水曜日, 5月 26

少年エース7月号

またページが増えてないか? これ以上の厚さになると、「本を持って読む」という通常の立ち読みスタイルではページをめくることさえ困難になり、読むのを諦めざるを得なくなりそうなんだけど、立ち読み対策としてそこまでやる気だったりして。
アフタヌーンと同じく、非実在青少年条例への反対声明が掲載されていた。主要なマンガ雑誌で一斉に掲載するという運動方針なのだろうか。当然、矢面に立つべきチャンピオンREDコミックハイ真っ先に掲載したんだよね? 今月号のエースの内容なら、R-15未来日記(後述)の隣に掲載して欲しかったところ。

コードギアス 漆黒の蓮夜
国を追われ身分を隠して潜んでいた主人公が、危機的状況の中で魔女と出会い契約する…というパターンは元祖ギアスを踏襲。契約が不成立らしい事から、次回以降は元祖と異なる展開になっていくのだろうか?
リアルロボットものというフックを放棄して戦国もの(?)に切り替えたのは、個人的にあまり評価しないが、歴女をターゲットとするマーケット戦略と考えれば妥当なのかね。
たくま朋正の絵は、少し上達した? キャラの顔のクセが抜け、全般的な描き込みの量が増えたような気がしたものの、別にすごくレベルアップしたとか売れ線を掴んだというわけではなく、あくまで標準クラスだけど。

R-15
サブキャラ紹介を一気に行なったせいで少し散漫な印象になってしまったような…月刊ペースの連載だし、あまりノンビリと展開する余裕は無いか。
今回いちばんの関心事が「事故チューしてしまった相手が男なのか女なのか?」なのは言うまでもない。“律”という名前は、どっちの性別でもアリだよね…当然、俺としては男希望な! それにしても“円周率”だの“名機ライカ”だの、キャラのネーミングセンスがちょっと古いように感じた。

成恵の世界
前回までの長編のあらすじを、3行ならぬ3ページぐらいで分かりやすく説明してくれた和人に賛辞を贈りたい…おかげで連載再開以来のモヤモヤが、ようやくスッキリ晴れたぜ。これまでは成恵のついでに事件に巻き込まれていただけの和人だけど、これからは積極的に謎の解明に立ち向かっていく姿勢を示したのは、話も盛り上がりそうだし、キャラとしても好印象。
そんな和人に最初は戸惑っていた成恵も、一緒にオフロに入って和解…もちろん水着を着用しているので、都条例対策もバッチリだ(笑)。

未来日記
条例への反対声明が掲載された号で、まともに条例に抵触するシーンを入れるとは、完全にケンカ売ってますね…いいぞもっとやれ(笑)。しかしエロ的な意味でもグロ的な意味でも、何故この作品が“少年”エースに残ったのか謎…“ヤング”エースに移るのが妥当だったんじゃないかと。

てんかぶ!
おい、えらく後ろの方に掲載されていたぞ…単行本第1巻のあとがきネタが、冗談じゃなくなって来たような…。
本編のほうは、石田三成が秀吉と出会った際の“3杯のお茶”エピソードを、幼なじみ系ヒロインの過去イベントのテンプレに沿って翻案した話。正直この作品に期待しているのは、こういう史実を引用した話ではなく、激しいボケツッコミの応酬が繰り広げられるギャグメインの展開なんだけどね。

0 件のコメント: