月曜日, 12月 27

アフタヌーン2月号

今日は夜勤明け。年賀状の作成が遅れた(←今朝ようやく会社のPCを借りて印刷終了。残りは帰宅後にネットプリントで注文し、明日には家に届くそうな…教訓:プリンタは月に一度、必ず電源を入れること。まさかインクカートリッジどころか、印刷ヘッダごと駄目になるとは思わなかった…)せいで睡眠不足も甚だしかったものの、午後から仮眠をとって何とか回復。
というわけで陽が暮れるころに家を出て、通勤電車に乗る。目的は図書館へSFマガジンを借りにいくことだが、V書店で立ち読みを行うために途中下車。
アフタヌーンが立ち読み可能で電撃大王が不可だったのは予想通り。しかし娘TYPEはともかく、メガミマガジンまで読めないとは予想外だった。ちなみに、ここでもガンダムエースは立ち読み可能…先月までの厳重さは何だったんだ?(笑) まぁ、それだけ付録の影響はデカいという事だな。

目を通す作品が減ったこともあり(←さらに今月でオクターヴも終わったし)、アフタヌーンを読み終えても体力に余裕があったので、ガンダムエースの続きも少し消化しておく。
その後、ふたたび通勤電車に乗って図書館へ。SFマガジンを借りて(←なんだか、前回の貸し出し手続きから2週間ぐらいしか経ってないような感覚なんだけど…今月は時の過ぎるのが恐ろしく早い気がするぞ!)、ついでに今後の立ち読み計画を練る参考にとD書店を覗いてみたところ、電撃大王がビニール封印されており、娘TYPEに至っては影も形も見当たらないという予想外の光景が…。うーむ、悩ましい。

ああっ女神さまっ
珍しく、本気で殺意を発したベルダンディー…まぁ「ノルン3姉妹は、じつはババァなんだぞー!」という禁断の秘密をバラそうとした(←ウソ)んだから仕方ないか。
モックルカールヴィの仮面はシャアだったり、女神の到着を待ってる間にカラオケに興じたりと、魔族の連中は人間界の文化に馴染みすぎだ(笑)。

げんしけん 二代目
笹原妹はキャバクラに就職…当たり前すぎてツマらんなぁ。咲への気持ちは全員にバレバレだったと明かされた上に、「きちんと失恋してないから、いつまでも引きずってる」と言われたい放題の斑目が哀れ…だからといって男の娘に目覚めるという流れは、ベタすぎるので却下願いたい。やはりオタ読者の代理人という立場としては、斑目はリア充になっちゃイカンよね(笑)。

いもうとデイズ
二人きりで居るところに落雷で停電とは、これまた定番のシチュエーションだな。もう襲っちゃえよとしか(笑)。
「離婚したい」と言い出した母親の真意は不明…娘と義理の息子が(合法的に)結ばれるために自分が身を引くという事なのか、それとも“作者の見えざる意志”のなせる業か? ここが評価の分かれ目になりそう。

パラダイス・ロスト(平松歓之介)
読み切りにして、今月のイチオシ。テクノロジー的に時代遅れとなった宇宙船が、最新のテクノロジーを用いた移民に追い抜かれる…という設定は「老年期の終わり」と同じパターン(←本作が世代交代型なのに対してあっちはコールドスリープ型だし、さらに遡って元ネタがあるのかも知れないけど)だったことから、「古典SFをリスペクトして作画と演出だけで勝負する、ありがちな(悪い意味でアフタヌーン的な)作品か」とナメてかかったところ、見事に裏切ってくれて満足。
「母体(メス)はともかく、オスは精子バンク(←もちろん互いに血縁関係が無いものを揃え、近親交配のリスクを排除している)だけで済ませられるので、省スペース化が可能」というアイデアに目からウロコ落とされたのを皮切りに、怒濤の展開が待ち受けていた。
真相は、プロジェクトを主導した研究員による歪んだ欲望の結果というもの。懸想した同僚の女性を独占するため、結婚が決まっていた彼女をパイロットとして強引に件の宇宙船へ搭乗させ、さらに人間用の精子バンクは全て自分の精子にしておくことで、彼女とその子孫の娘たちを永遠に自分と交配させ続ける…というグロテスク極まりない“楽園”を構築していたわけね。

友達100人できるかな
単行本第4巻の収録分にはズバ抜けた良エピソードが無かったので、そろそろ当たり回が欲しいところなんだけど、今回も平均点レベル。
友だち30人達成のボーナスとして道明寺さんがプレゼントしてくれたのは、付近にいる友だち候補の好感度が分かるというセンサー(←接続した媒体がおもちゃのトランシーバーだったので、有効範囲が半径およそ50メートルだという設定がミソ。もし携帯電話につないでいたら、範囲が広すぎて使い物にならなかったというわけね)でした。
その分析結果を参考に、近所の公園での遊び仲間である下級生2人との友情を深めようとするも、じつはセンサーに反応していたのは、主人公が大事にしていたオモチャだった…というオチ。かなり早い段階からオモチャたちのモノローグが挿入され、オチがバレバレなのは構成上の失敗じゃないかと。あとは、ミスディレクションだった下級生2人も、友だち成立させたほうが良かったんじゃね?とか、細かい点で不満が残る。
それより何より、肩入れし過ぎで今度こそ更迭されたらしい道明寺さんの消息──と、それに伴って連載の行方(←いつになっても「打ち切り決定で強引に話をまとめるんじゃないか?」という不安が消えないんだよね、この作品の場合)──が気になるところ。

0 件のコメント: