が、ちょうどその事について触れていた。そういえば俺も、アーケードゲームのメッセージで英語を覚えたっけ…好きこそ物の上手なり、だな。

キングコング
たしかアニメ雑誌の本郷みつるインタビュー記事で「チックンタックンにキングコングを登場させようとしたら、版権料が数百万円かかると言われたので諦め、キンノコングにした」というエピソードを読んだ記憶があるんだけど…まぁお笑いコンビのキングコングとかもあるワケだし、映像として登場させなければ問題ないのか?
しかし、この話そのものは面白い(←巨大化したジャイアンが、2匹目のキングコング呼ばわりされるオチが秀逸)ので、キングコングの名を伏せた上でアニメ化されるべきだな(←俺が知らないだけで、実際はされているとか?)

かたづけラッカー
中身ポン
クモノイトン
モノモース

ぜんぶ“服が脱げる”系のオチ…いくらなんでも乱発しすぎだろ!(笑) “下品なマンガは描きたくない”という作者の理想と“子供は下品なことが好き”という現実との、ギリギリの妥協点を探った結果がコレなのかも…と憶測。

なぐられたって へっちゃらだい
道具のアイデアとしては半年ほど前の空手ドリンクと類似しているが、話の筋はジークフリートに近いものがあるな。これらの回から逆転のアイデア展開を行なうことで生まれたのが、傑作ウルトラよろいなのではないかと。

あらかじめ日記はおそろしい
敢えて考証を試みるなら、この道具は一種の絶対的観察者と解釈すべき? 量子論的に無限なパラレル分岐の中から、記述された通りの状況が選択されるという…。もし実用化されたとして、日記所有者(←こう書くと未来日記みたいだな)同士が互いに矛盾する記述をした場合どうなるんだろうと思ったけど、各人が自分の主観世界に所属していると仮定すれば、衝突は避けられるかね。
でも、のび太がムリヤリ宿題をやらされたのは外的状況によるものじゃないから、もっと他の機能(←強制催眠とか?)も併用しているのだろうか。

たからさがしカウンター
まさかこの“財宝を積んだスペインの沈没船”が、海底鬼岩城に登場したあの沈没船だったとは…(おいおい)。

百苦タイマー
連載100ヶ月めを記念して描かれた話だとは知らなかった。すると“100年後の世界にタイマーを持っていく”というオチも、それに絡めたものに間違いないな…むかし読んだときは「のび太が長生きして110歳になったらどーすんの?」とツッコミを入れたものだが、ようやく納得がいった。
ちなみに“のび太自身が、タイムマシンで100分後の世界にいく”という解決策も思いついたんだけど、これだとのび太自身は助かっても、行った先の世界ののび太が血まみれ死体になっていそうだな(笑)。

超大作特撮映画「宇宙大魔神」
こちらは'79年の作品なので、キテレツ大百科の「宇宙怪魔神」('76年)のほうが先になる。
21世紀の現時点でも、個人・アマチュアレベルで扱える映像処理技術の敷居はかなり下がっているから、22世紀になればこれぐらいのことは出来ても不思議じゃないな。ただし昔は敷居が高かったゆえに、それを乗り越えて実際に特撮やアニメの制作を行なった者たちは、そのままプロへの道を歩むことが多かったのではないかと。今はいろいろな意味で、プロとアマチュアの境界が薄れてきている気がするわけで、その状況が更に進行して完全にボーダレスとなった22世紀では、もうコンテンツがフリーなのは当然であり、著作権の概念が死滅しているからこそ、↓のような話が成立するのかも知れない。

のび太の部屋でロードショー
感動が、盗まれている! まさか作者も、21世紀にこんな事態になるとは予想できなかったろうな。まぁ↑の話の続きで、22世紀では著作権うんぬんの問題が発生しないからこそ、こういう行為にも寛容なのかも。
そもそも22世紀世界がシンギュラリティに到達しているのは間違いないわけで、そうなると資源の有限性を前提とした従来の資本主義経済も変容してしまっている(←未来の町にただひとりあたりで描かれているように)だろうから、コンテンツも収益性とか考えず純粋に娯楽・芸術として無償提供されるようになっているとか。

百万ボルトひとみ
むかし読んだ時のタイトルは、ずばり「君のひとみは100万ボルト」だった記憶があるのだが…JASRACのしわざか!?

