土曜日, 3月 2

リマスターズ

とりあえず先日アワーズ立ち読み分の代償として、V書店にて購入。
“第1巻”じゃなくて、これで完結なのか…ちょっと残念。

読み直してみると、全般的な作画クオリティは決して悪いわけじゃなく、むしろ(一応はメインヒロインであるはずの)ひばりのキャラデザだけが、突出して崩れていることに気づいた…これはワザとなのだろうか?
内容に関しては、やっぱり最初のほうの話は“スベってる感”が強くて、買ったことを後悔しかけたほどだったが(苦笑)、すっかり忘れていた第7話のネタで再び大爆笑してしまい、やはり俺の目に狂いは無かったと安心した。


メガミマガジン4月号

今日は有休で、昼間はダラバーSPをやりまくったものの、思いのほか不調。だからこそ却って、やめるタイミングを掴めないままズルズルと長時間に渡ってプレイする羽目になり、けっきょく空腹を感じて中断→食事をとったら眠くなったので、ひと眠り→目が覚めたら陽が暮れていた…と、自分の意志でやめたのではなく、外的要因でウヤムヤになった形に(苦笑)。くそぅ、必ず後日リベンジしてやる!
それにしても参ったのは、昼間は陽が照っていた(←おかげで存分に布団を干すことができた反面、陽光がiPadの画面に映り込んで、プレイしにくかった)にも拘わらず、出かけようとした時には雪が降り始めていたこと…しかも、そうして寒さに耐えて訪れたV書店は、娘TYPEメガミマガジンもシュリンクされており立ち読み不可。おまけに、代償であるリマスターズまで品切れだったという…。その一方で、ナポレオン第4巻が平積みされていたのが謎…すでに発売から2週間以上が経っているのに、あの在庫量を売り捌けるのだろうか?
しかし全くのムダ足だったというわけでも無くて、ついでに近くの金券ショップを覗いてみたところ、図書券が11枚売られていたのを発見、さっそく付近のコンビニで資金をおろした上で購入した。ちなみに、その前に立ち寄った別の金券ショップでは、図書カードが4.5%引きで売られていたが(←このシーズンの恒例行事という感じだけど、これは決算期だからかね? 棚卸しに際して、なるべく在庫を減らしておきたいとか)、勇み足で買わなくて正解だったぜ(笑)。

その後は、自宅に戻ってチャリンコを置いてから、改めて通勤電車に乗り、まずはK1書店へ赴いたものの、想定通り両誌ともシュリンクされていたことから、けっきょく引き返してV書店でメガミマガジンのみ読んで済ませることにした。

巻頭特集は、劇場版が決定したというアイマス娘TYPEリリカルなのはを横取りされたメガミマガジンとしては、次なる“カネの成る木”が大きく実を結んだわけで、してやったりと言ったところなんだろうけど、俺にとってはスルーの対象でしかない(苦笑)。
とはいえ、どうにもアッサリと読み終わってしまったのは、この目玉タイトルを読み飛ばしたことだけが原因ではないはずで、全般的に中身が薄かったという印象。
ピンナップも、買いたいと思わせるほどの大当たりは無し。琴浦さんは、衣装がバニースーツだったのもアレだが、アニメ絵で唇を強調するなよ…何で学習しないかね? まぁ琴浦さんに関しては、そもそもキャラデザ自体が俺のストライクゾーンというわけでもなく(←サブヒロイン2人は特に)、可愛いと思えるのは飽くまで脚本と演出の功績によるところが大きいわけで。

ビビッドレッド・オペレーションは、表紙を飾り、また特集記事も冬クール現役のタイトルの中ではトップの位置に掲載されているなど、いかにも(制作サイドにとって)“売れて欲しい”作品という雰囲気が伝わってくるものの、盛大に空回りしているような…まぁ、この手の作品には一定の需要はあるだろうから、そこまで悲惨な成績ということも無いだろうけどね。
監督インタビューによると、企画そのものはストパンより早かったらしいが、向こうに先行されたせいで“劣化スストパン”というマイナス要因が加わってしまったのは確かだな。とはいえ、ストパンの成功を踏まえたからこそビビッドの制作にGOサインが出たという可能性もあるわけで、その意味では最初から悲運を決定づけられたタイトルなのかも知れない。まぁしかし、せめて脚本あるいは設定の面でもう少しオリジナリティが見られない限り、いずれにせよ“作画鑑賞アニメ”という位置づけから抜け出せないと思われる。

