月曜日, 11月 28

ガンダムエース1月号

今日は夜勤明け。やや遅めの上がりだったので、その後の帰宅時間や食事・仮眠時間なども全体的に押し下げられたものの、仮眠そのものは充分かつ良質で、午後4時ごろ目が覚めたときには、かなり快調な状態に。これなら行けると確信し、自宅近くのコンビニへ赴き、銀魂DVD第5-5巻の回収がてら、ガンダムエースを立ち読み。
立ち読みフリーであることは数日前に訪れたとき確認済みだったけど、体力的に余裕がなかったので保留していたんだよね…まさかD書店でさえ読めないとは思わなかったし。で、実際に手に取ってみたところ、とくにデカい付録が付いているわけでもなく(←ポストカードという、ありがち&小さい付録だけ)、なぜD書店が立ち読み禁止扱いだったのか分からん…。
気力&体力の限界と、銀魂の放送開始時間が迫ってきたことで、Wガン小説だけは諦めた(←とくに後悔なし)ものの、あとは富野ですも含めて読破することができた。

「アルテイシア 0083」I・前編(安彦良和)
編集が「やはり北爪ゼータでは代役にならない」と安彦に泣きついたのか、さして間を置くこともなく復活(笑)。
「ジャーナリストになったカイが、セイラのもとを訪れる話」って、あらすじだけ書いたらカイレポ劇場版ゼータのラストみたいだけど(笑)、それ以外に何も無いしなぁ…あ、ミライさんの授乳シーンとか?(笑)
敢えて“0083”という年代設定にして、タイトルにまで冠したあたりも、読者を釣るための作為的なものが感じられるな…ファースト以降のガンダムシリーズ展開に否定的だった安彦が、オリジン世界にデラーズ紛争を受け入れるとも思えないけど、もしも“正史”との一致を臭わせるような描写があったら、果たしてどんな評価がされることやら。

Zガンダム Define
ガンダムMk-IIの起動試験に関する情報は、ティターンズが意図的にリークしたものであり、それに釣られてグリーンノアに襲撃してきたエゥーゴを、殲滅する計画だった…という解釈は面白いな。
そして、装甲材に関する新たなアイデア(←発案者である母親に対してカミーユが抱く複雑な心境と、それを指摘するシャアの描写がいい)によって耐弾性の向上を図ったMk-IIと、そもそも敵弾に当たらないことを目指して機動力を強化したリック・ディアスの対比も興味深い。
シャアに“当たらなければ、どうという事は無い”という持論を展開させつつ、その唯一の例外(=アムロ)の存在を語らせるとか、ファンをニヤリとさせるような話題の振り方も上手いし。
それにしても、設定レベルでは“ビーム兵器の普及により、装甲よりも機動性の強化が優先された”と記されている場合が多いのに、これが映像になると、やたら“砲撃を回避された挙げ句、チャンバラに持ち込まれる”というパターンが目立つのは何故なんだろう?(笑)

ハイブリッド4コマ
アニメ版の上映開始に合わせて、こちらのユニコーン編もepisode.4のネタに突入。やっぱりミネバは食い逃げだったのかよ!(笑) 
レトロMS軍団が決起する一連のシーンで、古城の城壁から姿を現したのはC-3型グフだったのか…本編を見たときは気づかなかったわ。しかし“城壁に引っかかって出られない”という4コマのネタよりも、「トリントンに辿り着けなかった」というハシラの煽り文句のほうが笑えた…じゃあ何のために登場したんだよ?(笑)

ジオン公国幼年学校
あんなに気合いの入ってない殴りあいシーンは初めて見たわ…まさに「そのキレイな顔をフッ飛ばしてやる!」レベルで、ある意味このマンガに期待されていたのは、こういうのじゃないかと(笑)。

池田×森功至対談
両者が子役時代から先輩後輩の知り合いだったとは、初めて知った。ユニコーン第4巻でのダイナーの主人役へのキャスティングについては、いかにも福井あたりの趣味が入った結果だと思ってたけど、ノータッチだったらしい。

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト(長谷川裕一)
新連載。今さら言うことでも無いが、この作者って、余所から借りてきた作品世界であっても、かなり際どいところまで自分の趣味に染めようとするクセがあるんだよな…とくに序盤のうちは、提示される設定やキャラに対する違和感が強い。
ただし“読ませる”マンガを描くスキルは持っているから、ある程度ストーリーが進んでしまえば、内容にグイグイと引き込まれてあまり気にならなくなる(←それでも、やはり“このマンガがガンダムである必然性”への疑念は付いて回るが)。
今回の話について言えば、サンドージュのようなデザインのメカは、むしろこの作者の作風に合致しているのではないかと、肯定的に評価…まぁ「公式設定では、軍の制式機じゃなく、民間で試作運用されていた機体のはずなのに、あんなところに出現するのはオカシいんじゃねーの?」とツッコみたいところではあるけど(笑)。
つーか、作風うんぬんを言うなら、この作者にこそああおガンダムAGEのコミカライズ版を任せるべきだったんじゃないかと。

機動戦士ガンダム U.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬(夏元雅人)
こちらも新連載。この作者も、①ファースト本編の世界観が(ホワイトベース隊やキシリアは例外として)基本的に“オトコ社会”だったのに対し、やたら女性の同僚やら上官が多い。②歴史の表舞台に出ることの無かった、強力な機体が登場…みたいな作品ばかり描いてる印象があるな。まぁこっちの場合、タイアップしている企画側の都合という面も大きいので、作者ばかりの責任と言うのは酷かも知れんが。
しかし今回に限っては、企画の段階で制約が課せられており、ワッパのように地味きわまりない兵器しか登場できないおかげで、②については心配なさそう…①のほうは、相変わらずのようだけど(苦笑)。
ともあれ、そんなわけで現時点での評価は、これまでの作品に比べるとやや高め…とはいえ、単行本を買うレベルには程遠いな。

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光
①最後まで、話し合いによる解決を訴えたノベンタ元帥。②その元帥を謀殺しようとする罠の存在に、他のガンダムパイロットたちは気づいた。
これらの描写が追加されたせいで、元帥を殺してしまったヒイロの責任が、アニメ版よりも強調されることになったな。であれば当然、この後の悔恨と贖罪についても、同様に強調して描かなければバランスが取れないわけで。

超超お父さんドズル~やらせはんぞう物語~
Q.面白かった?
A.メイド服コスのララァが可愛かった。

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