日曜日, 1月 16

アニメージュ2月号

今日は実質4連休の3日目。昨晩はVer.M/Wの制作やらで徹夜に近い状態だったため、もうフラフラ…そのせいでコンタクトレンズを嵌めそこなって落としてしまい、あやうく失くしかけるところだった(汗)。おかげでスッキリ目が醒めてしまったよ。
しかし眠気は遠のいても体力的に疲労しているのは間違いないし、天候の問題(←なぜかセンター試験の日って、雪の降ることが多いというイメージがあるな)もあったので、書店での立ち読みは早々に諦める。というわけで先にアニメージュを片付けようと、朝から通勤電車に乗って図書館へ出かけたものの、やはり体力の消耗が集中力にも影響を与えたのか、半分ほど読み終えたところで挫折し、帰宅する羽目に。

表紙&巻頭特集は戦国BASARA劇場版で、ほかにも(銀魂の再開告知はともかく)Starry☆Skyあたりが前のほうで扱われるなど、やはりどちらかといえば腐女子寄りのシフトだな。

ジブリ関連記事は、新作のコクリコ坂について。宮崎駿いわく「映画監督は2本目が大切。1本目はビギナーズラックで当たることもあるから」との事だが、ジブリのブランド名で騙しただけであって(←騙された方もアホとしか言いようがないけど)、べつに幸運とかそういう話じゃないだろ!(笑)…まぁ“(バケの皮が剥がれたから)次の作品が正念場”という点では間違ってもいないか。「ダメだったら解任することもあり得る」という言葉が、見せかけのポーズかどうかだな…「この映画は企画が中心であって、監督が中心ではない」とか言ってるのは、さっそく逃げを打っているようにも見えるし。

Cは、新作でどんなテーマを扱うべきかスタッフにヒアリングしてみたところ、「金がない」「将来が不安」といった答えが多かったことから始まった企画らしいけど、それは時期的にリーマンショック直後だったからというワケでもなく、アニメ業界で働いている人間ならいつでも同じ答えが返ってきそうだぞ。

新作紹介特集の途中にあった編集部員の座談会で「今年はオリジナル作品が多い」との指摘…言われてみればその通りだな。
そしてそれゆえに、先の見通しが立てにくい…ヘタすると壊滅状態になる可能性も否定できないわけで。「枯渇しつつある」と言われ続けて久しい原作モノではあるが、供給過剰な市場での生存競争を勝ち抜いた実績は一概に否定できないし、少なくともアニメ業界人の立てた大半の企画よりはマシなんじゃないだろうか…などと思ってしまうのは、アニメノチカラの末路を見てしまったせいだろうか?

「この人に話を聞きたい」は上江洲誠サンレッドの脚本にはアドリブが多かったけど、一応その部分にも、尺を計るための会話を書いておいたとか。
School Daysは「話題作にしてくれ」とのオファーがあって、バッドエンドにすることは事前に決定しており、具体的にどうするかを考えるのが仕事だったとの事。原作ゲームよりスケールの大きいグランドフィナーレを作ろうということで、なんとか全員殺すルートを考えたそうな(笑)。
その評価を踏まえて、「危険なアニメを作るなら上江洲である」という理由でクェイサーの脚本に指名されたらしいけど、その当人がエロ要素には興味ないとは、意外にもほどがある。
刀語は、一見さんでも楽しめるよう、主人公2人のイチャイチャ道中記にしたとの事。西尾維新の名を冠した企画で、原作に無いようなアレンジをすべきでないという判断は的確だったな…その一方で、アニメは各話ごとにクライマックスを作って盛り上げるという、半ば矛盾する要素を両立させているのは見事。
作品じゃなく商品を作りたい」というのは、純粋な意味でのクリエイターの姿勢じゃない気もするが、よく話を聞いてみると正確には「ユーザーが望むものを的確に判断し、供給したい」と言っているわけで、それも業界人として有用な資質のひとつではあるか。

キャラ人気投票は相変わらずけいおん、薄桜鬼、デュラララ、イナズマイレブンといった常連の顔ぶれが安定。秋クール作品のキャラからはタクト(12位)が最高で、その後にイカ娘(23位)と黒猫(28位)が続く。

OVAレビューはユニコーン第2巻とレールガン。しかしUCが星2つって、あさりは相変わらず厳しすぎだな。「主人公のセリフが作意的」って、そりゃ企画コンセプトが“俺の見たいガンダム”なんだから当然なワケで、そこを批判したら話が始まらないだろっていう。


雑誌に関しては、テキストリンクだと余計な商品まで拾い過ぎてしまう傾向があるので、直接絞り込める画像方式のほうが相性いいな。

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