土曜日, 6月 12

kiss×sis 第6巻(DVD付き限定版)

アニメディア立ち読みの代償として、D書店で購入。レジにいた女性店員(バイト?)が新人で、「本の題名をお願いします」とか言い出したときには少し焦った(笑)。
まぁネット注文で送られてくる商品は専用の厚紙封筒に封印されているし、その表面には注文者と番号しか記載されてないから、本のタイトルでは照合できないんだけどね。だから、

「き…kiss×sis 第6巻(DVD付き限定版)ですっ!」
女性店員「(やだ、この人キモい…)」

みたいな流れには全然ならなくて、隣にいた先輩店員がソツなく対応(←番号だけ控えて会計処理)して、何事もなく終了。

帰宅後、PC立ち上げの待ち時間を利用して、とりあえず開封作業を行なった。
この手の商品はケースが傷つくのを防止すべく、なるべくシュリンクも破らずにそのまま残すよう心がけるのが、俺のスタイル。そのためには開け口の部分にカッターを差し込み、最低限だけシュリンクを切り開く…のだが、今回は(夜勤明けで集中力を欠いているのだろうか?)なんと手がすべって、カッターを足の上に落としてしまった!(ギャー!!) 
幸い、刃先は軽くくるぶしを切っただけで大事には至らなかったものの、刃物を扱うときは気をつけなきゃいかんね…。

アニメディア7月号

今日は夜勤明け。日中は暑くて出かける気になれなかったこともあり、仮眠をとって体力回復。日が暮れて涼しくなってからD書店へ向かう。
調子に乗って昼間にバカ食いしたアイスが、遅れて効果を発揮して、駅へ着いた直後にトイレへ駆け込む羽目に(苦笑)…これによる数分のタイムロスが影響し、アニメディアは何とか片づけたものの、ニュータイプの読み残しに取りかかったところで、またしても時間切れ閉店となった。

表紙および巻頭特集はけいおん…なにしろ歴代第1位の人気作品だし!(大笑い) まぁ読者の平均年齢を考えれば“歴代”なんて、ほとんど何の意味もないことは明白だわな。
むかし同じ企画が行われたとき、そのころ人気絶頂だったナデシコの入賞を受けて、主演の上田祐司が半ば呆れたコメントを寄せていたのを思い出した…そのナデシコは今回、ランクインしてないわけだが。
なにしろ、かろうじて“歴代”の名に値しそうな作品はガンダムSEEDコードギアスぐらいという…ギアスは放送終了からそれほど経ってないし、新企画も進行中だから現役タイトルと言えなくもないけど。
それ以外は全て現在もテレビ放映中か、銀魂(第2位)やハルヒ(第10位)のように、1年以内に劇場版の公開されたタイトルばかり…放送終了した瞬間に忘れ去られてしまうのか、あるいは少し古い作品の存在すら知らない世代が主要層になるほど、読者の新陳代謝は激しいのだろうか? こういう状況ではエヴァハガレン(←いずれもベスト10入り)のように、リメイクされて現役にとどまり続けない限り、“息の長い作品”にはなり得ないのかも知れんなぁ…。
ジャンプ勢は、銀魂に加えてBLEECHリボーンがランクインするという健闘(?)ぶり。とくにBLEECHなんて、アニメディア誌面でも最近あまり見かけた記憶が無いのだが…俺がスルーしていただけ? まぁ集英社が圧力かけたとも思えないので、ジャンプ系腐女子が底力を発揮したんだろう…たぶん。
入賞作品の中で、俺的に歴代ベスト10に入れたいと思えるのはリリカルなのは(第7位)ぐらいかねぇ…この顔ぶれの中に含まれていること自体がビックリなのだが、非けいおん系の萌えオタ票が集中でもしたのだろうか?
DVD買いまくっておいてナンだが、俺的に銀魂をベスト10入りさせるかどうかは微妙なところ。やはり“歴代”というには違和感あるし、「これだけの得票数があるなら別に俺が一票を投じる必要も無かろう。どうせなら、もっと日の当たらない作品を支援したい」という判官びいきの心境もある。
さりとてランクインの絶望的な作品では、せっかくの票がむざむざ死票と化してしまうわけで…なるべくならランク入りするかどうか際どい作品に投じることで、自分の一票が有効活用されたと思いたい。そんな計算の結果として浮上してきた候補が、リリカルなのはだったりするのかも。

ピンナップの多さが気になったんだけど、ひそかに本誌のメガミマガジン化が進行中だったりして…ベーマガがプログラム雑誌からスーパーソフトコーナー主体へ移行したように、これも時代の流れかも知れんね。

木曜日, 6月 10

伊藤計劃記録

ニュータイプ立ち読みの代償として、O書店で購入。

ニュータイプ7月号

今日は通常日勤。帰宅後に一休みしてから、アニメ雑誌を立ち読みするため出かける。
まずはK1書店に向かったものの、立ち読みの代償として考えていた伊藤計画記録が見当たらず、時間の余裕も無かったので早々に移動。
次に訪れたのはO書店。この手の書籍に関しては最も在庫が充実しているだろうとの予想通り、伊藤計画記録を発見。どうやらアニメディアは在庫切れらしい(←これはK1書店も同様)が、ニュータイプが立ち読み可能だったので、閉店時間ギリギリまで読み耽り、連載コラムの途中まで進んだところでタイムアップ。残りは後日に先送りとする。

表紙と巻頭特集はけいおん…ただし、特に目を惹くような内容は無し。
それよりもハガレンのほうが、最終回直前で盛り上がっていることもあり、トップページのほかにも特集記事を組んだりして、編集部としても気合いが入ってる感じだな。
キャストインタビューでは、主役コンビが家弓・柴田・内海といったベテラン陣の貫禄ある演技を絶賛。こういう幅広い層のキャストを揃えた正統派の作品が、今は少なくなったよなぁ…銀魂も終わっちゃったし。
制作本数も減少傾向だったり声優以外のキャスティングが増えたりと、ますます声優の仕事が減っているような状況で、ベテランが有する仕事への姿勢とかノウハウみたいな、目に見えにくいけど業界の根底を支える要素がきちんと継承されているのか、ちょっと不安ではある。

ハガレンは原作が同時期(←ちょうど明日発売か。ガンガンは読んでないけど)に最終回を迎えるという事もあり、原作者へのインタビューもあり。
ネームに相当の時間を割いているという話は意外だった…平易に読めてしまうので、てっきり短時間で書き上げているのかと思っていたわ。そうやって読みやすさにも配慮しつつ、きちんとテーマの伝わるセリフ回しになっているのは見事。
小難しい理屈に走ったり、怒濤のような言葉の勢いだけで押し切ってしまうのではなく、正攻法のシンプルな物言いで納得させてしまう“本当に上手い言葉づかい”とでも言うか…このブログひとつでさえ、なかなか思うように伝わる文章が書けない俺としては、感心するばかり。

Angel Beats!は脚本インタビュー。GAる~んの時は監督(岸誠二)が火だるまだったけど、今回は脚本家の番か…ある種の作品(あるいはスタッフ?)に関しては、作品について積極的に語るのは(少なくとも放映中は)控えた方がいいと思うんだが…話せば話すほどファンの神経を逆撫ですると言うか、燃料を注いでしまうと言うか。
実力が伴ってないのに自慢げに語るタイプ(←京田クンとか佐藤クンとかね)も問題だけど、謙遜のつもりで「(視聴者に)受け入れられないかと不安が~」だの「もっと上手い方法があったかも」だの、自信なさげな物言いに徹する姿勢も、あまり印象よろしくないぞ。
ゆりがSSS団を結成する経緯も語られていたが、これを本編の中で描かなかったのは明らかに構成ミスだろ。おかげで説明セリフは増えるわ、バックボーンが説明不足だから思考や行動が唐突に見えるわ…何でこう、ことごとく取捨選択を間違えてしまうのやら。 
“死後の世界”なんてファンタジーに多少なりともリアリティを与えるためには、じっくり時間をかけて、視聴者にその世界の感覚を共有・浸透させる努力──つまり、その世界における実際の生活の描写──が必要なんだよね。これを上手く行なっていたのが灰羽連盟で、第4話ぐらいまでは、生活実態の描写や社会の基本ルールを主人公(=視聴者の代理であることは言うまでもない)に教えることに費やされ、メインストーリーが動き始めたのはその後…って、以前にも書いたっけ?

マルドゥック・スクランブル再始動について、主演の林原めぐみが「役を辞退することも考えた」と吐露したことには、色々と憶測してしまうな…地雷企画に関わりたくないとか、軽い気持ちで引き受けた後に原作の内容を知って尻込みしたとか(笑)。
ともあれ、どうにか──GONZO以外の手で(←ここ重要!)──映像化に漕ぎ着けたようで良かった。まぁ個人的には、思い入れのある作品をレイプされた経験はないので(←雪風とかパンプキンシザースの原作ファンには、ご愁傷様と言うほか無い)、別にそこまでGONZO嫌いというわけでもないんだけどね…むしろカレイドやバジリスク、それにもちろんストパンも大好きだし。でも、とも100とか惑星のさみだれがGONZOにアニメ化されると聞いたら、不安で夜も眠れないだろうな、たぶん(笑)。

学園黙示録は「乳揺れ回数最多を目指す」とか言ってるけど、今時そういう肉感的な表現に需要はあるんだろうか? 最近の作品で言えば、一騎当千ぐらいしか思い浮かばないんだが。エロ表現それ自体が売りの作品って、意外と少ないわけで…クェイサーとかストパンは、むしろ「エロ表現のバカバカしさを楽しむ」というのが正しい視聴スタイルだろうし。
箸休めにエロサービスをはさむ程度ならともかく、ゾンビと戦ったり逃げてる最中に乳揺れしまくって、それが“エロバカ演出”として受け取られるとしたら、作品の根底にある(←だよね?)ホラー系のテイストとは食い合せが悪くないかと心配。
なんか「遅ればせながら売れ筋に日和ってみました」みたいな感じで、よく分かってないのに無理して萌え要素(←と思ってるのは本人だけ)を入れようとしなくてもいいからさ…。

新作ニュース関連のページは、例によってネット情報の後追いが多いので適当に流し読みしていたんだけど、あきそらOVAの紹介記事だけは見過ごせなかった。
だから、この手の作品は娘TYPEで扱えと何度…じゃなくて、どう見ても行為中のカットを掲載するとか、何を考えているのやら。そんなだから、ニコニコ動画にも放映を断られたりするんだよ(笑)。

キャラ人気投票は、先月の反省を踏まえてか、天使が3位ゆりは4位という順当な位置に落ち着いた…と思いきや今度は、マリが(先月は圏外だったのに)いきなり1位を獲得という驚愕の展開。今回分のアンケート集計時期には、まだヱヴァ破のBDは発売されていなかったはずなんだが、先月号の発売直前特集の効果はすごいねー(笑)。

kiss×sis 第3巻 (Blu-ray)

15日までの期間限定ポイントが500ポイント近くもあったので、使わずに捨てる選択肢はあり得ない。いつもなら週末の楽天カード使用&楽天ツールバー検索で4倍を狙うのが基本なんだけど、今回ネックになったのが楽天ブックスで税抜き5000円以上購入でポイント7倍というキャンペーン。
これが今日の10時までであり、終了直後の明日~明後日に同レベルのキャンペーンが実施される可能性は低いと思われる以上、これに乗っかるのが無難だろうという結論に至った。

ここで厄介だったのが「税抜き5000円」という基準。単品でこの条件を満たす商品は、意外と少なかったんだよね。
発売時期を考えれば刀語か恋姫無双を優先的に買いたかったのだけれど、これらは税抜き5000円ギリギリなので、限定ポイント500円分を使ってしまうと、条件を満たせなくなる。まぁ2000円以上でもポイント5倍となるので、これで妥協しても良かったのだが、どうせなら稼げるだけ稼ぎたいし。

この時点で実施されているキャンペーンは以下の通り。

【楽天ブックス】全品最大7倍キャンペーン概要
キャンペーン期間(エントリー期間):2010年6月8日(火)17:00 - 2010年6月10日(木)9:59
対象商品:楽天ブックスの全商品
プレゼント内容:期間中に1回のご注文で合計金額1,000円(税抜)以上ご購入(ご注文完了)
→ ポイント3倍
期間中に1回のご注文で合計金額2,000円(税抜)以上ご購入(ご注文完了)
→ ポイント5倍
期間中に1回のご注文で合計金額5,000円(税抜)以上ご購入(ご注文完了)
→ ポイント7倍
 ※2010年8月末利用期限の期間限定ポイントを付与
 ※上乗せ分の付与時期:2010年8月中旬

「楽天イーグルスまたはヴィッセル神戸が試合に勝った翌日は全ショップポイント2倍及びW勝利で全ショップポイント3倍」キャンペーン詳細
ポイント付与:倍付け条件発生日の3ヶ月後の3日頃までに、付与月15日まで使える期間限定ポイントで付与します。
対象試合:6月1日(火)から6月30日(水)まで⇒9/3(金)頃までに付与

楽天ブックス@サークルKサンクス受取便 全品ポイント3倍キャンペーン
キャンペーン期間:2010年6月7日(月)10:00~2010年6月30日(水)9:59
キャンペーン対象:
・楽天ブックスでの(モバイル版楽天ブックス含む)1回のご注文において、「対象商品」(以下記載)を合計2,000円(税抜)以上ご購入(以下本文にて、当注文を「対象注文」と記載)
・コンビニ店頭受取の配送方法で【サークルK】または【サンクス】を選択、2010年8月末までに対象注文において、合計2,000円(税抜)以上の「対象商品」(以下記載)を受取完了。
※対象注文に予約商品が含まれる場合は、2010年8月末までに【サークルK】または【サンクス】店頭にて受取完了済みの商品が対象となりますのでご注意ください。
プレゼント内容:※2010年9月末利用期限の期間限定ポイントを付与
          ※上乗せ分の付与時期:2010年9月中旬

14時間限定開催 全ショップ エントリーでポイント3倍
キャンペーン期間 2010年6月9日(水)20:00から2010年6月10日(木)9:59<14時間限定>
ポイント付与 2010年8月20日(金)頃までに2010年8月31日(火)まで使える期間限定ポイントで付与します。

アニメジャンル ポイント2倍 第2弾
期間:2010年5月31日(月)10:00から2010年6月30日(水)9:59 まで
プレゼント内容:※2010年9月末利用期限の期間限定ポイントを付与
          ※上乗せ分の付与時期:2010年9月中旬

楽天カード使用でポイント2倍(←週末キャンペーンではない通常の使用)

以上を合計してポイント15倍のボーナスとなる。前回に比べると、どうも全般的に限定ポイントの使用可能期間が短めという印象…使うタイミングを誤らないように気をつけないとイカンな。

なおサークルK受け取りの「8月末までに受け取れる商品」という条件ゆえ、発売時期の遅い商品は購入候補から外れることになった。
これらの条件に適合する唯一の候補がkiss×sisだったわけだが、その中から第3巻を選んだのは、内容を比較検討した上での結論であって…決してヒヨコが消えるのを見たいわけじゃないぞ!(←BD版でも消えてなかったら大笑いだ)

水曜日, 6月 9

サンデー&マガジン

今日は有休。昨日は夜を徹してHydorahをプレイしまくった(←そのくせ、まだクリアの見通しは立たず…)ため、目が覚めたのは昼を過ぎてから。
かなり暑くなってきたので、出かけるのは日が暮れた後にしたかったのだけれど、ちょうどアイスクリームが品切れ状態であり、その購入のため金券ショップでJCB商品券を補充する必要があったことから、ショップが開いている昼のうちに家を出る。金券ショップ経由でスーパーに遠征し、ついでにサンデー&マガジンも立ち読み。

今週号は総じて中身が薄く、むしろその後ついでに読んだ週刊誌(←鳩山内閣の辞職に関する特集)のほうが面白かったり…。とくに週刊ポストに掲載された筒井康隆の“沖縄共和国”構想(妄想?)は、極論でありながら問題の本質を突いていたのだが、締めくくりで唐突にタバコ税の増税にまで批判が及んだことには、苦笑せざるを得なかった…結局そこかよ! さすがにそれは八つ当たりだろ。この悪癖さえ無ければ、いい人なんだけどねぇ…。
ハヤテ
とりあえず、押し倒されたヒナの際どいポーズだけで、今週は満足ですよ。百合描写が実際に描かれたのは初めてか…美樹は想いを心のうちに秘めたまま、行動に移す気は無いだろうし。
作者の悩みとは少し話がズレるけど、「ネコ耳キャラに、人間の耳も付いているのは邪道か否か?」というのは、全てのネコ耳スキーにとって永遠の課題だと思う。
神のみ
主役コンビは下野と伊藤か…いかにも「今どきの作品」らしい無難なキャスティングという印象。最大の不安は監督が高柳“姫様ご用心”滋仁という点で、それに比べれば制作がマングローブという事なんて、大した問題じゃないよね(笑)。
ストパンや咲のように、GONZOも宗旨替えして萌えアニメを作ったわけで(←けっきょく手遅れだったけど)、オサレブランドに殉じるよりも転向者として生き残る道を選んだ決断については、リアリストとして素直に評価したい。
本編のほうは、ようやくひと段落。ラストも含めてホントにどうでもいいシリーズだったけど、今週分に関しては、(遅ればせながら)先生の正体バレという見どころがあったので、何も言うまい。
しかし引っかかったのは、メガネ悪魔の「私より成績悪かったくせに」というセリフ。普通に読めばハクアも対象に含まれそうだが、成績トップだったという設定と矛盾してないか?

