木曜日, 11月 4

娘TYPE&メガミマガジン

今日は休日。昨晩はVer.D-exのテストプレイで徹夜したため、日中はダルくて動けず…しかし先週が“あまり寝られなかったのに眠くない”という(ある意味)理想的なパターンだったのに対し、今はそのツケが回ってきたのか“眠いのに寝付けない”という厄介な状態。こんなコンディションのまま勤務日に突入したら、また手痛い失態をやらかしそうで怖い…。

陽が暮れた頃には動けるようになり、通勤電車でV書店まで出かけて娘TYPEの続きを立ち読み。あっさり読み終わったのでメガミマガジンの冒頭にも少し手を付けておく。

その後しばらくは腰の重い日々を過ごし、けっきょく残りを読み終えたのは7日になってから…この日は遅出勤務だったので、早めに家を出て通勤電車を途中下車し、V書店へ立ち寄った。立ち読みの代償としては、しばらく保留扱い。

娘TYPE
特別付録のリリカルなのはシリーズ・イラストコレクション2ndには少し心惹かれたものの、半数以上がStS以降に描かれたものということもあり、購入を決意させるまでには至らず。

今期の放送作品のうち巻頭でクローズアップされているのは、角川補正のかかったそらおと2期禁書目録2期(←でも表紙はインデックスじゃなく美琴だったり…)。オレ的な当たり作であるイカ娘ミルキィホームズはピンナップのみという扱いでした…どちらか一方でも大規模な特集を組むか特大ポスターみたいな付録が付いていれば、購入の後押しになったかもなー。ちなみにミルキィのピンナップは(今どき)ブルマで体育とか…まぁ作品イメージ的に、ほぼ全裸となる入浴シーンは無理っぽいし、幼児体型だから水着になってもあまり嬉しくないと考えれば、妥当な判断なのかも。オレ的には、普段の探偵コスが一番かわいいと思うんだが、それじゃ企画として成立しないか。

ストパンは新展開として、新たにコミック連載がスタート。第1回は幼い頃の坂本少佐がウィッチを志すきっかけとなったエピソードだったけど、企画の方向性としては、こんな感じで順番に各キャラの過去を掘り下げていくんだろうか? まぁ3期の可能性が残されている以上、2期終了以後のメインストーリーをこういう形でムダに消費するのは愚策だろうしな(←でも、なのは4期はそのパターンか)。
年増属性のキャラを無理に若作りさせても、ファンの固定観念に反するわけで需要あるのか?…とまでは言わないけど、ストーリーの構造は正面突破一点張りで、正直なところ面白味に欠ける…よく言えば王道なんだろうけどさ。
まぁ作画レベルに限っては、先月までのアレと比較にならないわけで、その点だけは評価する…とか思ってたら、そのアレが単行本化されることになって、その発売告知マンガが掲載されてるじゃん!
さすがにお上へんしゅうぶにも最低限の慈悲はあるらしく、原作が同じだからといって両者を隣り合わせにして晒すような心ないマネだけは避けたか…いや、間に関係ないページを挟んであるとはいえ、同じ雑誌に載せている時点でダメだろっていう気もするが(笑)。むぅ、これが格差社会の現実ってヤツですか。

下巻の発売が迫ってきたあきそらは、相変わらずかなり際どいカットを掲載…まぁPVで公開されている奴だけど。でもナミも巨乳メガネもあまり好みじゃないし、阿部定は論外ということで、購入することは無さそう。けっきょく近親モノって──いや、恋愛モノ全般がそうか──障害を乗り越えて初めて結ばれた瞬間が盛り上がりのピークであって、その後はどうしても(度合いの差こそあれ)下降線を描くのは避けられないんじゃないかと。
その点では亜美シリーズも同様に、たとえどんな展開にしても1本目を越えることはできなかったのかもね…だからといって後のシリーズ展開を許容するつもりは無いけど。

それ町は原作者インタビュー。「原作は白黒ページなので表現できないけど、描かれている時間帯は主として夕暮れ時なので、その色合いを画面に反映してほしい」と要望したそうだが…なるほど、それは盲点だった。
アワーズ今月号にも原作者インタビューが掲載されていたけど、ついでなので思い出したネタを書き込んでおこう。「アニメ化されて以来、原作を描いているとキャラのセリフがアニメ版の声で脳内再生されるようになった」との事だけど、そこで例に挙げられていたのが脇役のオッサンキャラだという(笑)…そこは社交辞令(あるいは宣伝)として、ウソでもヒロインの名前を出すべきだろ!