劇場版リリカルなのは2ndは、BDのコメンタリーがとんでもない人数になるそうで…こういうのも一度インフレさせてしまうと、もう後には引き返せなくなるんだろうな(苦笑)。
ガルパンの4コマは、今回はイマイチ。あまり露骨に、エロだの百合だのに走られると萎えるんですけど…本来そういう作品じゃないし、そんなに媚びなくても充分に人気作だろうに。

金曜日, 3月 1

アワーズ2013年04月号

アワーズその他の発売日であった昨日は有休で、立ち読みするには絶好の日だったにも拘わらず、けっきょく一日中ずっと家に引きこもって過ごしてしまった(苦笑)。そんなわけで&今日は遅出勤務なので、午前中からV書店へ…幸いにして品切れ、および店員が陳列作業を行なっているのではないかという不安は杞憂に終わり、1冊だけ残っていたアワーズを無事に立ち読みすることができた。
ちなみにメガミマガジンも残り1冊が棚差し状態で、娘TYPEはシュリンクされて立ち読み不可。また、立ち読みの代償候補であるリマスターズも1冊だけ確認できた(←ひょっとして、元から1冊しか入荷しておらず、それが売れないまま?)が、あいにく図書券の補充を怠っていたことから、ひとまず今日は保留に…他店で娘TYPEを読めないか調べる必要もあるし、場合によっては、そちらを優先してリマスターズを買うという選択肢も残しておきたい。

裸者と裸者
せっかく単行本発売告知で巻頭カラーを割り当てられたのに…サービスが足りん!サービスが!!(笑) まぁ、同じく単行本発売を宣伝するための巻末インタビューでも、作者は「カワイイが分からない」とか言っていたし、仕方ないか。

それでも町は廻っている
降雪を利用したトリックというのも陳腐だなぁ…推理モノには疎い俺でさえ思ったんだから、さぞかし百戦錬磨の連中には物足りなかったのではないかと。まぁトリック自体よりも、見せ方の面白さで勝負している作品ではあるけど、それにしてもイマイチのような気が。

ソレミテ
心霊スポットの有名どころである巣鴨プリズン跡でさえ何事も起こらないとか、そりゃゲスト同行者の宮尾岳も呆れるわ(苦笑)。心霊写真かと思われたモノの正体も、召霊アイテムとして持ち込んだドクロの仕込み杖が写っていただけというオチだったし、こりゃ“なぜか勝手に再生モードになっていたレコーダー”も、たまたま知らないうちにスイッチに触れてしまったというのが真相だろうな。

DICTATOR-ディクテイター(宇田整司)
読み切り。なんでアワーズの読み切りって、こういうの(←リアル系のキャラデザ、やたら緻密な描き込み、容赦ないグロ描写など)ばっかりなんだろ…まぁ連載陣にも似たような傾向の作品が散見されるし、これはもう雑誌全体のスタイルなのかもね。
もちろん習作と考えれば、とりあえず作画クオリティを確保しつつ、スタンダードな話を大過なく消化できればOKという事なんだろうけどさ。しかし評論家でも何でもなく、ただ単に「面白いマンガを読みたい」というシンプルな欲求を持つだけの一介の読者としては、そんな当たり障りのない作品ではなく、未熟でもいいから何かプラスアルファの垣間見えるモノが読みたいんだよね…これって贅沢なんだろうか。

ナポレオン~覇道進撃~
子供の頃に読んだナポレオンの伝記では、どちらかというとプロシアがヤラれ役だったという記憶があるけど、本作ではオーストリアがその役回りらしい(合掌)。
元帥の叙任エピソードがあったおかげで、フランス軍の全容を把握しやすくなったのは助かるな。それにしても、家の建築から畑の開墾──余った野菜を売って回ったとか(笑)──までこなすとは、兵士たちの労働力が高すぎ…ローマ人の物語でも、ローマ兵たちの労働力の高さが繰り返し語られていたけど、それを受け継いでいるのか、あるいは(国や時代を問わず)兵士というのは須らく、そういうものなんだろうか?
ところで、全般的にキャラの顔が縦長になっているような気が…これでアゴが尖っていたら、典型的な腐女子向け作品の絵柄になってしまいそうだぞ(笑)。
大陸軍戦報に記された、「アレキサンダーのようにエジプトに遠征し、ハンニバルのようにアルプスを越えたのだから、カエサルのようにブリタニアへ攻め入ってもおかしくはない」という考え方が面白い…いや、イギリスにとっては笑い事じゃ無かったんだろうけど(笑)。いっそナポに対して「それ全部、他人のパクリじゃん!」とでも言ってやったら、他の方法を考えたんじゃね?(笑)

月曜日, 2月 25

アニメージュ 2013年 03月号

図書館に所蔵されているアニメージュには品切れのリスクが無いため、いつでも読めると余裕をかましていたら、こんなに遅くなってしまった(苦笑)…まぁ月末進行なんてシチュエーションも、すっかり昔のことになってしまい、今や忙しいのはアワーズの発売日である30日ぐらいだから、別に構わないんだけどね。
…で、泊まり勤務の待機シフトという絶好の条件である今日、ようやく読むことにしたわけだ。なにしろ(以前に述べたように)今期は不作だし、数少ない当たり作品である琴浦さんちはやふるといったタイトルはアニメ雑誌向きじゃないだろうという予感があって(←実際、取り扱われていなかったし)、読む気になれなかったんだよね。
なお──特に意図したわけでも無かったのだが──開館直後から読み始めたところ、ちょうど出勤時間にギリギリ間に合うタイミングで読み終われそうな状況となった。しかし、その目算を見事に狂わせたのが、最後の最後に掲載されていたこの人に話を聞きたいで、結局その後半2ページを残してタイムアウトを迎えることに(苦笑)…くそぅ、いつもより後ろに掲載されていたせいで「おや、確か今月号に載ると告知されていたはずだけど、俺の記憶違いだったっけ? まぁいいや。そのおかげで、ちょうど読み終えることができるし」とヌカ喜びした直後に、この仕打ちだよ!
そんなわけで、残りわずか2ページを読むだけのために、27日の休日に再び図書館へ赴いたのであった…。

表紙&巻頭特集はマギだったので、読み飛ばし。今月の特集を受けて、来月以降はキャラ人気投票で勢力拡大なるか? しかし先月号の特集にも拘わらず黒子のバスケ勢が伸び悩んだことを踏まえると、そう単純には行かないかも…。
それにしても、本編が(少なくとも俺には)盛り上がりに欠けるように思え、さほど誌面における取り扱いも大きくないイナイレ勢が、ここに来て黒バスマギ、プリキュアといった他勢力から頭ひとつ抜け出すとは意外だ…。まぁキャラ人気と作品の人気は、必ずしもイコールじゃないという事だろうか。

そのイナイレの記事は、今月は3年生コンビの声優対談。タイムトラベルのメンバー選抜が偏りすぎで、自分たちがメインで担当しているキャラはロクに見せ場をもらえなかった一方、兼ね役のほうは(複数のキャラが同時に出演するなどで)アフレコが大変だったとの事で、要するにキャラクターの扱いがデタラメすぎると言いたいわけね(笑)。

春の新作特集で気になったのがヴァルヴレイヴ。突如として平和な日常が失われ、戦争状態という混乱の中で生き延びるため、主人公は否応なく巨大ロボット兵器に搭乗することに…という、いかにもリアルロボットアニメの導入部テンプレに基づいた展開をするらしいが、果たして“日常が非日常と化した”感のある今の世相(←これは震災の影響というよりも、むしろ尖閣問題によって、戦争が全くの絵空事では無くなったという面が大きいように思えるな)において、こういった話を“フィクションの娯楽”として受け入れられるのだろうか?という疑問が、脳裏をよぎった。

PSYCHO-PASSは、有本×花澤対談と、脚本家の深見真インタビュー。あの世界では日本を除いた全ての国が秩序を喪失したという設定だけど、具体的に何があったのかは制作サイドでも決めていないようで、そのあたりも、世界観に今ひとつリアリティ(←設定の整合性という面と、現実の社会や時代性の反映という面の、両方において)が感じられない一因だろうか?
むしろ現実の世界では、インターネット、SNS、スマートフォンといったキーワードに見られるように、全体を包括する社会集団システムから、個別化あるいは“個々が選択的に構成する無数の集団”への解体が進行しているわけで…まぁ、そういった方向性が限界まで進行した結果としての秩序崩壊と、その反動としての管理社会の成立という流れはアリかも知れないが 。あるいは“個人の適性を解析して、最もふさわしい役職を充てがう”という要素を、モノづくり国家としてのアイデンティティーを揺るがされ方向感を見失っている、今の日本(の労働者)に対するアンチテーゼとして提示しようとした…というのは、ちょっと憶測が過ぎるか?
また「自由を掲げる立場であるにも拘わらず、槙島が主人公たり得ない」という話については、(政治の最終形態である)民主主義に対する絶望を味わった今の我々には、実感できる面もあるかね。

