金曜日, 5月 7

6月のコミック新刊発売予定

まさか今月以上の不作とは…。それでもヴィンランド・サガ第9巻や神のみ第9巻は買うつもりないし、ドリフターズ第1巻やこいこい★生徒会第2巻も、来月号がよほど面白くなければ購入レベルまでは到達しないだろう。さて困った…またエロマンガの出番か?

06/04     O/A 1     渡会 けいじ     588
購入確定。

06/11     アオイホノオ 4     島本 和彦     560
少し前に古本屋で立ち読みした旧巻が購入レベルだったので、試しに買ってみるのもいいかと。

06/17     だぶるじぇい 2     亜桜 まる     440
購入確定。しかし前巻以上に、ムダ絵コーナーその他によるページ水増しがひどそうだ(笑)。

06/25    エスパー魔美 5    藤子・F・不二雄    1575
06/25    ドラえもん 8      藤子・F・不二雄    1785

ほとんど唯一の希望と化してるな。2期もインターバル無しで発売されそうなのが救いだわ。それにしてもドラえもんの方は

>ごきぶりふえ
>ゴキブリカバー


なぜゴキブリばっかり?(笑)そして

>のび太の地底国
>のら犬「イチ」の国
>のび太王国誕生


やたら国を作る話が続くのは、何か理由があったのか?

5/11追記
06/25    映画原作 マリア様がみてる    今野緒雪    500
例の実写版の奴か? いちおう原作者が脚本を書くのか、あるいは名前を貸すだけなのか? まぁ中身に関しては、人柱の報告待ちだな。

水曜日, 5月 5

ヤングエース6月号

今日は遅出勤務、しかも待機シフトということで余裕あり。1時間あまり早く家を出て、出勤時間までにD書店でヤングエースを立ち読みする。
どうでもいいけど、急に暑くなったなぁ。店内には早くも冷房が入ってて、それでちょうどいい感じ。HDDlifeもイエロー警告(=41℃)を出すようになったし。

妄筆ハルシネーション
アクマのいけにえ

どちらも新連載。普通の青年誌に掲載されそうな直球エロ系の作品が2連発というのは、先月号の感想を反映したのでは無く、編集長の交代による影響らしい。
前者はキャラのタッチが肉感的、後者はひと昔前の作品にあるような設定と、どちらも今どきの作風からはピントがズレているように思える。他の青年誌を好んで読むようなカタギ層には受け入れられるかも知れないが、オタク層の反応はどうだろうね? ヤングエースの読者にどちらの層が多いのか、推計するヒントになったりして。
もぎたて☆アイドル人間
グループ名およびデビュー曲の歌詞を決めるので、みんなで候補を列挙しまくろうという話。こういう羅列ネタは、かなり作者にとってハードワークなのではないかと思うけど、その苦労に見合う面白さだったのは確か(←ほとんど憶えておらず、ここに書けないのが残念。まぁ恐らく単行本を買うだろうし…)。
絶対少女聖域アムネシアン
頭悪そうで平凡な男女の色恋沙汰という、この作品の本来のカラーとはやや異なる話。むしろ普通の青年誌系マンガのノリに近いように感じられたのだが、上述の新連載2作品と併せて、やはり編集部の意向なのだろうかと邪推してしまった。
O/A〔オー・エー〕
新しく始まったラジオのコーナーで、トラウマを暴露することに(←ここの“2人1役なのを利用して相方に振る”というパターンは嫌いじゃないんだが、あまり何度も使うのはマンネリになりそう)。
お祭りの金魚すくいでゲットした金魚が、転倒した拍子にスッポ抜けて、鉄板焼き屋台の鉄板の上に…ってギャー!(泣) 「金魚鉢」(←OAブースのこと)という業界用語をアイデア元にして、何でこんな話になるんだよ!? …いや、面白かったけどさ(笑)。最後はキレイにまとまっていたし。
アゲハを追うモノたち
“エル狩る”の「オレノコ」のエピソードの焼き直しだな。どうせ使いまわすなら、もっと面白かった話をベースにすればいいのに…。
また“エル狩る”と異なり、キャラ設定の時点で本命ヒロインが決定してしまっているので、「あるヒロインが他のヒロインにジェラシーを抱く」という要素が空回りしてしまうのも、ラブコメとしてマイナスなのに気づいた。
サマーウォーズ
終わり良ければ全てよし! 少なくとも今月掲載された分に限っては文句なく、キレイにまとめることに成功している。ここに至るまでの過程を、もう少しうまく描くことが出来ていれば傑作認定できたのに、惜しい。
モノリスクロニクル
今月号で一番の収穫だったにもかかわらず、最初は存在に気づかず読み飛ばしていた(笑)。巻末コメントのために目次を読んでいて、たまたまタイトルが目に入ったのは幸いだったぜ。
いきなり超能力に覚醒するという、おなじみの厨二設定…と思ったら、メタ構造で回避したか。まぁ、この方法もお馴染みになりつつはあるけど、「参考資料はエース」とか「恨むぞ角川スニーカー」とか内輪ネタに走って、何とか面白がらせようと努力したことは評価しよう。
いちいち性格キャラを作って演じないと戦闘に集中できないヒロインが可愛いねー。普段の物腰の柔らかさとの落差が、萌えポイント高し。つーか、コミック版マクロスFの作者が描いていたということに驚いた…腕を上げたな(←とくに女の子の描き方)。
プロジェクト ドール♥フォン
ライバル会社から送り込まれた新型ドールフォンの刺客は、アホの娘でした(笑)。バッテリーが小型化されていない──そのおかげで、胸は大きいけど──ので、すぐに電力が尽きて充電器を接続する羽目に…。充電器のコードが届かない場所まで逃げれば安心だ。ケーブルを接続することで、他のドールフォンを操る能力もあるものの、やはりケーブルが届かない場所まで離れれば安心だ(←本人と、操られた娘が動作シンクロして「カモ~ン♪」と誘うコマが笑える)。アプリをダウンロードして戦闘能力アップ…って、ただの対戦格闘ゲームだし(笑)。しかも体験版だから必殺技が出ないというナイスなオチ。
最後は太すぎるじゅうでんきを無理やり股間に突っ込まれて、新たな快感に目覚めた刺客があっさり寝返って終了という、バカバカしくもお約束の展開。今回はビジュアル的なエロは無かった(←そっちは新連載に譲ったか?)ものの、下ネタを含むギャグ全般は冴えていたな。どうでもいいけど、そろそろ読み切りから連載に昇格させてやれよ…。
おにころし
第2回角川漫画新人賞の大賞受賞作。審査員コメントは「読み切り作品じゃなく、連載第1話みたいな構成」、「ヒロイン(主人公?)が手を貸す理由が安易」とやや辛辣だったが、そこら辺は別に気にならなかった。むしろ手堅くまとまり過ぎていて、新人作品らしい“未熟だが将来性はある”みたいな感想を抱けなかったことに物足りなさを感じたわ。

