金曜日, 1月 8

エロマンガ買ったら天罰が下った

年末から正月にかけて殆んど休めなかったし、初詣と年賀状という最低限のイベントをこなしただけなので、とても新年を迎えた気になれなかった。しかし昨日、会社の鏡開きでぜんざいを食し(←おせちも雑煮も食べない身としては、これだけが正月らしい食べ物なのである)、今日が休日で明日と明々後日も休暇を取得したことで、遅まきながらようやく正月気分を味わえそうな雰囲気だ。
ところが、そんな気分に水を差す事態が発生。一昨日ぐらいから気配は感じていたのだが、泊まり勤務で会社の仮眠室(←寒いわ空気悪いわで、「ここで眠れば確実にカゼが悪化する」とか言われていたりする)を利用したのが決め手となったらしく、喉が荒れて痰が出るようになった。ここは大事を取るべきであるものの、今日は天気も良く気温も比較的高いようなので、念入りに厚着をした上で外出を決行する。
近所の薬局で実施中だという菓子類のセールス(←昨日、会社で見かけた新聞チラシからの情報)が目当てだったのだが、チラシに掲載されていたチョコバームは見当たらず、代わりにパイの実が置かれていた。まぁどちらもウェルカムなことに変わりはないので、とりあえず2袋(まとめ買いで500円ナリ。1袋だと278円)を購入。昨年以来、ヤマダ電機やその他スーパー&ディスカウント店ではなかなか値引きしてくれない状況が続いていたけど、これでようやく安値で買いだめすることができたわ。

さて帰ろうかという時、E書店がこの近所だということを思い出した。その瞬間までは全く念頭に無かったものの、普段あまり訪れることのない地域でもあるし、前回の来店からそれなりに時間も経っているので、ついでに覗いてみるかと思い立つ。
立ち読みの代償となる本が不足しつつある現状なので、できれば2冊以上の“当たり”を見つけて、2冊目から後は他店での立ち読みの代償に回す…という展開が理想だったけれど、いざチェックしてみると当たりは1冊だけ。そこそこ良かった作品は何冊かあったものの、作画やら一部掲載作品のジャンルやらで不満が目に付いて結局、買おうと決断するには至らなかった。
これはエロ漫画に限った話じゃないのだが、「多少の欠点はあるけど、そこそこ良い」というレベルの作品を購入しようとすると、「文句なしに傑作」という評価の購入済み作品の存在が脳裏をかすめ、「わざわざ新しく買わなくてもいいか」という気にさせられてしまうのである。もちろん“鮮度”の問題──作画その他のトレンドの推移や、繰り返し見ることによるインパクトの薄れ(←これはエロ系作品で特に重要)──もあるので、ずっと同じ作品だけヘビーローテーションしていればいいという話でもないけれど。

そんな経緯を経て選択したのがコレ。この作者の本はすでに何冊か買っており作風は把握しているつもりだったが、純愛系ネタが(この作者にしては)多いとか「帽子をかぶった女の子を描いてみたかった」とか、今回はいつになく俺の嗜好に合致する内容だったので、文句なしに決定。


このように峻別作業に勤しんでいたその時、ふらりと店内に入ってきたのが一人の老人。なにしろ小さな本屋さんなので、レジに座っていた店長との会話が嫌でも耳に入ってくる。どうやら老人、知恵蔵を買いに来たらしいのだが、あいにくイミダスともども休刊してしまったんだよね…これは間違いなくネットの影響だけど、老人にネットで検索しろというのも酷な話ではあるな。

そんなこんなで買い物を終えて店を出ると、さっきまでの晴れ模様はどこへやら、雨がパラついているではないか! おいおい、布団を干したまま出てきちゃったよ。まだ夕暮れまで時間があったので、チョコバームを求めて薬局の別のチェーン店まで足を伸ばそうかとも考えていたのだが、それどころじゃねえ!
だが大急ぎで帰宅して布団をしまう頃には、あっさり雨は止んでしまい、何事も無かったように晴れ間さえ覗いている有り様…ナニコレ? スケジュール無視してエロマンガを買いに行ったことに対する天の怒り? それとも、これ以上の遠出はカゼを悪化させるから止せという天の配剤? 確かに小雨だったから、殆んど濡れずに帰り着けたけど、今後の体調がどうなるかは何とも言えんなぁ。

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