土曜日, 10月 23

アフタヌーン12月号

今日は休日。相変わらず空き時間の大半はVer.D-exをいじり回して過ごす。陽が暮れてから夜食の材料(←いよいよ冬モードに切り替えて、ホットケーキの素とタマゴ、そして牛乳)を買い揃えるついでに、自転車でV書店へ。
もう夜なのに、週末ということもあってか自転車置き場は満車だったので、道路脇に駐輪…まぁ撤去作業も終わってるだろうから心配しなくてもいいんだけどさ。なお期待通りアフタヌーンは立ち読み可能だったものの、電撃大王GENESISは影も形もなし…明日おそらくD書店で読めるとは思うけど。

げんしけん
新シリーズ連載開始。以前に掲載された読み切りの続きとしていきなり始まったので、改めて新入部員キャラの紹介がされることもなく、かなり唐突というか、取っつきの悪い印象。まだ始まったばかりだから仕方ないけど、男の娘以外はキャラが立ってないし。
今回は特に話らしい話もなく(←ある意味、この作品らしいか)、ただ単に男の娘部員の着替え用スペースとして、大学近くにある斑目ハウスを利用させてもらうことが決定したぐらい。期間限定の復活とはいえ、主軸となる話の構造(斑目VS咲とか、笹原×荻上の関係とか)を早めに見せておかないと、「何の見通しもないのに、取りあえず人気取りのために復活しただけ」とか言われかねないぞ。

ああっ女神さまっ
やはり螢一のヒラメキで状況を打開するパターンか。アルミの破片と脱酸素剤が材料ということで、さすがに今どき粉塵爆発ネタでは無いようだが、化学反応を利用したクレバーな作戦を見せて欲しいところ。それにしてもページが少なくないか?

ネクログ
第1話が世界観とキャラの紹介だとすれば、第2話は「1話完結方式では、大体こんな展開になる」というアーキタイプの提示が目的だろうか? 無難にまとまっているものの、突き抜けた(あるいは尖った)部分が見られず「可も不可もなし」という印象の域を出ない。今は他に読むタイトルが少ないので、もう少し様子を見るつもりだけど、このまま低空飛行が続くなら、遠からず切ることになりそうだ。

ヴィンランド・サガ
今さらながら、トルフィンに部分的な記憶の欠落があるとの伏線。その記憶が戻るとき、ようやくトルフィンの(そして、この作品の)目指す方向が明らかにされるのだろうか?
そして、今まで燻っていた奴隷と奉公人との対立の火種が再燃しそうな流れ。今度こそ、今の閉塞状態を打ち破るぐらいの事態に発展して欲しいものだ。

いもうとデイズ
ディアナと暮らすことで、いつの間にか“主婦の気持ちが分かる”スキルやら“年下の女性に対する面倒見のよさ”のスキルが磨かれ、新規のお客さんの多くを常連としてキープすることに成功していたお兄さん。経済的な面では、ハッピーエンドへの下準備は整ったといったところか。
あとは本人の気概だけど、今回はその下慣らしのためのエピソードかね? 葬式に集まった親族一同との会話とか、息子よりも恋愛を選んで結局しあわせになれなかったらしい老いた母親との再会とか、リアルで重苦しい人間関係がえんえんと描かれ、読んでいてウンザリさせられた…今月はオクターヴも同じように、ひたすら鬱屈した会話劇が続くだけの展開なんだよね。何でこんな気分になるために、わざわざマンガ読まなきゃならないのかっていう。
日常系とか、萌えエロだけで中身のない作品が人気を博す理由も分かるな…現実に疲れ切って、そこから逃避するためにマンガやアニメに没頭したいのに、さらに疲れが増すような内容じゃ受け入れられないのは当然。つらい現実に立ち向かう勇気や知恵を授けてくれるなら話は別だが、そういう良作に巡りあえるケースは、残念ながら少ないのが現状なんだよね。救いを求めて、ただ苦しいだけの作品の山を掻き分けるぐらいなら、最初から安易な救いが用意されていると分かっている作品に逃げこむほうが気楽なわけで。

友達100人できるかな
今回のターゲットは、女子グループのリーダー格。「主人公の振る舞いが気に入らない」という女子グループ内の突き上げを受ける形で、「友達になるフリをして近づき、相手が惚れて告白してきたところを、こっぴどく振る」という計画を立てるものの、じつは彼女自身、まんざら主人公が嫌いでもないようで…という話。
まぁ一種のツンデレ属性ですな…と言ってしまうと身も蓋もないわけだが、実際この作品の評価ランクからすると、今回は平均以下の位置になってしまうのは事実。全般的に、女子がターゲットとなる回は厳しい評価になってしまっている気がするな。どうしても男女の関係だと、恋愛という要素が含まれているのではないかと疑念を抱いてしまうんだよね。そして恋愛感情が絡んだ関係を、信頼できる絆として扱っていいのかという…それを認めてしまったら、極端な話、この作品はあっさりギャルゲー的世界に堕してしまうのではないか? それこそ落とし神(笑)が、ヒロイン100人とハッピーエンドを迎えれば地球は救われる…という話にも変換できてしまう。いや、もちろん「男女間の愛はカウントとして認められる」というルールは知ってるけど、俺自身の感覚としてしっくり来ないんだわ。

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