土曜日, 10月 10

今月のアニメディア・その他

今日は休日だが、テンションが上がらない…外出するには最適の気候になって来たのに。むしろ陽の暮れるのが早すぎ&上着を羽織っても寒くて、逆の意味で外に出るのが億劫になりつつあるぐらいだ。
そんなわけで日没後にようやく、S1書店に出かける。ここも立ち読み規制が厳しくなりつつ雰囲気はあったけど、今月はとうとうニュータイプ(およびアニメージュ)が紐で封印されており、立ち読み可能なのはアニメディアのみ…まぁ「どちらを読むか悩まずに済んでラッキー♪」とポジティブに捉えよう。
本スレで品薄が嘆かれていたので覚悟していたけど、やはりナポレオン第12巻は在庫なし。とりあえずは他店に望みを託して、ここではGA第1巻を代償として購入した。だがニュータイプが立ち読み不可となると、GA第2巻を買うのは月末までお預けということになるな…別に焦る必要はないだろうけど。

アニメージュは特に目を惹く記事も無かったものの、DTBのネタバレを食らったのが痛かった…建て前は「10日発売」でも実質的に9日には読まれるんだから、そこは踏まえてくれよ(苦笑)。
キャラ人気投票はルルーシュがトップに返り咲き。予想されたとはいえ、けいおんの春は短かったな…。しかし夏クールの作品が過去作に勝てないあたり、夏は不作だった(少なくともアニメディア読者層にとって)という事だろうか?

メディアを読み終える直前、店内にて小さい男の子がおもらしをするという事件が発生。すぐさま店員が駆けつけて床を拭いたのはいいんだが、その店員が手を洗ったかどうか気になって、GAをレジに持っていくのを躊躇する。
ここは念のため、レジ要員が交代するのを確かめた後に買うのが無難だろうと判断し、何か時間を潰せる本は無いかと棚をサーチしてみたところ、オトナアニメを発見した(アフィを貼るついでに調べてみると、ちょうど今日発売とか、タイミング良すぎ)ので、これ幸いと読み耽ることにした。

巻頭は、前号に引き続き化物語(&シャフト)特集。読者層の違いからか、3大アニメ雑誌ではあまり扱われなかっただけに、今回の大ヒットを先読みするかのような編集方針を取り続けたことは、編集部としても鼻高々なのではないだろうか? …俺は早々に切っちゃんったんだけどね(笑)。ちなみにここS1書店には、化物語アニメDVDの宣伝ポスターが貼られていたりするのだが、絶望先生のアニメDVD宣伝ポスター(←“単行本第17巻オビ付け忘れ事件”のお詫びに作られた奴ね)は、行きつけの書店では見かけたこと無いな…。
ヱヴァ関連については、前号とは打って変わって冷静な(ややもすると否定的なニュアンスも含まれる)記述が多く目についた。前号は放映開始直後に出版されたこともあってか、およそプロが書いたとは思えないような、感想をそのまま書き殴ったような文章ばかりで、まぁアレはアレで興奮がダイレクトに伝わってきて良かったけど(少なくとも、同じような感想を抱いた者にとっては共感できただろうと思われる)。ライター連中がテレビ版の直撃世代だとすれば、あの「破」を見て思わず今の(プロのライターとしての)自分の立場を忘れて、当時を思い出して熱く語り始めてしまうというのは非常によく分かる…俺も久々に友人と語りたくなったし(←残念ながら、未だに見ていないらしいのだが)。
倉田英之の「現実では、アニメ(マンガ)以上のことは起こらない」というのは真理なんだろうけど、それを言ってしまうと話が終わってしまうしなぁ…。どうでもいいが、先人の悪いところ(続編を書こうとしない姿勢)だけ真似しようとするな!(笑)
「劇場版アニメが増えつつあるのは、際限のない作画クオリティへの欲求に対応するため」という意見は一理あるな。少数精鋭が望ましいと考える俺にとっては有りがたい話とも言えるが、問題は劇場放映が先払い方式だということ。そりゃ全ての作品がヱヴァ破レベルなら何の不満も無いけど、実際には劇場用であろうと駄作が紛れ込んでいるわけで、事前にじっくり味見できるという点ではテレビ放映にもメリットがあるんだよな。

水曜日, 10月 7

月末進行・9月編(VSメガミマガジン)

当初の予定に準拠し、以前の立ち読みの代償としてO書店で釈迦みてを購入、またS1書店でメガミマガジンを立ち読み&代償としてGAを買う…という考えだったのだが、天候不順やら新作アニメ視聴に時間を食われるやらで、なかなか本屋へ行く余裕が無いところへ台風まで直撃。おかげでいろいろと予定が狂ってしまった。
昨日は久しぶりに待機シフトだったのに、けっきょく自宅で読書して潰してしまったし…おかげで「地球全体を幸福にする経済学」どころか「地球移動作戦」まで読み終わってしまったよ。

ついでなので触れておくと「地球移動作戦」の加筆修正部分は、おおよそ以下の3点。
連載ではチョイ役だった兄貴の出番が増えた。地球の被災状況を、一般庶民の視点で描写するための役回り。
プロデューサー2人の次回作の構想を通して、今後の人類(およびACOM)の社会の展望が示される。
クライマックス、最大の危機が訪れた時にヒロイン2人が歌う…って、字で書くとバカみたいだが(笑)、少しずつ歌が広がって皆の心が一つになっていくくだりは、ベタとはいえなかなか良かった。(まぁ可能性は限りなくゼロだろうけど)もし映像化されて実際に音が付いたら、かなり感動的なシーンになるはず。

さて本題に戻ると、今日も午後出勤の待機シフトだったりする。やや早めに家を出て、出勤時間までD書店で立ち読み。思ったより早くサンデー&マガジンを読み終わったので、これはメガミマガジンも読破できるか?と期待を抱いたものの、3分の1ほど残してタイムオーバーを迎えてしまい、これは勤務終了後に再来店して片づけることになった。
立ち読みの代償として、釈迦みてを購入。ナポレオン第12巻も今日が発売日だったが、入荷していない…まぁ最初から期待していなかったし、こちらをO書店への代償に回すつもりなので問題はない。

ハヤテ
マキナのアホっぷりが明らかに増量されてる(笑)。「こういうのが女性読者にウケる」とか吹き込まれたのだろうか? 今週もあまり話は進まなかったけど、アテネの心中がきちんと描かれていたので満足。
神のみ
ギャルゲー理論に則った攻略が開始され、桂馬の完璧超人ぶりが発揮されるなど、どうやら完全に軌道復帰してくれたようだ。
「目立たない顔」がアレというのは、いいのか? いろんな意味で(笑) どうせならラーメンつながりで、小池さんの顔になって欲しかった。あとクライマックスは、親父さんの「美ー味ーいーぞー」(CV:藤本譲)あるいは「こんな物が食えるか!」(CV:大塚周夫)で。

だぶるじぇい
素人お断りというマン研の姿勢に、正義の怒りを爆発させる部長さんがカッコいいぞ…あの顔で(笑)。オチだけは微かに野中らしいと言えないことも無いが、作者名を伏せて読めば恐らく気付かない程度だし、普通に面白いので、もうこのまま野中テイスト薄目で行ってくれればいいよ。もしそうなっても野中なら、「ラブのな」の自虐ネタとして使いそうだ(笑)。

メガミマガジン
劇場版に関する新情報は無く、A's再放送の告知が主体…という点では同じだが、こちらは娘TYPEと真逆でトップ記事の扱い。まぁ「せい☆ぞん」よりは読者受けが良いかもね。
劇場版そのものの新情報ではないけど、そのコミカライズが連載スタート。フェイトだけでなく、なのはさんまで異様に目つき悪くて、早くも“白い悪魔”の萌芽が垣間見えるんですけど(笑)…と思ったら、描いてるのは長谷川光司!? コミックガムの新連載のほうは相変わらずなのに、こっちは随分と絵柄を変えてきてるな。「本来の自分とは違う仕事」という位置づけの表われなのか、あるいは「アニメも劇場版で絵柄が変わったし、こっちも変えよう」とか?
TV版のエピソード(すずか&アリサとの初ケンカ)と新規エピ(ジュエルシード喪失を役所に届けるユーノくん)が織り交ぜてあったけど、これは劇場版の流れそのまま? だとすると劇場版が放映されるまでに、大体の話の流れが分かりそうだな。見に行くかどうか判断する材料になりそうだ。

月曜日, 10月 5

ダライアスバースト12/10発売! しかし…

確かに「冬」だが、予想よりも早すぎ…きちんと時間かけてバランス調整してるんだろうな?
スタッフにフカミネ参加というのも、素直に喜んでいいものかどうか。まぁ「機械と生命体の融合を目指す」という点ではダライアスと似た者同士なのかも知れんが、魚介類と美少女では違いが大きいと思うぞ。果たして、どんなKIMERAが生まれることやら…。
こりゃあPSP(およびモニタ)購入計画を見直すことも考えなきゃならないかも。

11月のコミック新刊発売予定

11/04  CLAYMORE 17  八木 教広  420
まずは確実に購入するコレから。そろそろクライマックスかねー? イースレイが物わかり良くなり過ぎたのには、ちょっと拍子抜けしたけど。

11/10  惑星のさみだれ 8  水上 悟志  590
これも確実に購入。そろそろ「アニメ化決定!」のオビが付いたりしないだろうか?

11/中  そして船は行く完全版 1  雑君 保プ  1200
買わないけど(笑)あまりの懐かしさに触れておきたくなった。コミックゲーメストの休刊と同時に打ちきりだったはずだけど、最後はどこまで話が進んだっけ? ヒロイン2人はどうでもよくて(笑)、敵役のシスターが好きだったな。

11/20  武士道シックスティーン 1  安藤 滋朗  580
まだ評価が定まってないんだけど、さてどうしたものか? 同じタイトルの本が集英社からも出るようだが、同じ原作が別々にコミカライズされてるのか。ブームの頃、あちこちの雑誌に電車男のコミカライズが載ってたのを思い出した(中には、酷いのもあったっけ)。

11/25  エスパー魔美 2 [F全集]  藤子・F・不二雄  1654
これも悩みどころ。ほとんどの話はアニメ化されたはずで、そちらをCS朝日で放送された際に録画してあるから大部分は必要ないはずなんだけど、「リアリズム殺人事件」のように改変されたエピソードも結構ありそうで、それは押さえておきたいんだよね。しかしタイトルだけ見ても、ほとんど思い出せない状態。

11/26  神はサイコロを振らない 1  竹内 元紀  588
正直、この手の作品は一回読めば充分なんだけど、ただで読むばかりというのも悪い気がする(作者よりも、書店に対して)ので、一応お布施買いするか…。

11/27  よつばと! 9  あずま きよひこ  630
笑えるようなエピソードあったっけ?…とブログを読み返してみたが、どうやら焼き肉回ぐらいしか期待できないようだ。まぁ購入するけど、これが最後になるかも知れんなぁ…。

そして追加。

10/25  ファントマは哭く  林 譲治  1785
久しぶりなので、これまでのストーリーをほとんど覚えてないぞ。たしかSFマガジンで、ストリンガーの大使に殺人容疑が掛かる短編を読んだ記憶はあるのだが、あまり面白くなかったというイメージしか残ってない。
このシリーズ(あるいは作者)は、“新時代に適応した社会システムの変革を、具体的に描くことに挑んでいる”という点で、国産SFの中でも稀有な位置づけだと思うんだけど、このままシリーズを延長するよりも、上述のテーマでより現実に近い(=最近の現実世界の流れを踏まえた)新たな世界を描いてほしい…という気もする(「地球全体を幸福にする経済学」を読んだ影響だな、これは)。