土曜日, 11月 27

DVD付き Kiss×sis 7巻 限定版

電撃大王その他の立ち読みの代償として、ネット予約しておいたものをD書店にて購入。

可も不可もナシ…という評価かね。エロシチュエーションが新味に欠けて飽きてきたというのもあるし、今期はヨスガノソラでガチ本番がある(←といってもアダルト作品並みというわけには行かないが)のに比べると…とか、今さらDVD画質はツラいとか、色々と理由は考えられるけど。
これがレンタル料金で見られるなら何の不満もないレベルなんだが、高いカネ払って購入するとなると、どうしても評価のハードルを高く設定せざるを得ないわけで…。次の巻は原作に追いついてしまったからオリジナルエピソードになるとか姉2人以外のキャラにスポット当たるんじゃないか──失禁メガネだったら、むしろ歓迎だけどな!(笑)──とか不安要素も多いので、できれば様子見したいところ…なんだけど、予約限定生産OADではそれも難しいんだよなぁ。

電撃大王1月号

バクマン見ながら食事をかき込んだ後、ふたたび家を出て通勤電車に乗る。
土曜日は図書館が早く閉まってしまうため、予約しておいたSFマガジンを借りるのは諦め、とりあえずD書店へ。
電撃大王は見本誌形式で立ち読み可能(←ただし雑誌そのものの在庫が少なかったので、早々に読み終える必要あり)だったものの、やはり少年エースは見当たらなかった。

よつばと!
まず最初に言いたいことは、よつばUSBがグロい(笑)。

何だよコレは!? アニメ版の水銀燈かよ!

さて本編のほうは、よつばが手打ちうどん作りの光景に惹かれて店内に迷い込む話。「うどんは好きかい?」との問いに「ラーメンが好き!」と無邪気に答える(←子供は残酷だ…)シーンと、お店の人に電話番号を尋ねられて、“名刺”を差し出すシーンが可笑しく、平均レベルの面白さという評価。

超電磁砲
む、“レールガン”と打ち込んだらデフォルトで“超電磁砲”と変換された…さらに出来るようになったな、Google日本語入力(笑)。
それにしても、まさか1ヶ月読まなかった間に主人公が交代してるとは思わなかった…気分はポルナレフだよ。まぁ追いつめられて最後に逆転のアイデアを閃いたのは美琴だから、いちおう主人公としての面目は保った形だけど。
スライム2万匹やっつけてレベルアップ」という理屈には納得できなかったんだが、今回その点について種明かしされた(←戦闘の記憶は次の個体に継続されるので、あとの個体ほど手強くなる)ことには満足。

こいこい★生徒会
ビジュアル的には、相方の占い師さんのほうが可愛いと思ってしまった(←やっぱり魔女コス最高!)ものの、メイン張った占い師さんのセリフには、目からウロコを落とされたよ…「男女ペアで占い師を訪ねようなんて思う時点で、お互いに気がある証拠。だから(なにも難しく考えずに)背中を押す言葉をかけてあげれば、それでいい」というのは、無責任なようにも聞こえるが、意外と真理なのかもな。
とはいえ、会長&カルタに対して“結婚”云々まで言い出したのはサービス過剰(笑)。カルタすっかりその気になって結婚生活を妄想しまくりだし…なんで赤ちゃん全員、会長と同じ仮面かぶってるんだよ!?
そして、カルタとの相性を占いたいけど「“嫌い”とは言いたくない」というてまりに対し、カルタは「それなら全部“好き”にすればいい」とアドバイスするバカップルぶり…って、それはもはや占いじゃないだろ!

GUNSLINGER GIRL
1ヶ月のインターバルを開けたことで一番おどろいた展開。トリエラがラストシューティング状態になってるし…いったい先月号で何があったー!? 三途の川でラシェルと再会した(←とりあえずヒルシャーの必死の呼びかけに応じて戻ってきたけど)とか、これはもう助からないのかね? まぁ今まで厚遇され過ぎた点は否定できないし、死亡エピソードぐらいは脇役らしく描いたほうがバランス取れていいのかも、と思わないでもない。

ef - a fairy tale of the two.
物心つく以前の“本当の”家庭に笑いは無く、それも一家心中で崩壊してしまった…と、自身の重い過去を語るミズキ。
だけど、それを明かすことで久瀬の関心を惹こうとするのはフェアじゃない…と自らを律しているからこそ、その後につづく「不幸な過去よりも、自分や他人が幸せになれることを考えたい」という言葉がキレイゴトに終わらず、火村の「それは理想論だ」という正論にも容易に屈しない力強さを獲得しているな。
かなりの良エピソードという評価なのに、俺の記憶に無いということは、アニメ版ではカットされてしまったのか? 少なくとも俺はミズキに対する評価が大幅アップしたわけで、これを削ったのは判断ミスじゃないかと言わざるを得ないぞ。

おおかみかくし ~深緋の章~
五十鈴ちゃん生きてたよ! 王大人もビックリだよ! この点がどのようにフォローされるかによって、最終的な評価が激変しそうな予感。

それは突然、運命の相手が
ヒロインが書いた恋愛小説を、主人公が批評したことをキッカケにして関係が始まる…というストーリーは、ありがちパターンだけど悪くない。“微妙な距離感を描く”というシリーズの趣旨に沿ってるし。
ただしキャラデザはもう少し何とかならなかったのかと…まぁこの作者に関しては、技量不足による純粋に“下手な絵”というよりは、単に“絵の個性”が俺の好みに合っていない面が大きいので、酷評するのは筋違いかも知れんが。

百合星人ナオコサン
新たな能力を覚醒させるためには、厨二な言動を披露しなければならない…というネタ振り。てんかぶの正宗みたいだ…という感想はさておき、もう完全に幼女云々というヤバ気な話題とはオサラバして、毒にも薬にもならない方面に向かおうとしている様子。そんなに条例が怖いかー!?

友達100人できるかな第4巻

今日は夜勤明け、そして今日から実質4連休ということで、解放感は格別…なのだが、また余裕こいてダラダラと過ごしてしまいそうな予感(苦笑)。
さて昼過ぎの仮眠は充分に眠気を追い払ってくれなかったものの、とりあえず身体を駆り立てて家を出る。幸いにして今日は暖かく晴れた日だが、そろそろ本格的に寒さ対策をしておかないとカゼを引きそうだし、米のストックも底を尽きかけているなど、安穏と引き篭っていられない状況なのである。

まずは自宅近くのリサイクルショップで防寒着を物色。昨年まで愛用していたジャンパーが寿命を迎え、今日までは秋物ジャンパー+セーターの重ね着で乗り切ってきたんだが、さすがに限界だし。
普段はセコロジストとして「服なんてのは、安物だろうが使い古しだろうが、着られたらそれでいいんだよ」という姿勢なのに、いざ買うとなると迷いまくり…げんしけんの斑目の心境とは少し違うけど。
「防寒着といえばコートで決まりだろ。ジャンパーなんて考えられん! …だけど自転車から降りる時とか、サドルに引っかったりして鬱陶しいんだよな」だの「チャックは格好悪いからボタン式で…でも実際に毎日使うとなると、ボタンって留めるの面倒なんだよね」だの「やはり色は暗色系で…イヤしかし夜中にチャリンコ乗って事故るリスクを下げるには、明るい色のほうが良いかも」だの、まったくキリがない。
その意味においては、品数の少ないリサイクルショップで買うのは有効なのかも。よりどりみどりの専門店なんて行った日には、いつまでたっても決められそうに無いぞ…「女の買い物は長い」と言われる理由が、少し分かった気もする(笑)。

かなり悩んだ末に、けっきょく2980円で黒のコートを買うことに決定し、店を出てその場で着用。
正直、留め具のデザインのダサさなど100%満足して買った品物じゃなかったんだけど、それよりも妙に高揚した気分が心のなかで優位を占めて、さほど気にならない。いつもケチで通しているだけに、たまに大きな買い物をしたことがインパクト大きいのかと思ったが、もっと高価なBDなどを買った時にも経験しないような感覚だし…買い慣れている商品だと不感症になってしまうのか、あるいはネットショッピングやカード決済であることが問題なのだろうか。
この感覚を突き詰めていくと、買い物によるストレス解消法に行き着くのかもね…たまにはいいかも知れんが、ストレス感じるたびに散財するのではサイフがもたなさそうだけど。

次に立ち寄ったのはV書店。ついでなので電撃大王を立ち読みできるどうかも確認した(←そして無理だと判った)が、これはD書店で読めない場合に備えての先行調査であり、それは幸いにして杞憂に終わることになる。
閑話休題、おもな目的は友達100人できるかな第4巻がオビ付きか否かを調べることだったのだが、その理由については、少し話を遡らなければならない…前回BDを購入した日の翌日に100ポイントあまりの期間限定ポイントが遅れて加算され、その処遇をどうするか?という問題が持ち上がったんだよね。
そして今月はガンダムエースが立ち読み不可であるなど、立ち読みの代償としてコミックを購入する機会が少ない反面、発売されるコミックの点数はムダに多いという…。ならば代償として買う必要のない分については、楽天ブックスで購入すればポイントも使ってしまえるし、図書券よりも割安で買えるから一石二鳥じゃん!との結論に達したわけだ。
そんなわけで在庫および値引き率を調べ、どういう組み合わせで買うのが最も有利か計算してみたところ、よつばと第10巻ハガレン第27巻amazonで10%のポイントが付加されるのに対し、とも100第4巻にはポイントが付加されないことから、これを楽天ブックスで購入するのがベスト…と判明。

いちおうBDのような高額商品を抱き合わせて買えば、前回と同様に<5000円以上の購入で30万ポイント山分け<5000円以上の購入で100万ポイント山分け、さらに楽天ブックスで<2000円以上の購入で全品ポイント5倍<3つ以上同時購入でポイント4倍という2つのキャンペーンも実施されているので、週末恒例の<楽天カード使用で3倍(ツールバー検索でさらに+1倍)>と合わせて合計11倍+αとなり、amazonよりも有利なんだけど、さすがに今月はBD買いすぎという気もするので、このプランは却下。
なお、来月以降にプラチナ会員ランクを維持するためにはあと36ポイント足りないらしいが、べつにプラチナ会員の恩典といっても大したことないし(←せいぜい毎月のボーナス福引で50ポイントもらえる程度)、そもそもpomeraストパンBD-BOXのような高額商品を購入する機会が無ければ、まず達成できなかったようなムチャな条件設定だしな。
ちなみに、上記コミック3点に加えて惑星のさみだれ第10巻もまとめ買いすれば、合計金額が2000円を超えるので倍率11倍が成立したはずなのだが、なんとさみだれ発売前から売り切れ(←amazonも同じ)だった以上、あきらめるしかない。これは初版の冊数が少ないことを意味するのか、あるいは予想よりも売れそうなのか? …だったらいいなぁ。

さて以上のような経緯から、初めてネット通販で書籍を購入することになったわけだが、ここで「果たしてオビは付いているのか?」という疑問が生じたんだよね。
「最近の講談社のコミックには──だぶるじぇいだけでなくネギま(通常版)や絶望先生でさえ──オビが付いていない」という情報(←ネットに流れる噂では「そこまでコストを抑えるなんて、講談社の経営かなりヤバいんじゃね?」なんて尾ヒレが付いていたが)を耳にしていたので、(失礼ながら)あまり売れてないであろうとも100なら、真っ先にオビ無し扱いされるんじゃないかと。
で、最初からオビ無しの本なら、ネット通販ではオビが付かないのだとしても安心して注文できるな…と考えたわけだ。ところが予想に反して、V書店の棚に1冊だけあったとも100第4巻にはオビが巻かれており、このプランは音をたてて崩壊することに(笑)。
けれども帰宅後にネットで検索したところによれば、amazonでも楽天でも大体はオビが付いているとの事なので、それを信じて注文することにした。そして残る2冊についてはamazonのカートに保留しつつ、K2書店の状況待ち(後述)とする。

話が前後するけど、V書店を出た後は、米を買うため近場のスーパーやディスカウント店を巡回…するつもりだったものの、最初に訪れたスーパーでほしのゆめなる品種のセール(←10kgで2680円)が行なわれており、しかもこれが俺のお気に入りブランドであるきらら397とコシヒカリ~あきたこまちの交配によって生まれたと聞いては見過ごすわけには行かず、即座に購入し、そのまま帰宅の途についたのであった。

12/01到着。当たり前だが、リアル店舗で購入した場合と異なりブックカバーを付けてもらえないので、自前で用意する必要がある。
とりあえず、本を入れるための紙袋(←昔のストック。今は紙じゃなくビニール製になってしまい、ブックカバーに転用できないから、もらわないようにしている)でカバーを作ったものの、ストック数に限りがあるため、ネットで購入する機会が増えれば足りなくなりそうだ。
職場で配布されるレジュメも転用するようにしているんだが、これも最近はB4よりB5サイズを使うことが多くなったので、あまりアテにならない…B5はB6の倍の大きさしか無いから、B6版の単行本を包むのは無理──少年誌系ならちょうどいいサイズ──なんだよね。

木曜日, 11月 25

R-15第1巻

アフタヌーン立ち読みの代償として、K1書店にて購入。

アフタヌーン1月号

やはり疲れてが貯まっていたらしく、昨日はイナズマイレブンを観終わった直後にバタンキューしてしまい、目が覚めたのは深夜24時前…V書店どころかスーパーさえ閉まってる時間だよ!
その穴を埋めるため仕方なく、今日は午前中から出かけることに…せっかくの予備シフト(←しかもハーフ)だから、のんびりできると思っていたんだがな。
開店直後のV書店は商品陳列で慌ただしいことが分かっているため、こちらは後回しにしてK1書店に狙いを定めたところ、アフタヌーンが立ち読み可能だったので、これを読破。しかしガンダムエースは、付録のシナンジュヘッドプラモの箱が想像以上に大きく、先月と同様に出荷段階でシュリンクされており…要するに、立ち読みできる可能性はゼロのようだ。

勤務終了後──と言ってもメシ食って、この文章を打っていただけだが(笑)、その割りに眠気と疲労感は抜け切っていないので困る──にD書店へ。ガンダムエースが立ち読み不能なのは覚悟していたが、まさか少年エースが影も形も見当たらないというのは、予想の斜め下だった。
また念のため、帰宅途中に下車して覗いたV書店も、予想通りダンダムエース、少年エースともに立ち読みは不可能。

ああっ女神さまっ
仕掛けた化学反応はテルミットだったか…パタリロでマライヒがダイバーを焼き殺す際に使ったことしか知らない身としては、“かなりエグい兵器”という認識しか無いな(笑)。
モックルカールヴィについては、口では「メカに対する愛情など無い」と言いつつも、製作に注がれだ熱意は紛れもなく愛情と呼ぶべきものだった…というお約束通りの締め方だったが、同じく王道展開ながらも盛り上がったスリュム編に比べると、あまりテンション上がらなかったな。

ヒストリエ
どちらかと言えば“何でもあり系”よりは(ヴィンランド・サガのような)堅実な時代モノに近いと思っていたんだが、どうやら見込み違いだったらしい(笑)…「出会え、出会え」みたいな時代劇ノリの口調に加えて、「イジメ」だの「引きこもり」だのといった単語まで飛び出すなど、ちょっとフザケ過ぎ。

げんしけん 二代目
女の子のはずがないぐらい可愛い女装男子VS身だしなみに全く無関心の腐女子…どちらかと言えば後者に親近感を抱いてしまうところだが、そもそもこういう(目を向けたくない現実を思い出させるような)ネタを扱うこと自体、あまり嬉しくないなぁ。
前シリーズに比べて腐女子の描写に重点が置かれるのは、荻上が実質的な主人公という時点で避けられない面もあるか…あるいは単に、男オタ関連のネタが尽きただけかね?(海月姫に対抗する意図があるというのは勘ぐり過ぎだろうけど)。
オチについては完全に失念していた…というか朽木は、このままフェードアウトしてくれても良かったのに(笑)。

オクターヴ
最終回間近。紆余曲折を経て元のサヤに戻るという流れは、この手の話の基本なんだろうけど、そういう“リアルな人間関係の苦み”を噛みしめさせるより、(たとえ非現実的と言われようが)幸せに満ちた様子を描いて、読み手が幸福感を共有できるような作品のほうが、俺の性に合っていると改めて認識。まぁ単行本最終巻を買うかどうかの判断は、最終回待ちだけど。

いもうとデイズ
こちらも、お兄さんがディアナの恋心に気づくなどクライマックスは近い気配…なんだけど、想いに気づく過程とか、その後の“仕事を捨てて愛を優先”みたいな展開がベタすぎて、ちょっとシラケ気味。

友達100人できるかな
2010年ブロスコミックアワード大賞の受賞おめでとうございます! ついでに、ようやく一人前のマンガ家になれた(←「単行本を10冊出せれば一人前」と目標設定していたそうな)件にも祝福を。
さて今月のターゲットは、クラスのリーダー。友人関係を拡張していけばいずれ衝突するのは避けられないわけで、その意味では必然の展開なんだけど、どうにも面白くない…。どんな作品──バトル系であれスポーツ系であれ、対立関係を描くにあたって、初めから主人公サイドが優位だと緊張感を欠いてツマらなくなる場合が多いけど、これもそのパターンだな。

チェコ(鴻巣世紀)
四季賞受賞作家による前後編120ページを一挙に掲載。主人公が開発した(←こういう“個人レベルでの優れた発明”というのも、ありふれた設定だけどリアリティ無いよなぁ…構成上の利点があるのは分かるが)画期的なアンドロイドには、高い確率で暴走状態に陥るという致命的な欠陥があることが判明。自身が生み出した過ちの責任を取るべく、アンドロイド回収に奔走する主人公。
ブレードランナーかと思いきや、デッカード役はヘタレ科学者で、しかも開発の動機が「自分に都合のいい他人」を作りたかったからだとか、アンドロイドを狩っている今でも、自分を全肯定してくれる理想の女性型アンドロイドを連れ歩いているとか、ダメ人間すぎだ(笑)。
主人公にブレードランナー役を強制していたのが、じつは彼が最初に作ったアンドロイドだった…という真相は、なかなか衝撃的で悪くなかったものの、他の部分のまとまりの悪さと、作画レベルの未熟さ(←これは新人だから仕方ないけど)による低評価は覆しようが無い。

平成デカダンス
四季大賞。乱暴に言えば“脇キャラと羅列ネタを省略した絶望先生”みたいな感じ? だってデカダンスだし…って、単なる自殺願望じゃねーかという気もするが(笑)。
少ないページ数の中に必要なエピソードだけを無駄なく盛り込み、テンポの良い展開で一気に読ませるなど、作画と演出はプロと較べても遜色なく──ぶっちゃけ、↑を凌駕しているのは明らか──このままプロデビューできるレベルなのは間違いない。

ONE HAND SHOOT
四季賞。本誌に掲載されているものも含めて、今月号の作品の中ではブッちぎりに面白かった。作画レベルは極めて劣悪であり、大賞受賞作の隣に載せるのが可哀想なほど──もうちょっと人体デッサンの勉強しないと、まず地球人に見えない(笑)──だが、そんなこと気にならないほどにストーリーとキャラが魅力的で、目を離させない。
シュートを教わろうとする先輩(ヒロイン)は、ひとことで言えばツンデレなんだけど、そういう紋切り型の分類をしようとすると違和感を覚えてしまうのは、その言動が、属性ライブラリから拾ってきてコピペしただけの陳腐なものじゃないと思えるからか。でも実際はヒロインも、言い寄られて困っている彼女を助けるために勝負を挑もうとする主人公も、王道展開の域を全く出ていないワケで、結局は“使い古された素材を、どれだけ目新しく(あるいは、純粋に上手に)見せるか”というテクニック的な問題に行き着くのかねぇ。

水曜日, 11月 24

サンデー&マガジン

今日は早出勤務。休日なしで働き続けているため眠気と疲労が拭えないのは事実だけど、昨日けっこう眠れたおかげで、業務に支障が出るほどの状態には至っていない。
そんなわけで勤務終了の直後にバタンキューする事もなく、近場のスーパーでマガジンを立ち読みすることができた。

そして翌25日、スーパーに遠征してサンデーを立ち読み。とうとう手袋ナシで自転車を運転すると、手が悴むほどに冷え込んできたな…。そのうえ半額寿司もゲットできず、仕方なく帰り際に自宅近くのスーパーでバナナと、100円ショップでチョコパイ(←これが不味いのなんの…やはり安物はダメだな)を購入する。

だぶるじぇい
前回から引き続き、学園祭の演劇で何をやるか?という議論なんだけど、“わざわざ机の配置換えまでして、いつの間にか“どーでもいい下らないことを真剣に討議する”という、これまた野中マンガでおなじみのパターンに突入していることに気づいた(笑)。
副部長の書いた脚本が“3匹の子ぶた”そのまんまだった事から、全員なぜか動物の着ぐるみを着用して会議に臨むことに。「また絵面のかわいさだけで押し切ろうという魂胆だろうが、そう何度も同じ手が通用すると思うなよ!」と身構えたところへ、本物のゴリラが混ざっているという不意打ちを食らい、つまようじさんの着ぐるみ姿のかわいさにトドメを刺された(笑)。
このタイミングで新キャラを出すあたり、手じまいが始まったという気配は全く感じないな…「単行本第3巻の売り上げが伸びなければ打ち切り」という、事実上の最後通告を受けたのに。まぁ野中マンガなら毎度のことだし…と言いつつ、クロマティ未来町内会どんなラストだったか全く覚えてないんだけどさ。ただし課長バカ一代だけは、ボブの正体が衝撃的すぎてハッキリ記憶に残っている(笑)。

神のみ
かのんの代理を務めるエルシィの一日。ドラマ撮影→インタビュー→先輩アイドルに苛められる…を繰り返しているうちに行動がズレていったり、クイズ番組で「これらのパーツを組み合わせてできる漢字は?」との出題に顔文字を回答したり、相変わらずスタンガンを注文していたり…など断続的に挟まれたギャグは、いずれも「頭では理解できるけど、脊髄反射的な笑いを起こせない」レベルどまりだな。
事前にアニメのほうのスレで「今週の原作はひどい」などと叩かれていたのを偶然、目にしてしまったので、覚悟──じつは期待(笑)──して読んだのに、それほどでもなくて肩透かしを食った…というのが正直な印象。不満を述べていた連中は「早く前回の続きを読みたい!」と思っていたところを、サイドエピソードに脱線したのが気に入らなかったのね。俺は今の本編の展開なんて全くどーでもいいと思っているから、今週の話を普通に読めたわけだ(笑)。

ハヤテ
こっちの方がはるかにひどいよなぁ…さらに評価レベルが一段階低下して、とうとう「立ち読みする事すら苦痛」と感じられるほどになってきた。近ごろ乱用され気味なのであまり使いたくないんだけど、“終わコン”という言葉はこの作品にこそ相応しいんじゃないかと。
いちおうメインストーリーの流れに沿った必須エピソードのはずなのに(←だよな?)、長期作品にありがちな「とりあえず新キャラ(エピソード)を出して、無意味に話を引き伸ばす」というパターンの典型のようにしか見えないという。

絶チル
馴れ合いに陥らないギリギリのレベルに踏みとどまっている、これぐらいの間合いの敵対関係が一番オイシイわけで、久しぶりに良エピソードの予感。

楽天アフィリエイト

先着3000名に50ポイント。他の候補としてはエステとスカパーe2もあったが、前者は論外(笑)だし後者は以前に採用したということで、今回はコレに決定。


実写映画にほとんど興味ないアニオタとしては、高い料金を毎月払って視聴する価値は無い…という評価なんだけどね。

そして、もうひとつのキャンペーンがコチラ。バナーを貼ると、もれなく30ポイントだそうな。


エコポイント(←エコロジストとしては、こういう浪費を煽るだけの似非エコロジーは憎悪の対象でしか無いんだが)終了に伴う駆け込み需要急増のニュースを聞くに付け、俺も「今なら、どの程度の品が、どの程度の価格で買えるのか」と好奇心をそそられて、ちょっとチェックしてみた…と言っても、東芝系しか眼中に無いんだけどね。
サイズは37型が妥当として、性能面ではHE1RE1で妥協するか、もうちょっと背伸びしてZ1を狙いたいところ。さらに上のZG1は申し分ないんだけど、3D関連の機能をオミットする代わりにもうちょっと安くしてくれないと、さすがに手が出ない…まぁいずれの機種も、まだまだ割高という印象なので、やはりアナログ停波ギリギリまで粘ることになりそうだ。

月曜日, 11月 22

ex.08 ピンキーの動きが再現できない

ここのところ仕事が忙しくてテストプレイも滞りがち。来月17日にはダライアスバーストACが稼働する(←近場のゲーセンへの入荷が即日かどうかは不明だけど)ので、それまでにクリアして一段落させたいところなんだが、はてさて…

Level.8は、色々と手を入れることになった。まずモンスターについてはClay Golem、Hydra、Issyの3種のみ継続とし、残る5種に関しては、見た目がパックマンのモンスターに近いGalebduhr(アカベイ&ブリンキー役)、Shrieker(ピンキー役)、Bloodworm(アオスケ&インキー役)、Mulick(グズタ&クライド役)、Uinal(スー役)を差し替えで採用する。
出現数を1~4匹(←ただしSUEだけは必ず1匹)にして、経験値も(各モンスターの種類やパラメータの優劣とは全く無関係に)第1グループの200ポイントから第4グループの1600ポイントまで倍々ゲームに設定するなど、なるべく元ネタの雰囲気に近づけた。敵味方の移動速度が同等になるようAGLを高めに設定したのも、元ネタの(チェイスゲームとしての)緊張感を再現するためである。
ここで最も重要なファクターは間違いなく、戦闘時のモンスターの動きだろうから、できる限りこだわってみたものの、追跡(UN=0~2)、ランダム(UN=3~5)、逃走(UN=12)のようにシンプルなパターンはともかく、ピンキーの待ち伏せ攻撃だけは、既存のUNでは再現することが不可能だった…このmapのパロディ云々はさて置き、原作に実装されていれば戦闘のバリエーションが増しただろうに、制作期間あるいは容量の問題で無理だったのかね? 正直、UN=0~2は大して差が無いように感じられるし、ひとつ削って、代わりに待ち伏せパターンを入れるのは無理だったのかなぁ…と。
なお、せっかくグループ毎に異なった名前を付けられるのだから、ちょっと悪ノリして海外版の各種ニックネームも登場させることにした。性格(つまりUN)設定については前半グループを旧パックマン、後半をパックランド準拠ということで統一したが、例外としてSUEだけは第3グループまでを通常のおっとりモード、第4グループはタイムオーバー後の(猛然とパックマンを追いかけてくる)発狂モードに設定しておく。

また外世界のmapでは、パックマン迷路の横幅を少し圧縮し、SHOPの外観を修正。モンスターの名所変更に伴い、SHOPの店主の名前も変更し、また一部の取り扱い商品(←ほとんどインチキ商品だが)についても、新たなアイデアを盛り込みつつ改良を加える。

最大の変更点は、Scroll of Deathの隠し場所。旧版のネタが割れてしまった以上、アッサリ回収されて恐れがあるので、単に隠し部屋の位置を変えるぐらいでは意味ないだろう…ということでアレコレ頭をヒネることに。これじゃ完全新作とあまり違わない気がしてきたぞ(笑)。
結局、思いついたアイデアは全てブチ込み、正解のひとつ以外はダミーとして機能させることで、プレイヤーの攪乱を狙ってみた。
まずは同じような通路デザインの部屋が連続することを逆手に取り、ニセの外周通路を手前に設置することで、現在位置を混乱させるトラップ…まぁ、これは時間稼ぎにしかならないだろうけど。
次に隠し部屋の数を増やす一方、そこに置かれたScroll全てハズレとする。また上述のインチキSHOPに関連して、新商品としてニセのScroll of Deathを陳列し、そのSHOPへと誘う出口をあちこちに設置した。

【MIRU'S SHOP】 (ミルの店)
A:Scro11 of Death(Thunder×100)500000-Gold
B:5croll of Death(Poison×50)500000-Gold
C:ScroII of Death(Fire×250)500000-Gold
D:Scroll of Death(Death)500000-Gold








とくに旧版でScroll of Deathが隠されていた部屋(1,5)は、真っ先に調べられる可能性が高いわけだが、置かれているScrollがハズレだと判明し、さらに旧版には無かった出口を見つければ、まずは調べてみたくなるのが人情だろう。そして、これも引っかけだと分かった後は、出口によって上からの進入を阻止されている部屋(1,6)が次に怪しい…と考えるのが妥当だろうから、この部屋もハズレにしておく。
こうしてハズレを引き続けると、ムキになって落ちているScrollの内容にばかり目が向いてしまいがち。その裏をかいて、じつは隠し部屋にいるHydraこそがScroll of Deathを所持している…ということにした。
Hydraを選んだのは、もともとDeathを使ってくるのでScrollを所持していても違和感は無い(←そうか?)し、やたら強いくせに本来の所持アイテムが全てRed Potionなので、Scroll of Deathを探して気が急いている状況なら、放置して次の部屋へ向かうのではないか…と期待したのも理由のひとつ。
その可能性を少しでも増加させるべく、Scroll of Deathを所有する第4グループについてはUNを11(←魔法を唱えつつ逃げ回る)に変更。「部屋の反対側に逃げた敵を、いちいち倒しに行くのメンドクセー」と思ってくれれば大成功だな。