木曜日, 11月 18

ニュータイプ12月号

今日は夜勤明けで体力的に立ち読みは厳しいだろうから、図書館でアニメージュを片づけることにしよう…との計画は、珍しく誰かがアニメージュを読んでいたことで頓挫。やむなくD書店へ移動し、ニュータイプを立ち読みする方針に切り替える。
幸い、仮眠がうまくいったようでコンディションは悪くなかったし、時期的に品切れとなるリスクも無視できない──現にO書店では売り切れており、S1書店では立ち読み不可という際どい状況に追い詰められていた──ことから、こちらを優先するほうが無難なのは間違いないわけで。
しかし、立ち読みの代償として考えていただぶるじぇいのほうが、品切れリスクが高いというのは予想外だったぜ(苦笑)。

今月の◎はマルドゥック・スクランブル。別ページにもファフナー(←こちらは特に目を惹く内容は無し)と抱き合わせで記事が掲載されているあたりアニメディアの企画とカブっているけど、作品のジャンルからするとアニメディアよりニュータイプのほうが合っているよなぁ(←偏見)。
ただし、こちらのインタビュー対象は冲方ではなく(←別口で富野との対談企画が連載されている事も理由かね? ちなみに今回が最終回)、バロット役の林原めぐみ。「時間の流れという外的環境の変化だけでなく、母親となった事による内的な心境の変化もあって、いまの自分にはもうバロットのようなキャラを演じられないのではないか?」と悩んだらしい。
それにしても掲載されてるカットを見るかぎり、萌え要素を排したリアル系キャラデザであるバロットよりも、ウフコックのほうが可愛いので困る(笑)。演じている八嶋智人は知らない名前だが、林原とNT編集部員は口を揃えて「ハマり役」と賞賛しているな。

けいおんは、映画化についてプロデューサーを直撃!…と煽っておいて、「現時点で明らかにできることは何もない」との返答。いったい何しに行ったんだよ(笑)。ちなみに学園祭から卒業式を経て番外編に至るまでの、あの絶妙なストーリーの流れについては、かなり苦心して構築したとの事。

イナズマイレブンは、ゲームやアニメ版の紹介記事と絡めるわけでもなくピンナップ単体での掲載というのが謎。本気で腐女子を取り込みに来たわけではなく「人気作品らしいから、とりあえず載せてみるか」みたいな中途半端さを感じる。
ほかの腐女子向け作品も見当たらない一方で、そらおと第2期が表紙&巻頭特集を飾るなど、今月号はかなり男性読者向けに偏重した(この雑誌本来の)編集方針に基づく誌面構成になっているようだ。

今月号で一番おもしろかった記事が、高河ゆん×都築真紀の対談。高河ゆんは、なのはを“さん”付けで呼ぶあたり、かなり“分かってる”という印象。しかも「シリーズを重ねるごとに面白くなると聞いていたが、本当だった」と絶賛し、1期と2期の内容をベタ褒めしておきながら、3期については深く言及せずに済ませるなど、「じつはStSアンチじゃないか?」とも取れるような言動が目について、以前より親近感を持てるようになったわ(笑)。
都築サイドでは、なのは制作裏話として「CVが田村ゆかりに変更されたことを踏まえて、なのはの性格を修正した」、「初期段階では、フェイトの仮名は(CVそのままの)“ナナ”だった」、「フェイトが負けて話が終わると水樹ファンに殺されるので、友達になる終わり方にした」など、いろいろと興味深い話を聞くことができて満足。

ゆうきまさみがデビュー30周年を記念して、京極夏彦と対談。どちらも北海道出身との事だが、なにしろ何もない土地だったので“故郷を懐かしむ”という感じでも無いらしい。
あ~るに徒歩で通学しているシーンを描いてしまったのも、都内で“通学”といえば普通はバスか電車なのを、作者が知らなかったからだそうで。

キャラ人気投票は、アニメディアと異なり秋クールのキャラ(←男性部門はタクト、女性部門では桐乃。ともに下位だけど)がお目見え。集計時期に差異があるという解釈も可能だけど、捏造ランキングなので深く考えずフライングで入れてしまったという可能性のほうが高いんじゃないか?
何しろ第1位が、ガンダムOOで揃い踏み──男性部門の刹那はともかく、女性部門が赤毛(←名前は知らん)──とか、常識的にあり得ないだろ!

キャラ設定資料集は、それ町。これまでは、せいぜいキャラデザ担当のコメントが単品で添えられている程度だったと記憶しているんだが、今回は監督と原作者の対談を掲載。こういうスタイルの方が、読み応えがあっていいな。

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