日曜日, 11月 27

アフタヌーン1月号

先日は2日連続で有休を取得し、その前日の夜勤明けと通常の休日を合わせれば、実質の4連休。ところがVer.M/Wの制作とレポート作成に時間を食われ、しかもテストプレイで予想外の問題が多発してその修正に多大な時間と労力を費やすことになったりと、あまり有効に利用できないまま終わってしまった感がある。
だが、まだまだ今年度のうちに消化しなければならない有休は多いし(←むしろ多すぎて、使い切れないのではないかと不安…しかも今年は、ベテランが2人も唐突に辞めたせいで、想定していなかった人手不足状態に陥り、休暇の枠に余裕が無くなってしまった)、HDDの温度を気にせずPCを連続使用できる季節になったので、どんどん休んで制作を進めたいところ。
とはいえ、今だにLeveL.11を作り終えていないというのは、さすがに遅れすぎ…こりゃ年内の完成は難しいか。

そんなわけで、すでに月末進行に突入しているにも拘わらず、なにも読み終えていないという悲惨な状況なのだが、その理由としては、立ち読みの代償に関する見通しが立たないことも挙げておかなければなるまい。
数日前にネットで注文しておいたエロマンガが、注文した時点では“在庫あり”だったのに、なぜか後になって“取り寄せ”扱いに変更となり、今なお入荷の報告がないんだよね…。
とりあえず今月をローゼンメイデンドラえもんよつばと第11巻の3冊で乗り切れば、来月の初頭には釈迦みてクレイモアが発売されるので、何とか凌げるか…。

さて、今日は泊まり勤務。やや出勤時間が遅いシフトなので、それまでに1冊でも読んでしまおうと、早めに家を出てD書店へ。
昨日も明け方までVer.M/Wの制作に没頭して(←その甲斐あって、ようやくLeveL.11の第11区画まで完成のメドが立った)睡眠時間は絶望的に足りなかったのだが、2時間ほど微睡んだだけでスッキリしてしまい、それ以上は眠れそうになかったので、思い切って先に立ち読みを済ませようというわけだ。
仕事の合い間にある、食事用の長い休憩時間を利用する手もあったんだけど、そちらは仮眠に回すことに…って、結局それでも眠気を払拭するには足りず、夕方以降は睡魔に悩まされ続ける羽目になったのだが(苦笑)。

立ち読みするうえで最後の砦とも言うべきD書店だが、今回の状況は芳しくないな…電撃大王はともかく、まさかガンダムエースまで立ち読み不可とは。
アフタヌーン少年エースは見本誌形式で立ち読み可能であり、まず今日は前者から手をつけることにしたものの、四季賞ポータブルについては外されており(←付録扱いされたらしい)読むことができなかった…まぁ出勤時間が迫っていたので、仮に読めたとしても後日に先送りされただろうけど。

げんしけん 二代目
読み切りがアフタヌーンに掲載された荻上だけど、読者の評価はイマイチだった模様。そして、荻上と合同でイベント参加したことを漫研の連中に知られた藪崎さんは、追放の憂き目に…と、やはり過去シリーズの積み上げがある分、旧キャラに思い入れが行ってしまうのは仕方ないか。そんな逆風の中、荻上をヒザ枕して至福の悦びに浸るスーだけが、一服の清涼剤だわ(笑)。
さて、いろいろと完璧超人なハトだけど、あのマンガ描きのスキルは一体どこに由来するものなのか?という点がクローズアップ。あるいは荻上のように、マンガがらみでシリアスな過去があったのか?なんて一瞬考えてしまったのに、じつは「女装してる時にはBL絵しか描けず、女装を解いた時は、なんだか得体の知れない絵になってしまう」って、ギャグでやってるのかシリアスに振るつもりなのか、判断つかねぇ…。

臨死!! 江古田ちゃん
せっかく若者向けのファッションを取り揃えたのに、実際に購入していくのは中高年ばかり…という状況が切ない。
友人Mは、無感情系キャラ萌えの俺としては十分に守備範囲内なんだけどねー…ときどき言動がアレなのは、江古田ちゃんと組んだ時に限定の相乗効果という前提で(笑)。恋人だの夫婦だの言っても結局は他人なんだし、行動や価値観を完全に一致させようと無理するから破綻するんだよ…とうとう“彼氏彼女いない派”が多数を占めるようになったらしいけど、今後は“まず互いのプライベートを尊重した上でのつき合い方”というスタイルを形成していく必要があるんじゃないかね?
その点、全く異性に興味ナシという草食系よりは、「対象への愛好は持ち合わせているけど、具体的に“一緒に何かしたい”というわけじゃない」という“萌え”の感覚こそが、じつは絶妙な距離感の取り方じゃねーの?とか無責任なことを言ってみる(笑)。

勇者ヴォグ・ランバ(庄司創)
待望の(笑)新連載。作者が欄外コメントで予防線を張っていたように、確かにぺインフリーのアイデアは伊藤計劃作品を思わせるものがあるけど、そこまでパクリ呼ばわりを恐れるのは、ちょっとナーバスすぎる気もするぞ…まぁ“生府”とか言い出したら、ちょっと待てやコラって話になるが(笑)。
まだ評価については保留…とはいえ、これだけ期待されてハードルが上がっていたにも拘わらず、少なくとも及第点レベルに達しているのは間違いないのだから、大したものだと言えよう。

山口とう子が取り調べます。(中島守男)
新連載。肉感的なキャラデザに加え、語られる下ネタもやたら生々しくて、ギャグとして楽しめない(←江古田ちゃんぐらい突き抜けてくれれば、こちらも開き直って受け止められるんだけどね)ため、今回で切り。

天地明察
この引きはキツいな…原作者から「尻尾をつけてもいい」とアドバイスされた(←単行本第1巻あとがき)作者じゃないけど、さすがに主人公が可哀想に思えてきた(笑)。
希望的観測としては、問題が“よくできた難問”だったせいで門弟たちは誰も答えることができず、しかし関さんだけは気づいて評価してもらえる…という結末を迎えることだけど、そんな都合のいい話になるとは思いにくいし、さてどうなる事やら。

イコン
最終回。先読みできない怒濤の展開が持ち味だった作品とはいえ、話をまとめる段になると、それが裏目に感じられてしまうんだよな…。唐突に撃たれるヒロイン→最後のコマで生存確認…などという安直きわまりない“衝撃の展開”は、もっとつまらない作品で数多く繰り返されてきたせいですっかり陳腐化してしまっており、「またこのパターンか」みたいな感想しか出てこないわけで。
でも同じく“お約束”ながら、悪役サイドの「コイツも本当は、そんなに悪い人じゃないんだよ」的な過去回想フォローについては、なぜか許容できてしまったという…結局のところ、この辺の違いは「理屈じゃなくて些細な感性によるもの」としか言えないか。
まぁ全体としての評価は悪くなかったので、いちおう単行本第2巻も買う予定。

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