グラディウス区画へ本格突入する前に、Boiardo戦に備えてレベルアップを行なう。前回述べたように、一撃に耐えるためには約20万のHPが必要となるが、これは偶然にも、かなり意味のある数字だったりする。
①食料に関する基本ルール「1ターンごとにMAX HPの1000分の1のFoodを消費して、同量のHPを回復する」より、HP20万のとき100ターンかけて消費するのは20000Foodであり、そのコストは15000GP(CHR=100の場合)である。
②同じく基本ルール「飢餓状態においては、1ターンごとにMAX HPの100分の1のHPを消耗する」より、フルHP状態から餓死するまでには100ターンかかる。餓死寸前の状態から完全回復するのに、Red Potionを1本消費すると仮定すると、そのコストは約15000GP(SHOP 99の買取り価格より算定)である。
つまり食糧に関するコストを比較して、①(普通にFoodを購入して消費する場合)と②(飢餓状態をポーションで回復しながら進む場合)の優劣が逆転する分岐点が、MAX HP=20万付近なのだ。
回復にElixir(MAJYO'S SHOPで、実勢価格12000GPで買える)を用いるならRed Potionよりも安く済むので、Red Potionの収集をやめる必要はないが、やはり1本あたり15000GPでは、使用を封じる代償としては魅力に乏しいか。当初の構想どおり、1本あたり10万GPなら何の問題も無かったんだけどな・・・。
レベルアップを終え、未回収のRodを拾いまくってDeathの経験値をMAXまで上げた後、グラディウス区画へ。するとストーンヘンジの中盤で、ザブ役のDinkに遭遇。ストーンヘンジの石積みは半欠け人面石で再現したのだが、これには地形としての当たり判定が無いので、通り抜けて来てしまったのだな。人造っぽく見えそうなのでレンガブロックは避けたのだけれど、実際に使ってみるとそれほど違和感は無かったので、レンガに切り替えて問題解決。
ついでに他の部分も少しいじって、元ネタの雰囲気に近づけてみた。ザブ地帯の直前は紫色のツブツブを破壊しないと先に進めない構造なので、ドアを増やす。DinkやStone Giantから大量のKeyが手に入るので、少しばかりドアを増やしても問題はないとの判断だ。
いよいよモアイ面に進んでBoiardoと対決。HP1万余りを残し、辛うじて勝利を収める。このまま2体目と戦っても勝ち目が無いので、わざとMonikの呪文を食らって死亡→ElixirでフルHP蘇生して2体目に挑む・・・という搦め手を用い、Red Potionを使わず突破することに成功。
つづく火山ステージでは、「Winged-bootsではなくMantleを使って外壁沿いに移動すれば、ドアを抜けるのにKeyを消費しなくて済む分、リーズナブルでは?」という思いつきを試してみる。
沙羅曼蛇というより、ドラゴンスピリットの最終面みたいだ(笑)
けっきょく、ヴァリスのコアに辿り着くためにはWinged-bootsで飛んでいくしかないため、この試みは無駄に終わったものの、ついでに他方向の壁も抜けて探索してみたところ、ベルベルム地帯の入り口に到達してしまった。
これはウルトラクイズ区画の外壁をきれいな左右対称にしたかったので、ベルベルム地帯の入り口をハードブロックで囲わなかったのが原因。見た目よりも、実際のプレイにおけるフライング回避を優先すべきだろうと考え、やはり囲うことに決めた。
ヴァリスでは、とくに深く考えず中央のコアを選択(例によって、どのコアがどのコースにつながっていたかという記憶は忘却の彼方である)。これはデス帰還ルートだったわけだが、その途中で新たな問題発生。ベルベルム役の中に、Griffon改めRuby Dragonが含まれていたのだ。
さすがにこの状況でカルマが付くというのは理不尽すぎるし、倒さず逃げ回らなければならない敵が混じっているというのも元ネタの趣旨に反する。かと言って、見た目まったく同じ敵キャラ2種類が並存していては混乱を招くだろう。Ruby Dragonのアイデアは気に入っているので切り捨てるのは惜しい・・・ということで、Griffonには涙を飲んでもらうことにした。
Griffonの部屋は欠番扱い(完全封鎖し、アイテムおよび敵は一切配置しない)にするつもりだったが、もっといい方法を思いつく。ディメンジョン・シャッフル区画は「THE STAR DRAGONを救出するためにやって来たRuby Dragonたちが、デーモンロードの罠にかかって閉じ込められた」という設定なので、外世界ではなく塔内に閉じ込められた者がいてもおかしくない・・・と考えれば、封鎖された部屋にRuby Dragonがいるのは、むしろ自然ではないか!
