木曜日, 12月 5

リメイク版 魔界の滅亡 FLOOR.48

ウィザードゴーストそのものは無傷で倒したものの、MAGNOを唱えたことで消耗した体力を回復すべく、50階を目指す。
その際、途中で通りがかる49階に立ち寄って、大理石のドアを守っているホワイトナイト2体も始末しておくことにした。ウィザードゴーストと同じ、技量ポイント12だから簡単に片付けられるはず…との見通しであり、実際、それは正しかった。
純粋にゲームとして攻略を考えるなら、この先に待ち受けるハイパーナイト4体との死闘は、この巻における戦いの中でもドルアーガの本体とのガチ対決に次ぐ高難易度であるから、なるべく体力フルの状態で挑むことが望ましい。なので、その前哨戦であるホワイトナイト戦は無傷で済ませたいところなのだが、もしサイコロの目が悪くてダメージを負ってしまった場合、念のため50階に戻って体力を回復したうえで改めて先に進むという、あまりカッコ良くない行動をとる羽目になる(苦笑)。
しかし、ギルの心情を素直にロールプレイするなら、ホワイトナイトから下品な挑発を受けておいて、すごすご引き返すというのはあり得ないはず。ならばプレイヤーの立場としては、まず大理石のカギを入手する前に一度ここを訪れ、ホワイトナイトに勝利したうえで「カギが無いので仕方なく引き返す」という形でひとまず撤収し、後ほど体力を回復&大理石のカギをゲットしてから、もう一度やって来て中に突入する…というのが(ギルの面目を立てつつ、ゲーム進行としても安全を確保できる)最善の選択だろうと判断したわけだ。

ちなみに、好奇心に駆られて(現時点では習得していない)FANTZを唱えた場合の展開もカンニングしてみたけど、ランディ・バーズのネタが旧版のままだったのは、ちょっと残念…14階のフレイヤーとの会話は、時代に合わせてハラキマからスンヨブーに変わっていたのに(笑)。
ただし、旧版では(なぜか)獲得できなかった経験値が加算されるように修正されており、これでアーマード・スパイダーから得られなくなった分のマイナスを補って、さらにもう1ポイント余分に得られる計算となった。これは難易度を下げるための措置なのか、あるいは41階のミミックあたりが、無限アップできないように変更されている可能性もあるな。

一方、旧版にあったバグのひとつ(ゲームの進行に支障を来たすような、深刻なモノでは無いけど)である、いちど倒した後のホワイトナイトたちが、なぜか西──ギルが入ってきた、外階段のある方向──に向かって逃げて行くという描写は、訂正されていた。
とはいえ、そのリメイク版の記述も「すたこらと逃げていく」という、なんとも間の抜けたもので、上述のランディ・バーズの件といい、どうも真剣さに欠ける…ギル(=プレイヤー)の心境としては、下品な挑発をしたホワイトナイトに怒り爆発であるはずなのに、雰囲気をぶち壊すようなマネは控えて欲しいものだ(苦笑)。

さて、こうして寄り道も済ませて50階で体力を全快したあと、次の目的地に定めたのは48階。近場だし、サイコロを振るまでもなく勝てるミラーナイトは、絶好のカモということで。
そんなわけだから戦闘は余裕の勝利を収めたものの、問題はイベントの方である。3つある牢の中にいた囚人については、旧版と変わらなかった(←ただし、女囚人のセリフにあった“ドウォーフ”だけは“ドワーフ”に訂正されていた)が、肝心のタウルスとの再会イベントに一部修正が加えられており、この直後に行方をくらましてしまうのだ。
再会に至る過程で起こした騒ぎのせいで、このまま牢屋番を続けるのは難しくなった…という理由は至極もっともなので納得するしか無いのだが(苦笑)、ならば今後は、もし何らかの理由で捕らわれて牢屋送りにされてしまったなら、運試しで5の目が出てもタウルスによる救出は望めないという事だろうか? これは注意する必要があるな…。

それはさておき、このタウルスと再会したかどうかを判定するフラグアイテムが盗賊の短刀だったのには、笑ってしまった…しかも、それをくれた相手は「忍者になれる」とか言っていたらしいし(笑)。
この別れに際してタウルスは、さらに壁ぬけパウダーも2袋くれた。先ほど44階でムダ遣いしたせいで、手持ち分が尽きてしまったところだったから、これは非常にありがたい…今後、必要になる場面があるのかどうかは不明だけどね(笑)。

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