月曜日, 11月 25

魔界の滅亡、購入

人間、一度ズボラが身に染み付いてしまうと、なかなか元に戻るのは難しいようで、アニメ雑誌を立ち読みしなくなって以来、すっかりリアル店舗から足が遠のいてしまった。
しかし本書に関しては、あまりにも──本自体、あるいは出版社が?──マイナーであるためか、発売日の2週間前になってもネット店舗では取り扱う気配が無かった(←Amazonだけは例外だったが、BDと違って値引きしてくれるワケでもない以上、できれば使いたくないし)ため、久しぶりにリアル店舗のお世話になろうと決断。
上述したように出かけるのが億劫なので、なるべく短時間で済ませるべく、通勤電車の途中駅にあるV書店をチョイスした。ところが、わざわざiPadを持ち出し、Amazonのページを表示してISBNコードまで見せたのに、担当者いわく「まだ取次でも扱いが始まっておらず、受け付けられない」との事。それぐらい柔軟に対応しろよ!そんなだから「リアル店舗はダメだ」とか言われて、Amazonの独り勝ちを許すんだよ(怒)。
それから1週間後。今度はO書店に同様のアプローチを試みたものの、やはりまだ取り扱いは始まっていないとか。しかし、こちらはV書店よりも融通が利き、いちおう予約は受け付けたうえ、取次が対応したら直ぐに注文を入れるという話。まぁ、この頃になると──発売まで1週間と迫っているだけあって──ネット店舗でも商品が表示されるようになっていたが、相変わらず“この商品は現在、注文できません”状態だったことを考えれば、上出来と見なすべきか。

しかも、発売日の翌日には入荷の電話が入り(←発売当日は祝日で、その翌日は日曜であるにも拘わらず…である)、その次の日である今日の午前中に、チャリンコをかっ飛ばして買いに行くことができたのは、発売前の状況からは想像できないほどの挽回ぶりと言えよう…リアル店舗も、捨てたもんじゃないね!(←現金なヤツ…)
念のために今日は有休を取得しておいたけど、今日中にプレイするのは難しいだろうと半ば諦めていたよ。

というわけで、さっそくプレイ開始。キャラクターメイキングについては、おおむね妥当と思える改善が為されていた。クロムの長剣を失った際には、与えられるダメージが2ポイントに低下する旨が書き加えられていたり、この巻から冒険を始めた場合には、幾つかあるアイテムのうち2つを選んで持って行くことで、ゲームバランスを取る工夫もされていたり(←しかし、てっきり壁ぬけパウダーはハズレ扱いだと思ったのに、まさかあんな事になるとは…)。

さて、旧版では43階から始めるメリットは少なかった(←敢えて言うなら、ひし弓を速攻でゲットできることぐらいか?)ワケだが、せっかく紅玉のカギを入手したのだからと、敢えてそちらのルートを選んだのは、失敗だったかも知れない。
事前の告知から、相当のアレンジが加えられていることは覚悟していたけど、その最有力候補は(ムダに広い部屋の多かった)41&42階あたりで、43階は対象外だろうと踏んでいたのに…。

まずはゴルルグの私室らしき小部屋から、大急ぎでアイテムをかっぱらって脱出。当てずっぽうの三択だったワケだが、大中小の3種類の袋のうち、いかにもハズレくさい“大”を敢えて選んだところ、ほんとに何のヒネリもなくハズレだった(苦笑)…やはり、ここでは普通に“小”を選ぶのが正しかった模様(←中身は壁ぬけパウダー2袋)。
同じくベタなネタだったのが、南東の袋小路に生えていた小さなきのこで、48階の牢獄における展開を知っている身としては、乾いた笑いしか浮かんで来ない…ハハハ。

階の中央やや西寄りには“紅蜥蜴”なるアクセサリーショップが新たに構えられており、真珠貝のかけら真鍮のダイスなどといった懐かしいアイテム類を買い取ってくれる一方、各種アミュレットオニキスの指輪などを売ってくれるそうな。
まぁ現状では資金繰りに窮しているわけでもないし、そもそも旧版の通りなら金貨の使い道なんて殆んど無いはずだから、ひとまずは何も売買せずに立ち去った。しかし、店の奥には何かあるようで気になるな…。

店の反対側には、いかにも怪しい空き部屋があり、壁ぬけパウダーが使用可能になっている。
マップを見ると、ここの壁を抜けないと到達できないエリアが存在するようだけど、だからこそ現時点で壁ぬけパウダーを使ってしまったら後で手詰まりになる危険がありそうで、ここも保留しておくのが無難だろう。

なおリビングステーテュについては“リビングスタチュー”と正しい発音に改められ、配置されている部屋の間取りも旧版とは少し変わっていたものの、マジックロックされた扉を開かなければ進入できない点は同じ。
ただし旧版と違って、この巻からスタートした場合でもアイテム選択で古びた魔術書選んでおけば、そこにNUARAの呪文が記されているので、ここに入ることができるようになった。ただし、他にもウイングブーツ壁ぬけパウダー3袋といった、優先度の高そうな選択肢がある中で、どれを選ぶのが正解なのかは今のところ明言できない。
こいつらに関しても、体力を回復する手段が確立していない現状においては、余計なダメージを負うべきではないと判断し、戦闘は回避してそのまま部屋を後にする。


0 件のコメント: