日曜日, 3月 25

機動戦士ガンダムUC テスタメント

少年エース立ち読みの代償として、D書店にて購入。

ユニコーンエースは立ち読みできないことが多かったので、過半数の話が未読だったという意味では、少なくとも全くのムダ遣いにならずに済んだ。
内容そのものは、可も不可もなしというレベルか…やはり一番よかったのは、既読であるデルタプラスのエピソード(←あとがきによると、一人称を“わたし”にしたことで、女性人格と受け取る読者が結構いたとか…何だかなぁ)だったということで。
“テスタメント”なんて宗教くさいタイトルは、ドライセン編ジム編を指したものだろうか? 前者はヴァルハラ信仰(北欧神話)、後者はサブタイトルどおり十字軍(キリスト教)をベースとしており、どうやら対になることを意図した内容だし…単行本にまとめる企画が通った時点で、そういう構成にしようというアイデアが出たのかね?

あとオルテガが、あのナリで「まるでヘルメスの魔法の靴ですな」なんてセリフを吐いていたのは、さすがに違和感を拭えない(←どうせなら、原作でセリフのなかったマッシュに言わせておけば、もう少し違和感が少なかったかも)。
まぁTV版の、マッシュに対する“鎮魂の儀式”などを見ると、意外に三連星の連中はロマンチストだったりした可能性もあるか。

あとがきの
>大震災による大津波で家財のほとんどを失った
は、やはり重い…俺にできるのは、こうして単行本を買うことによって、側面から支援することぐらいだけど。
ユニコーン連載時の挿絵交代の件といい、まるで苦労を背負い込まされる運命にあるようだな…その分だけ報われることがあると、信じたいものだ。

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