火曜日, 4月 27

電撃大王6月号

今日は休日。明日も連休ということで余裕に浸りすぎてしまい、家を出たのはかなり遅くなってから。おかげでD書店に到着したのは、閉店まで1時間しかないギリギリのタイミングになってしまい、あやうく読み残しが生じてしまうところだった。

苺ましまろ
透明のセル?にブッ飛んだセリフやマンガ的エフェクトを描いて、日常のひとコマの上に重ねて楽しむという美羽のバカ企画。もう少しAR技術が進歩したら、ニコ動みたいに新たな娯楽の手法として流行ったりして。
良回ではあるけど、そもそもそれ以前に(まともなページ数が)掲載されている時点で評価されるというのも、なにか間違っている気がする…。
ef - a fairy tale of the two.
ひとまずインターミッション?ということで、主人公2人が離れて、それぞれの知人と話しながら自身の心情を吐露し再整理を図っている状態か。で、ミズキのお相手を務めるのが千尋(←かつて似たような辛さを経験したから、久瀬の心境を推測できるというのは説得力あるな)となれば、個人的に大歓喜なワケで(笑)。
まぁ入浴シーンがあると言っても、この作者が描く身体のラインは、あんまりエロくないのが残念…顔とか服のように、描き込み密度が高いモノを描かせれば高評価なんだけどねー。そして千尋のビジュアル的な構成要素における眼帯の割合って、思っていたよりも高いんだな…外してしまうと、かなり印象が埋没して“どこにでもいる普通の女の子”になってしまう感じ。
おおかみかくし ~深緋の章~
眠の悲しい裏事情──義理(お守り様としての使命)と人情(五十鈴との友情)の板挟みに苦しんでいる──が判明する過去回想エピソード。眠がヒロインたりうる根拠であって、この物語の根幹に関わる情報であるはずなのに、何でアニメ版では全く触れられなかったんだ? 他にもダメな面が多々あったアニメ版だけど、この部分さえ描いておけば、少なくともキャラの行動原理だけは理解できただろうに…。
年端もいかぬ女の子に大鎌を握らせて、落ち人の抹殺を強要するとか、幼児虐待にもほどがある。てめぇら人間じゃねえ!…って、もともと人間じゃなかったか(笑)。
眠はお守り様の使命として、博士に近づかないよう五十鈴に警告したけど、大切な幼なじみが落ち人に堕するのを防ぎたいというのが本心であって、それがかえって五十鈴の反感を買ってしまう…というのも救われない話だな。そして何の役にも立たずに翻弄されるばかりか、むしろ状況を悪化させている感もあるヘッポコ主人公(笑)。
オオカミさんと七人の仲間たち
金持ちイケメンで勉強もスポーツも優秀という、スーパースペックな白馬の王子が登場。当然この手のキャラは、オタ向け作品ではユーザーの反感を買いまくるわけで、一転して下劣な本性をムキ出しにした挙げ句にヒドい目にあって退場…というのがパターンなわけだが、さてどうなる事やら。「意外な弱点が発覚して、ハーレムの外側でコメディリリーフとしてワンポイント出演し続ける」というのも、俺としては悪くないと思うけどね。
GUNSLINGER GIRL
さながら魚眼レンズを用いた実相寺アングルのごとく、両目の間隔とか額の広さに違和感ありまくりのヘンリエッタ最終形態だが、これはあくまで「条件付けの徹底による記憶と感情の完全な喪失」の異様さ、異質さを強調するための演出であって、またまた絵のタッチが変わったわけではない…はず。
ジャコモの配下の黒人(←単行本のキャラ紹介でも大きく扱われていたな)やら、パダーニャ残党の女テロリストやら、ここに来てジャコモ以外の敵キャラが多く描写されてるけど、向こうも一枚岩では無く、最終決戦では色々な動きを見せることになるという伏線? あるいは単に、各フラテッロに対戦相手を用意しようという事だろうか。
うさくんの脳みそやわらかい
5/27に単行本発売だそうで、来月は買う本が少なくて困っていたところだから、助かった。ところで今までの掲載分を全部あわせても、単行本にまとめられるほどページあったっけ? 今回は短期集中連載らしいけど、まさか来月に掲載される回も、同日発売の単行本に収録されたりして…。
今月は魚釣りゲームの開発…のはずなのに、ライバルキャラの頬を札束でひっぱたいて買収したり、しかもそれがミニゲームになってたり、さらにそれ専用のコントローラーまで開発しようとしたりと、例によって脱線しまくり。釣った魚を解体して調理するミニゲームは、一緒に食べる家族との早食い競争になるし…(←天地を喰らうⅡかよ!)
こいこい★生徒会
会長の妹ちゃんはハイスペックキャラかと思いきや意外と普通で、勝負を挑んだものの連戦連敗(笑)。挙げ句に「お姉ちゃん」発言への照れ隠しとして、てまりに告白して自爆という、個人的に嬉しすぎるシチュエーション…もうこの2人だけ登場すればいいや(笑)。
よつばと!
ほとんど最後尾の位置に載ってた…てっきり休載かと思ってたわ。電撃大王の掲載順ルールは知らないけど、単に入稿が遅くなっただけなのかね? オレ自身は最近つまらない回が多いと感じているわけだが、同じように思ってる奴が多くて人気が低下している可能性もあるのだろうか。
百合星人ナオコサン
ハシラのアオリ文句に“非実在”と書いて挑発しているように見せながら、実際の中身は過激なネタを徹底的に控えて、波風立てずに済まそうとしているように思えた。
そう言えばアフタヌーンコミックガムは、この問題に対して言及していた──とくに後者は「都内の書店に、雑誌の宣伝ポスター(←猥褻でも何でもない)を貼ってもらおうとしたら、条例を理由に断られた」と、編集後記で憤懣をぶちまけていた──のに、電撃大王は全く触れていなかったような…ひょっとして逃げ腰?

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