水曜日, 3月 17

サンデー&マガジン

アニメディアを読み終えて帰宅した頃には陽が暮れ始めており、ひと休みしてすぐにまたコンビニへ出かける。サンデーが早々に売り切れてしまうのを恐れての事だったんだけど、予想に反してかなりの冊数が残っていたので、肩透かし。

サンデーおよびマガジンを読むついでに、楽天から届いていたユニコーン第1巻全員集合 最終盤を回収。全員集合はダンボールの大箱を渡されたので焦ったが、中身のサイズはそれほどでもなかった。
しかし最近は僅かでもコストダウンを図ろうというのか、どうにも収容スペースに余裕が無いな。ユニコーンは、初回限定スリーブがキツキツで、中のBDケースを抜き出すのに一苦労。ようやく取り出せたと思ったら今度は元に戻すのが困難で、やむなくBDケースのシュリンクを放棄(←ケースがホコリなどで汚れるのを防ぐため、シュリンクは最小限だけ破ったあと再利用する。オタク的基本行動のひとつだな)して、ケースむき出しのまま戻したところ、どうにか収まった。まぁスリーブ自体を包むシュリンクは再利用できたので、汚損の回避という目的には差し支えないか。
またシュリンクの素材そのものも、低質なものが多く使われるようになっている印象…ムダヅモもそうだったし。このタイプは柔軟性(…と言うか何と言うか)が無いので、きれいに剥がそうとしてもすぐ破れてしまったり、ケース表面にピッタリ貼り付いて(静電気、あるいは気密の問題?)ケースを引き出すのが難しいなど欠点だらけであり、できるだけ無傷で再利用したい俺としては、なるべく使わないで欲しいシロモノなのだが。
全員集合のほうも中身を引き出すのに手こずったけど、こちらは同梱特典である金ダライを先に取り出せば、けっこう楽になることに気づいた…なんだか、知能実験させられているサルのような気分だな(笑)。

絶望先生
気象庁ならぬ起承庁というテーマ自体はシャレが利いているけど、いざ具体的にネタを転がし始めるとあまり面白くないというパターン…というのは作者にも自覚があったのか、中盤で「献血ならぬ転結」という題材を追加することで、失速を避けつつ最後まで走り切れた感じ。それにしても「粗暴な男子生徒」ってネタ仕入れるの速いな。
だぶるじぇい
丸ごとダイレクトなパロディをやると、のなー作品らしさがあまり感じられないのは何故なんだろう…クロマティでも、ウルトラクイズそのままのネタとかやってたはずなのにな。「打たれ強くなった部長」というのも、ネタそのもので笑わせるのではなくキャラ主導で笑わせようとする“今どきの萌え系ギャグマンガ”に見える。まぁこの作品自体が、野中テイストと萌えギャグの両睨みを志向してるのは分かるけど、今週はやや萌え系に偏りすぎのような…激しくツマラないと言う程でもないんだけどさ。

日曜日, 3月 14

アニメディア4月号

今日は夜勤明け。アニメ雑誌はともかく近代麻雀は15日に新刊が出るようだから、恐らく今日が最後のチャンス…というわけで駅前繁華街にやって来たのだ。
この界隈には何軒かの書店が存在するが、最初に入ったKT書店で、あっさりと近代麻雀を発見! さっそく読んでみたものの、探していた記事はどこにも見当たらない。ムダヅモ本編は掲載されていたので、雑誌を間違えたわけではないはずだが…。まぁともあれ、先日のS2書店で早まって、シュリンクされていたものを買わなかったのは正解だった。
シュリンクといえば、すぐ横の棚に並んでいたアニメ雑誌がシュリンクされた上から更にヒモで縛られていたのには驚いた。シュリンクを破って読んだバカ野郎のせいだろうなぁ…まったく立ち読ミストの風上にも置けん奴だ(怒)。

2軒目に立ち寄ったのがA書店で、正直いちばん期待していたんだけど、見事にハズレ。雑誌類はほぼ完全にシュリンクされていたのを確認し、早々に立ち去る。落胆しつつ引き返す途中で、いま歩いている駅前の地下街にも小さな本屋があったのを思い出して、いちおう覗いてみた。
駅ナカは土地権料が高くて、せまい店内に可能なかぎり本棚を密集配置せざるを得ず、人が通れるギリギリのスペースしかないから立ち読みには不寛容だろう…とあまり期待していなかったんだけど、なんと見本誌方式でアニメディアが立ち読み可能という予想外のサービスぶり。
興奮を抑えきれないものの、代償に買う本が見つからなければヌカ喜びで終わってしまうので、まずはマンガ単行本コーナーから順に探し回る。こんな小さな店じゃ、ガムコミックスなんてマイナーな品は入荷しないだろうな…と思いつつチェックしていくと、あった! 暴れん坊



って、暴れん坊違いかよ! 紛らわしいんだよ!
この手の本屋は、駅を利用するビジネスパーソン(←この言い方に慣れない。“ビジネスマン”でいいじゃん)や旅行者が主要な客だから、実用書や教養書の類を豊富に取り揃えているはず。ならばサはサイエンスのサのほうが見込みありそうだな…という推測が、みごとに的中!
これで問題はすべて解決したと思いきや、残り10分ほどで閉店してしまうという最後の罠が発動し、泣く泣く読むのを諦める…さすがは駅前、通勤ラッシュのピーク時間を過ぎて閑散とする頃には店じまいですか? しかも今日は日曜日で、その通勤客もいないから平日よりさらに早く閉店するという…。そんなわけで、後日に出直しだな。

行きがけの駄賃ということで、もう少し足を延ばしてみた。目的地は、となりの県との県境近くにある小さな書店。E書店と同じく個人経営・エロマンガ取り扱い・立ち読み可能(←一般およびエロマンガいずれも。ただし雑誌類については封こそ施されていないものの、レジに近い棚にあるので実質的に困難)の三拍子そろった、今では絶滅寸前の貴重な店である。
ここ数日で、かつてPC購入以前の時代にチャリンコで駆け回っていた立ち読み勢力圏内の大半を、カバーしてしまった気がするな。まぁ気候がいい時期だからこそできるワザであって、もっと暑く(あるいは寒く)なたら、ここまで頑張ったりはしないだろうけど。
さて件の店ではエロ漫画を漁ってみた。購入レベルの作品が2冊以上あれば、この店で1冊買って残りをD書店などに回せる…と期待しての事だったが、あいにく購入レベルに達したのは1冊だけだった。



ジャンル的にはストライクだったので購入に踏み切ったものの、帰宅してじっくり読んでみると、キャラデザとか演出が古臭いせいで、いささか実用性に欠けることが判明。
そして帰り道、念のためK1書店を確認してみるとアニメディアは売り切れ。これで選択肢が狭まった。

3/17追記
改めて駅前繁華街に遠征し、地下街の書店を訪れたのだが、アニメディアは影も形も無くなっていた! …くっ、たった3日でこのザマか!? あきらめ切れず、駅ビルへの突入を敢行。ビル地下にある書店でターゲットを発見したものの、ヒモで縛られて立ち読みは不可能であった。
どうでもいいけど、地下街を行き交う人が多すぎ! この光景を見ると、どこが不況なんだよと言いたくなる。けれど帰り際、駅前交差点でバイトの配っていたティッシュが昔ほど厚くなかったのは、やっぱり不景気の影響なんだろうか…。

駅前はチャリンコの撤去強化区域ということもあって、安全のため近所にあるゲームセンターの駐輪場に停めておいたのだが、(アリバイ作りのためもあって)これまた超久しぶりに店内へ入ってみた。最近の専用大型筐体などには興味なくてレトロ系だけが目当てだったけれど、1000in1のタイトルをチェックしてみるとロードランナーシリーズが収録されていたので、懐かしさ&昔のリベンジということで思わず初代をプレイしてしまう。当時はまだ小学生だったんだよな…このシリーズのセオリーを知ったのはベーマガで特集していたⅡの攻略記事を読んだ(←その甲斐あって、Ⅱは29面まで到達した)後だから、初代はロクに進めなかったんだよね。
プレイは結局、9面で終了。100in1の宿命とはいえ、やっぱり8方向レバーで4方向ゲームの操作はキツくて、凡ミスを連発してしまった。もうちょっと良いプレイ環境でやり込みたい誘惑にかられたけど、基板にハマっていた当時でさえ高くて買うのを躊躇したぐらいだから、今だとさらに値上がりしていそう。

帰路にO書店が位置していたので、ダメもとで再チェックしてみるとサはサイエンスのサが入荷しているではないか! 前回はたまたま在庫が売れてしまったタイミングだったのだろうか? まぁどうでもいいや…ということで、アニメディアの見本誌を立ち読みした代償として購入。
終わり良ければ…とは言うけど、今までの長ったらしい苦労(↑)はいったい何だったんだ!?という気がしないでもない。

そして苦労した割に、読みごたえのある内容は少なかったというオチ。付録のスクールカレンダーに描かれたなのはは、相変わらず目が巨大すぎて違和感アリアリだし(図書カードの絵柄のほうはマシなのに、そういう品物にかぎって全員サービスじゃないんだよな…)。
石田コラムが最終回。子供が産まれたことで、また学校という暗黒の領域に関わるハメになったと愚痴をこぼしていたが、自業自得としか言いようがない(苦笑)。そうなることが分かっているから、かつて子供時代にイヤな思いをした者は子供を育てたいと思わない──俺のことだけど(笑)──というのも、少子化の一因だろうと推測。つまり一世代前の学校教育を誤ったツケが、回りまわって国に手痛いシッペ返しを食らわせているわけだ。
閑話休題、入れ替わるように氷川竜介のコーナーが新たに始まったものの、アニメディアの主要な読者であろう腐女子やライト層に対して、ベテラン評論家の氷川というのは役不足な気がするぞ。とりあえず今回の分を読んだ限り、(スペースの狭さもあって)当たり障りのないことを軽く語っただけで終了…みたいな印象だし。