だぶるじぇい
部長ハーレムのメンバーがまたひとり…もちろんマスクを取れば美人なのは言うまでもない(はず)。
あのマスクって日焼け防止用だったのか…てっきり飛び散る火花から顔を守るため装備かと思ってたわ。その豆知識を除いては、まったく読む価値なかったな…つーか今週のマガジン作品は(休載だったネギまを除いて)ことごとくハズレだった。

火曜日, 6月 8

大阪万博

SFマガジンを返却しに訪れた際、たまたま図書館の棚に挟まっていたのを発見して、そのまま借りてしまった。
ちなみに分類コードは726で、これは漫画・挿絵・童画を意味するらしいけど、図書館で普通に(伝記や歴史などの学習目的で描かれたものを別にして)マンガを取り扱っていいのか!? まぁ確かに(この本の冒頭にも記述されているように)あずまんが大王という作品の歴史や関連グッズの情報を集積した資料としての価値は否定しないが、わざわざ図書館で所蔵するほどのモノかと問われれば…なにしろ後半部分は全てマンガ(アンソロジー)だぞ。
あえて根拠を求めるとすれば、かつて「日本のメディア芸術100選」に選ばれた(←つまり文化庁のお墨付き!)って事ぐらいかね?

こうやって改めて見返すと、かなり豊富にキャラグッズの発売されたタイトルだったんだな…そして俺自身、けっこう色々と買っていたという。ガチャポンフィギュアやキーチェーンは言うに及ばず、マウスパッドシールからぬいぐるみまで…ぬいぐるみだけは先日の大掃除で捨てちゃったけど、他の品物は今だに未練があって残してしまったし。
思えば、これほどグッズを買い漁ったタイトルは無い…というか正確には、これで学習したからこそ、以降は気に入ったタイトルでも買い漁りを控えるようになったわけで。

ほとんどのグッズに見覚えがある(←新商品が出るたびに、電撃大王の誌面でPRされるのだから当然か)中で、記憶にないのがC3限定販売用として企画された一連の商品。ガンダム関係のイベントだからということで、MSのコスプレ(と言っても、縄跳びを持たせて“グフや”とか、そういうコンセプト)をした大阪の描き下ろしイラストを、グッズ類に印刷して販売したそうな。
どうでもいいけど、グラブロ(←MA-07と表記されていたが、正しくはMAM-07ね)とビグロの共通の姿勢である「コタツに潜り込んで、上半身だけ外に出ている状態」って、むしろテレビ版のザクレロ戦で登場したガンダム+GファイターBパーツのモード(←こんな長ったらしい呼び方じゃなくて、正式な名称は無いのか…と思って検索してみたところ、「ガンダムMAモード」と呼ぶそうな)に近い気がするぞ。なお、両手に包丁を持ったバージョンは“ザクレロや”ということらしい。

後半の描き下ろしマンガについては玉石混淆。総じて、作者本来のタッチそのままのキャラデザなので、かなりキモい顔の榊さんやちよちゃんも散見されるのはご愛敬。まぁアンソロジーとは元々そういうモノかもしれないし、あとがきでも「あずまんがのパロディではなく、それぞれの作家さん本来の持ち味を発揮してもらった」みたいなこと言ってるので、納得するしかあるまい。
個人的に一番ツボにハマったのは、全く知らないカヅホ──芳文社系の4コマ雑誌で「キルミーベイベー」なる作品を連載中らしいが、なにしろ守備範囲外だ──の作品。かなりブラックな内容であり、ほとんどのネタで重傷者(←生死は不明)や行方不明者、あるいは犯罪者が発生していたりする…。
しかし思い返せば本家あずまんが大王にも、けっこうブラックな展開があったよな…多くの場合、夢オチということにしてフォローしてたけど。