水曜日, 2月 24

アフタヌーン4月号

泊まり勤務明け+残業に水曜日が重なり、さらに月末進行まで始まるという三重苦…やめてください、しんでしまいます。例によって残業から解放されたのは昼過ぎで、家に帰ってまた出直すのは面倒なため、そのままダイレクトにD書店でアフタヌーンを立ち読みしてから帰宅することに。俺様の限界突破モードにかかれば、本誌と四季賞をまとめて読破するぐらい余裕だぜ! …うそですごめんなさい。直後に入浴して腰の痛みをほぐしたら、意外と早く立ち直ったのは事実だけど。

ああっ女神さまっ
男かと思った」報告多すぎだろ! そんな彼女は髪の毛一本から眼球にいたるまで鍛え抜いて弱点はないと豪語してるけど、口の中に木の杭を突っ込んでも倒せないのだろうか?(←投稿を見るかぎり俺よりも年上の読者が多いから、こういう古いネタも通用しそう) ウルドとスクルドは完全に露払い&ギャグ要員扱いになってるけど、たまには普通に活躍しろよ(笑)。
ヴィンランド・サガ
これまでのダラダラ展開がウソのように一気に話は進んだものの、盛り上がるはずの戦記ドラマ部分を最小限に省略するとか、何を考えているんだ? あくまで主題はトルフィンが「真の戦士」を目指すことであって、戦争や史実全般は単なる背景に過ぎないというわけか? こうなるとクヌートのやり方に不満げなトルケルの去就だけが、最後の見どころになりそう。それも失敗するようなら、単行本を買わない可能性も出てきた。
オクターヴ
とりあえず離れては再びくっつく…をひたすら繰り返す、長期の恋愛ドラマに多く見られる安易な引き伸ばしパターンに走ったようにしか見えんぞ。ノーマルにせよ百合モノにせよ、お気に入りのキャラ同士が幸せそうにイチャついてるのを見てこっちも幸せな気分になりたいのであって、あまりリアルな恋愛事情とか描かれても嬉しくないんですけど(←その点では今週のハヤテは良かったのだが、あっちも前フリが異様に長かったから手放しでは褒められない)。
友達100人できるかな
今月のターゲットは、ユカリ先生のパートナーであるヒカルちゃん…なるほど、そう来たか。人類にとって理想的な「進化した知性体」ゆえに、超然としていて取りつくシマがなく苦戦…というところまでは納得できたし面白く読めたのだけれど、本性を顕して豹変したあたりから、展開に付いていけなくなった。
「ただ素直な言葉を口にすれば良かっただけ」という解答オチそのものは悪くない(←似たようなパターンはすでに使用済みのような気もするけど、「これはそういう作品」と割り切ってるし)のだが、そこに至る過程はもっと違う流れにできたんじゃないかと。
ウタマロ 紅蓮の女
田沼意次まで登場して話が拡がってきた…と思いきや、次回で最終回ですか。いつの間にか、絵のひどさも忘れて普通に楽しく読んでいたのに残念。結末次第によっては単行本購入もあり得る…というレベルまで評価は上がっているものの、残りページが限られている以上、太夫を平凡な悪役ポジションとして手堅くまとめるという、ありきたりなラストを迎えそうで不安。
ハックス!
ヴィンランド・サガに劣らず急速に話が進んだけど、まさか最終回が近いのか? せっかく面白くなってきたのに…。コスプレ自体に気を取られて、まさかあの寡黙なメイドさんが女装した兄貴だとは夢にも思わなかった…ってか、分かるわけねーよ!
三山のサボタージュぶりにはイラつくが、性善説的な観念を押し付けてるみよし側にも問題ありだと思うぞ。ソリの合わない相手とはなるべく関わり合いにならないようにするのが互いにとって一番幸せなんだけど、そういう“大人の対応”を現役高校生に求めるのは高望みしすぎか。そしてデマを流して文化祭の準備を妨害しているのは映研部長?
健全な努力をする者たちと、脱落して足をひっぱる連中の対立が発展して決定的な激突を迎える…というのが、この作品のクライマックスなのかね? もっとシンプルに「部活(アニメ作り)って楽しいよねー」というだけの、肩に力の入らない話──それこそ「けいおん!」みたいな──を期待していたのに、予想外に生々しい方向に進んでしまってるような…そういう軽い話が好きなら動研でも読んでろってか?
四季賞
四季大賞『ライオン』と四季賞『ちっぽけで素晴らしき日々』は、ともに「心に刺さる」系の話。クオリティ高いのは間違いないけど、こういう作品を積極的に探したり、単行本買ったりしてまで読みたいとは思わない。
かわぐちかいじ特別賞『除夜のユキ』は、ベタなラブコメ。毎回1本は、こういうライトな作品を混ぜてバランス取ってるよね。それにしても、かわぐちかいじと選考した編集者が口を揃えて「このオチは読めなかった」って…、おい(苦笑)。難しいマンガばっかり読んでるから、こんな陳腐なダマシに引っかかるんだよ。大事なのは、オチがバレバレにも拘わらず楽しく読めたということ。

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