金曜日, 11月 19

アニメージュ12月号

その後、帰宅してから通勤電車で図書館へ赴き、アニメージュを立ち読み。初動が遅れた上に買い物に時間を食われたこともあって、クレヨンしんちゃんの放送開始までに帰って来られるか際どいところ…と思っていたのに、なんともアッサリ読み終わってしまい拍子抜け。開始前30分には家に帰り着いてしまったという…。

なにしろ読むところが少ない。最近はアニメディアよりもむしろ腐女子シフトが顕著なようで、表紙&巻頭特集が薄桜鬼ピンナップは黒執事&デュラララ(←けいおんもあったけど、絵柄はアニメディアの方が可愛かったな)という万全の布陣。
さらに放送中のTVアニメ関連記事は、視聴を打ち切った作品(←禁書目録に荒川、ざくろ、ぬら孫…)がメインだったので、読み飛ばしが多発。
おまけに興味ある記事でさえ、冲方作品ペア(劇場版ファフナー&マルドゥック・スクランブル)特集だのそれ町の監督×原作者対談だの、他誌と同じような企画がやたら目につく…まぁメーカー側から宣伝を託された作品であれ、読者人気に対応するため取り上げた作品であれ、どうしても顔ぶれが似通ってしまうのは避けられないんだろうけどさ。
マルドゥックは、冲方×林原の直接対談という企画を実現させた点では他誌よりアドバンテージがあるはずなんだけど、実際の中身となると大差ないという印象。
一方のそれ町対談は、原作に漂う一抹の寂しさとか「今のような日々が、いつか終わるかも知れない感」に触れたり、「ほとりが死んでもそれ町は続いていく」と一歩引いた視点から語られるなど、他誌より深い部分が見られたのは評価すべきだろう。

イナズマイレブンは、先月に引き続き脚本家たちの対談。ストーリー展開は原作ゲームの内容にガチガチに縛られいるのかと思いきや、アニメ版から原作へのフィードバックも結構あるなど、意外と融通がきくらしい。
影山は犯した罪のことを考えると安易な贖罪は許されず、死という結末しかあり得ない!とアニメ側スタッフが強固に主張した結果、発売まで残り時間が少ないのにゲーム版のシナリオを変更することになったとか、キャラの性格や設定を変えたりとか。

アニメイト店員日記によると、これまで新作アニメの第1話が放送された時点で、アニメグッズが店頭に陳列されていることは、ほとんど無かったそうな。
最近は1クール終了の作品が増加していることもあり、せっかく作品がヒットしても、商品が出回る頃には人気のピークを過ぎてしまって商機を逃す…というケースが多いとか。とはいえ先行してグッズを生産してしまうと、作品が大ハズレをかまして不良在庫の山を抱えるリスクもあるし、頭の痛いところだな。
そして今回、その慣例を破って早期にグッズを開発したコンテンツこそがスタドラ…って、おい大丈夫なのかよ!? まぁ以前、高額がセルソフトが売れるタイトルとお手ごろ価格のグッズが売れるタイトルは別物…という話もしていたわけだし、ネットの評判がアテにならないのも承知しているつもりだけどさ。

キャラ人気投票は、ミコト(18位)やタクト(21位)など秋クール作品も一応票が入ってるので、ニュータイプがフライングしたというわけでも無さげ。上位の顔ぶれは相変わらずだが。

OVAレビューはクイーンズブレイドにブラクラと、どちらも興味のないタイトル。あさりがREDLINEを誉めていたのは意外だけど、マイマイという前例もあるので全く信用できない(笑)。
今月発売されたあきそらこえでおしごとは、さすがにこのコーナーで扱うのは無理すぎるか。

0 件のコメント: