昨日のリベンジということで、K書店でアニメディアを立ち読みの後、代償としてワンナウツ第16巻を購入…やれやれ。
軽く読み流すだけのつもりだったのに、夏クール新作の紹介記事を読み込んだりで、意外と時間を食うことになった。やはり春の不作から来る飢餓感は深刻だったようだ。せめて1日あたり2~3本は、まともに見れる作品が欲しいよなぁ。
巻頭は歴代人気アニメ特集。種死にもページが割かれていたが、「劇場版の制作は続行中」と言いつつ、ユニコーンの情報で穴埋めしなきゃならないのが実情のようで…。
石田敦子コラムは「絵の描ける人はアニメーターを目指すべきか」、ひいては「好きなことを仕事にすべきか」というテーマ。いきなりブラック全開の物言いはどうかと思うが、漫画のダークな作風を考えると、こっちが本性なのではないかって気もするな。しかしまぁ、ネットの雑音なんて無視するのが一番だぞ。
最大の関心は収入だろうということで、同じく所得面がネックになっている少子化問題になぞらえて話していたが、子供は生まれてしまえば「育てるしかない」とある意味あきらめがつくのに対し、仕事はその気になればいつでも辞められるからこそ、辞めるべきかどうか悩むんじゃないか? あるいは食っていくために働き続けるしかなくて、好きで始めた仕事なのに嫌いになってしまうのが不安だとか。
俺は仕事も趣味もまったりモードが性に合ってるし、かつて実際にノルマを負わされた仕事で潰れた経験があるからお勧めしないけど、結局は「人それぞれ」としか言いようがないだろう。
立ち読みしてる最中に目に入ったのが、正面の棚にあった「カオスアニメ大全」なるムック。表紙に列挙されたタイトルがアルジュナ、Vガン、天使のしっぽetc…となれば、これは目を通すしかあるまい(笑)。内容はというと、太字で強調されたツッコミ(笑いどころ)を濫用したり、筆者個人の実体験や主観が多くを占めていて資料性が高いとは言いがたい…など、要するに「クソゲー大全」のアニメ版。
セングラ2を作った会社が後に倒産したとか、知らなかった情報も得られたので無駄ではなかったけどね。あと、黎明期の萌え系作品の多くに六月十三が関わっていたとか(←筆者が六月に対する異様な拘りっぷりが笑えた。ほとんど怨念レベル)。なのはという救世主に出会う以前のメガミマガジンって、ほんとに迷走してたよな…いや、ライバルのG's magazineも双恋とか色々やらかしてたわけで、そんな荒れ果てた市場にいきなりハイクオリティな京アニ作品が降って湧いたら、そりゃ萌えオタが雪崩を打ってそちらに流れるのも当然か。
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