銀魂の神楽フィギュアは、顔が似ていない点はあきらめる(←そういうフィギュアは多いし)としても、明らかに脚が細長すぎるだろ…ファティマじゃあるまいし(苦笑)。


ジョジョは、シーザー役の佐藤拓也インタビュー。ちょうど先日、シーザー死亡回を見た直後の身としてはドンピシャな内容だったものの、これって普通に発売直後に読んでいたら、ひどいネタバレなんじゃ…?(苦笑)
まぁ古い作品だけあって、本スレも「原作を読んでいるのが当たり前」という雰囲気で進行している(←2ちゃんねるが高齢化しているという面もあるか)とはいえ、アニメージュの読者は──読者投稿コーナーなどの年齢層から推察するに──原作を読んでいない世代も多そうだぞ。まぁ、それを言い出したらこの人に話を聞きたいや、今月号だとPSYCHO-PASSといったインタビュー系の記事は、どこまで若年層に受け入れられているのやら…って話だが。

そんな“堅苦しい”系の記事の中でも、とりあえず富野に訊け!!が、若年層から一定の支持を得ているのは確実だな…なにしろ相談している当人が、その世代なんだから(笑)。
とくに今月の、コスプレに関する相談に対して「もともと、人には変身願望というものがあり、伝統的な祝祭(←ハロウィンとかね)は、そういった欲求を発散する場でもあるのだが、そういう風に“世間との折り合いをつけた”ケースとは異なり、近年のオタクによるコスプレは、一方的に自分の欲求を押しつけるだけ&それが通用すると勘違いしている点が問題」という指摘は、さすがに鋭いものがある。やはりアニメ新世紀宣言の頃からオタク相手の商売をしているのは、伊達じゃないな(笑)。

アニメイト店員日記によると、都心部のアニメイトにおけるライバル店舗とは、近隣にある他のアニメイト店のことらしい…まぁ潰し合うほど過剰な密度で出店しているわけじゃなく、あくまで切磋琢磨という事だろうけど、大変だねぇ。

一見して「守備範囲外の作品だろう」と判断し、スルーしていたうーさーのその日暮らしだけど、なんだか紹介記事を読むと面白そうじゃないか(笑)。思えば、マイメロの魅力について知らされたのもアニメージュの企画(←編集長が、そのクールに放送される新作をすべて、第1話だけ見て感想を列記するって奴ね。こういう“思わぬ拾い物”もあったり、意外な観点からの分析が目からウロコだったりと、けっこう有意義な内容だったので、またやってくれないかと期待)がキッカケだったし、ここは予感に従って視聴してみるか…と思い立ったものの、もう放送は終了しちゃったのね、残念。

この人に話を聞きたい谷口淳一郎。デザイン関係の仕事を希望していたが就職活動に失敗し、専門学校を経てアニメーターになったとか、すでに結婚しており、しかも相方は普通の企業に務めていたことから、あまりカネのことを心配せずアニメーターを志望できたとか、なかなか趣き深い経歴の持ち主。そして入った会社も──アニメ業界としては珍しく?(苦笑)──福利厚生などの待遇が比較的しっかりしていたとの事で、ステロタイプな“貧困に苦しむアニメ業界(人)”というイメージからは縁遠い印象。
とはいえ、代表作であるおお振りに携わった際には、野球をやった経験がある唯一人のスタッフだったことが災いし、恐ろしい量のカット──“山”ではなく、もはや“島”だったとか(笑)──をこなす羽目になったらしい。しかし…他のスタッフ連中は、普段ろくに身体なんて動かしていないだろうに、野球やろうとするなよ(苦笑)。実際の動きを把握するためとは言うけど、ケガしたらどうするんだ!?