日曜日, 5月 2

エスパー魔美 4 (藤子・F・不二雄大全集)

メガミマガジンおよび娘TYPE立ち読みの代償として、K1書店で購入。

連載が飛び飛びになっていたせいか、とくに高畑の顔の作画が安定してない(笑)。描いた人もバラバラなのかね?
巻末の解説は永井豪。「ハレンチ学園」のヒットを受けて業界内にハレンチ系マンガの需要が高まり、藤子Fの元にもオファーが。しかし“少年マンガにそういった要素を含めたくない”という姿勢を踏まえて誕生したのが、エスパー魔美ではないか…との推察。
「性徴期を迎えた子供が性に関心をもつのは自然なこと」と肯定的に考える永井と、一線を引いて踏みとどまろうとした藤子F。例の非実在青少年をめぐる規制論が喧しい今、もし藤子Fが健在であれば、この問題に関して両者が自分のサイトなりツイッターなりで意見を述べ合う…というような光景もありえたのだろうか。

メガミマガジン&娘TYPE

まだ体力も時間も余裕があるということで、O書店から古本屋(←20%引きセールの実施日だが、収穫なし)を経由してK1書店に移動し、メガミマガジンの残りを立ち読み。
代償として、藤子F全集・エスパー魔美第4巻の在庫を確認した上での行動だったんだけど、O書店でてんかぶ!第1巻を買った直後だから、手持ちの図書券が足りなくなっているのを忘れてた…図書カード主体だった頃のクセが抜けていないようだ。
仕方なく、メガミを読み終えた時点でひとまず帰宅。ハガレンを見た後、ひと休み&食事を済ませてから再びK1書店に出向き、娘TYPEを読破。補充した図書券で、立ち読みの代償を購入する。

メガミマガジン
春アニメの双璧と目されていたけいおん!!Angel Beats!が揃って出足不調という気配を察したのか、WORKING!!が表紙&巻頭を飾る。原作者が4コマまんがを寄稿までしてアピールするあたり、Webマンガ出身なので(業界のしがらみに囚われず)フットワークが軽いのか、あるいは制作サイドが力を入れてるのか?
アニメ版の監督インタビューで「まひるが男をボコるシーンについては視聴者から賛否両論あった」と、自分の読みが甘かったことを嘆いていたけど、そりゃ当然だろ! もうちょっと漫符や極端なデフォルメ表現を多用して、不快に感じさせない努力を徹底すべきだった。