メガミマガジン
最初の特集は、発売間近となったリリカルなのは劇場版BDのリテイク作業について。全般に渡って、通常では考えられないほど膨大な量のリテイクが行われたが、アニメーターの間でも作品の人気が高いことから、参加希望者も多かったそうな。それは良い事だけど、各人が勝手に“俺フェイト”を描いて統一感がバラバラ…なんて亜美シリーズ後期みたいな悲劇はカンベンな(笑)。まぁ総責任者を置いてチェックしたらしいから、大丈夫だと思うけど。つーか、そんなに厳しくチェックしたんだから、当然キャラデザについては期待していいんだよな!?
じつは今だに、とらのあなで購入すべきか決めかねていたわけで…購入特典がA2サイズの特大ポスターとかだったらこんなに迷わなかっただろうに、A3サイズで、しかもタペストリーというのが微妙に嬉しくないとか、これを購入するだけのために新規の会員登録をわざわざ行わなければならないのが面倒だとか、いろいろ難癖をつけて先延ばしにしてきたんだよね。
でもさすがに決断しないといけない時期になってしまったので、今月でクライマックスを迎えるであろうコミカライズ版を読んで気分を盛り上げ、その勢いに乗って購入してやろう…という腹積もりだったのに、むしろ逆に購入意欲を殺がれてしまった(←いや、いちおう買うけどさ)。
まず冒頭で、戦闘終了後になのはが転落しそうになるというのは、劇場版の追加エピソードなんだろうか? いいシーンになりそうだったのに、間一髪で救いあげたときのフェイトのセリフがカッコ良くなくて拍子抜け。その後のやり取りが思いっきりデフォルメ絵(←劣化後の長谷川の悪い部分をすべて濃縮したようなヒドい歪み方)で描かれたり、とどめに劇場版BDのキャラクターコメンタリーに参加するのがStS以降の連中メインだと知ったり(←これは俺が情弱だっただけだが)。唯一よかったのは、フェイトの回想に出てきたリニスとの別離のシーンだけだな。

ストパンは“今だから話せる ネタバレ Q&A30”と題し、世界観設定・軍事考証を担当した鈴木貴昭への質問およびインタビューなど充実の内容。いちおう角川コンテンツのはずなのに、娘TYPEよりも力が入っているように見えるんだが…いいのかこれで?(笑)
今後のシリーズ継続についてかなり積極的な発言があり、それを見据えて歴史年表を1951年まで延長したそうな…ただし史実と異なり、ジェット技術は本格導入されないとの事。戦闘シーンが単調になってしまうのと、あくまで「レシプロで飛ぶのがウィッチらしい」というのが理由らしい。

娘TYPEと違って、放送中の作品を手広くフォローしてくれるあたりは高く評価したいところ。
ミルキィホームズは特集を組んで、原作ゲームとアニメ版の両方を紹介。「ゲーム版の主人公を登場させるとハーレムアニメ化しそうなのでやめた」という判断は正しいと思うが、果たして同じ方針だったギャラクシーエンジェルのように成功できるかどうか…GAも本格的な暴走が始まったのは、かなり話数が進んでからだったけど、あの頃のようにじっくりと時間をかけて作品が育つのを待つのは、今では難しいからなぁ。
ちなみにピンナップは水着だったけど、やはり幼児体型では嬉しくない…第7話は水着回との事だが、期待しないで待つとするか(笑)。つーか、第5話で失速してしまったのを挽回できるかどうか、このさき数週間が評価の重要な分かれ目になりそう。
いっぽうイカ娘はピンナップ無しで、紹介ページも本編内容をなぞっただけ…やはりスタッフの話が載っていないと読みごたえに欠けるな。

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