火曜日, 5月 25

友達100人できるかな 第3巻

アフタヌーン立ち読みの代償として、D書店で購入。先日のチェックで2冊しか入荷してないことを確認しており、売り切れリスクを回避する意味もあって、早めにアフタヌーンを立ち読みすることにしたワケだが、全くの杞憂に終わった…2冊とも残ってるよ(苦笑)。
こうなると逆に、売れ行きを心配したくなってくるんだけど、どうなんだろ? まぁ絵柄もテーマも売れ筋とは縁遠いしなぁ…。マルチメディア展開に活路を見いだすタイプの作品でもないし。
映像化するとしても、アニオタ向けの作りでは討ち死に確定。狙うとすればファミリー路線か? でもテレビではターゲティングが微妙だし、映画は時間の制約ゆえエピソードを絞らざるを得ないだろうから、テーマを伝え切れるかどうか不安だし…。

ノスタルジーブームがもう少し盛り上がって長く続いていれば、それに乗ることも出来たのだろうか? しかし今思えば、ノスタルジーやその前のセカイ系引きこもりがジャンルとして支持されたのは、これから日本が絶頂期を過ぎて衰退していくという、漠然とした予感に対する無意識レベルでの反応なのではないかと。
今はそんな時期も過ぎ去って、未来の希望も過去への郷愁も抱くことなく、ただひたすら引き伸ばされた今日という平穏な日常に耽溺しているだけという…今の時代に広く支持されている作品の傾向を見ると、そんな風に思えるわけで。過去と未来に目を向けようと呼びかける、こういう作品には厳しい時代なのかもね。
まぁ斯く言う俺自身、この作品のテーマに関しては本気では信じてはいないというか、むしろ(逆説的ではあるけど)フィクションと割り切っているからこそ感動するんじゃないかと自己分析。主人公も“ごく普通の、身近にいるような俺の同年代”というよりは、不可能を可能にするようなヒーローのように思えるし。

35インチのモニターでカセットビジョンか…俺も液晶プロジェクター(60インチスクリーン)を使ってた頃、ウィザードリィをクラシックモードにして映してみた事ならあるよ(笑)。
オバケ先生、13番目の友だちだったのかよ…偶然とは言え恐ろしい。雑誌掲載時はイマイチに思えたメガネ漫画少女の話も、読み直してみるとなかなか面白かった。

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