土曜日, 4月 2

5月のコミック新刊発売予定

GW進行ということか、情報が早いな。数だけは多いように見えるけど、是非とも買いたいという作品は多いので、立ち読み可能な雑誌が少なかったりすれば、買わずに済ませる作品もありそう。

05/02  プロジェクト ドール・フォン   かわの ゆうすけ  588
05/02  廃人様のエンドコンテンツ   松林 悟  588

先月からヤングエース系の作品が相次いで単行本化されている印象。どちらも買うかどうか迷うレベルで、できれば中古を待ちたいところ…ただしナナマルサンバツ~7○3×~は、今のところ購入に至らず。

05/17  だぶるじぇい 4  亜桜 まる  440
どうやら打ち切りの危機は回避した模様。真田さんのエピソードだけで、購入確定住み。

05/19  ローゼンメイデン 5   PEACH-PIT  630
1ヶ月延期したのか…やはり製紙&印刷業界の被災による影響かね?

05/20  あきそら 6(完)  糸杉 柾宏  580
いちおう購入。もう少し盛り上がるかと思ったけど、アニメ化された頃がピークだったね…。

05/23  げんしけん 二代目の壱 10  木尾 士目  580
最近ようやく面白くなってきたところなので、出だしの話をもう一度読みたいかと問われると微妙なんだよね…まぁ他に買うものが無ければ、ということで。

05/25  チンプイ 2  藤子・F・不二雄  1575
購入確定。

05/27  こいこい★生徒会 3  あらき かなお  578
立ち読みできなかった回もあるし、それなりに良かったエピソードも幾つかあるので、いちおう購入。

アワーズ5月号

今日は夜勤明け。帰宅後に仮眠も食事も取らなかったものの、さほど疲労や眠気を感じなかったので、そのまま通勤電車に乗ってV書店へ出かけ、アワーズを立ち読み。
かなり出遅れた(←もうヤングエースが発売されてるし!…シュリンクされて読めなかったけど)ので売り切れてしまっていないか不安だったが、幸い1冊だけ残っていた。
関係ないけど、行楽(花見)シーズンの週末ということもあって、電車の混雑ぶりがハンパなかった…どうやら震災にともなう自粛ムードも落ち着いてきたようだな。

スプライトシュピーゲル](冲方丁×中嶋ヤマト)
新連載…って、また“女の子がドカドカ、バキューン!”かよ(苦笑)。冲方って、放っておくとこのパターンばかり書きたがるのか、あるいは外部(読者or編集)がそういうのを求めるのか知らんが、もうちょっと違ったタイプを書くスキルあるはずなのに、勿体ない…いや、この手の作品でも、読み続ければ面白さや個性が見えてくるのかも知れないけど、第1回を読んでる途中でゲップが出たから、無理っす。

エクセルサーガ
熱心に読み続けていた読者にとっては感無量のシーンなのかも知れないが、こちとら惰性で適当に流し読みを続けているだけなので、こういった“超常者どうしの対話”にも傍観を決め込むしかないと言うか、ぶっちゃけどーでもいい(苦笑)。
まぁ作者自身も、真っ向勝負でドラマを盛り上げるような気は無いからこそ、渡辺あたりにシラケ気味のツッコミ入れさせているんだろうけどね。

天にひびき
本編に関しては、先月からの流れを継続。最後にどういう落としどころに持っていくか、もうしばらく様子見だな。
コラムは20世紀以降の、時代の変化に伴ったクラシックの進化についての概説。せいぜい作曲家や曲の名前を知ってる程度という、断片的な知識しか持ち合わせていなかった身としては、こういう分かりやすい解説とともに体系的に整理されると、非常に分かりやすくて助かる…まぁこんな機会でもなければ知ることも無かったろうし、敢えて知りたいと思うような分野でも無いんだけどね。

ナポレオン~覇道進撃~
冒頭に登場したミミズクのリュウが今月最高のネタかと思いきや、最後に窓をブチ破って(←なぜ!?)見開き大ゴマで登場したカルノーに、全てを持って行かれたな。
その大ゴマでプロフィールを語っているのは、普通に考えればナレーションなんだろうけど、口を開いた状態で描かれているせいで、カルノーが大声で自分自身を絶賛アピールしているようにも見えるのが、また笑える。
相変わらずベルティエはオチ要員というか、もうヒドい目に遭うのが仕事みたいになっとるな(合掌)。

木曜日, 3月 31

しょうらぶ

Cookieおよび娘TYPE立ち読みの代償として、ネット注文おいたものをD書店にて購入。

娘TYPE&メガミマガジン

Cookieとガンダムエースの残りを読み終えた頃、ようやく娘TYPEが書棚に戻ってきて、読むことができた。
娘TYPEを読み終え、メガミマガジンに取り掛かったあたりで、さすがに限界を感じたため撤収。帰宅して休息を取れば、V書店へ赴いてアワーズも読破できるだろう…と目論んでいたんだけど、やはり眠気と疲労が蓄積していたらしく、予定より長く眠ってしまい、閉店前までに読み終えるのは無理な状況となってしまったので諦めた。

祝!独立創刊…とはいえ特に中身は変わらないし、むしろなのはマンガが休載したことで、いつもよりボリュームダウンしてしまっている印象すら(苦笑)。
さらに震災によって生じた放送スケジュールの遅延が、追い打ちをかけた状況。本来なら読者は最終話まで視聴済みであって、その前提でシリーズ全体を振り返るような特集を組むはずだったろうに、事態が急変。未放送分のネタバレを回避すべく、内容を差し替えることになったわけだが、なにしろ締め切りにギリギリのタイミングだったらしいから、“これまで放送された話を振り返り、ただ単に羅列しただけ”という凡庸な構成にならざるを得なかったわけで、ライターや編集者としても臍を噛む思いだったんじゃないかと想像。

春クールの新作関連としては、DOG DAYSの取り扱いが大きい。シュタインズゲートあたりの方が知名度もあって期待も大きいんじゃないかと思ったが、この手の雑誌としてはやはりオリジナル作品のほうが色々と扱いやすいんだろうなぁ…メガミマガジンでも表紙&巻頭特集だったし。しかし娘TYPEとしては、身内である日常を取り上げなくて良かったんだろうか?
都築へのインタビューによると、なのはA's劇場版が本格的に稼働するまでのあいだ、アニメ制作ラインを遊ばせておくわけには行かない…というわけで幾つか企画を提示して検討した末に選ばれたのが、コレだとか。だけど、その理由が「日常系やハードな作品は、よほどクオリティの高いものじゃなければ注目してもらえないから」という逃げの姿勢なのはどうかと…(苦笑)。まぁホームランじゃなくバントで出塁するのを狙う作品があってもいいし、10円でもいいから黒字にするのが大事だと、谷口悟朗も言っていたか。

それ以外の新作は、現時点での評価は難しいこともあり、適当に流し読みだな…そふてにっの紹介で、各キャラのアンスコの色が記述されていた事だけは記憶に残っているが(笑)。
ピンナップも、それ1枚だけで雑誌を買おうと思わせるほどのモノは無し。とりあえずかぶりものフェチとしては、両誌そろってメリーの帽子を脱がせたことは許しがたい…けっきょくキャラしか見どころのない作品だったんだから、せめてそこだけは大事にしろよ!



それから日を置いて、休日である4/03に、S1書店でメガミマガジンの続きを読む。これは通帳記入や古本屋チェック(←当日は20%引きセール実施日)など他の用事も兼ねての外出だったが、それらに時間を取られたせいで最後の数ページを読みきれず、スタドラ最終回を視聴するため大慌てで帰宅しなければならなかったのは計算外…こんな事になるなら、古本屋は後回しにするべきだった(←バカ)。けっきょく古本も収穫は無かったし。

今月のピンナップで一番よかったのはFate/Zeroだったな…あいにく作品自体がとくに好きというわけでもないので、雑誌の購入には至らなかったが。
リリカルなのはは、新作ゲームに角川コミック版のキャラが登場する旨の告知…メガミ編集部としては内心、複雑な心境だろうな…マンガの中で、からかわれたヴィータが「シグナムなんて、腹刺されて意識不明になればいいんだー!」とか、おもいっきり内輪ネタな捨てゼリフを吐きつつ逃げ去っていくネタは笑えたけどね。
神のみ2期は、かわいい(←このアニメ版のキャラデザにしては珍しい)ハクアのカットが掲載されていたが、公式を見ても新規のPVなどが公開された気配は無いから、2期のOPで使われる絵だろうか? かわいいのは間違いないんだけど、本来のハクアのキャラデザからは少し逸脱してるような気も…まぁ作品自体が期待薄だから、どうでもいいか。



しかし今期は2誌ともDOG DAYSプッシュのようだけど、大丈夫かねぇ? 第1話を観たかぎりでは、早くもハズレ臭が濃厚なんだけど…。

赤ずきんチャチャN

今日は早出勤務。といっても比較的ゆっくり出勤できるシフトなので、何とかなるだろう…と思いきや、前半は眠気を払うのに苦労することになった。しかし後半は休憩時間の仮眠が効を奏して、かなり楽な状態に。そして無事に勤務を終えた後、そのまま直でD書店に向かう。
ここ以外で読めない可能性が高そうな娘TYPEを優先したかったんだけど、あいにく他の立ち読ミストの手に渡っていたため、予定を変更して、まずは小物であるコレから片づけることに。

いきなり旧シリーズの枠組みを否定(突破)するかのごとく、舞台は東京へ。しかも帰る手段を失ってしまい、そのまま住み着くことになるというオチ…単発の企画だからこそ許された反則技のような気もするが、逆に新シリーズとして連載することを見据えた上で、旧シリーズに囚われない展開を可能にするため大胆な場面転換を行なったとも取れるな。あるいはアンケートの結果次第で、どちらにも転べるように…ということだろうか?
面白さという点では、可も不可もなしという程度(←旧シリーズでも、こういうハズレ回は少なくなかったし)で、懐かしさのフィルターを取り除いてしまうと手放しで褒められるレベルじゃないものの、すっかり忘れていたようなマイナーなキャラもチラホラ登場していたり(←その反面、サブヒロイン格のやっこちゃんやマリンは未登場…まぁ話の展開上、やむを得ないんだけど)、さほど絵柄に違和感が無かったりと、ブランクを感じさせない内容だったことは評価できる。

水曜日, 3月 30

サンデー&マガジン

帰宅後ただちに通勤電車に乗り込み、出勤時間まで会社近くのスーパーでマガジンを立ち読み。
同じく勤務終了後は大急ぎで電車に乗り込んで帰宅し、すぐさまチャリンコでスーパーへ遠征。遅出勤務とはいえ、スーパーの閉店時間にはギリギリ間に合うタイミングなので、今日中にサンデーを片づけてしまおうというわけだ。
しかし半額セールの開始時間には無理だろう…と諦めていたのだが、幸いなことに、サーモンの刺身が最後の1パックだけ売れ残っており、購入することができた。

これがじつに美味かったので遠征は無駄じゃなかったんだけど、立ち読みのほうは完全に空振り。だぶるじぇいはつまらなかったし、ハヤテ、神のみもストーリーを進めるだけで手一杯で、おもしろく練り上げる余裕は無かった模様。
絶望先生が2週連続で休載なのは、不謹慎なネタを封じられて身動きが取れないからだろうか? サンデーは今ごろになって、目次コメントにお悔やみの言葉が掲載されていたけど、これは他誌よりも製本ペースが先行していたという事かね。

RATMAN 第8巻

ぱふ立ち読みの代償として、O書店で購入。

オビによって腰から下が隠されており、これを外せばパンツを拝める…と思ったら、そんなことは無かったぜ! いや、べつに残念じゃないけどさ。
昔この作者のエロマンガを買ったけど、ぜんぜんエロく無かったことを思い出したわ…どんなに絵が良くても、それがエロさに直結するとは限らないということを学んだ、あれは貴重な体験だったなぁ(苦笑)。

カバー裏の作者近況報告によると、腕をケガして2ヶ月も休載したり、いろいろと災難つづきだったとか…まさか今回の震災が、ダメ押しになったんじゃないだろうな?

ぱふ5月号

今日は遅出勤務なので、午前中から立ち読みが可能なO書店を攻めることに。ついでに近くのスーパーに立ち寄って、切らしていた米を補充する。
最ごろは立ち読みに対してシビアな印象のあったO書店だが、今回はぱふだけでなくメガミマガジンもシュリンクされておらず、比較的緩やかな状況…というわけで、他でも読める確率が高いメガミマガジンは後に回し、まずはぱふを優先的に片づけることに。

とくに読みごたえのある特集や、面白そうな作品の紹介も無く、あっという間に読み終わってしまった。目についたのは、震災の影響に関する分析ぐらいか。
出版業界に携わる人間や設備への直接的な被害だけでなく、東北にある製紙工場が被災したことで紙が不足し始めている。規模の大きな同人誌イベントが休止(←会場となる施設が避難所として用いられている等のため)となって、その需要に依存していた印刷業者が倒産に追い込まれる可能性がある…など間接的な影響まで含めると、想像以上に幅広い分野まで及ぶのではないか、との見通し。

月曜日, 3月 28

藤子F全集・ドラえもん 第12巻

少年エース立ち読みの代償として、D書店にて購入。

リアルタイムで読んだだけに、当たり前だけど既読エピソード多し。それでも損をしたように思えないのは、この時期に作品が(人気だけじゃなく)クオリティ的にも絶頂にあったからであって、別に俺の思い出補正というわけじゃないはず。記憶にない話もチラホラあったけど、これについては、たまたま買わなかった号に掲載されていたのか、あるいは完全に忘れ去ってしまっているのか不明。

たんぽぽくし

低学年向けのオチだから深い意味は無いんだろうけど、「あのままにしておくと新しいジャイアンが生えてくる」というセリフが、なんともシュールで、“きれいなジャイアン”に通ずるものがある。

ラジコンのもと
オチのコマに描かれたスネ夫のパパの表情が、なんとも言えない、いい味を出していて笑える。

ココロコロン
とくに何ということのないエピソードだけど、ハッキリ覚えているので恐らくこの回から読み始めたのだと思われる。

かんせいウェーブ
記憶にない回。Ver.M/Wの完成が見えない身の上としては是非とも欲しいと思う反面、作ってる最中が面白いのであって、その醍醐味をスッ飛ばしてしまうのも勿体ないという気も。

グルメテーブルかけ

この手の、人情の機微が面白さにつながるタイプの話は、当時は今ひとつピンと来なかった(←人の心が分からない奴なのである)…まぁ、それは今も大して変わらないか。たしか掲載時は“あま鯛”が“あまだい”と平仮名で表記されており、鯛の1種だと思わなかった記憶があるな…同じく◯□恐怖症の“先端”も平仮名だったっけ。かえって意味を把握しづらくなるから、こっち(=漢字+フリガナ)の方がいいな。

時門で長~い一日
放送時間が余っているので、次回以降に登場するはずの怪獣とえんえん戦わされる宇宙ターザンに爆笑…って、これ事前に撮影したんじゃなくリアルタイムで戦ってるのかよ!?

水は見ていた

またもや感動が盗まれている! いったい22世紀の著作権の概念はどうなってるんだ!? アニメ版では、しずかちゃんのお風呂タイムを覗く2人のセリフが、ほんとうに嬉しそうだったのを記憶している。

空気中継衛星

後半を描いたヘタクソは誰だぁっ!? 当時、子供心にも違和感ありありだったわ。

タイムコピー

ジャイアニズムを象徴する名セリフが初めて使われたのは、この回なのだろうか? あれはジャイアンの横暴さと唯我独尊ぶりを如実に表した言葉であって、無理に“いい話”へ持って行こうとするのは間違ってるよなぁ(←先週のアニメ版の話ね)。

いれかえ表札

しずかちゃんのパパの本名が判明…いかにも源氏の血統の人という感じの名前だな。いっぽう先生は相変わらず“先生”のままなのであった(笑)。

「ワ」の字で空をいく
会心の怒声を発するママが、やけにパワフルに見えるのは腕が太く描かれているせいか。「大きなヤの字とホの字にぶつかってケガしました」と、大まじめに読み上げるニュースアナウンサーのプロ意識は、敬服に価する。

ペンシル・ミサイルと自動しかえしレーダー

相互確証破壊の空しさを、子供に分かりやすく教える良エピソード。ただし未使用分のミサイルやレーダーを庭先に放置したままにしておく(←のび太はともかく、ドラはポケットに戻せよ!)展開が、迂闊を通り越してご都合主義なのは玉に瑕。

天つき地蔵

アイデア、ストーリー展開、的確なタイミングで挟まるギャグなど、どれを取っても一級品で、全作品を通じてもトップクラスに君臨する珠玉のエピソード。

しりとり変身カプセル
ゴジラ→ラジオ→斧→のび太…で解決。どんなに追い詰められても、ウンコに変身するのだけは断じて拒絶するプライドを持てよ(笑)。

メモリーディスク

22世紀でもディスクメディアは健在なようで、安心した。

動物変身恩返しグスリ

もし実用化されたら、恩を身体で返してもらおうとする輩が多発する予感(←もちろん性的な意味で)。擬人化したアリが集団で押し寄せて来て、無言のまま復讐を遂げるオチは、どう見てもホラーだな…まぁ“ほんとうは怖い昔話”としては、間違っていないのかも。

