土曜日, 12月 3

1月のコミック新刊発売予定

01/04  夏目友人帳 13  緑川 ゆき  420
購入確定。

01/27  棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ 3  きゆづき さとこ  860
こちらも購入確定。しかしインターバルの長さは同じでも、1話完結のGA -芸術科アートデザインクラス-と違って、ストーリー忘れてしまってるのが問題だ…。

今月が豊作だったので覚悟はしていたが…恐ろしいまでの不作ぶりだな。頼みの綱だったF全集も、何も出ないし。
こりゃエロマンガだけじゃなく、ラノベにも新たに手を出すしかないか? ロウきゅーぶとかベン・トーあたり。

金曜日, 12月 2

お釈迦様もみてる 超難解問題集

アワーズ立ち読みの代償として、V書店にて購入。
付けてもらったブックカバーが、いつものV書店のものではなく、地元の寺の広告?仕様だったのは謎…まさか“お釈迦様”の本だからというワケじゃないだろうし(笑)。
当面は、図書館で借りているSFマガジンを優先して読まなければならないので、こちらは後回しになるけど、昨日が待機シフトだったこともあり、すでに半分以上を読み終えている状態。まもなく残りも読み終えて、こちらに移行できるだろう。

アワーズ1月号

今日は通常日勤。仕事を終えて、帰りの電車を途中下車してV書店に赴き、アワーズを立ち読み。先日からの“午後になると眠くなる病”が発動して、危うく寝過ごすところだったけど、ひと駅手前で辛うじて目を覚ますことができた…あぶねー。

それでも町は廻っている
クリーニング屋の主人が、歩鳥の作った料理を食べて「うまい!」と、あり得ないセリフを口走ったのは、じつは料理を「美味い!」と賞賛したのではなく、歩鳥が落として割ったティーカップの数を誤魔化すため、とっさに取っ手をひとつ隠した手際を「巧い!」と褒めたものだった…というところまでは名推理だったタッツンなのに、けっきょくクリーニング屋と婆ちゃんを殺害するに至った動機が、適当すぎるだろ!(笑) まぁそんなところも含めて、この作品らしさが溢れる良回。

ナポレオン~覇道進撃~
マレンゴ戦を再現した演習の最中、“仲良くケンカ”してる元帥たちの姿が微笑ましい…戦乱の時代の中にあって、ほんの一瞬だけの“幸せなひととき”の輝きという感じだな。ドゼー役がダヴーだとバレた時の婦人の反応を見るに、「外国ではハゲはモテる」説の信憑性が怪しくなってきたぞ(笑)。

木曜日, 12月 1

サンデー&マガジン

今日は早出勤務、しかも待機シフトなので余裕ありまくり。充分に英気を養ったうえで、勤務終了後にV書店へ赴いてアワーズを立ち読み…という予定だったのだが、先日からの“午後になると眠くなる病”が猛威を振るった結果、SKET DANCEを視聴しつつホットケーキ(←夜食&朝飯の残り)を食い終えた直後にバタンキューしてしまい、目が覚めた時にはすでに手遅れだった。
仕方ないのでアワーズは明日に回し、今日のところはスーパーに遠征してサンデーマガジンを片付けることに専念。

ちなみにハーフプライス・ラベリングタイムのほうは、刺身コーナーで半額どころか298円→80円という大幅値下げが実施されていたものの、ハマチもタイも無かったのでパス。それに対して寿司は、ちょうど立ち読みを終えてコーナーに戻ってみると半額になっており、久しぶりにゲットすることができた。
半額なのに客は閑散としており商品も残っていたことや、刺身の投げ売り状態を考えると、原発事故による海洋汚染の影響で、海産物全般を買い控える傾向になっているとか?

絶望先生
休載…のはずが、目次ページにも“休載のお知らせ”は無し。まさか存在そのものを抹消されたのか!…と思ったが、普通に次号予告に載っていたので、ちょっと残念(笑)。

銀の匙
単行本2巻で早くも100万部突破か…正直、面白いけど単行本は売れないタイプの作品だと思ってたわ。あるいは、ハガレンの恩恵で取りあえず第1巻だけは売れたけど、その後はズルズル低下していくパターンとか(←雑誌の売上冊数の低迷ぶりを考えると、サンデーの連載は読んでない単行本派も多そうだし)。まぁ、このままサンデーの救世主になれれば良いんだろうけど、あまり長期連載は見込めそうにないしなぁ。
さて本編のほうだが、失敗して激しく落ち込む人間が、失敗を繰り返さないようになるとは限らないと思うぞ…俺の経験からすると。パパになったのび太も「失敗しては反省し、失敗しては反省し、その繰り返しさ」と言ってるし、関智一も似たようなこと言ってたしな。
タマコのアレはトランスフォームじゃなくシェイプチェンジと言うべき…減った分の脂肪は、きっと豚丼(←注:八軒の飼ってる豚の名前ね)に押し付けたに違いない(笑)。豚の体脂肪率は平均15%って、それがどうしたー!? こちとら体脂肪率ひとケタじゃい!

ハヤテ
…というわけで、西沢さん(←トビラページの絵は、本気で誰なのか分からなかった…作画劣化の影響受けてるなー)は、その余った体重を俺に分けてくれ!(笑) まぁそもそも、出された食事をホイホイと食べられるのが羨ましいわ…こちとら、ほとんど「義務だから仕方なく食ってる」みたいなスタンスだからなー。そりゃ体重も増えねーよ。

水曜日, 11月 30

藤子F全集・ドラえもん 第16巻

少年エースメガミマガジン娘TYPE立ち読みの代償として、D書店にて購入。

とうめいハンド
出木杉の格好悪いシーンが描かれるのは、非常に珍しいのではないかと。

「なおしバン」と「こわしバン」
最後のコマが、赤塚不二夫マンガみたいになっとる(笑)…まぁドラえもんも、初期の(ギャグマンガ寄りだった)頃には、こういうマンガっぽい顔のキャラが散見されたものだが…ああ、好き、好き、好き!の「カバそっくり」の人とかね。

無生物しきぼう
「心配だから、ついて行こう」って、この時点で趣旨が変わってるだろ!

地図ちゅうしゃき
「どこでもドアで運んだほうが早いんじゃないの?」…だから、そういうこと言っちゃダメだって!

室内世界旅行セット
このあたりの回を描いているアシスタントの不手際は、さすがに看過できないレベル。キャラデザが似てないとか、コマ運びのテンポに違和感がある程度ならともかく、セリフと表情が合ってない(←笑顔で「まちがえた」とか)のは、自分で描いてて気にならなかったのか?

おれさまをグレードアップ
思ったほど面白くなかったマンガ「ビンクルくん」に、何か元ネタはあるのか?非常に気になる。

ブラック・ホワイトボールペン
いやしくも、教職に就いている人間が拾得物横領罪で前科一犯とは、けしからん!

かくれん棒
透明マントや石ころ帽子の下位互換だな…つーか、棒が消えない時点で、使いものにならないだろ。

環境スクリーンで勉強バリバリ
サハラ砂漠で勉強はできない
の使い回しネタかと思いきや──実際、また遭難者を見つけてるし(笑)──オチは違っていたな。珍しく、後から描かれた方が面白くなっていたケース。

気まぐれカレンダー
この手の道具も多いけど、てっきり原理としてはタイムマシンの応用だと思ってたのに、まさか地球の公転軌道に働きかけていたとか、そんな大げさな…ってウソかい!

おこのみ建国用品いろいろ
こういう社会知識を与えてくれる高学年向きの話は、面白いし価値があると思うのだが、肝心の掲載誌が休刊してしまったのは痛いな…しかも、つい先日には小学三・四年生まで休刊が決定したそうで…この手のエピソードも新たに作られにくくなるんだろうなぁ。

「チリつもらせ機」で幸せいっぱい?
こちらも高学年向けエピソード。小学生が対象なんだから税金鳥ぐらいが妥当だと思うんだが、まさかドラえもんの作中で“固定資産税”なんて言葉が出てくるとは予想外だったわ。

半分の半分のまた半分…
分身ハンマーやキテレツの分身機のように密度を希薄化させる方式に較べて、体積を縮小させるのは実用性で劣るな…「ちっちゃいウルドは、あまり便利じゃない気がする」って奴だ。

未来図書券
タイムマシンの発明が2008年というのは、いくら何でも早すぎだろうと思うのだが、ノビスケが父親に会いに来るエピソードとの整合性を考えると、こうするしか無いのか。

ふんわりズッシリメーター
最終ページの、ズタボロ状態のママと縦横比がおかしいドラミちゃんは、この巻では数少ない爆笑ポイントだった。

深夜の町は海の底
水没状態になった町、おまけに“船が屋根の上に”というオチまで付いて、とても震災後には見せられない「不謹慎」な話になってしまった。

人の身になるタチバガン
タッチ手ぶくろ
の上位互換だな。直接ターゲットに接触しなくても済む分、使い勝手が良さそうだ。

宇宙完全大百科
ほとんどアカシックレコード(※ただし過去限定)だな。しかし、わざわざ実体のあるハードウェア(←作中では「星1個ほどの大きさ」と説明されていたけど、それでも足りるかどうか…ムーアの法則にも限界はあるだろうし)にデータを貯蔵するよりも、タイムマシンの技術を応用して、現実の事象からデータを引用するシステムを開発するほうがコンパクトかつ確実のような気がするぞ。

巻末解説は、ロボット工学博士の杉原知道。職業柄、その道を志した理由や研究内容について、ドラえもんとの関連性を尋ねられることも多いらしいが、期待に反して「直接的な影響は無く、飽くまで“大好きな作品”として楽しんでいるだけ」というスタンスだそうな。
…と、あまり興味深い話題に発展しないまま、あっさり話を収束させられてしまったようで、どうにも物足りない。

メガミマガジン&娘TYPE

「もう読む必要なし」との判断をあっさり翻して娘TYPEを手に取ったのは、もちろん独占スクープである劇場版なのはA's関連の情報を得るため。
劇場版の尺に合わせてストーリーを再構成する必要上、闇の書の意志に序盤からスポットが当たるのは当然だろうけど、まさかグレアム&使い魔2匹の存在が丸ごとカットされるとは予想外だったわ…こうなると、大筋ではテレビ版に準拠していた劇場版1stと異なり、かなり大幅な改変があると考えるべきなんだろうか?
一方で「ハラオウン母子はTV版よりも重点的に描かれる」との事だが、まさかグレアムの役どころ(=闇の書に対する因縁)が、そのまま全部シフトするわけじゃないよなぁ…はやてを犠牲にするような解決方法を採るなんて、リンディ提督のキャラじゃないし。
ただ、はやての設定については「あの歳の子供が独りで生活するというのは、あり得ないだろ」というツッコミがTV版の当時からあったわけで、この点をフォローされるような変更であれば、ウェルカムかも知れん…両親が死んだ時点で、ヴォルケンを登場させるとか。
キャラデザ&バリアジャケットデザインの変化は、劇場版1stにおいて看過し得ないマイナス要素だったわけだが、今回のヴォルケンリッターに関しては、キャラ、騎士甲冑ともにテレビ版のデザインからあまり変わっておらず、ひと安心(←「テレビ版の時点で完成していたから」とのコメントだったけど、じつは1stのアレが不評だったので…というわけじゃないだろうなぁ。主人公コンビのBJについては、またまたアレンジされていたわけだし)。

一方のメガミマガジンは、いつもに比べて心なしか薄くて軽く、カラーのページ数も少ないという印象。ライバル誌がA's劇場版の情報を独占するのを、(オトナの事情とはいえ)黙って見過ごすしかないことに、不貞腐れたのかね…と勘ぐってみる。
さらに憶測を重ねるなら「メガミマガジン編集部も劇場版A'sの特集を組むつもりで、ページを確保して作業を進めていたにも拘わらず、角川の横やりが入って土壇場でオジャンにされ、そのページが抜けた分だけ本が薄くなった」とか…? うわ、角川マジ外道だな(笑…えねぇ)。

なのはの情報に意識を奪われて、それ以外の作品に関しては、かなり適当に流し読みしてしまった感じ…Fate/Zeroラスエグについての先行ネタバレを少し読んでしまったけど、さほど影響は無いだろうと思いたい。



