月曜日, 1月 17

カレイドスター

休暇の消化モードに入る→職場ではなく自宅で食事を取る機会が増える→“ながら見”をするアニメが、新作だけでは足りない…というわけで、予想よりもはるかに速いペースで消化してしまった。

俺的ランキングとしては、佐藤順一監督の最高傑作であり、渡辺はじめキャラデザ作品としても赤ずきんチャチャ、スクールランブルと並んで最高ランクに位置づけられる名作。
…なんだけど、観直してみると序盤はそらの言動が意外とウザい(苦笑)。もし放送されたのが今この時代だったら、かなりネットとかで叩かれてただろうなぁ…。そして早い段階での視聴打ち切りが続出し、DVDが売れないという…いや、本放送の当時でさえ、あまり受け入れられず、売上げも低迷したわけで(哀)。
まぁ基本的に熱血・根性モノだから、主人公の性格が体育会系の直球思考なのは当然ではあるんだが、やはり実力が伴っていない初期の段階で、あまりアレコレと出しゃばる姿は、どうしてもビッグマウスというか無責任に映ってしまうんだよね。
もちろん実力を発揮し始めて以降は、その行動力によって他のキャラたちに影響を与えていく描写が、爽快感に変わるわけだけど。ところが、それでようやく主人公として独り立ちできたかといえば、その頃には完全にレイラさんがオイシイところを全部持って行ってしまっているという(笑)…つーか、この作品って結局、レイラさんの生き様のカッコ良さが最大の魅力なわけで。第2部がイマイチな理由としては、もちろん作品の雰囲気がポジティブからネガティブに転じたことが大きいのだろうけど、レイラさんの出番の少なさも、無視できない要因の一つではないかと。
「カレイドスター」を楽天ショップで検索

さすがに古い作品だけあって、中古が目に付くな…しかし同じ監督の作品だからといって、うみものがたりだのたまゆらだの無関係な商品まで検索にヒットしてしまうのが、この方式の難点…いちおう検索除外機能は付いているものの、対象キーワードはひとつだけ(←つまり“うみものがたり”or“たまゆら”を除外することはできない)だし。
ちなみに第1クール(第1巻~第4巻)はベルベットケース入りの初回版を購入。第2クールは“幻の大技BOX”を購入。話がネガティブに転じた第3クール以降は購入せずにビデオ録画で済ませたものの、録画媒体が移行した後にCS再放送をDVDで改めて録り直した際「案外おもしろいじゃん」と再評価し、第4クールのDVD-BOXを中古で(かなり高値で)購入することに。

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