ホンワカキャップ
これも傑作だが、アニメ版では声優の演技が加わってさらに破壊力が増したな。怒り上戸のスネ夫に爆笑したわ。

「スパルタ式にが手こくふく錠」と「にが手タッチバトン」
こういう長ったらしい名前の道具名(しかも2つ)を、そのままタイトルにするなよ…エピソード自体は全く記憶に無かったが、オチまで無難にまとまっているあたり、いかにも時候ネタという感じ。

ジャイアン殺人事件

誇張で笑いを取るタイプ(ドッキリビデオにおけるジャイアンの歌ネタや、もりあがれ!ドラマチックガスも同様だな)の典型だけど、やはり全盛期に描かれた作品だけあってキレがいい。

右か左か人生コース

おなじみ卒業回。人生観に影響するような大層な話じゃなく、身近なことから前向きに頑張ろう…ぐらいの、等身大のメッセージといったところか。

巻末解説
楠部工(くすべたくみ)。誰これ?と思ったら、父親がシンエイ動画の会長だった関係で、ドラえもん絵かきうたなどを作詞することになった人(←ただし実際に使われたのは“6月6日にUFOが”とか“アンアンアン”とか、ごく一部のみ)だそうな。そういう事情ゆえに、子供のころはモニタリングの一環としてマンガを読まされまくったという、なかなか羨ましい環境。ただし父親自身は昔気質な性格で、自分の関わった作品が放送されるときは必ず、一家そろってテレビの前に座って視聴させられたとか…そんな厳格なイメージと、仕事内容(=子供向きテレビマンガ)とのギャップが面白いな。その父親も、ドラの放送直前におれは鉄兵がコケた時は激しく落ち込んだそうで、それだけにドラに賭ける意気込みも凄かったらしい…やはりクリエイターの仕事は大変じゃのう。

少年エース5月号

日付が改まってしまったが、26日の分。泊まり勤務だけど待機シフトなので、時間的には余裕たっぷり。晩飯の買い出しに出かけるついでにD書店に立ち寄って、閉店間際までじっくりと読むことができた。
ただし電撃大王はビニール封印されていたため、読めたのは少年エースと、ガンダムエースの残りだけ。

トラウマ量子結晶
新キャラ登場。あいにくオレ的に、保健の先生は特に好みの属性というわけじゃないのでチ○コはビンビンにならなかったものの、「他人がイチャイチャしているのを見るのが好き」という性格については、かなり気に入った。
そんな彼女の号令で特訓が開始されたわけだが、「能力を鍛えるため」と称して、じつは主人公カップルを強制的にイチャイチャさせるのが目的だったことが判明し、全員にボコられる…というお約束のオチ。
全く期待していない作品だったのに、最近かなり面白いな。この先よほど急激に評価を落とさない限り、単行本を購入する可能性が高そうだ。

てんかぶ!
ただしイチャイチャ描写に関しては、やはり事前に本編である程度の関係を構築してからでないと、今回のコレのように、唐突にデートイベントだけ展開しても空回りするというか、感情移入できないというか…あるいは単にオレが、この手の唯我独尊(=ハルヒ)系ヒロインに魅力を感じないというのも、あるかも知れないけど。

RATMAN
いよいよアンカイザーとの決着。いきなり新兵器のシールドを出してきて、ズルいの何のと言い合う展開に少し空気が緩みかけたけど、アンカイザーの回想モノローグ──あこがれのヒーローだった父親が、母親の治療費のために、試合で八百長に手を染めたことが発覚し、チャンピオンの座を失った──からラットマンの正体バレ、過去に指摘された弱点を克服しての逆転劇、そして和解…という一連の流れは、王道に則った極めて堅実なもの。
ヒーローを引退したアンカイザーが、古巣のボクシングジムに専属ヒーローとして雇われ、新たな一歩を踏み出すという清々しい結末まで、きれいに描き切っており、文句なしの傑作エピソードとして幕を閉じた。

読み切りの本数がやや多めに感じたけど、ガンダムエースと違って連載陣が(震災の影響で?)休載したのでは無いらしく、相変わらずの分厚さだった。
ただし多いのは数だけで、いずれもクオリティは低め。新連載も含めて、どれも“絵は及第点だけど話がツマらない”作品か“絵も話もダメ”な作品ばかりという不作ぶり。
早くも失速気味な残念博士と合わせて、全体的に当たり外れが極端なラインナップという印象だった。