こうして表紙の絵を見ても、1stの時のような違和感はあまり無いんだよな…俺が慣れただけなのか、それとも絵柄のほうが昔に戻ってくれたと解釈すべきか。

少年エース1月号

今日は早出勤務。どうも先日から、午後になると眠気が強まる傾向のようで、逆に午前中は不気味なほど(笑)快調。そんなわけで勤務終了後も、念のため少し横になってみたが眠ることはできず、まぁ大丈夫だろうとD書店へ。
先日には見当たらなかったはずの、ガンダムエースの見本誌が置かれていたものの、さすがに今日は無理だった…なにしろ少年エースに加え、(流し読みとはいえ)メガミマガジン娘TYPEまで一気に読破するという強行軍だったし。
当初の予定では、負担の比較的すくないであろうアワーズ少年エースの組み合わせを想定していたのだが、アワーズが売ってなかったんだから仕方ないわな。

トラウマ量子結晶
単行本の宣伝ページをめくると、特別読み切りが掲載されていたので、まさか休載かと焦ったわ…まぁ無事に載っていて胸をなで下ろしたんだけど、その直後に、今度はトビラの煽り文句が、まるで打ち切り最終回みたいだったので再び焦ることに。
とりあえず今月のところは大丈夫なようだが、しかし特に大人気というわけでも無いだろうし、原作のバックアップも存在しないオリジナル作品だから、いつ打ち切られてもおかしくないんだよなぁ。
さて今回は、ボス戦ということで全般的にシリアス展開。ただし敵の一人が、「触れた相手の時間を無差別に凍結してしまう能力なんて持ってるせいで、まともに恋もできないのが悔しい」などという、バカバカしい理由で参戦していることを暴露するあたりは、いかにもこの作品らしい(笑)。

ビッグオーダー
前作と違って、ヒロインは完全なヤンデレというわけじゃ無さそうなのは、プラス評価だな。話そのものは、まだ様子見を継続中。

シュタインズ・ゲート
絶妙なバランス感覚で描かれ、いかにも“男の娘”という雰囲気を醸し出していたアニメ版と異なり、こちらのルカ子は“かわいい女の子”にしか見えない…そりゃ女の子をかわいく描けるというのは得難い才能ではあるけど、それしか描けないというのも、また困ったものだ。

コードギアス 漆黒の蓮夜
とくに理由もない巻中カラーなのだが、ここに来て、ようやく少しは“ギアスらしい”テーマが描かれたような気がする…だからといって「面白い」と評価できるほどじゃないのだが。

Fate/staynight
べつにタイミングを図ってるわけじゃないんだろうけど、これってFate/Zeroのネタバレになるんだよなー…いや、アニメ版は見たから、今さらの話ではあるんだけど、やっぱり数年前のことだから細かい部分は忘れてるわけで。Zeroを楽しみたいなら、読まない方がいいんだろうか…うーむ。

未来日記モザイク消し(竹内元紀)
じつは先日、全く何の脈絡もなく「そういえば竹内元紀って、近ごろ見かけないけど、どうしてるんだろ?」という疑問が脳裏をよぎったのだが、あれは予知夢だったのだろうか…まぁ、それよりもっと以前から4コマnanoエースに、この作品を連載していたらしいので、単なる偶然だろうけど。
しかし作風は、とっくに飽きた昔の頃と全く変わっておらず、絵のほうも進歩なし。なんつーか「ずっと昔に縁を切った悪友と再会したけど、まるで更正していなくて、会わなければ良かったと後悔…」みたいな気分だ。

のろガール!(久遠まこと)
ひきょたん
の作者による読み切り。ようやく話が回り始めたところで終わってしまい、何じゃこりゃと思ったら「アンケートの結果が良ければ、連載に移行」というパターンだそうな…うーん、遠慮しときます(笑)。

