日曜日, 7月 24

アフタヌーン9月号

昨日は早出勤務…それも一番早いシフトだったので、始発電車で出勤する必要があったにも拘わらず、その前の晩は遅出勤務から帰宅したあとVer.M/Wのmap制作に入れ込んでしまい、ほとんど眠らないまま朝を迎えてしまった(苦笑)。
まぁ出勤時間が早い代わりに休憩時間も多めのシフトであり、前半の仕事さえ終えてしまえば後はゆっくり休めたので、とくにミスをやらかす事もなく何とか凌いだけど、帰りの電車の中で耐えられなくなって眠りこけ、終点まで乗り過ごしてしまったのはご愛嬌…しかも帰宅後は限界を越えたのか爆睡してしまい、目が覚めたときにはV書店の閉店まで1時間を切っていたという。

こうして結局その日の立ち読みを諦めるハメになったにも拘わらず、その晩またもやVer.M/Wの作成に没頭してしまい、強烈な睡眠不足状態のまま今日の泊まり勤務を迎えるという学習能力のなさ(笑)。まぁ苦労の甲斐あって、なかなか歯ごたえのあるmapが出来上がったから、別にいいか…ただし当初のコンセプトから、少し離れた内容になってしまったのはナイショだ(笑)。
そんな際どい状況を、日中の休憩時間を全て仮眠に回すことで辛うじて乗り切り(←食事も取らなかったが、空腹なんてしばらく放っておけば、そのうち何も感じなるから堪えるのは簡単だし)、晩飯時の比較的長い休憩時間を迎える頃には、かなり良好な状態まで回復。
というわけで満を持して、アフタヌーンを立ち読みすべくD書店へ。さすがにガンダムエースはまだ入荷しておらず、一方でアフタヌーンも見本誌1冊しか残っていないという、一刻を争うような状況…全くノーチェックだったけど、どうやら『ああっ女神さまっ』大当たり降臨DVDなるシロモノが付録だったのが原因らしい。

ああっ女神さまっ
ヒルドの退場が呆気なさ過ぎる…明らかに「死んだフリして、じつは密かに何かしていた!」という伏線だな。
新作アニメ関連情報では、新キャラである女神2人のキャスティングが発表。悠木碧南條愛乃って、イマドキの声優の中でも若手の部類に属すると思うんだけど、レギュラー陣との年齢差が凄いことになるんじゃないか? 出演の心意気について「子供のころ見ていた作品なので」とか、スタッフも「新キャラとして若い女神を~」とか、地雷発言だらけなんだが(笑)。

げんしけん 二代目
想像以上の修羅場になってるー! 読みながら、イヤな汗が流れてきたよ(苦笑)…げんしけんというより、本来の木尾士目作品っぽい雰囲気というべきか。まぁ一触即発の事態を回避できたのが、ハトの「総受け」発言のおかげ…というあたり、ギリギリ何とか踏みとどまった感じだけど。
斑目本人はショックを受けて様子だが(←そりゃそうだ)、読者としては“遠い昔のネタ”という感覚であって、それを今さら引っ張り出してくるというのは、やや新鮮味に欠ける解決策だったと思わなくもない。

臨死!! 江古田ちゃん
さまざまな冷却用アイテムを全身にくっ付けて「いま死んだら、変態プレイの最中だったと思われるだろうな」と、戦々恐々の江古田ちゃん。すき焼きを食って、肉が薄いくせに高価なのは「すき焼き業界の陰謀だ!」と激昂するサム。寄り道してクジ引きをやった挙げ句に、特賞の巨大ぬいぐるみを引き当てて身動き取れなくなった姉…と、なかなか笑えるネタが多かった。

天地明察
解答ならぬ解だ!…って、久米田マンガのネタみたいだな(笑)。
なまじ才能に恵まれたことで、さらなる向上や挑戦を放棄し、挫折や苦悩を回避してきたことに気づいた主人公が、初めてライバル(と、勝手に認定した相手)に挑もうと決意する…という、なかなか清々しい展開。
来月は単行本作業のため休載だそうで、さて購入すべきか判断に迷う…今のところ“可も不可もなく、当落線上ギリギリ”という評価なんだけど、第1話の時点でハードル上げちゃったせいで、その後の伸び悩みが足を引っ張ってしまってるんだよね。
原作者近況によると冲方は、いま現在6社で9つの企画を動かしているそうで、その優先権を賭けて、それぞれの担当が公開のポーカー勝負をするとか(笑)。それだけ忙しければ、そりゃあマルドゥックの盗作マンガの件になんて拘わる時間ももったいなくて、早々に幕を引こうともするか…「才能ある人間は、雑事にかまけているヒマなど無い」ってね。

チャイルドプレイ(交田稜)
読み切り。「全くの新人が初めて描いて、この出来はスゴい」と、やたら持ち上げられているだけあって、確かに面白かった。
約束どおり久しぶりに再会した幼なじみ同士のバカップルぶりを、ニヤニヤしながら眺める作品かと思いきや、じつは互いの父親と母親による不倫現場を目撃してしまったせいで“汚れた大人になること”を拒絶しようと誓い合い、必死に子供のように振る舞おうとする(←これがタイトルの由来ね)姿が痛々しくもオカシい。
まぁ紆余曲折を経て、最後は「成長してしまった事を、あるがままに受け入れてメデタシめでたし」という手堅い結末に行き着いたわけだが、読後感は極めて爽やか。

イコン
石板を手に入れて主導権を握ったラスボス(自称)がゲームを取り仕切ろうとしたことで、すっかり影の薄くなってしまった主人公(笑)…おかげで少し面白味が低下したかに見えたが、どっこい「愛などの余計なしがらみを切り捨てることでこそ、強くなれる」と主張する自称ラスボスと、「愛こそが最も尊い(←ただし俺を愛さない奴は殺す)」と唱えるもう一方の悪役が、それぞれ──なぜか主人公に向かって(笑)──おのれの価値観を語りながら最終決戦に臨むシーンが最高すぎる(←主人公を含めた三者の価値観が対峙する状況は、なんとなくZガンダムの最終回を彷彿とさせた)。
こりゃ単行本買うしかないわ…と新刊コーナーに向かうも見当たらず、思いっきり肩透かしを食らう。同じ日に発売された他のアフタヌーンコミックスは陳列されていたので、速攻で売り切れたか、あるいはハナから入荷しなかったのか(←だとすれば担当者は見る目が無さ過ぎるぞー!と、ひどい難癖をつけてみる)。

0 件のコメント: