金曜日, 7月 31

月末進行・7月編(VSアワーズ、娘TYPE)

今日は連休2日目。昨日あまり読めなかった分を取り戻そうと、午前中から動く。電車でV書店へ出かけ、まずはアワー頭を読破。立ち読みの代償として、SFマガジンのラノベ批評でチェック入れていたタイム・スコップを購入。
余談だが、SFマガジンのレビューは俺的に信用度が低い。SF小説やラノベなら当たりハズレ半々と言ったところだが、コミック、アニメ関連は大半がハズレという惨状。まあ面白さではなくSF度を基準に選定するのでゴミ作品と分かっていても紹介せざるを得ないとか、広告を掲載してもらったので悪口は書けないとか、いろいろ事情はあるのだろうけど。しかし最近の、批評ページに占めるラノベの割合は異常だな。

ナポレオン~獅子の時代~
ここ数ヶ月の鬱憤を晴らすかのような、フランス軍大勝利。弱い(近代戦を知らない)相手には強いな(笑)。最近は蒼天航路も見てるので、一騎討ちのような古典的戦闘に対するロマンチシズムも理解できないことは無いんだけど、やはり戦争は勝利至上主義に基づいて、合理的に行なわれるべきだよなぁ・・・つまらないことに拘って、死んだり負けたりしたら意味ないし。
ナポレオンはそのあたり完全に割り切ってるように見えるが、ランヌその他の将軍連中は非情に徹し切れないようで、そういう人間味のあるところが面白い。意志を貫いたデュマは更迭された挙げ句、ひどいダイエット(←おいおい)をする羽目になっちゃったけど、追放したナポレオンも後に似たような運命を辿ることになるというのも因果じゃのう。
それでも町は廻っている
冒頭の喩えは、鬼ごっこの変種の話かと思ったのに、野球のことかよ! アンチ野球としては、あの炎天下で何時間もプレイしたり応援しつづけるのは、頭がイカレてるとしか思えん(地球温暖化を考えれば、そろそろ死人が出てもおかしくないと思うんだが)ので、野球に全く興味なさげな登場人物たちの言動には激しく共感できた(笑)。
惑星のさみだれ
一人ひとりでは勝てそうにないので合体技を訓練するという、言われてみればお約束・・・な展開。このタイミングで改めて告白するのはどう見ても死亡フラグだけど、それをあっさりと流したのは、フラグをへし折ろうという夕日の優しさだな(←いや、違うだろ)。
人ならざる敵が、終盤に至って人に興味を持ち始めるというのも、どこかで聞いたような展開・・・そしてそれゆえに敗北を喫するわけだが、そうだとするとやはりキーパーソンは太陽か? もうひとつのカギは風巻の思いついた事だろうけど、こっちも変身型の泥人形を用意して同キャラ対戦→相討ちに持ち込む魂胆? それ以外だと予想つかないなぁ。
天にひびき
やっぱり成長してた(・・・ガックリ)。まあビジュアル的には並みだけど、けっこう気さくな性格なのは俺好みと言えなくも無い。指揮志望の優男っぽいのを加えて三角(四角?)関係になるんかねー?
本編はまだ始まったばかりで評価は保留だけど、コラムにあった指揮者の歴史は興味深かった。初期は木の棒で床を叩いてたって・・・。
ドリフターズ
信長ビジョンの日本地図ひでえ(笑)。那須与一が女性と見紛う美しさというのはホントなのかね? 俺の知ってる与一は、メガネっ娘だったけど。
時代を超えたメンツがそろって面白くなってきた、いよいよスーパー武将大戦スタートか?と盛り上がってきたところで、敵がエルフという設定にずっこけた・・・いや、まだ姿を見せたわけではないし、ヒラコーなら食い合わせの悪そうな素材をうまく料理してみせるかも知れんので、希望は捨てないでおこう。

いったん帰宅して、昼食後に再び電車に乗って今度はD書店へ。他店では見つからなかった娘TYPEが、ここにはドッサリ(でも「ぱふ」は見当たらず。先月も無かったし、取り扱いをやめた可能性もあり?)。
娘TYPEは、メガミに負けじと劇場版なのはを巻頭に持ってくるかと思いきや、角川のプライドに賭けてハルヒを選択・・・少年エースもそうだったけど、完全に裏目に出たと言うか、タイミングが悪すぎる(笑)。
他の記事や企画ページには読むべき部分が少ないものの、ピンナップに限って言えばメガミよりも上・・・ぶっちゃけ、ゲーマーズの購入特典にもなっているコレ

一点のインパクトが大きいというだけの話なのだが(笑)。珍しく、StS以前の頃を思わせる柔らかめのタッチで描かれたいるのがポイント高い・・・というわけで、どちらかを買えと言われれば娘TYPEを選ぶだろうな。
コミケで販売される劇場版なのはの前売り券は、なのは&フェイトそれぞれのドラマCD付き・・・と言ってもStS時代の話なので、買う必要は無さそうだ。無印の劇場版なのに無理やりStSを絡ませようとするあたり、StSアンチを徹底的に根絶させようという意図が感じるのは気のせいか?

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