劇場版なのはは、とうとう全編を網羅したストーリーハンドブックが付録に…まぁ今さらネタバレだ何だと文句言うつもりはないが、まだコミカライズ版も完結してないのに(苦笑)。もちろん、話を進めようとしない作者(編集部?)のほうが悪いんだけどね…最近の展開なんて、まるでジャンプ系バトルマンガ並みの遅さだぜ。
ハンドブックには初めて見るカットもチラホラあったものの、相変わらずなのは(そしてユーノも)の目が巨大すぎるな。フェイトは比較的マシだったように思えたけど、たまたまだろうか? 
そしてコミカライズ版では、いつの間にかデバイスが「機体」「愛機」呼ばわりされとる…こういう呼称が使われ始めたのはStS以降じゃないかと記憶してるんだが、バリアジャケットと同じく、初代に遡って侵食するのは勘弁して欲しかった。

新房昭之インタビューによると、化物語のヒットはフロック的な要素が大きく、マイナス要因がことごとくプラスに転じたのは「何らかの見えざる力」が働いているのではないかとの事。まぁ好転したように見えるのは視聴者サイドにとっての話で、現場のほうは過酷な状況が続いているようだけど。
やはり1クールモノは負担が大きいので(←監督いわく「負けたら終わりの高校野球」)、のんびり長期モノ(←同じく「長期間のトータルで戦うプロ野球」だとか)をやりたいが、自身のオリジナル作品は受けが悪いとも自覚しているそうな…総じて、冷静に自己分析している人という印象だな。でもヤマモト・ヨーコをレイプされた恨みは、俺は決して忘れない(笑)。

娘TYPE
巻頭はkiss×sisストパン2期、そして劇場作品3作と、まるでメガミ編集部と打ち合わせでもしたかのようにキレイに棲み分けたな…さすがに劇場版なのはがカブるのは仕方あるまい。しかし映画3作…とくにいばらの王文学少女については、この雑誌の読者的には需要少なそうだ。

ピンナップの着替え中なのはは、珍しく目が普通サイズに描かれていたけど、発注の際に編集部が釘を刺したんだろうか?(笑)
また創刊1周年を記念して、これまでに掲載された歴代ピンナップの一部を縮小サイズ(←折り目が付いてないというメリットもあって、痛し痒し)で再収録した別冊付録が付いていたわけだが、その中に私服フェイト

なども含まれており、ちょっと心惹かれるものがあった。

だが今月号で最大の収穫は、ストライクウィッチーズのコミックだろう。今回のエピソードはカールスラントの3人組が主役だけど、新キャラのウィッチ(←ハルトマンのだらしない生活態度を矯正しようと燃えている)がいい味を出しており、このまま埋もれさせるには惜しい…ぜひアニメ2期にも登場させるように。

てんかぶ!第1巻

ぱふ立ち読みの代償として、O書店で購入。

身も蓋もないこと言ってる表紙コントもアレだが、巻末おまけマンガもぶっちゃけ過ぎだ。

信長「本誌アンケート取れずに、この1巻で終わりかも知れん」
秀吉「信玄で引いたのに終わるの!?」
信長「では2巻で終わりかの? コミックスが売れずに」
秀吉「それはリアルな数字すぎるだろ…」

(以下省略)

あー、やはり立ち読みで済ます雑誌とは違って、手元にコミックがあるとネタ書き写すのが楽だな(笑)。

同じく巻末マンガで、信長がハルヒに似てるというネタもあったけど、べつに気にする必要はないと思うぞ…少なくとも俺は気にならなかったし、となりに陳列されていたひきょたん!!に比べれば、じゅうぶん他人のそら似で済ませられるレベルだ(笑)。

ぱふ6月号

今日は休日。昨日の飲み会の影響で、初動は遅い。朝風呂を済ませたものの、その状態ですぐ出かける気にもなれなかったので、けっきょく2度寝してしまったし。
ようやく昼過ぎから活動開始。まずはV書店に向かうが、昨日は辛うじて1台分のスペースが残っていた駐輪場も今日は満杯という光景を見て、華麗にスルー決定。そのままO書店まで足を延ばすと、こちらは意外にガラガラ…まぁ駅前書店で、どちらかと言えばビジネスマンご用達ということを考えれば妥当ではあるのか。
というわけで、これ幸いと店内を物色し始めたのだが、メガミマガジンはシュリンク、娘TYPEは見当たらないという厳しい状況で、選択の余地なくぱふを読むことに。

巻頭特集は時代劇マンガ。てんかぶ!は戦国武将が元ネタというだけで“時代劇”ではないから、範囲外?(←単にコミック発売直後だからかも知れないけど) いっぽう「21世紀まで江戸時代が続いている」という設定のちょっと江戸までは紹介されているという、何だかややこしいレギュレーション…いや、どっちにしろ特に気にかかった作品があったわけじゃないんだけどね。
動物マンガ特集とか他にも色々あったけど、目を惹かれた記事は皆無。非実在青少年の問題に関しても、ニュース系のコラムで事実関係を記述されていただけで、それ以外に意見表明などは見当たらなかった。