日曜日, 4月 25

ガンダムエース6月号

今日は夜勤明け。帰宅してPCをチェックすると、銀魂DVD第4-7巻が受け取り期限間近だから早く取りに行けとの催促メールが(笑)。さっそく(と言っても夕方になってから)自宅近くのファミマまで取りに行き、ついでにガンダムエースを立ち読み。

オリジン
前哨戦。ジオン側は、シャア&ララァ以外はガトルばかり目についたけど、MS部隊は主戦力として温存、あるいは要塞内に篭らせた方が有効という判断?
今月は分量&内容ともに物足りない印象だが、来月ララァ散華まで一気に描くための“溜め”と考えるべきか。今月号は全般的に、あっさり読み終わってしまったように思えたんだけど、SDガンダム関連のページがけっこう多くて、それをぜんぶ読み飛ばしていたのが原因だった(笑)。
ガンネタ選手権
ブライト…どっちが左舷か知らなかったのかよ!? 水陸両用ザクデザートは局地戦用すぎるだろ(笑)。
ハマーン(ネオジオン総帥の正装バージョン)と地獄大使のシルエットが酷似しているというのは、目からウロコだったわ。
MSV-R
キマイラの増設パーツは、単なる不格好な箱にしか見えんなぁ…。もっとハッタリの効いた、ザンジバルの原型に沿ったデザインにするか、あるいは逆に、現実の宇宙機(←MGボールとかHGデンドロビウムのトラス構造みたいな)に近いリアルさで勝負するか、どちらかに徹するべきだったのに、あれでは中途半端な手抜きにしか見えん。
かつてのMSVにあって今のMSV-Rに足りないもの──沢山ありそうだが、その中のひとつ──はエンブレムだ!というわけで、キマイラのエンブレム(←もちろん図柄はキメラで)を設定して欲しかった。エース部隊所属機には部隊独自のエンブレムがあったけど、それとは別口の、艦艇用ということでさ。
大和田マンガ
ガンダムアイスの串に描かれた文字が「当たり」じゃなく「当たらなければ、どうという事はない」というネタが、久しぶりのヒット…あとの話は蛇足だったけど。
ガンダム創世は、次第にブームが盛り上がりつつあるというのにガンプラだけ在庫の山というのは違和感あるな…史実でもそうだったのか? 当時のファンはお布施買いしなかったのだろうか…超合金は買ったのに(笑)。また“カマト”から“ヤマト”に戻っていたのが謎…使用許可もらったのか、あるいは劇中の富野カントクと同じく、ヤっちまったモン勝ちで逃げ切るつもりだったりして(笑)。
ジョニー・ライデンの帰還
ド直球で行くなら「じつは主人公の正体がジョニー・ライデン」というオチなんだろうけど、さすがにそこは何らかのヒネリがあるはず…相方のゴツい黒人が「じつはシン・マツナガでした」とか言い出したらズッコケるけど(笑)。
ジョニーのキャラクター(風貌だけでなく、やや軽そうな性格も含めて)は、やはりギレンの野望(CV:井上和彦)以降のイメージに準拠するのかね? MSV直撃世代としては、初期のオッサンくさいイメージイラスト(妄想CV:ささきいさお)に合致するような、もっと豪快かつ精悍な感じで描いて欲しいんだけどな。幻のコミックジャパン創刊号に掲載された、キシリアに心酔する騎士を気取ったアレは論外ね。
フルアーマーガンダムを出したのは、MSVプラモのCMネタも絡めているのだろうか? あれはヒドい数の暴力だったな…吹っ飛ばされるジョニーザクが哀れだった。 
ハイブリッド4コマ
人気が出てきた故の増ページ? そしてそれに応えるかの如く、作者の方も好調なようで、数が増えたにも拘わらず良ネタ多し。「マスター」でなく「ご主人様」と呼ばれて喜ぶジンネマンとか、ソドンのレストランからメイド喫茶に移ろうとするランバ・ラル(←「その方が、兵たちも喜びます」というクランプの返答がナイス!)とか、濃霧にまぎれて全裸になったら服が行方不明になってしまうユーコンのコンビとか。
コノリーの旅番組には、とうとうミハルがアシスタントとして登場(←お互い、うっかり合言葉を口にしてしまった後「まさか、そんなはずない」と内心で否定する流れが可笑しい)。若かりし頃のシーマ様は可愛すぎ…と思ったら捏造なのかよ! コッセルは、「シーマ様を萌えキャラ化するための研究」として見始めた美少女アニメにハマってるし。
UCバンデシネ
ジョニー・ライデンのマンガといい、今月は「ヒロインに顔芸させよう」月間なのか? まぁミコットなんてどうでもいいから、別に構わないけどさ。いっぽう正ヒロインのミネバはと言えば、アップの顔がだぶるじぇいのフランソワーズ部長みたいに見えた。今さらだが、バナージの髪がベタ塗りなのに違和感…アニメ版の色を見た後だと、もう少し薄いイメージなんだよね。
池田コラム
対談相手は若井おさむ。東京に出てきた直後、ガンダムエース主催の飲み会に誘われて行ったら、アムロ贔屓が癇に障った池田(←当然、酔っぱらいモード)に説教されて大変だった…というのが最初の出会いだそうな。団塊世代オヤジの一番悪いところだな(笑)。当人は「本物のシャアと渡り合えて光栄」と言ってたけど、果たして本音か社交辞令か…まぁ翌日に潘恵子からフォローの電話があったという話も含めれば、得がたい経験だったと本気で喜んでいるのかも。
カイメモ
このタイトルになってから初めて、満点あげたくなる出来。こういう話が読みたかったんだよね~。子供向けロボットアニメのお約束だったご都合主義的な展開や設定を、何とかして整合性があるように解釈しようとする試み…これこそが寿司マンガ、いやガンダムそのものの醍醐味のひとつなワケで。
連邦軍が極秘裏に進めたい本命のプロジェクトはMS量産計画であり、そこからジオンの目を逸らせるための囮がV作戦。その使命(=ジオンによる破壊or拿捕)を果たして終了だったはずのホワイトベースとガンダムが予想外に生き延びてしまい、しかも戦果まで挙げていることに注目したレビル将軍が、「補給が欲しければ、また戦果を挙げてね♪」という状況を整えたという…マチルダの一連のセリフ(と、半ば現実逃避のためにアムロがひねり出した妄想セリフも、恐らく利用したんだろうな)をヒントにして、ここまで解釈を広げたのは見事。解釈部分の評価をさて置いて、推理を積み重ねるキャラクターたちのサスペンスフルな会話劇として見ても、充分に面白いし。
徳光レポート漫画
どうやって福井邸に侵入したのかは不問に付すとして、もう徳光は福井家のベビーシッターに転職すべきだな…そうすれば福井が仕事に専念できるから、変なマンガを描くよりよっぽどガンダム業界に貢献できると思うぞ(笑)。
しかしジオニストを気取ってるくせに、CCA関連について全く無知というのには、さすがに呆然とした。「富野が監督した作品しか知らない」というパターンは多いけど、「0083以降の時代は全く興味ナシ」なんて奴は珍しいわ。
富野です
いつもなら長い&そろそろ腰が限界ということで後日に回すんだけど、題材が軌道エレベータと聞いては見過ごすことなど出来ないぜ。“宇宙”エレベータという呼び方は野暮ったくて好きじゃないんだが、一般人に浸透させるには分かりやすさを最優先させるべきということで、涙を呑んで諦めるしかあるまい。
ロケットの呪い”が富野個人のレベルで済む話ならどうでもいいけど、これがもっと大規模(世代レベル)に影響を与えていたとすると、それを打ち破るのは難儀しそうだぞ。やはり早急に(ガンダムでもハリウッド映画でもいいから)、説得力のある軌道エレベータの映像を見せて、イメージの喚起を図る必要があるな。
実際に建造するとなると、やっぱり国際プロジェクトになるのね。日本がリードして進めて、国を再建する足がかりに…というのは夢のまた夢か。オバマが音頭を取れば良かったのに…無理して火星なんて行くよりも、得るものは多いと思うんだけどねぇ。最大の障害が熱問題というのは盲点だったが「海底に光ファイバーケーブルを敷くよりも、軌道上にケーブルを設置するほうが簡単」という言葉には勇気づけられた。

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