さらに想像を膨らませて、この「罠」は今も口を開いていて、迂闊に塔内を突き進んだプレイヤーを閉じ込めてしまうのではないか?・・・とも考えたのだが、この仕掛けは熟慮の末に却下した。閉じ込められたプレイヤーが壁抜けアイテムを使って、隣接するベルベルム地帯にフライング突入してしまう可能性を危惧したからである。
ベルベルム地帯でひたすらLevel移動を繰り返す過程において、Caveの種類間違いを1ヶ所発見。幸い、+1Caveのはずが-1Caveだった・・・というもので、ただちにmapを修正しつつ、テストプレイのほうは手持ちのBlack Onyxにて対応。もしも逆ならFire Crystalを持ってなくて一苦労だったところだ。
エディタの不満点のひとつに、Caveの判別がつきにくいというものがある。建物やモンスターと違って、Caveは右クリックしても具体的な情報が表示されないんだよね。いちおうmapパーツの番号は分かるけど、その順序は
ブロック24・・・-3Cave
ブロック25・・・+3Cave
ブロック26・・・+1Cave
ブロック27・・・-1Cave
と、まるで嫌がらせのような紛らわしさ。普通なら-3,+3,-1,+1とか-3,-1,+1,+3みたいな並びにしないか?
ベルベルム役のHydraとCyclopskinから入手した分で、Red Potionのコンプ達成。これで所持金は350万程度になるので、フラグアイテムをもうひとつ買うことができるはず。再びグラディウス区画に突入し、今度はヴァリスを右へ。THE MOON DRAGONからBattle-Suitsを購入し、Mantleを使ってストーンヘンジまで戻ると、HP限界ギリギリまでDinkに鍛えさせる。
そして最後に残ったヴァリス左ルートへと進んだわけだが、ここの問題点は予想された通り。テトランから出た直後、素直にWinged-bootsをチョイスしてくれればいいのだけれど(無理だろうなぁ・・・恐らくLevel.3やLevel.10の逆さツララ地帯で、さんざん騙されただろうし)、もしMantleで突破しようと考えたならワープゾーンが見つからずに立ち往生する可能性があるというものである。
ところがWinged-bootsを使った場合でも、Hourglass目当てでCora Claideを追い掛け回したりしているうちに、こちらの意図しない順番でワープゾーンを踏んでしまうケースが、少なからず起こりうると判明。これはmapの構造上どうしようもないので、あきらめるしかない。
Battle-Suitsを買った後なので、所持金は150万GPほど。+7LargeShieldを買うには届かないし、他の区画はほぼ行き尽くしたということで、ついにファンタジーゾーン区画に挑むことになった。
3連続Boiardo戦は非常に厳しいものの、途中まで鍛えたBattle-Suitsならダメージを10万まで抑えられるので、Red Potionで回復すれば、2体目までは倒せる目算だ。では3体目はどうするか? やはりわざと死んでElixirでフルHP蘇生する以外に方法は無いのだが、グラディウス区画と違ってここにはザコ敵は登場しない。そこでFoodの所有量を調節し、3戦目の直前で餓死するという作戦を思いついた(まあ、これは「先にBattle-Suitsを買う」という天邪鬼な選択の結果を見極めるためのお遊びであって、普通に+7LargeShieldを先に買っていれば、こんな苦労はしなくて済むはず)。
この作戦はうまくハマリ、満身創痍になりつつもファンタジーゾーン区画を抜けられた。あとは全財産をはたいてElixirを買い込み、トイポップ区画で売れば一気に資産倍増である。
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