空気ブロックせいぞう機
これまた懐かしい! この道具を題材にした電子ゲーム(←この言葉も死語だよな…)があったよね。ジャイアン&スネオが妨害に飛ばすラジコン飛行機を、うまくブロックの中に閉じ込めるのがコツだった。

税金鳥
最初のコマの「三十人もいる」が、妙にツボにハマったぜ。「ビルマの心臓」と「オバケのドラえもん」は分かるけど、「ぼくは乞食」の元ネタは何だろう? お金がわいて出た話の小切手といい、そろそろ読者に大人社会の仕組みを知ってもらおうという意図だろうか。しかし単なる教育にとどまらず、脱税行為にまでネタを発展させて描くのはさすが。

万能グラス
スパイ衛星といい、22世紀の世界にプライバシーは無いのか!?(笑) 後半の話の流れは、ドラえもんというよりエスパー魔美っぽい雰囲気だと思えた。

ガンファイターのび太
のび太救出決死探検隊

どちらも後の大長編(宇宙開拓史大魔境)につながると思しき話で、ぺージ数も多め。この頃の話は、こういう非日常系と日常系を問わず傑作続きだな。

ココロチョコ
ビョードーばくだん

ともに社会風刺性の強い話で、全体主義やゆとり教育の問題点を批判的に描いている…わけではない(笑)。「日本の将来はどうなるのだろう?」…すいません、世界第2の経済大国じゃなくなっちゃいました。

どっちがウソか! アワセール
ドラえもんらしからぬオチの印象が独特…ナンセンス系の少年SF短編に近い味わいだろうか。

宝星
つばめののび太

どちらも既読だったものの、オチを失念していたおかげで大笑いできた。とくに後者はイイハナシダナーと感動しかけていたのに、台無しだ(笑)。

ニュータイプ10月号

今日は早出勤務。昨日は休暇だったのでコンディションは悪くないはずなのだが、勤務中やたら激しい眠気に襲われた。そんなわけなので、勤務終了後はサッサと帰って仮眠を取るつもりだったのに、いざ家に着いてみると目が冴えてしまい、けっきょく寝るのは諦めて、ニュータイプ立ち読みのためO書店へ。
当初の予定では、夜勤明け(←ただし残業あり)の16日から18日まで連休なので、その間に読めばいいや…と気楽に構えていたんだよね。ところが17・18日に連続して休日出勤が回って来て、状況が急変! こうなると時間的に余裕も無いし、体調良好な今日のうちに片づけてしまおうと決断したわけだ。

今月の◎は、世紀末オカルト学院。ようやく今期のダークホースが取り上げられたか…どっこい、注目された頃には内容が失速しているという哀しさよ(笑)。これからクライマックスに向けて、盛り返してくれればいいんだけどね。

つづいては今 敏監督の追悼特集…なんだかニュータイプよりアニメージュでやりそうな企画だけど、現NT編集長がアニメージュ編集長だった当時に初めて今 敏(←半角スペース空けるのが正しいそうな)を記事に取り上げて以来の付き合いだったそうで、納得。

けいおんは、例によって監督インタビュー…ほんとに多いな。ananみたいな非アニメ雑誌にまで取り上げられてたし、もう本業よりこっちの方が忙しかったりして(笑)。そう言えばハガレンが最終回を迎えたときは、原作者インタビューが載りまくっていたけど、よく考えてみれば珍しいケースかも…そこは普通、アニメスタッフに話を聴くべきだろうに(アニメ雑誌なんだし)。他のアニメと異なり、ハガレンの面白さはあくまで原作に依存していた…というスタンスなんだろうか? だとしたらハガレンのスタッフたちも浮かばれんなぁ…。
オカルト研の扱いについては、1期のころから計画してたのね…似たような音楽系の部活ではなく、あえて怪しげな連中と関わらせたのも、交友関係の広さを描きたいという意図があったからなんだな。

神のみは、こっちでもキスシーン連発カットが掲載されていたが、これって“あの”ネギま1期のOPを想起させることに気づいた…まさかとは思うが、わざとやってるんじゃないだろうな!?(笑)
ヒロインの魅力を描くには、できるだけ長い時間をかけてじっくりエピソードを展開させる必要がある…という話なので、やはり予想よりも長期のシリーズになりそうな気配。
それにしてもキャラデザが受け入れられない…。エルシィの口の端のラインとか、みなみけ1期と同じで見てるとイライラさせられるんだけど、調べてみるとキャラデザ担当者は別人らしい。みなみけ1期にしても、ウケた理由はキャラデザじゃ無かったはずなんだが、何故こんな絵柄にしたのか担当者を問い詰めたいところ。これまでの渡辺明夫キャラ(←まぁ、アレもクセがあって個人的にはあまり好きじゃないんだけどさ)と比較すると、微妙に違和感があるというか。

学園黙示録は、メインCV6人による座談会。喜多村英梨は「檜山先輩をデブオタ呼ばわりして罵るなんて畏れ多い」とか言いつつ、ときどき“平野”じゃなく“檜山”と呼んでしまったことがあるとか無いとか(笑)。

読者人気ランキングで、女性キャラ部門のトップ5人を全員けいおんが占めるという状況には、さすがに唖然とさせられた。ちなみに6位以下はAngel Beats!ハルヒから2人ずつ。男性部門のツートップも同じく、ABの主人公(←名前なんて覚えてないよ)とキョンだったので、作品ランキングとして
けいおん>>>(越えられない壁)>>>AB,ハルヒ
が成立しているのだろう。

月曜日, 9月 13

アニメージュ 10月号

今日は休日。これで夏休み休暇は残り3日分となったわけだが、果たして今月中に使い切れるかどうか微妙。かなり涼しくなったとはいえ、まだ昼間は過ごしやすいとは言い難くて、職場に居るほうが楽だし、積極的に休みを取る気になれないんだよね。
まぁ取りあえず、せっかくの休みなのでアニメ雑誌を片づけてしまおうと考え、例によって夕刻に通勤電車で図書館へ。

冒頭はBASARA、ダブルオー、黒執事、薄桜鬼と、重厚きわまりない腐女子向け布陣。ようやく次に萌えオタ向けの妹特集が始まったと思ったら、倉田英之(←いや、まぁ神のみ俺の妹がこんなに~の2作品で脚本を手掛けるわけだから、人選としては妥当だわな…)が特別寄稿の中で「どうせ読者はBASARAとかガンダムにしか興味ないだろうから」とか言って開き直り、ほとんど誌面を私物化して好き勝手なこと書きまくっているという(笑)。
しかも締め切り間際ということで、文体はブッ飛んでるわ露骨な字数稼ぎはするわ、もう最低!(←誉め言葉)。とはいえクシャナを妹属性にして──そりゃ確かに妹ではあるけど──巨神兵に「いつまで寝てるのっ!?」とか妄想するのは、さすがに難易度が高すぎてついて行けねえよ(笑)。

イカ娘は、水島努が監督ということもあってドギツいギャグ系かと予想していたんだが、監督曰く「誰でも笑えるようなコメディ系」を指向しているとのことで、やや肩すかしを食らった感じ…まぁ実際に見てみるまでは何とも言えんけどね。
ユニコーンは、その他の新作タイトルをまとめて紹介するページに押し込められ、与えられたのはわずか8分の1ページのみという不遇っぷり…これなら何も載せないほうがマシだったのでは?という気さえするぞ。まぁ読者層を考えれば適切な判断だし(←実際、ダブルオーは巻頭で特集を組まれてるわけで)、ユニコーンの情報が欲しけりゃアニメージュオリジナルを読めって事なんだろうけど。

キャラ人気投票ランキングは、デュラララの主役コンビ(←なのか? よく知らん)が放送終了後にも拘わらずツートップを独占し、放送中タイトルであるけいおん、BASARA、黒執事のメンツが、その後を追う展開。さすがにルルーシュは退いたけど、放送終了した作品のキャラが長く居残っているという点では共通してるな。
こういうランキングに投票するファンは、トレンドに流されず自分の好きなキャラを愛し続ける性向の持ち主が多い…という事なのだろうか?

OVAレビューは、うたわれ聖機師のそれぞれ最終巻。うたわれはトウカ&アルルゥの主役エピソードということもあり個人的に結構気に入っていた──ただしBD購入を決意させるには少しだけ足りない──ため、そこそこ高評価されていたのは嬉しい。
あさりはコメント欄でカラフルを賞賛していたものの、同じように「昨年の最高傑作」と褒めちぎっていたマイマイ新子がオレ的に大ハズレだったので、まったく信用できないな(笑)。