月曜日, 11月 22

ex.08 ピンキーの動きが再現できない

ここのところ仕事が忙しくてテストプレイも滞りがち。来月17日にはダライアスバーストACが稼働する(←近場のゲーセンへの入荷が即日かどうかは不明だけど)ので、それまでにクリアして一段落させたいところなんだが、はてさて…

Level.8は、色々と手を入れることになった。まずモンスターについてはClay Golem、Hydra、Issyの3種のみ継続とし、残る5種に関しては、見た目がパックマンのモンスターに近いGalebduhr(アカベイ&ブリンキー役)、Shrieker(ピンキー役)、Bloodworm(アオスケ&インキー役)、Mulick(グズタ&クライド役)、Uinal(スー役)を差し替えで採用する。
出現数を1~4匹(←ただしSUEだけは必ず1匹)にして、経験値も(各モンスターの種類やパラメータの優劣とは全く無関係に)第1グループの200ポイントから第4グループの1600ポイントまで倍々ゲームに設定するなど、なるべく元ネタの雰囲気に近づけた。敵味方の移動速度が同等になるようAGLを高めに設定したのも、元ネタの(チェイスゲームとしての)緊張感を再現するためである。
ここで最も重要なファクターは間違いなく、戦闘時のモンスターの動きだろうから、できる限りこだわってみたものの、追跡(UN=0~2)、ランダム(UN=3~5)、逃走(UN=12)のようにシンプルなパターンはともかく、ピンキーの待ち伏せ攻撃だけは、既存のUNでは再現することが不可能だった…このmapのパロディ云々はさて置き、原作に実装されていれば戦闘のバリエーションが増しただろうに、制作期間あるいは容量の問題で無理だったのかね? 正直、UN=0~2は大して差が無いように感じられるし、ひとつ削って、代わりに待ち伏せパターンを入れるのは無理だったのかなぁ…と。
なお、せっかくグループ毎に異なった名前を付けられるのだから、ちょっと悪ノリして海外版の各種ニックネームも登場させることにした。性格(つまりUN)設定については前半グループを旧パックマン、後半をパックランド準拠ということで統一したが、例外としてSUEだけは第3グループまでを通常のおっとりモード、第4グループはタイムオーバー後の(猛然とパックマンを追いかけてくる)発狂モードに設定しておく。

また外世界のmapでは、パックマン迷路の横幅を少し圧縮し、SHOPの外観を修正。モンスターの名所変更に伴い、SHOPの店主の名前も変更し、また一部の取り扱い商品(←ほとんどインチキ商品だが)についても、新たなアイデアを盛り込みつつ改良を加える。

最大の変更点は、Scroll of Deathの隠し場所。旧版のネタが割れてしまった以上、アッサリ回収されて恐れがあるので、単に隠し部屋の位置を変えるぐらいでは意味ないだろう…ということでアレコレ頭をヒネることに。これじゃ完全新作とあまり違わない気がしてきたぞ(笑)。
結局、思いついたアイデアは全てブチ込み、正解のひとつ以外はダミーとして機能させることで、プレイヤーの攪乱を狙ってみた。
まずは同じような通路デザインの部屋が連続することを逆手に取り、ニセの外周通路を手前に設置することで、現在位置を混乱させるトラップ…まぁ、これは時間稼ぎにしかならないだろうけど。
次に隠し部屋の数を増やす一方、そこに置かれたScroll全てハズレとする。また上述のインチキSHOPに関連して、新商品としてニセのScroll of Deathを陳列し、そのSHOPへと誘う出口をあちこちに設置した。

【MIRU'S SHOP】 (ミルの店)
A:Scro11 of Death(Thunder×100)500000-Gold
B:5croll of Death(Poison×50)500000-Gold
C:ScroII of Death(Fire×250)500000-Gold
D:Scroll of Death(Death)500000-Gold








とくに旧版でScroll of Deathが隠されていた部屋(1,5)は、真っ先に調べられる可能性が高いわけだが、置かれているScrollがハズレだと判明し、さらに旧版には無かった出口を見つければ、まずは調べてみたくなるのが人情だろう。そして、これも引っかけだと分かった後は、出口によって上からの進入を阻止されている部屋(1,6)が次に怪しい…と考えるのが妥当だろうから、この部屋もハズレにしておく。
こうしてハズレを引き続けると、ムキになって落ちているScrollの内容にばかり目が向いてしまいがち。その裏をかいて、じつは隠し部屋にいるHydraこそがScroll of Deathを所持している…ということにした。
Hydraを選んだのは、もともとDeathを使ってくるのでScrollを所持していても違和感は無い(←そうか?)し、やたら強いくせに本来の所持アイテムが全てRed Potionなので、Scroll of Deathを探して気が急いている状況なら、放置して次の部屋へ向かうのではないか…と期待したのも理由のひとつ。
その可能性を少しでも増加させるべく、Scroll of Deathを所有する第4グループについてはUNを11(←魔法を唱えつつ逃げ回る)に変更。「部屋の反対側に逃げた敵を、いちいち倒しに行くのメンドクセー」と思ってくれれば大成功だな。

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