こくらぶ(秋山弘行)
特別読切その2。属性の異なるヒロイン2人が、オタク主人公に告白する…というベタな話かと思いきや、ヒロイン2人が互いに争う→主人公が「ケンカする子は嫌い。ぼくは百合が好きなんだ!」とカミングアウト→ヒロイン2人が、意を決して百合行為を試みるものの、気持ち悪くてゲロゲロ…という、オチのブッ飛び具合は、なかなか良かった。

デビ★マジ(月見隆士)
特別読切その4。今回の掲載作の中では、作画レベル・内容ともに比較的高い評価。いわゆるエクソシストもので、主人公コンビが、神を呪って悪魔落ちした元・神父を祓う…というベタな話だけど、その神父が堕ちたのは、「53歳で、童貞であることに絶望した」というダメすぎる理由から…というあたりが、トラウマ量子結晶にも通じるバカバカしさで笑えた。主人公コンビが男&女の組み合わせなのを見て、「もう処女じゃないのか!」とか勝手に断定してるし(笑)。

火曜日, 11月 29

よつばと! 11

電撃大王GENESIS立ち読みの代償として、V書店にて購入。
既読エピの中で購入レベルに到達していたものは皆無という、かなりの逆境下で思い切って買ったわけだが、結果的には吉と出た。
シャボン玉エピの、みんなのマネして身を隠すやんだ(←やんだが登場する回の鉄板ぶりは、相変わらず)とか、犬に襲われた挙げ句に水責め(笑)に遭う悲惨なジュラルミンとか、未読エピに限って当たりだったし…まぁ「ハズレだらけだったので、購入打ち切り決定!」なんて事態になるよりは良かったけどね。

月曜日, 11月 28

ガンダムエース1月号

今日は夜勤明け。やや遅めの上がりだったので、その後の帰宅時間や食事・仮眠時間なども全体的に押し下げられたものの、仮眠そのものは充分かつ良質で、午後4時ごろ目が覚めたときには、かなり快調な状態に。これなら行けると確信し、自宅近くのコンビニへ赴き、銀魂DVD第5-5巻の回収がてら、ガンダムエースを立ち読み。
立ち読みフリーであることは数日前に訪れたとき確認済みだったけど、体力的に余裕がなかったので保留していたんだよね…まさかD書店でさえ読めないとは思わなかったし。で、実際に手に取ってみたところ、とくにデカい付録が付いているわけでもなく(←ポストカードという、ありがち&小さい付録だけ)、なぜD書店が立ち読み禁止扱いだったのか分からん…。
気力&体力の限界と、銀魂の放送開始時間が迫ってきたことで、Wガン小説だけは諦めた(←とくに後悔なし)ものの、あとは富野ですも含めて読破することができた。

「アルテイシア 0083」I・前編(安彦良和)
編集が「やはり北爪ゼータでは代役にならない」と安彦に泣きついたのか、さして間を置くこともなく復活(笑)。
「ジャーナリストになったカイが、セイラのもとを訪れる話」って、あらすじだけ書いたらカイレポ劇場版ゼータのラストみたいだけど(笑)、それ以外に何も無いしなぁ…あ、ミライさんの授乳シーンとか?(笑)
敢えて“0083”という年代設定にして、タイトルにまで冠したあたりも、読者を釣るための作為的なものが感じられるな…ファースト以降のガンダムシリーズ展開に否定的だった安彦が、オリジン世界にデラーズ紛争を受け入れるとも思えないけど、もしも“正史”との一致を臭わせるような描写があったら、果たしてどんな評価がされることやら。

Zガンダム Define
ガンダムMk-IIの起動試験に関する情報は、ティターンズが意図的にリークしたものであり、それに釣られてグリーンノアに襲撃してきたエゥーゴを、殲滅する計画だった…という解釈は面白いな。
そして、装甲材に関する新たなアイデア(←発案者である母親に対してカミーユが抱く複雑な心境と、それを指摘するシャアの描写がいい)によって耐弾性の向上を図ったMk-IIと、そもそも敵弾に当たらないことを目指して機動力を強化したリック・ディアスの対比も興味深い。
シャアに“当たらなければ、どうという事は無い”という持論を展開させつつ、その唯一の例外(=アムロ)の存在を語らせるとか、ファンをニヤリとさせるような話題の振り方も上手いし。
それにしても、設定レベルでは“ビーム兵器の普及により、装甲よりも機動性の強化が優先された”と記されている場合が多いのに、これが映像になると、やたら“砲撃を回避された挙げ句、チャンバラに持ち込まれる”というパターンが目立つのは何故なんだろう?(笑)

ハイブリッド4コマ
アニメ版の上映開始に合わせて、こちらのユニコーン編もepisode.4のネタに突入。やっぱりミネバは食い逃げだったのかよ!(笑) 
レトロMS軍団が決起する一連のシーンで、古城の城壁から姿を現したのはC-3型グフだったのか…本編を見たときは気づかなかったわ。しかし“城壁に引っかかって出られない”という4コマのネタよりも、「トリントンに辿り着けなかった」というハシラの煽り文句のほうが笑えた…じゃあ何のために登場したんだよ?(笑)

ジオン公国幼年学校
あんなに気合いの入ってない殴りあいシーンは初めて見たわ…まさに「そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる!」レベルで、ある意味このマンガに期待されていたのは、こういうのじゃないかと(笑)。

池田×森功至対談
両者が子役時代から先輩後輩の知り合いだったとは、初めて知った。ユニコーン第4巻でのダイナーの主人役へのキャスティングについては、いかにも福井あたりの趣味が入った結果だと思ってたけど、ノータッチだったらしい。

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト(長谷川裕一)
新連載。今さら言うことでも無いが、この作者って、余所から借りてきた作品世界であっても、かなり際どいところまで自分の趣味に染めようとするクセがあるんだよな…とくに序盤のうちは、提示される設定やキャラに対する違和感が強い。
ただし“読ませる”マンガを描くスキルは持っているから、ある程度ストーリーが進んでしまえば、内容にグイグイと引き込まれてあまり気にならなくなる(←それでも、やはり“このマンガがガンダムである必然性”への疑念は付いて回るが)。
今回の話について言えば、サンドージュのようなデザインのメカは、むしろこの作者の作風に合致しているのではないかと、肯定的に評価…まぁ「公式設定では、軍の制式機じゃなく、民間で試作運用されていた機体のはずなのに、あんなところに出現するのはオカシいんじゃねーの?」とツッコみたいところではあるけど(笑)。
つーか、作風うんぬんを言うなら、この作者にこそああおガンダムAGEのコミカライズ版を任せるべきだったんじゃないかと。

機動戦士ガンダム U.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬(夏元雅人)
こちらも新連載。この作者も、①ファースト本編の世界観が(ホワイトベース隊やキシリアは例外として)基本的に“オトコ社会”だったのに対し、やたら女性の同僚やら上官が多い。②歴史の表舞台に出ることの無かった、強力な機体が登場…みたいな作品ばかり描いてる印象があるな。まぁこっちの場合、タイアップしている企画側の都合という面も大きいので、作者ばかりの責任と言うのは酷かも知れんが。
しかし今回に限っては、企画の段階で制約が課せられており、ワッパのように地味きわまりない兵器しか登場できないおかげで、②については心配なさそう…①のほうは、相変わらずのようだけど(苦笑)。
ともあれ、そんなわけで現時点での評価は、これまでの作品に比べるとやや高め…とはいえ、単行本を買うレベルには程遠いな。

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光
①最後まで、話し合いによる解決を訴えたノベンタ元帥。②その元帥を謀殺しようとする罠の存在に、他のガンダムパイロットたちは気づいた。
これらの描写が追加されたせいで、元帥を殺してしまったヒイロの責任が、アニメ版よりも強調されることになったな。であれば当然、この後の悔恨と贖罪についても、同様に強調して描かなければバランスが取れないわけで。

超超お父さんドズル~やらせはんぞう物語~
Q.面白かった?
A.メイド服コスのララァが可愛かった。

日曜日, 11月 27

ローゼンメイデン 6

アフタヌーン立ち読みの代償として、D書店にて購入。発売日から10日が過ぎたのに、結構な高さの平積み状態で残っていたけど、大丈夫なのかね? つーか今だに、平積みするほど強気の冊数が動いているというのが驚きだわ。ネットじゃすっかり空気扱いで、これぞまさにオワコンという感じなのに。

まぁ個人的には、待ちこがれていた水銀燈の特別編エピがようやく収録されたのと、やや本筋から外れた“翠星石、ジュンと学校に行く”のエピが久しぶりの良回だったので、なんとか購読打ち切りは免れた形。
前者は、本筋の流れを考えると、この位置に載せるという判断は悪くない。そして後者は、恋愛系の少女マンガを読んで、主役カップルに自分とジュンを重ね合わせて妄想する翠星石がかわいい…その後、人目を避けるためゴミ箱に押し込められそうになるわけだが(笑)。

本筋の評価は、今のところ保留で。しかし、めぐがジュンの学校に転校してくるという展開は、意外というか安直というか。
めぐがジュンに対して見せたサディスティックな本性も、なかなか衝撃的だけど、あれは誰か(←雪華綺晶?)に操られているとも、唆されているけど飽くまで本人の意志に基づく行動とも取れるな…水銀燈以外は完全に虫ケラ扱いという認識みたいだし。
他人を見下すめぐと、他人を恐れるジュンは、対人コミュニーケション能力の欠如という点では共通しているものの、その方向性は真逆という印象…足して2で割ればちょうどいいんだろうけど、この先お互いの欠落を埋め合うような関係になるというのは、現時点では望み薄そうだな。

アフタヌーン1月号

先日は2日連続で有休を取得し、その前日の夜勤明けと通常の休日を合わせれば、実質の4連休。ところがVer.M/Wの制作とレポート作成に時間を食われ、しかもテストプレイで予想外の問題が多発してその修正に多大な時間と労力を費やすことになったりと、あまり有効に利用できないまま終わってしまった感がある。
だが、まだまだ今年度のうちに消化しなければならない有休は多いし(←むしろ多すぎて、使い切れないのではないかと不安…しかも今年は、ベテランが2人も唐突に辞めたせいで、想定していなかった人手不足状態に陥り、休暇の枠に余裕が無くなってしまった)、HDDの温度を気にせずPCを連続使用できる季節になったので、どんどん休んで制作を進めたいところ。
とはいえ、今だにLeveL.11を作り終えていないというのは、さすがに遅れすぎ…こりゃ年内の完成は難しいか。

そんなわけで、すでに月末進行に突入しているにも拘わらず、なにも読み終えていないという悲惨な状況なのだが、その理由としては、立ち読みの代償に関する見通しが立たないことも挙げておかなければなるまい。
数日前にネットで注文しておいたエロマンガが、注文した時点では“在庫あり”だったのに、なぜか後になって“取り寄せ”扱いに変更となり、今なお入荷の報告がないんだよね…。
とりあえず今月をローゼンメイデンドラえもんよつばと第11巻の3冊で乗り切れば、来月の初頭には釈迦みてクレイモアが発売されるので、何とか凌げるか…。

さて、今日は泊まり勤務。やや出勤時間が遅いシフトなので、それまでに1冊でも読んでしまおうと、早めに家を出てD書店へ。
昨日も明け方までVer.M/Wの制作に没頭して(←その甲斐あって、ようやくLeveL.11の第11区画まで完成のメドが立った)睡眠時間は絶望的に足りなかったのだが、2時間ほど微睡んだだけでスッキリしてしまい、それ以上は眠れそうになかったので、思い切って先に立ち読みを済ませようというわけだ。
仕事の合い間にある、食事用の長い休憩時間を利用する手もあったんだけど、そちらは仮眠に回すことに…って、結局それでも眠気を払拭するには足りず、夕方以降は睡魔に悩まされ続ける羽目になったのだが(苦笑)。

立ち読みするうえで最後の砦とも言うべきD書店だが、今回の状況は芳しくないな…電撃大王はともかく、まさかガンダムエースまで立ち読み不可とは。
アフタヌーン少年エースは見本誌形式で立ち読み可能であり、まず今日は前者から手をつけることにしたものの、四季賞ポータブルについては外されており(←付録扱いされたらしい)読むことができなかった…まぁ出勤時間が迫っていたので、仮に読めたとしても後日に先送りされただろうけど。

げんしけん 二代目
読み切りがアフタヌーンに掲載された荻上だけど、読者の評価はイマイチだった模様。そして、荻上と合同でイベント参加したことを漫研の連中に知られた藪崎さんは、追放の憂き目に…と、やはり過去シリーズの積み上げがある分、旧キャラに思い入れが行ってしまうのは仕方ないか。そんな逆風の中、荻上をヒザ枕して至福の悦びに浸るスーだけが、一服の清涼剤だわ(笑)。
さて、いろいろと完璧超人なハトだけど、あのマンガ描きのスキルは一体どこに由来するものなのか?という点がクローズアップ。あるいは荻上のように、マンガがらみでシリアスな過去があったのか?なんて一瞬考えてしまったのに、じつは「女装してる時にはBL絵しか描けず、女装を解いた時は、なんだか得体の知れない絵になってしまう」って、ギャグでやってるのかシリアスに振るつもりなのか、判断つかねぇ…。

臨死!! 江古田ちゃん
せっかく若者向けのファッションを取り揃えたのに、実際に購入していくのは中高年ばかり…という状況が切ない。
友人Mは、無感情系キャラ萌えの俺としては十分に守備範囲内なんだけどねー…ときどき言動がアレなのは、江古田ちゃんと組んだ時に限定の相乗効果という前提で(笑)。恋人だの夫婦だの言っても結局は他人なんだし、行動や価値観を完全に一致させようと無理するから破綻するんだよ…とうとう“彼氏彼女いない派”が多数を占めるようになったらしいけど、今後は“まず互いのプライベートを尊重した上でのつき合い方”というスタイルを形成していく必要があるんじゃないかね?
その点、全く異性に興味ナシという草食系よりは、「対象への愛好は持ち合わせているけど、具体的に“一緒に何かしたい”というわけじゃない」という“萌え”の感覚こそが、じつは絶妙な距離感の取り方じゃねーの?とか無責任なことを言ってみる(笑)。

勇者ヴォグ・ランバ(庄司創)
待望の(笑)新連載。作者が欄外コメントで予防線を張っていたように、確かにぺインフリーのアイデアは伊藤計劃作品を思わせるものがあるけど、そこまでパクリ呼ばわりを恐れるのは、ちょっとナーバスすぎる気もするぞ…まぁ“生府”とか言い出したら、ちょっと待てやコラって話になるが(笑)。
まだ評価については保留…とはいえ、これだけ期待されてハードルが上がっていたにも拘わらず、少なくとも及第点レベルに達しているのは間違いないのだから、大したものだと言えよう。

山口とう子が取り調べます。(中島守男)
新連載。肉感的なキャラデザに加え、語られる下ネタもやたら生々しくて、ギャグとして楽しめない(←江古田ちゃんぐらい突き抜けてくれれば、こちらも開き直って受け止められるんだけどね)ため、今回で切り。

天地明察
この引きはキツいな…原作者から「尻尾をつけてもいい」とアドバイスされた(←単行本第1巻あとがき)作者じゃないけど、さすがに主人公が可哀想に思えてきた(笑)。
希望的観測としては、問題が“よくできた難問”だったせいで門弟たちは誰も答えることができず、しかし関さんだけは気づいて評価してもらえる…という結末を迎えることだけど、そんな都合のいい話になるとは思いにくいし、さてどうなる事やら。

イコン
最終回。先読みできない怒濤の展開が持ち味だった作品とはいえ、話をまとめる段になると、それが裏目に感じられてしまうんだよな…。唐突に撃たれるヒロイン→最後のコマで生存確認…などという安直きわまりない“衝撃の展開”は、もっとつまらない作品で数多く繰り返されてきたせいですっかり陳腐化してしまっており、「またこのパターンか」みたいな感想しか出てこないわけで。
でも同じく“お約束”ながら、悪役サイドの「コイツも本当は、そんなに悪い人じゃないんだよ」的な過去回想フォローについては、なぜか許容できてしまったという…結局のところ、この辺の違いは「理屈じゃなくて些細な感性によるもの」としか言えないか。
まぁ全体としての評価は悪くなかったので、いちおう単行本第2巻も買う予定。