日曜日, 9月 26

少年エース11月号

今日も遅出勤務。朝早く目が覚めてしまったので、自転車で少し離れたコンビニまで足を延ばし、ATMで資金を補充するついでにガンダムエースの続きを立ち読み。
帰宅後に再び一眠りしてから、電車で出勤。勤務開始時間までD書店で、ガンダムエースの残りと少年エースを一気に片付ける。

少年エースは、先月とちがって重い付録が無いのか、見本誌形式で立ち読み可能だったものの、やはり1ヶ月あけると話が飛んでいて、内容の把握に手こずる作品が多かった。
なぜかガイバー同士が闘ってるし(←ありがち)、未来日記では由乃が雪輝を殺そうとしてるし(←これもありそうだ)、成恵の世界は訳わかんねー展開だし(←いつもの事だ)、バーサーカー相手に絶望的な死闘を繰り広げていたはずのFate/stay nightは、和解したイリヤが家に住み着いて、セイバーが恋する乙女モードになってるし。

R-15
どうやら主人公は、学校の外で金を稼ぐ必要がある状況らしい。そこで思いついたのが、通行人を捕まえて、その嗜好に沿ったポルノを即興で書き上げて売るというアイデア…って、どんだけムダに文才あるんだよ!?(笑) 並みのプロ作家でも、そこまで速くは書けないだろうに。
しかし、この画期的な商売も警察の御用になってアッサリ失敗。仕方なく次の策を練るも、なかなかいい案が浮かばず、律の提案で気分転換のため遊びに行こう…という流れになるのであった。
対抗して付いてきた百合女はどうでもいいし(笑)、吹音は作画劣化の影響を受けて回復の見込み無さそうということで、残された希望は、もう律だけらしい。細かい描写(←いっしょに走って逃げた後も手を離さないとか)を見るかぎり、主人公に気があるのは確かなんだろうけど、やっぱり女の子なのかねぇ…?

てんかぶ!
武田信玄と双璧を成す、上杉謙信登場。謙信女性説に基づいて、少女歌劇団の男役トップスターという設定だが、それは単なる親の七光りで、風紀委員長の肩書きも押しつけられたもの。本人は気弱な普通の女の子であり、信玄の目から逃れるためグラサン&マスクというベタな変装をして隠れ回っていた…というのが真相。
もちろん変装を解いた素顔は美人なんだけど、作者の画力の限界を見せつけられて悲しいものがあるな(笑)。しかし、これ以上ハーレム要員を安易に増やすのは賛成しかねる…まぁ今回は展開上やむを得ないんだけどさ。個人的には正宗や光秀といった、ハーレムとは縁遠いキャラのほうが好きなんだよね。ハーレム要員たちは、信長のジェラシー描写の引き金になってくれるだけで充分だわ。
ギャグ方面では、今回は正宗の厨二病関連は不発。むしろ信玄が、謙信の行方を(適当に)探し回っている過程でいきなり部屋を破壊しておいて「謙信は危険だから気をつけろ」「お前が言うな!」のやり取りのほうが面白かった。

えいけんっ!(陽菜子)
今月3本あった読み切り作品の中では一番マシ。タイトルの“えいけん”は映画研究会ではなく、英雄研究会…すなわち特撮ヒーローを研究するオタクたちのクラブのことであり、読者だけでなく主人公も見事にだまされるのであった(笑)。
勧誘してきた部員の女の子(ヒロイン)といっしょに過ごせることを喜びつつも、部活そのものには興味を持てない…という本心を聞かれてしまったことで、退部するしかないと決意した主人公だが、その頃ほかの部員たちは、出演しているヒーローショーに不良どもがインネンつけて乗り込んできて大ピンチ!(←子供の観客が見ている前で、ヒーローが人間相手に暴力ふるうわけにはいかないわけね)。
そこへ駆けつけた主人公は機転を利かせ、悪の幹部の装束をまとって登場すると、「愚か者どもめ、怪人が変身した人間だとも気づかずに」と、敗北フラグ丸だしのお約束セリフを吐く(←ここが見どころ)…いるよねー。訊かれてもいないのに、真相を暴露して自滅する悪役(笑)
かくして反撃を解禁された部員たちにより、不良どもはフルボッコにされ、主人公は晴れて自分の居場所を見つけて、メデタシめでたし…という話。

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